フランスでの暮らし

フランスでの暮らし

February 23, 2009
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カテゴリ: 育児奮闘記
先日の日記の続きである。
パパの誕生日の夜。
いとこ殿とその彼女が来ていた。
いとこ殿はレオの名付け親でもある。

なのでレオはなついてるほうだと思う。
夜遅く事件は起こった。
私が食事の片づけをしているときだった。
いとこがレオとじゃれていた。
レオの事を捕まえて遊んでいたのだ。


パパともよくあることなんだけど、レオは自分からけしかけるくせに、捕まって離してもらえないと泣き出したりする。
以前からパパには、泣くまでしつこくやるなと言っては、これくらいで泣くレオが悪いとけんかになるのである。
でもいとこだし、しばらくほっておいた。
そしたら案の定レオの泣き声が聞こえてきた。
泣きながら台所に来て私の足にすがり付いて、パラン(いとこのこと)が意地悪するという。
私が遊んでるだけでしょう、レオも喜んでたやん。
といってもビービー泣くばかり。
こういうのって遊んでくれてたいとこにとても失礼でいや。

パパがレオを呼びに来て、またレオの笑い声が聞こえてきたから安心していたそのとき。

パパの怒鳴り声が聞こえてきた。
そしてまたビーと泣きながらレオが私の足元に。

頭を蹴るとは何事だ!!

そこで大体わかった。
遊んでいて興奮したレオが頭を蹴ってしまったのだ。
これははっきり言ってパパのせいだといつも言ってるがパパはそんなの言いがかりだという。私がレオを甘やかしてるせいだとも。
なぜかというと、パパはよくけんかだぁといってレオと殴り合いのまねをする。

いや、ある程度わかっていても興奮してしまうとわからなくなるものだと思う。子供とはそういうものだと思う。
パパにはそれがわからない。
私はそうならないためにも殴り合いや、蹴り合いはたとえ遊びでもしてはいけないといってるし、時々ママやろうと誘ってきても絶対にしない。ママはそういうのが大嫌いだといっている。
でもパパにはそれがわからない。
何度も説明したがばかげた話だとあしらわれる。
しつこく言えばけんかになる。

さてそんなことよりももっと難しいのがこれから。
パパはパランに謝れと怒鳴る。
そんなことをしてもパニック状態で泣きじゃくるレオには効果がないのは目に見えている。
私がレオを抱きしめて、育児書に書いてあるようなやり方を試してみた。
抱っこしてどうしたの?こわかったん?
でも悪いことしたってわかってるよね。
頭蹴られたら痛いもんな。
レオも頭蹴られたらいややろ?
と易しく言ってみた。

ここで育児書なら、子供は気持ちを受け入れてもらえて安心して、謝るはずだが。そうはうまくいかない。

レオは何も悪いことしてないと言い出した。
でも頭を蹴るのはだめだよね?
痛いもんね?
と繰り返してみたが・・・
そんなことしてないと言い出す。
レオ、興奮して頭を蹴ってしまったのはもう仕方ないとしてもうそはだめだよ。
みんなが見てたの。
というと、なんと、ママは見てないよ。と小生意気な返事。
確かにそうだ。

そうだねぇ。でも頭を蹴ったのはほんとでしょう。
そういうと、またビーと泣き出した。

むむ。何かを間違えたかしら?

うまく行かん。
でもやっぱりちゃんと謝ってほしい。
しかも強制ではなく自分でちゃんと理解したうえで。

いとこ君は、遊びの中だしいいよ気にしてないよ。とやさしく言ってくれたが、やはりどんな事情があろうと蹴ってしまうのはだめなことで、やってしまった以上謝るべきだと教えたい。

でもなんとなくレオのこともわかる。
やっぱり私の子供だと思える。
大勢でよってたかって謝れといわれたり、みんなの見てる前ではもう照れくさくてわかっていても謝れないのでる。
照れくさいという表現はちょっと違うかもしれない。
なんといえばいいのか分からないが、謝れない状況になるのである。
私もそういう子だった。

しかもレオは疲れがピークに達しているらしく、半分うとうとしている。
結局いとこ殿がレオを抱っこして自然に謝ってくれるかなとまっているうちにいとこのひざの上で寝た。
はっと目を覚ましたところで、きっと気分転換になったかと思い、レオを抱っこしていとこに近づいて、レオ、なんていうんだったっけ?
パ?(ごめんなさいの意味のパルドン)といったら、蚊の泣く声で、パルドン・・・・といった。
パパが聞こえないぞとここでまた怒鳴る。
いとこ殿も、いいよ、俺はちゃんと聞こえたよと言うのに、パパはしつこい。
でもレオはもう一度ちゃんといえた。
いとこにごめんなさいのチューもできた。

ほんとに難しい。
先日もだんなの友達たちが子供を連れてご飯を食べに来ていた。
二人の女の子に(親は別)ヨーグルトをあげた。
これは私が悪かったんだけど、台所で渡したときに二人ともありがとうを言わなかった。
ちょっと気になったけど、自分の子じゃないし厳しくすることもないかと流した。

サロンに戻ったとき、両方の親が、ありがとうは言ったのと聞いた。
二人で沈黙。
両方の親はぴんと来た。
ありがとうを言いなさい。
という親に対してなかなかありがとうのいえない二人。
タイミングを逃してしまったのだ。
しかも大勢が見ている。
親は怒ってヨーグルトを取り上げる。
こうなるともうどつぼ。
一人のママが、どうしていえないの?何も難しいことじゃないでしょ。

たしかにそう、でも私にはなんとなく言い逃してしまって言いにくいのがわかる

結局ちゃんといえた二人だけど、ほんとに難しい子供心だなと思う。


しかもレオの事件は、最終的に私に落ち度があった。
私はレオの心を受け入れて謝らせようと試みたが、問題は私は一部始終見てなかったこと。
後でパパが言うには、実はパパが、レオにいとこにけんかを仕掛けようといった。
パパは二人でいとこに攻撃しようといったけど、すでに興奮していたレオはぱっと飛び出して、寝そべっていたいとこの頭にけりを入れたのだった。

はっきり言ってそれはパパが悪い。
それでも頭は蹴ったらあかんやろというパパだが、この状況ではレオは頭にけりを入れて当然。
いや、もちろん悪いことだけど、流れ的にそうなってもおかしくなかった。
一番悪いのはそれを理解できずに、さらにけしかけたパパだ。
といったがやはり逆切れされた。
そんなわけあるか、ばかげてる。

パパはどうも4歳児と大人の思考回路は同じだと思っている。
ところどころでそういうのが見受けられる。
たとえば、マミー(おばあちゃん)がレオ大好きというと、レオの耳元で、嫌いって言えとけしかける。
もちろんレオは面白半分嫌いと答える。

私がそれをやめろというけど冗談やろといって聞かない。
だんなはそれを冗談だと判って言ってるし、もちろんマミーも冗談だとわかっているけど、レオにとって嫌いという言葉がとても軽いものになってしまう。
簡単に使っていい言葉だと思われるのはとてもいやだ。
ほかにも大事な言葉を冗談に使ってほしくないといっても、煙たがられるだけ。
あまりに繰り返すとまたけんかになる。

そうか一番難しいのはパパのしつけかも・・・
って言うか、根源はパパやん!

そういえば少し前にパパは悪さを教えるために存在するって言ってたなあ。
大当たり。

翌日、レオに、また少し話してみたけど、やっぱりレオはやってないと言い張った。
今思えば、やってないのは、頭を蹴ったことではなくて、悪いこと、
すなわちあれは遊びの一部で、謝ることではないといいたかったのかも。
それでも、遊びの中でも相手にいたい思いをさせたら謝ろうねといっておいた。
一応、うんと言ってたけど、理解したのかどうか・・・

育児書どおりの育児ができてる人っているのかしら?





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Last updated  February 23, 2009 06:31:35 AM
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ちぃちゃん@ Re:フランスのケーキ屋で働くということ(07/16) 今、私は中学生です。ケーキ屋の娘なんで…
特権階級にでもなりましたか?@ Re:フランスのケーキ屋で働くということ(07/16) みずがにごっているのはあなたでしょ …
PANDA88 @ Re:そうだった!(12/13) 景子7000さん 私も一度たどり着いたこと…
PANDA88 @ Re[1]:お知らせします。(12/13) 私も初めの方は削除したりがんばってたん…
景子7000 @ そうだった!  一度、足跡をたどってPANDAさんら…

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