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2005/12/10
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カテゴリ: Kinder&Waldorf

 日本でも子安美知子さんや高橋ご夫婦などが本を書かれていて、興味をもたれた方はもう読まれていることと思います。子安氏の本はご自分の娘さんを通わせた時のことなどを書かれていますが、その娘さんは私と同じ年くらいのはずですから、ちょっとその頃よりは進化しています。進化ってヘンな言い方ですけど、もうちょっと現代化されてきています。あと、いろいろなところにたくさんのヴァルドルフシューレがありますが、その学校によりレベルの違いなどもあります。
 ま、そういうことは後々語るということで・・・

 何度か書いたかもしれませんが、ドイツの教育制度は6,7歳(面接で認められれば9月前に5歳の子供もOK)から基礎学校(グルンドシューレ)へ4年間行きます。6歳から子供がグルンドシューレへ行ったと仮定し、10歳(5年生)から3つの学校へ分かれます。
 2年間はオリエンテーション段階なのですが、1つはギムナジウム。これはアビトゥアーというギムナジウム卒業試験を受けれて、受かれば大学へ進むことができます。そうでもないのですが・・・一応、エリートコース。
 もう1つはリアルシューレ(実科学校)。後には専門ギムナジウム(このコースへ進むとアビトゥアーを受ける資格があります。)、専門上級学校へ16歳から進むことができます。職業専門学校のエリートコースみたいな感じです。
 そして最後にハウプトシューレ(基幹学校)。上記の2つの学校へ行けなかった子たちが行きます。職業専門学校などへ進みますが・・・現在は荒廃し、就職はないだろう・・・みたいな存在になっています。
 上の3つの学校は公立です。公立でも州によってある所とない所があるのですが、ゲザムトシューレ(総合学校)1年生から13年生まで一緒の学校もチラホラあるようになってきました。
 他は家の子供たちが行っているヴァルドルフシューレやモッテソーリ教育の学校、インターナショナルスクール、全寮制学校などがあります。

 郷に入れば郷に従えとはいいますが、私たち夫婦はどうもドイツの既存の教育制度に疑問があり、ゲザムトシューレがこの州で認められていて、近くにあればそこへ行かせたと思うんです。でも、残念ながらこの州にはありません。
 そこでいろいろと見学したりし、幼稚園からヴァルドルフに通わせることにしました。私は単に10歳の成績で振り分けるのは早計過ぎるという考え。夫君はグルンドシューレでさえ「落第」がある教育に、子供たちはストレスを受け過ぎるという考えからなんです。
 現在通わせている子供たちをみていて、今のところ私たちの選択は間違っていなかったなぁ~と思っています。

 でも物事にはメリットとデメリットが表裏一体でして、ヴァルドルフに通わせるデメリットもたくさんあります。
 ・担任の先生が8年間持ち上がり。子供と先生が合えば、それにこしたことはないが、アチコチでリコール運動の話なんかも聞きます。先生側も下手をすると親よりも一緒の時間が多くなるんですから疲れてしまい、途中でリタイヤしてしまう先生がいる。
 ・カリキュラムが特殊だし、国の教育省が指定する勉強をしないこともある。テスト(はありません)や成績表の評価を数字で示さないので、子供の位置が見えてこない。別に選抜とか受験とか18歳まではないのでいいことはいいのですが、ちょっと不安になることもあります。
 ・アビトゥアーを受けるのであれば、普通の学校よりももう1年多く勉強しないといけない。チュービンゲンのヴァルドルフでは12年生になって初めてテストというものをするそうです。そしてアビトゥアー用の勉強に入ります。
 ・我が家は学校まで車で30分。近くに同級生がいません。なので友達の所へ遊びに行くには車で送り迎えしないといけません。近所には友達がいません。
 ・ヴァルドルフは自主運営の学校です。この学校に関わる人すべてが自主的に運営に参加します。なので親の出番がメチャ多いです(苦笑)。
 ・偏見もまだまだ多いです。義兄に私たちが行かせることを決めたのを言わないでいた時に子供たちの学校の話になり、彼は言いました。「ヴァルドルフはバカが行く学校だ!」(苦笑)。

 今、思いついたことをずらずらと書いているのですが、メリットに関してはこの親ばか日記でじょじょにでてくることでしょう(笑)。
 とりあえず、子供たちは学校が大好きで、喜んで楽しく通っています。私にはこれが1番大事なことだと思っています。






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Last updated  2006/01/03 02:44:10 AM
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