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罰ゲーム付き? らしいです仕方ないのでやります。最近あんまり更新する気にもなれんのですが。『罰ゲームつきバトン』ルール・回された人は3日以内に回答すること・嘘偽りなく答える事・アンカー禁止・回した人は回した人がルールを守っているか確認に回ること・守ってない場合は罰ゲームを考えてやらせること。ルール守れてないよ。罰ゲーム「何か面白いことを言ってみてください」 改めて考えてみると何も思いつかん。そもそも俺の「面白い」が他人の「面白い」と一致するかもわからん。 ああ眠い眠い。眠すぎて溶けるわもう。■まずはバトンを回す人を5人教えてください。 はいはい、ここのバトンは俺でストップですよー■貴方の名前は? 由遠■年はいくつ? 二十歳です■好きなものはなぁに? 漫画・ゲーム全般とアクエリです。あとバスケ。■恋人いる? 恋人だと思ってた人に「恋人じゃねえよ」的発言されてヘコんでます。■好きな人は? 俺。ああ何も変な意味はなく。ナル的な意味もなく。 芸能人では堂本剛と阿部寛。堂本兄弟に出てるの見てからDAIGOも好き。 あと先述した人が好きです。■嫌いな人のタイプは? 俺。もう一人俺がいたら延々と口論してると思います。 「自分は頭が良い」と思ってて、でも結局最後は暴力に頼る奴。悪い奴ではないんだが、空気読めない自己満厨。■貴方の好きな漫画・ゲーム・小説・映像は? ジョジョ マザー2・ギルティ・ソニック・ぷよぷよ 最近は読んでないです。ラノベでいいなら禁書。他ではバトロワと巷説百物語。 無難にバックトゥザフューチャー。あとAKIRAとFREEDOM。■好きな食べ物は? これといってなし。雑食性。 昔はポテチをこよなく愛していたが、最近は見るのもしんどい。■好きな音楽は? 桜庭によるゲーム音楽。彼は天才。植松もいいが。 あとJ-POP男性のメジャーなとこ。■好きなブランドは? 一切知らないし身につけない。身につけたいと思ったこともない。■回してくれた人はどんな人? 案外嘘を付く人です。 そのくせ嘘を付かれるのは嫌いな人です。■回してくれた人の心の色は? 白と黄色が混ざった幸せそうな色■貴方の心の色は? グレー地に赤が滲む感じ 間違っても透き通ってはいない。■最後に貴方が回す人のイメージカラーをつけてください いねえよ。 でもイメージカラーは晒す。 けーくん:緑色。でも実際会うとかなり赤い。 雪踏:青白い感じ。でも時折赤が入る。 おーじ:白。でも純白ではなく、所々黒ずんでる。 おやじ:真っ茶色。あ、でも純白かも。前者の方がイメージ近いけど。 弥勒君:活発オレンジ。 アキラ君:白っぽイエロー。 クラスメイト Hさん:紫。濃い色だけど他の色にすぐ反応する。 Nさん:真紅色。濃赤色。我は強いが意外と協調性あり。 Oさん:真グレー。黒より薄いくせになんでも飲み込む吸収する。しかも他人に影響されない。 Iさん:赤。びっくりするぐらいの情熱を持っている。 Uさん:薄い青。他人への影響は割と強いが、自分自身へはあまり。 Tさん:深緑。なかなか場を和ませてくれるので。 K・Yさん:黒に近い黄色。何も考えずに飛び込んで場をしーんとさせます。でも他からフォローが入るあたり黄色っぽい。こんなもんで。
2008.09.14
やめとけやめとけ。意地張ったり気取ってみたり。カッコいいのかも知んないけど、自然じゃないよ。自然なんてつまんないとか言わずに。それがあるからアクセは際立つんだよ。全身アクセとか気持ち悪いって思うだろ?自然にやろう。駆け引きなんて面倒だろ?でもまあ君が言うんだから付き合うよ。それが俺には自然だから。いつもどおり、大切な君へ。
2008.09.14
色々久しぶりです。3月のある日を境にぴたりと来なくなったのですが、まぁ久々に覗いてみたら驚いたので日記書いてます。僕って奴はなかなかに諦めが良くてですね。もうちょっと頑張れば出来ることもすぐ諦める事があります。世間一般で言うところの「飽き性」と似たような感じです。ただ、飽きてるわけじゃなくて。「ああ、仕方ないか。所詮俺だしな」みたいな、「諦め性」とでも言うんでしょうか。そんな感じなんですよ。と、ここまで言い訳。で、言い訳で終わっとく。また今度書くからね。
2008.05.10
「よっ、久しぶり」とん。肩を叩かれて僕は振り返った。「何してんの、こんなとこで」「何して、って……君が待ってろって言ったんだろ」「だっけ? ごめんごめん、最近物忘れが酷くてさー」呆れた。溜め息をつくと僕は歩き始めた。「ちょ、ちょっと待ってよ」すると彼女は慌ててついてくる。「置いてかないでよ……、怒っちゃった? ごめんね?」呆れた。まだ僕をわかってないなんて。「置いていくつもりなんてないよ。ただ、君の手を取る為に君より前にいる必要があるだけで」言うと僕は彼女に手を差し出す。「……その性悪な性格、直した方がいいよ」「ご忠告どうも。……顔が赤いけど、風邪なら家まで送るよ」「……ほんとに、直した方がいい」ぎゅ、と。小さい手が僕の手をしっかりと掴んだ。
2008.05.10
いつも僕は受動態そうする方が楽なんだ一週間一ヶ月一年年月を重ねる事に体に染みついた流されるのは楽でいい流されていれば考えずに済む心のどこかで否定しながらやっぱり僕は受動態あれ 君もかい困ったな どうしようじゃあ 一緒に言おうか――せーの、
2008.01.20
白の居場所はっ、一万文字? 収まるかってのそんな枠に。というわけでYahoo!に場所借りて掲載。まぁ、そんなにオーバーしてるわけじゃないんですけどねー。空白含め、文字数は10457文字。原稿用紙33枚。提出したのはA4用紙10枚分。教師採点 … 45点 (マイナスのうち5点は間違いなく元タイトルのせい)自己採点 … 30点友人採点 … 40点うーん、なかなかに辛かった。以下ネタバレを含みます。多分。読む人(つっても一人? 二人か?)はちょっと気を付けてください。あ、気を遣ってみて改行とかしてます。改行長くてごめんなさいね。というわけであとがき?さぁ。この小説、何日かかったと思いますか。一週間? いやいや。二週間? まさかまさか。二日と三時間です。この作品は、学校課題として提出されました。約三ヶ月の制作期間があったのですが、何しろ俺ですから。そこはそれ、残り三週間ぐらいまでほぼ放置してたわけです。そして、その時点でこのストーリーは考えられていませんでした。ではどうしてたのかというと、全く何も考えていなかったわけではなく、別のストーリーを考えていました。剣のお話なのですが、それはまた完成したら公開という形にしようと思います。で、そのプロットを〆三日前まで練って練って練りまくって考えていたわけですが。よくありますね。制作意欲の希薄化。この作品、つまんねぇー・・・と自分で思ってしまったわけです。そうなってからの行動たるや迅速なものでした。「よし、この作品捨てる。んで新しいの書く」友人宅で徹夜で格ゲーしたら寝落ちした。後の台詞です。「何かアイデア出せ」友人に半分脅迫じみたお願いをしてみたところ、やっていたゲームの影響なのか「じゃぁ・・・幽霊とサラリーマン」この一言から、今作『白の居場所』は生まれました。サラリーマンは学生に変えましたが。総員ワープに備えろとか言われても困るし。そこから一晩中、俺はパソコンの前でキーボードを打つのでした。冒頭部分を約一時間ほど書いては消し書いては消しした後、何かに目覚めたように打ちまくった俺はイカれてたと思います。それはそうと、この作品は今でこそ『白の居場所』という粋なタイトル(?)なのですが、提出当時はそりゃもう酷かった。何せ『蘇る幽霊』・・・・・・やっつけにも程がある。ネタバレじゃねえかよ! と先生・友人約5名から指摘を受けました。ありがとうございました。全く、何を考えていたんでしょうか。いくら切羽詰まっていたからとは言え(タイトルは残り20分で考えた)もう少しまともに頭を働かせて欲しいものです。提出後、約10分ほど「やっぱ“白”は・・・いるだろ・・・常識的に考えて・・・」とかVIP的な思想をしながら、今のタイトルに決まりました。タイトルはやっぱり後から考える方が楽でいいです・・・先にタイトル決めるとか・・・バカだけど好きです・・・。さて、制作時間。二日+三時間と言いましたが、実質一日です。残りの一日+三時間は学校で書いてた&寝てた時間です。しかし、友人曰く「時間がなくなったのは自分のせいだろ。もっと時間かければいいのが出来たってーの」返す言葉もありません。しかし考えてもみてください。この作品は「三日前まで別の作品をこねてたからこそ出来た」のであります。だからこの作品にかけられる時間は全てかけたのです。と俺は胸を張って言いたい。うん。ちょっと調子に乗りました。で、以下評価先生の評価・一枚目(※1)の描写力が素晴らしいが、後の展開を考慮すると少し重いかも知れない。・余計なことが書いてなくてまとまりが良い。・タイトルがネタバレw友人Hの評価・一枚目とそれ以降で雰囲気が違う。・タイトルないわーw 『現れる仏』とかどうよwwww・もっと早くから取り組みましょう。・親父唐突wwwwwwwwwwwwwww友人Nの評価・中盤以降「~~た」で終わる文章が多くて単調に感じた。・なんで仏がwwwwww・もうちょっと何か欲しいな。友人Iの評価・日本(※2)で世界が崩れたwww・何かありきたり。・前半が長いかな?・ピタゴラスだけで充分、同意w友人Tの評価・仏って何さwwwww(※1)一枚目街灯の立つ密やかな公園で~~頭を冷やすにはむしろ好都合だった。まで。(※2)日本(大変だな、父さんも) ふうと息を吐くと、自室へ戻りノートを拾い上げてその間に二本のペンを挟む。この部分の二本が日本になっていた誤字。貴重なご意見ありがとうございました。今後とも由遠は精進させて頂きます。以下、自己評価・起承転結で言う起が長すぎる。短くまとめろ。・独り言設定があまり生きてない。もう少し喋ってもいいんじゃないだろうか。・確かに一枚目とそれ以降の気合が違う。ていうか時間。・勉強をシエが教える以降の展開がお粗末。もう少し短時間でアイデアを出せるようにしましょう。・やるき~~でろ~~~全体的にまだまだ感がありありです。何より時間をかけていないことが一番のネックかと思われます。もっと時間をかけてゆっくりこね回すようにプロットを練ってから、また練りながら書いて行ければいいんじゃないでしょうか。あ、もちろん時間をかけずに。矛盾してますがwじゃまぁ、こんなとこで。感想は左の「メッセージを送る」よりお願いします。
2007.08.11
ちょっくらショートショート書いてみます。ほぼ確実に七夕は過ぎますが・・・。
2007.07.07
・・・わはーじゃねぇよ俺のバカ・・・一ヶ月ぶりの由遠です。ミクシィって奴を始めました。つい一ヶ月前は「は? ミクシィ? やだよ何あの気持ち悪い集まり。ぜってー参加しねえ」とか友人に言ってた気がします。でもやってみるとあんまりここと変わらんっていうかミクシィの方が楽しいっていうか。楽天と違って人が多い。つーか知り合いが多い。検索したら出るわ出るわ。「お前もやってんのかよwwww」みたいな人もいっぱい出てきました。あと、コミュニティシステムが上手いと思いましたね。こいつにやられた感じです。一応解説しておくと、趣味の合う人同士が集まってネットを介した会話で仲良くなりましょう、みたいな。ヲタクーな人とかも大勢いて、同じゲームとか漫画とか小説を読んでる人とかも大勢見つかります。何とも言えないうれしさがあります。とは言えそのおかげで気軽に小説を載せたりできないんですが・・・。小説コミュニティももちろんあるんですが、不特定多数(マジ多数)に読まれると思うとはずくぁsうぇdfrtgひゅじこlp;@:「」・・・まぁそんな感じです。じゃまた一月後(´・ω・`)ぐらいに
2007.06.03
かなりとりあえずで書いてます。これから出かけるんで、その先でも見れるようにとここに置いています。つまらないとか知りません。俺にもよくわかってないんですから。じゃ急いでるんでこれで。
2007.05.02
その一瞬からは、入り組んだ景色が見て取れた。見慣れた部屋、道路、人、ビル、空、太陽。そして見たことないそれらが、見て取れた。現実には程遠い、しかし幻覚からも同じぐらい遠い。いないのにいる、ないのにある現実味。断片的ではあったものの、一瞬の間で無理矢理頭に広辞苑の中身を詰め込んだ程の情報量。俺の頭はイカれそうだった。その一瞬は続いた。俺の頭の容量を超えてもまだ情報は入り続けた。見たことのないものと見続けてきたものが入り交じった風景は、この世のものと思えない程の綺麗さだった。しばらくの一瞬の後、遠くから響くような声が聞こえた。「私が成し得なかった事を君に託す」老人の嗄れたような、青年の溌剌としたような声は、一瞬の映像よりも遥かに強く頭に残った。君ならできるさ、と少し自嘲気味に、他人事のように笑うと、彼は俺の頭の奥へ消えていった。見えないその声に無意識に手を伸ばして、俺は目を覚ました。「ん・・・っ?」手が伸びていた。何を捉えようとしたのか、天井に向けて突き出されていた。それが自分のものと気付くのに数秒。気付いてからも数秒。感覚を取り戻せないままそれは布団の上に落ちた。自然に出た大きな息のはぁ、という音がやたらとでかく聞こえた。カタン「・・・んぁ」落ちた手を少し動かしてみると何かに当たった。それを掴んで目の前に持ってくると、1から12までの数字が書かれた文字盤と針が見えた。短い針が1、長い針が7を指していた。いくら寝ぼけた頭でも、カーテンから漏れる陽光を浴びていながら、それが寝入ってから1時間程度だという認識はしなかった。急に目の前がくっきり見えるようになっていった。「・・いち、じ・・・・さんじゅう・・・・・!?」そのよく見える目で改めて時間を確認すると、昼ともなると流石にうっとうしい布団をはね除けて飛び起きた。ものの1分足らずで着替えと洗顔を済ませて、小さいあんパン一つ口に放り込んで家を飛び出た。目的地は駅前の軽食兼喫茶店、『Hex』。人通りの激しい駅前でありながら落ち着いた雰囲気が人気の店だ。俺はそこに2年前から勤めている。肩書きはフロアマネージャー・・・とは名ばかりの、ただの雑用。まぁそれに不満があるわけでも何でもないんだが。ガチャッ、バタン!と考えているうちに、家から歩いて10分、走って3分の『Hex』に到着した。自転車なら1分程度で来れただろうが、生憎とそんなもの俺は持ち合わせていない。とにかく急いで仕事服に着替えようと、勝手口から入って右側突き当たりの更衣室へと進路を変えた。途端。「おい」声と衝撃。どちらが早いかはわかりかねるが、とにかく俺は「障害物」にぶち当たった。ドンッ「うおわっ・・・たっ」ぶつかった衝撃で後ろに跳ね飛ばされる俺。とは対照的に、障害物は揺らぐことすらなかった。尻餅をつくかつかないか、俺は後転でダメージを和らげてぶつかった物を見た。そこには。「・・・宏人、何してる」えらく強面の、よく見知った顔が腕組みして俺を見下ろしていた。
2007.05.02
人生 ってのに疲れた。さすがに早いかなと自分でも思う。どうせ気分だけなんだけど、思うもんはしょうがない。毎日毎日 怠惰な生活。寝て起きて ゲームして 飯食って また寝て起きて ゲームしてどんなニート。どこのニート。ふざけてんじゃないっすよ。もっとシャキッとしろよ。俺が叫ぶ。いくら俺が俺を飴で引っぱたいたって、ピクリとも反応しやがらねえ。当然か。飴だもんな。どうせ自分に対する叱責なんてそんなもん。いくら厳しくしたと思ってもナアナアなんだよ。会社興すんじゃなかったの?ただの夢だって、それで終わらせるつもり?それってさ、お前が一番嫌いなエンディングじゃねえ?ヤマはなくて、オチなんか当然のようになくて。線香花火とは随分かけ離れてんじゃないの。それだったら安っぽくても本物の線香花火の方がマシだろ。今のお前の価値、3円以下。わかる?悔しいとか思わねえの?自分の言葉だから?ふざけんじゃねえっての。どれだけ言っても無駄ですか。だったらいっそ違う人に・・・何だ、まだ止める理性なんてあるのか。いいんじゃねーの?こんだけ言っといて・・・っても、まだほんのさわり程度だけど・・・なんだが俺、けっこうお前のこと好きだしな。礼なんかいらねえよ 自分以外に誰が自分を救ってやれるんだっての。ほれ。この文章書いてる時ぐらいの真剣さで。終わってない仕事、片っ端から片づけちまえよ。俺はここで見てる。・・・手伝えって? ふざけんじゃねえ。俺が手伝ったら半生で終わっちまうだろ?その仕事はお前のもんだから。誰も取ったりしねーから、ゆっくり一生かけて終わらせろよ。前も言ったろ?担いででも引きずってでもいいから限界の先、見せてくれってよ。なぁ。大佐。・・・照れ臭いか。まぁそれも今の内なんだろ。でっかいこと、頼むぜ?
2007.03.27
面倒なのでBBS書き込みを一時禁止しとります何か言いたければページ左、「メッセージを送る」からお願いします
2007.02.26
暮れても何も落ちてますけどね。はい お久しぶりです。くお・・・由遠です。忙しい忙しいと言い訳しながらまったくこっちに来ていなかったもので、なかなか挨拶もできません。とりあえず3年間お疲れ様でした、と俺に。さらば、と学舎と友人に。いやーそれにしても一ヶ月ぶりですか。よくやるねこのバカは。新年初めての日記(遅)が・・・。まぁ何言ってもしゃーないですね。とりあえずちょっとだけ(本当にちょっと)書いてた『Real Eyes』を載っけてこの場は終わらせておこうと思います。その一瞬からは、入り組んだ景色が見て取れた。見慣れた部屋、道路、人、ビル、空、太陽。そして見たことないそれらが、見て取れた。現実には程遠い、しかし幻覚からも同じぐらい遠い。いないのにいる、ないのにある現実味。断片的ではあったものの、一瞬の間で無理矢理頭に広辞苑の中身を詰め込んだ程の情報量。俺の頭はイカれそうだった。その一瞬は続いた。俺の頭の容量を超えてもまだ情報は入り続けた。見たことのないものと見続けてきたものが入り交じった風景は、この世のものと思えない程の綺麗さだった。しばらくの一瞬の後、遠くから響くような声が聞こえた。「私が成し得なかった事を君に託す」老人の嗄れたような、青年の溌剌としたような声は、一瞬の映像よりも遥かに強く頭に残った。君ならできるさ、と少し自嘲気味に、他人事のように笑うと、彼は俺の頭の奥へ消えていった。見えないその声に無意識に手を伸ばして、俺は目を覚ました。・・・うぅん、何なんだろう。一ヶ月以上も「書く」事から離れてるとやっぱヘタになるもんですね。いや、これはそうなる前に書いたもんですが・・・続きが・・・・・・。・・まぁいいや、誰か何か意見ください。
2007.01.28
良いお年を。・・・最後の日記は味気ないものです。
2006.12.31
無理でしたorz
2006.12.30
と、いうわけでクリスマスです。別段変わったことはありませんけどもー! いやなくもないんですけどもー!さて、クリスマス。特に俺は思い入れとかないんですけど、世間に乗っかって何かしようと思います。何かって言っても俺にできることは拙い文章をつらつらと書き綴るだけなんですけど。てーわけで、大晦日までに何か書いてみようと思います。クリスマスに関するものを。それ以前にTitleとか来週とか色々書かなきゃならんのですけど、そんなん春休み入ってからで。・・・いや、すいません。ホントはもう可能な限り早く、as soon as possible でやらんとなんですが。つーかあってんのかこれ。いやホント、早く書かないともう未来なくなるぐらいなんですけど高校生にだって色々あんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!今は謝ることしかできません。申し訳ありません。とりあえずこの辺で一旦おさらばです。何かもう日記すら滅茶苦茶になってきてます。すいません。
2006.12.25
法案も何も勝手に変えただけですけど。なんだかそろそろタイトルが まんますぎかなって思うように。わかりやすさは大事ですけど、俺はわかりやすさよりもわかりにくさを追求したい。まぁそんなわけで変えたんですが。その場しのぎの由縁その場しのぎなのは、実際その場しのぎだからです。大体が、まずその場しのぎなのです。俺の存在というか、人生自体。投げやりに見えるけど大丈夫。かなり大丈夫。そこそこ大丈夫。まぁ大丈夫。一応大丈夫。言い訳するようだけど、俺のその場しのぎは、後に繋げるためのその場しのぎ。先延ばしして、いい結果をもたらすためのそれだ。と俺は自負している。良し悪しはあれど、まぁそう言えるほどのことはしてたと思うような気がする。んで、これからもそれを続けてこうってわけだ。行き当たりばったりよりはマシじゃないかい?その場しのぎの悠遠。その場しのぎの俺。
2006.12.05
・・・なんじゃこいつぁあ!はい、お久しぶりでございまさぁね。学校の課題を(ほぼ)まるまるHPに写してくるっつーのもあほらしいですよね。提出した方では竹見さんが男性になっちょります。・・・ただの気分です。自分で点数をつけるなら40点です。いや60点かな?とにかく未完成なのです。もうちょっと頑張れよと。シメ方はまぁまぁですかね。ありがちっぽいけどそれでいいと思います。不可はないと思う。説明不足なところがあったりなかったり? 正直、「読むこと」を考えてません。作家失格。寝て起きて推敲すればマシになるとは思うんですが、マジそんな気力ねぇ。書き上げるだけでいっぱいいっぱいなのにこの上見直して書き直して読むとか、このご時世にケータイ失うより辛いですよ。そんなわけで粗いですが、見て頂ければこれ幸い。斜め読みして「これないだろwww」ってのがあったら是非っつーか誰か見てh
2006.12.03
「あぶないっ!」こえがきこえた。おとうさんはどうろにとびだして、ぼくとおんなじふくをきたこどもをたすけた。そのこをみおくると、おとうさんはわらってぼくのあたまをなでてくれた。それは父さんにとっていつものことだった。思えば、僕がヒーローに憧れるようになったのはあの時からだっただろうか。今はもういない父さんの影を追い始めたのは。線路の真ん中、目の前には踏切が降りていた。つんざくようなカンカンという音だけが僕の耳には届いていた。横からの危険に気づくこともできず、いつの間にか僕の体は中に投げ出されていた。死ぬときは何が見えるか、と思っていたけど、いわゆる走馬燈の類は見えず、少し後で鈍い衝撃に襲われた。「いっ・・・!」痛みに声が出た。どうやら地面に擦れるような角度で落ちたらしい。頬にじんじんと痛む擦り傷ができていた。「痛てて・・・、大丈夫?」言ってその人が僕から手を離して、ようやく助けられたことに気づいた。立ち上がって、同じように立ち上がった彼女にお辞儀をした。「あ、ありがとうございました」「いやいや、気にしないで。当然のことしたまでよ。・・てーか、傷作っちゃったね、ごめん」服に付いた埃を手で落としながら、目の前の女性は申し訳なさそうに微笑んだ。そのまま「じゃあ」と帰りかけた彼女を、思わず僕は呼び止めた。自分でもよくわからないうちに口から出た声に彼女は振り向いてくれた。「あ、の・・・ありがとうございました」上手く言葉が出てこなくて、さっき言った言葉を反復してしまう。「これでも一応助け舟だからねー」」「タスケ、ブネ?」ある単語が僕の耳に引っかかって、聞こえたまま聞き返した。「そ。まぁそう呼ばれてるだけだけどね。まだまだあの人には届かないなぁ」苦笑しながら、彼女は夢を語る子供のように無邪気に話した。しかしそれは聞きたかった答えではない。当然のように話に出てくるタスケブネなるものが一体何なのか聞きたかったのだ。「え・・っと、あの、たすけぶねって・・・?」その屈託のない笑みをなくすことに少し抵抗はあったが、それより好奇心が勝った僕は尋ねてみた。「・・あ、もしかして他の地区から来た人かな。・・・まぁいいや、助け舟っていうのはね──」少し驚いた顔をした後、少し予想に反してまた嬉しそうに彼女は話し始めた。生まれも育ちもここ、高佐市である僕だったが、もう一度その笑顔を奪うのには気が引けた。彼女の話は少し回りくどくて思い出話も混じっていたため、そのまま聞いていると理解できない気がした。なので少し失礼だがかいつまんで聞くことにした。話によると、高佐市にはいつも誰かを助ける人がいるらしく、その人のことを助け舟と呼ぶらしかった。それと助け舟は一人ではなく何人かいるものらしい、と。彼女─竹見さんというらしい─は、昔助け舟に助けられたことがあり、その人のように人を助けられるようになりたいと思って助け舟になったそうだ。竹見さん曰く、まだまだ修行中の身とのことだが。それでも、話している最中ずっとあの笑顔を絶やさなかった竹見さんは助け舟の素質があると思う。僕も助けてくれたわけだし。「・・大変そうですね」全て聞き終えた僕の口からは、そんなつまらない言葉しか出てこなかった。「うーん・・別に大変じゃないけどね。私がしたいからやってるだけで、できることをできる範囲でやってるんだから」だけどそんな言葉にもちゃんと竹見さんは答えてくれた。自分が憧れた助け舟に少しでも近付こうとしているのか、単にそういう性格なのかはわからなかったけど。「・・と、もうこんな時間だ。ごめん、他の所も見てこなきゃだから・・またね」腕時計に目を移したかと思うと、口早にそう言って彼女は駅の方へ走り去っていった。途中で一度振り返って手を振った彼女に僕も手を振った。後に残されたのは、また降りてきた踏切の前に立つ僕と、助け舟に憧れる気持ちだけだった。一度諦めた夢をもう一度見るのはいけないことだろうか。捨てたものは捨てたと割り切る心が正しいのだろうか。だとしたら僕はどうしなきゃならないんだろう。だとしても僕はどうしたいんだろう。僕こと高宮裕之は子供の頃、少年にありがちな「ヒーローになる」という夢を持っていた。しかしその理由はアニメの影響などではなく、父親という具体的な目標が近くにいたためだった。そのためか、ヒーローごっこなんかをして一緒に遊んでいた皆が夢から覚めてもまだ僕はその夢を追っていた。父さんが初めて僕の前で人助けをした時の映像は、今でも僕の脳裏にしっかりと焼き付いている。だけど今の僕はもうその夢を捨てていた。きっかけは、父さんが目の前からいなくなってしまったこと。目標を急に失ってしまった僕は何をすればいいのか解らなくなったのだ。それからはずっと母さんや親戚の勧める道をただ歩いた。父さんの最期を思い出す度に夢も思い出されたが、見ないふりをしてここまで歩いてきた。だけど予想もしない形で夢はもう一度思い出された。傍観者から当事者に変わって、あの状況に出くわした。この夢は残ってくれるだろうか。僕の心に強く根差してくれるだろうか。自分でも気付かないくらい微かに、心の中でそう思った。「ん・・・っ」目を覚ますとそこはいつも通りの自分の部屋。何の変哲もないアパートの一室。カレンダー付きの時計に目をやった。日時は10月27日火曜日、13時20分。火曜日はバイトを入れてなくて、特に誰かとの約束があったわけでもない。食料も冷蔵庫の中に十分にあった。だけど僕は外に出た。いつもなら買い出しの日以外は全く外に出ない僕なのに、今日だけは何故か、少し肌寒くなった風を感じていた。「・・・よしっ」独り呟いて、町外れのアパートからでも見える駅へと僕は歩いていった。目的は人助け。昨日の助け舟による影響が大きいが、それだけではなかった。新鮮であり、どこか懐かしい感じがした。何故だか少し誇らしい気もした。どんなことをしようかと考えながらしばらく歩いて、駅に着いた。座れる場所を探して少し彷徨っていると、助けを求めそうな人なんていないように見えた。僕の視界には慌ただしく行き交う人ばかりが写っていた。その人混みから少し外れた場所にベンチを見つけて腰掛けた。外からその人混みを見ると、何故だか虚しさがこみ上げてきた。「なに、やってんだろ。僕・・・」自分に問いかけるようにごちると、視線を床へ落とした。何の変哲もないタイルと喧噪の中、いつの間にか僕の意識は落ちていた。そしてまた夢を見た。父さんの夢だったが、いつもとは違った。道路に飛び出した子供を助けるシーンは出てこなくて、ただ僕の前で父さんは優しく微笑んでいた。彼は一度だけ僕の頭を優しくなでると、「後は任せるよ」と言った。そうしてそのまま父さんは僕に背を向け――「父さん!」自分の声で急に現実に引き戻された。状況がつかめず、僕の声に少しも反応しない人混みを見て呆けていた。僅かな温もりを感じた頭に触れて、その手を見た。何があったわけじゃないけど、ただ「任せる」という声がひたすら頭に響いていた。僕に何を任せると言ったのか。何を思ってそう言ったのか。全く解らなかったが、何となくしなければいけないことは解ったような気がした。「えーん・・ぐすっ、おかあさぁん・・・ひっく」多分しばらく前からあの状態なんだろう。僕は僕の視界に入っている、誰も見向きもしない子供の側まで行って手を取った。「きみ、迷子? ・・僕と一緒にお母さん探そうか?」父さんが僕に微笑んだように、優しく。その子供は涙を拭う手を止めて、僕の手を握った。その手はとても温かくて、不思議と涙が零れそうだった。だけどどうにか抑えて、男の子の頭を反対の手で軽くなでた。しばらく経ったある日、孫に会いに来たというお爺さんに道案内をした後のこと。「やっ、高宮君。頑張ってるねー」久しぶりに聞く声だった。そっちを見ると、軽く手を挙げてウインクしている女性と、その後ろに親子が歩いていく姿が見えた。「竹見さん。お久しぶりです」簡単にお辞儀をすると、竹見さんは照れたように笑った。「あははっ、二ヶ月前に話したばっかじゃない。『僕、助け舟になります』なんて言っちゃってさ」僕があの迷子を助けようとして、一緒に迷子になってしまった日からちょうど一週間後。竹見さんに一言言いたかった僕は、あまり深く考えずに、降りた踏切に挟まれてみた。すると予想通りと言うべきか、竹見さんは突如として現れ、僕の体を抱えて飛んだ。今度は顔に傷は付かなかった。きっかけを与えてくれた彼女にお礼が言いたかった。心の底から感謝の言葉を伝えたかった。それと、報告を。「あの時はびっくりしたな、ほんと。・・・やっぱ、血は争えないってヤツ?」嬉しそうに言う彼女は、少し残念そうにも見えた。「・・少しは」「ん?」「・・・少しは、父さんに近づけてるんでしょうか」二ヶ月前に聞いた話だったが、彼女は僕の父親を知っていた。それどころか彼女が憧れていた“助け舟”は父だったと聞いた。少しだけ驚いたけど、あの父さんは助け舟であって当然だなと納得もした。それから僕は、僕が見た父さんに近付きたくて、助け舟としての仕事を毎日続けた。肉体的にも精神的にも疲れることはあったが、目標があるからか気にならなかった。「・・ん、まぁ・・・40点ってとこかな」「ははっ、手厳しい」そしてこれからも。僕は立派に助け舟として一生を全うしたいと思う。それが父さんへの手向けであり、僕にできる最高の恩返しなのだから。
2006.12.03
セツから回ってきてしまったので。・・ネタないからしょうがない。てかそろそろ来週も完成させないと・・・あぁ時間が欲しい・・・・好きな漢字三つ飛< ヒ、ト (ブ) > これさ、音読みと訓読みつなぐと『人』になるんだよねーってそんなことはどうでもいいです。でも他にそんな字はないんじゃないかなぁと。 何が好きかってまず形が好き。俺はこいつが一番かっこいい漢字だと思う。小学校でこの漢字習ったときはビビッと来ましたね。何か怪しいモノが。 あとは読みの綺麗さ。「ひ」っていう音はとても澄んでいる気がします。平仮名の「ひ」が持つイメージは個人的には「叫び」や「涙」なのですが、この漢字の「ひ」だけは真っ直ぐで且つ気高い。どこまでも連れてってくれそうです。 そんでもって当然意味も好きです。進んでいくといった意味も、逃げる、消えるといった意味も。どちらにしろ共通することは決してゆっくりではないこと。急激な変化というのを人は好み、俺も例外ではありません。進むなら進めるだけ一気に進んで、消えるときは迷うことなく一気に消える。立つ鳥跡を濁さず。進むにしろ戻るにしろ。赤< セキ、シャク、アカ、アカ (イ) > 主人公みたい。炎なイメージ。消えてももう一回、よりいっそう強くなりそう。 激しさと強さの中に冷静さと頼もしさがあって、何故か頭も切れる。あくまでイメージですが。 しゃく、という音からは燃えさかる映像とリンゴを一口食べた映像が浮かびます。特に関係はありません。関連づけたいのならばご想像にお任せしますが。未< ミ、ビ、ヒツジ、イマ (ダ) > まだ終わっちゃいない。始まってもない。まだまだ先がある。希望の持てる「先」がある。 十二支のひつじにも使われている漢字です。だからなんだっつー感じですが。 もうすぐ来るけど、いつまでも来ない。それが未来。僕の未来は未だに来ない。だけどそれが少しでも良くなるように今を頑張ってみる。 「木」並にバランスがいい漢字ですね。ゴシックで書くと特に。だからなんだっつry ・前の人が答えた(提示した)漢字に対して持つイメージ- 空< クウ、コウ、ソラ、カラ、ア (ク) 、ムナ (シイ) > 全てをつなぐモノ。 自分の道を正しく生き抜いた人の心ぐらい広い。- 街< ガイ、カイ、マチ > 賑やかな寂しさを携えた場所。 人が過ぎていくだけの場所。つまり中継地点。- 美< ビ、ヨシ、ウツク (シイ) > 自分の道を歩き続ければ磨かれるモノ。 磨けば人の心を動かせるモノ。・次の人に提示する漢字を三つ・・・てか、誰も持って行かないような・・・。まぁでもとりあえず置いときます。「弦」「完」「旋」“ん”つながりです。どの漢字も好きですねー。・大切にしたい漢字を三つ芯< シン > =心 ≒自分 読みが一つしかない漢字は好きですねー。俺は俺だ! ってな感じで。裏表がないっていうか。人には裏があるから付き合いを楽しめるんだけど。 とにかくこいつは絶対持ってなきゃいけない。見失っちゃいけないモノです。そして間違えてはならないもの。譲ってはいけないモノ。 一度突き出した拳は引いてはならない。負けないことじゃなく、自信を持って結果を受け入れられることが重要。変< ヘン、カ (エル) > 変わらない自分と変われる自分。どちらも必要であり、余計なことでもあります。 決まってしまったことは今更変えられないけど、その中で努力することはできる。なら精一杯やってみるのもいいんじゃないか? 見直しと改変は必要だよ。不変なんて気持ち悪くてやってらんないね。完璧なんて有り得ないんだよ、進化の中じゃね。進< シン、スス (ム) > ひたすら前へ前へ。行ける方向へ動いていくこと。時には後ろに下がっても前へ行くための行動ならそれは進んだということなのです。 誰かと喋りながら、後ろ向きでも横向きでも、できるんならバク転でもいいから進んでいこう。自分の道を。 目の前に見えるけどたどり着けないゴールまで、どうやって進んで行くかがその人の価値になっていく。 もちろん価値なんかなくても、進んできた道のりを誇れればそれはその人の勝ち。・漢字についてどう思う?べつになくてもいいんじゃないですか? かんじなんかなくてもあんまりこまらないようなきがするし。だらだらぶんしょうがながくなっていくかもしれないけどもんだいないとおもうし。そういえばとうきょうととうきょうとをたびしてみたいとおもうきょうこのごろ。きょうとのぶっきょうとともはなしあってみたいし、きょうきょうといってきたらきょうからきょうしになるきょうもとさんがきょうふにみちたかおでさきょうくをきょうこうしてました。・・・やっべ、必要だ。てか「おもうし」がすげぇ頭悪そうに見える・最後に 好きな四字熟語初志貫徹< ショシカンテツ > ・・・まぁ、とてもできない上に座右の銘なんかでもないんですけれど。それでも最初の志は最後まで貫き通さなければならない。これは俺の芯。・回す七人とその人を表す漢字とりあえずアキラ - 冷弥勒 - 昇―K― - 張これを機にブログかmixiでもやってくれ雪踏 - 駄もしも見ていらっしゃったら黒咲彼岸 様 - 会絶対見てないけどオヤジ(父親ではない) - 雑王子 - 飄小説系サイトのリンクと知り合い少ないのよね・・・。随時相互リンク募集中であります。持って行きたい方はどうぞ持って行ってください。・好きな漢字を三つ・前の人が答えた(提示した)漢字に対して持つイメージ・次の人に提示する漢字を三つ・大切にしたい漢字を三つ・漢字についてどう思う?・最後に 好きな四字熟語・回す七人とその人を表す漢字です。どうぞそしてさようなら
2006.11.20
File.3 『式術』 英語読みはLogic 用具: 頭(脳)と口 もしくは手とペンと紙 効力: 「常識」の範囲内で突発的なことを起こす。 特徴: 魔術に酷似しているが、ソースが違う。主に東洋で広く使用されている。 特別な道具を用いる必要がないため容易だが、魔術師には使えない。 根本は違うが、効力は魔術と同じ。特に重要視するほどでもないため、危険度はC+とする。正式名称 『式術』 発祥は915年、日本。元々は陰陽師のみが行使できていた力。 いつからか日の本の血を継ぐ者は全てが式術のための回路を体内に構成するようになった。 ソースは魔力と似て非なるもの、魁式。魔力は脳の片隅に蓄えていく力なのに対し、魁式は目に見えない場所に蓄えられる力。その場所は人によってまちまちだが、大抵は体の近くに持っている。 魁式による事象は、呪文の場合魔力によるそれより弱く、符術の場合は魔力よりも大きな力を行使できる。難しい部類に入る日本語の「文章」はそれ自体が大きな力を持つため、魁式を少し乗せるだけでかなりの威力を発揮する。 行使する際に難しい言い回しをすれば威力は格段に上がる。つまり修飾語などを増やして文章を長ったらしくすれば威力が上がるわけだ。当然それに伴って詠唱速度はガタ落ちだが。
2006.10.17
一時の感情に流されて生きるのは容易い初めの気持ちをずっと持って生きるのは難しい全部他人任せにして進むのは楽自分自身で答えを出して進むのは困難自分の思い通りにコトが動くのは気分がいい誰かの思う通りにコトが動くのは気分が悪い自分は動かずに周りが変わるのを待つのは誰でもできる自分から周りを巻き込んで変えていくのは自分にしかできない世話してもらって努力を忘れて成長するのは誰でもできる周りの環境を整えて自分の最良を見つけていくのは自分にしかできない成長限界を知ってそこで留まることは誰でもできる成長限界を知ってもなお成長を続けることも誰でもできる自分を捨てずに伸び続けることを願うのは誰でもできるだからこそそれを実行することも誰にでもできる一生に何度でも訪れそうなイイコトに溺れてんなよ一生に一度しか行けないイイトコを目指してみろよ嬉しいことがあるってのは 後ろに苦しいことが控えてるってこと苦しいことがあるってのは 後ろに嬉しいことが控えてるってこと苦しいとこで頑張れば後ろにはそれに見合った嬉しいとこが待ってるってこと嬉しいとこまで頑張ったら次の嬉しいとこをしっかり見据えていこう今よりずっと楽しく生きれるよ
2006.10.17
――2187年世界は情報社会から進化を遂げ、魔法社会が訪れていた。多くの都市が、最古からあるエジプトの魔法教会に倣って魔法協会を創り、“魔法”という非科学的なモノが完全に浸透しきった時代。詳しく言えば魔法とは別の、魔術という力による。もはや魔術は一つの文化として成長し、そして今の生活に欠かせないモノとなった。覚え込めば魔力が続く限り使える上に、大抵のことがそれでできる。この便利さは二種類の強欲を生んだ。一つは力に溺れ、力で全てを支配せんとする者。一つは欲に溺れ、禁術に手を出したもの。しかしどちらも目指す場所は同じ、魔術師を超越する者。“魔法使い”という、決して届くはずのない高み。「・・むにゃ・・・」を目指す者もいれば、そんなものとは全く無縁の者もいた。この魔法社会になっても、やはり全てのことが魔術で済むわけではなかった。当然のことながら働かなければ金はもらえないし、物品は金を介して取引する。となると金のために働かざるを得ないのだが、彼は金のために働くことを拒絶した。日時は2187年9月17日月曜日14時28分。こんな時間に自分の部屋でぐっすり眠りこけてる奴なんてそうはいない。未成年は学校へ行くし、成人は自分や家族のため働きに出かける。そんな中、空腹を満たそうともせず、またそのために働こうともしない。日本で有数の式術師、九江宏人はただ睡眠を貪っていた。由遠です。って言うのはずいぶん久しぶりな気がします。で、やっちゃった。プロットしっかり立ててから書き始めるんだー! と意気込んでた割につい書いてしまいました。タイトルは、日記タイトルにあるように「Real Eyes」。「りあるあいず」ですが、そこは英語っぽく「りあらいず」と読んで欲しいです。どうでもいいですねそうですね。で、まぁこのReal Eyesは、かなり未来のお話です。見ての通り。魔法社会とか来るわけないですけどね。フィクションだからいいのです。でも2187年9月17日が月曜日なのはマジです。2001年、2007年のカレンダーと一緒ですので。それはまぁいいとして、また意味のわからん言葉が出てますね。式術師。簡単に言えば日本版魔術師です。日本には魔術師はほとんどおらず、式術師というのが主です。またそのうち日記に説明を載せると思いますが。で、彼の名前は「くのえひろと」と読みます。初めは「ここのえ」にしようと思ったけど呼びにくいのでやめました。さて、ついに書き始めてしまった新作、Real Eyes。今度は完結を迎えることができるのでしょうか。五年後ぐらいになるかも知れませんが・・・まぁ、お付き合いいただけるとうれしく思います。彼らがいつか世に出ることを願いつつ、それでは。
2006.10.14
親愛なる俺へ。・・・ナルシストかよ・・・試験日が決定ー。14日ー。中間テストと連続してるねー。なかなか遊びづらいねー。これ終わったら課題研究に追われるしね。休む暇なしですか。あー・・・いやそれぐらいの方がいいのかもね俺には。休んでると駄目人間になっちゃうもんね俺。頑張れよ俺。でも張り切りすぎるなよ俺。文章は上手くなりたいね早く。小説家にもプランナーにもなれやしねぇ。けど授業は嫌いなんだな。教わるもんじゃないでしょ文章って。同じ文章・文体しか生まれないじゃん。んなつまらんことしたくねーつーの。人それぞれの文体、世界、表現でできあがる世界が小説でしょ。と自分のフォロー。まずステップを上ろう。最近気づいた。何かを意識して書くと、自分で満足いく文章が書ける。たとえばそれは社会問題でもいいし、自分が訴えたいことでもいいし、好きな人に向けてでもいいし、親友への一言のためだけでもいい。とにかくその文章の行き着く先を見てみると、自然といい雰囲気はできあがってくると思う。あとは微調整。小難しい文法だとかに倣って手直しすればいいだけ。俺はしないけどね。・・・まぁ、眠いのでとりあえず寝ときますか。俺が悲鳴をあげてることですし。願わくば次に目覚めるときが心地のよい目覚めでありますように。ついでに何か思いついてますように。
2006.10.11
どんだけ大見得切ったって所詮その程度。何もできない方がまだ救いがあったよ。ただ側にいて見てるだけの方が、まだ。何を勘違いしてるか知らないけど。君の限界なんてそんなもん。俺の心一つだって動かせない。その程度、世界に持って行ってどうするつもりだよ。簡単にその願い事破り捨てられて道ばたにポイだぜ。それこそ空き缶並に軽く捨てられるんだよ。音立てられるだけ缶の方がマシかもな。だから何も言わずに。とりあえず俺の側に突っ立っててくれ。俺がきっと連れてってやるから。君の限界の向こうへ。今の俺の視野に君はいないけど。三日後にはまた笑って向き合えてるはずだし。ひとまずそれだけ待っててください。そこからはもう待たせない、はず。色々あるんだよ、準備とかね。謝りはしないし謝らせもしない。自分への慰めなんてミジメだろ?目の前のこと、集中していきなよ。今できることを今やらずにいつやるんだよ。そう。とりあえず寝とけばいい。起きてから全部考えてくれ。直前処理と事後処理で意外と上手くいくもんだよ。行き当たりばったりな道好きだろ? その方がおもしれーもんな。頼むぜ大将。担いででも引きずってでもいいから、限界の先、見せてくれよ。
2006.10.11
下準備とも言います。まぁ何にしろ、いよいよ本気で書く準備を始めたのであります。しばらく他の作品には手をつけずにこれの構想だけしてようかと思います。Titleとか来週(ryとかやるせなとか、自分自身続きが気になるとこですが、放置です。彼らもしっかり地盤を固めてから再臨させようかと思います。でもって新作、そして恐らく初めて完結まで頑張れるであろう物語をがっつり進めていきたいと思います。File.2 『魔術』 英語読みはMagic 用具: 頭(脳)と口 もしくはペン(羽根ペン類)と紙(魔力紙) 効力: 「常識」の範囲内で突発的なことを起こす。 特徴: もはや誰もが知っているものである。誰にでも出来る能力の部類。 数少ない「努力で身につけられる能力」である。大抵の能力の基本となりうるものだと言える。 シンプルであり、且つ豊富な活用法がある。しかし最も一般的であるため危険度はC+とする。 正式名称 『魔術』 発祥は紀元前約三万年。いわゆる原始時代と呼ばれていた頃から人々の意識に定着していた。誰が編み出したか、また誰が初めて使用したか、どれだけの魔術を使えたのかは定かではない。その時代の痕跡を見れば少しはわかるのではないだろうか。 現在の魔術の形式は二つ。魔力を込めて、声で印を紡ぐ「呪文」と字で印を紡ぐ「符術」とがある。どちらも基本に則って何かを撃ち出す「式」を完成させていくもの。 これは一例だが、たとえば炎を撃ち出すならば「酸素+熱量+発火物」→「O2+450℃以上の熱量+紙」という式を呪文や符術で作っていく。この式は一般に魔術式と呼ばれ、特殊な言語・文字でのみ操作が可能だ。 魔力、つまり魔術に用いる力は簡単に言えば「何にでも変換可能なエネルギー」だ。そのため魔力を上記の式のモノに変え、上手く調整しながら射出。と言うだけなら簡単なのだが、これがなかなか難しい。 つまり人語ではない声や字で魔力に呼びかけ、変化させて式を組み立てるのが魔術だ。 魔術師と魔法使いの違いは、言葉を介すかというだけの違い。だがそれが大きな違いなのだ。いちいち言葉にしなければならない魔術師と違い、魔法使いは指を動かすような感覚で魔術を行使できるのだから。 ともかく、この世界の魔術はそんなもの。他の魔術が知りたければ検索するのが得策である。・・・難しい上にわかりづれえよ。新作の世界にある「能力データ」みたいなファイルの中に書いてあることです。予定。正式名称以下は俺の補足でしょう。いや、だからそれがわかりづれーんだよ。とりあえず、「魔力=何にでも変換可能なエネルギー」ってことと、「簡単だけど難しい」ってだけわかってもらえると・・・(;´・ω・)File.3はまだできてません。思いつかないってのが率直なところ。この辺は初期設定とかいうよりも字引とか辞書とかだと思ってもらえると。別に知らなくても本編にはあんまり関係ない、って感じですか。知ってると、もう少しおもしろいと思える可能性が少し増えるような気がする。ちなみに、Fileの最後に書いてますが、「この世界の魔術」はこんな感じなので。これは明らかに間違ってる!とか言われても知りません。俺の世界ですから。だってそうでしょ。全部の世界で魔法の名前と効力が一緒とか気持ち悪くてやってらんねーよ。なのでここの設定で他のモノは読まないようにしてください。ちょっとぐらいは交わる部分もあるかも知れませんが、別物です。ここの設定を自分の作品の魔法に適用するのは自由ですが。・・・持ってく奴もいないか。じゃ、まぁもうちょっと考えてきます。
2006.10.01
空の飛び方は二つある。まず一つ。ひたすら風に媚び空に媚び、逆らわずに流され緩やかに優しく飛ぶ。もう一つ。ただ風を制し空を制し、向かい来るそれをねじ伏せながら駆け上るように荒々しく飛ぶ。どちらか。選ぶとすれば。答えはこう。二択で飛べる空なんか面白くねえよ。別の方法でお前らより高く高く飛んでやるから、今のうちに笑ってろ。お前らが羨むことも出来ないぐらい高い場所まで飛んでやるからよ。決して折れない翼を以て。まずは鍛えようか。ビルの9階あたりから「I can fly」なんてどうだ?落ちたところで問題ない。この翼なら何だって凌げるさ。
2006.09.18
おい、また新作かよ俺!いい加減に一個ぐらい完成させなさい! ママ怒りますからね!まぁそれぐらいできてないんですね。裏設定とか考えてんのは楽しいんですけどネー。そんなわけで新作のネタ(設定)なんか書いてみたり。File.1 『魔法』 英語読みはMagick 用具: NO DATA 効力: ありとあらゆる事象を引き起こす。 特徴: 魔術師なら誰もが憧れる能力。しかし今は魔法を扱える者はいないと言われている。 もし現実に魔法使いがいるのならば、その危険度は計り知れない。正式名称 『魔法』 データ不足。公には報されていないが、一人二人程度の魔法使いはいるらしい。それ以上のことはわからない。 ローマ字がMagickであるのは、魔術より派手だし、kaboom(ドカーン)って感じ? というのが有力(いいのかそれで)。 他には「カレイドスコープ」(万華鏡:千変万化)や「keen」(熱中して・熱望して)なども考えられている。・・・魔術とか魔法に関する本ですか?まぁ、何の脈絡もなく「魔法」とか言うよりマシだと思うんですよ。裏付けしといた方が。裏付けから来る無言の説得力ってのは大事ですよ。長編とかだとどんどん設定が曖昧になってきますからね。アークの銀髪もきっとそうなんですよ。一応裏付けは考えてるんです。ただ俺自身ちょっとどうかなって思うとこがあるからあんな無理矢理な感じなんですよ。・・・まぁ、とにかく頑張っていきましょう。〆切なんてブッチです。知らん知らん。いやごめん首はハネないで。
2006.09.17
自分を嫌いになる時があるたまにはそれすらも受け入れてみようと思う自分の小ささもわかる気がするから
2006.09.13
久々のバスケは辛かった。運動も勉強も続けてこそ意味があると思った。
2006.09.12
今月の『Title』は作者の都合により休載致します。のっけからorz
2006.09.11
うん、まぁ今日は雨でしたけどね。暑かったり寒かったりよくわからん気候ですな。キン肉マンの理論ぐらいよくわからん。ところで、九月と言えば何ですか?・・・はい、パッと答えられる方少ないと思います。つーかいないと思います。いやいるかな?とにかく、九月と言えばそう、お月見です。月を見ながら団子を食うってのが風流な感じのあれです。うさぎがモチついてるように見えたり、カニ(シオマネキが最有力候補)に見えたり、・・・で、まぁそんな九月なので、月に関する物語を考えてみたいと思います。Titleも青春もやるせなも頑張って更新しつつ、これを考えていきたいと思います。あと、ホームページ移転もちょっとずつ実現に向けて考えていきたいと思います。思いますばっかりじゃ説得力に欠けると思います。こんな小論文はダメよ。すぐ落とされちゃうんだからで、ホームページの雛形(と呼んでいいものか・・・)こちら個人情報流出だとかで色々問題になってたYahoo!です。最近収まってきたので大丈夫かなと。まぁダメならダメで。小説のページにあるTitleは、Exciteブログで掲載中のものです。このHPのトップページにもリンクありますね。ほんのちょっぴり改変を加えてつなげたものです。ブログでは分けてたところが不自然につながってるかと思います。思わなかったら万々歳。そのうち修正はするつもりですが、何せやりたいことが多すぎて・・・。言い訳ですね。序章-2までしか書けてないのは管理人の至らなさ・・・つまりはサボり具合なわけです。・・・しっかりしろぉ! 俺!そんな感じで。段々時間が欲しくなってきた。進学すんのやめっかな。
2006.09.05
いつからか、僕はそうし始めた。自分でも「いつから」と意識したことはない。気付けば身近にあったのだ。きっかけは、って思い出話の常套文句だけど、僕の場合はそんな風には言えなかった。言うとすればせいぜい「きっかけはなかった。気付けばそうなっていた」というぐらいのもの。本当は何か理由があったのかも知れないけど、そんなもの当時の僕にもわからないだろう。偶然迷い込んだ道がただここだっただけの話。偶然トトロが見えて迷い込んだだけの話。そのまま眠れば僕なら忘れられるのだろうが、それはしないことにした。小さい頃思っていたよりもずっとずっと簡単。今思っているよりも遙かに難しい。もし眠らないまま永遠に考え続けられたなら、それはきっと何より素晴らしい出来になるって。・・脳味噌の仕組みがオカシイ野郎の世迷い言。本当にそれは些細なことで。何がどう巡ってここまで来たのか、俺は覚えていない。でも俺にとって重要で。何故こんなにまで執着するのか、俺は理解している。“最初”を覚えてないから大事にしたくて、“最初”を覚えてるから全部思い出でよくなる。覚えていないから新しい何かを作りたがる。覚えているからそこからあとはどうでもよくなる。俺は「きっかけは~~」なんて実に高尚と言いたげなヤツは信用できないし尊敬できない。だからこそ俺は「きっかけなんてない」と意地張ってでも言えるようなヤツこそ側に置いときたい。今までをそうしてきたんだから、今更それを諦めろなんて言わせない。アタマん中がどんなふざけた理論に掻き回されてもそんなことはさせない。当たり前だろ。忘れちゃ困る。俺が俺を書くのに理由なんかいるのかよ?――始まりは、ほんのちっぽけなこと。
2006.09.05
放課後。特にそれに興味がない奴や別のことで忙しい奴には関係ない、いつもの時間になっていた。俺はいつも通り。渋る部員にスターターを頼み、さらにもう一人同じような顔をする部員と一緒に走る。・・ハズだったが。「ねね、何月生まれ?」「あ、10月です」「じゃあさ血液型は?」「典型的なO型ですよ」「前のガッコどんなだった?」「んー、普通でしたよ。陸上部に女子が少なくてちょっと不満だったんです」「それでこっち来たんだ?」「それだけじゃないんですけど・・・まぁ、こっちには女子部員もいっぱいいるみたいなので嬉しいです」このところ退部が多かった中での新入部員。しかもそれが女子とあっては男子部員も黙ってない。ここぞとばかりに質問を浴びせて気を引こうとしてるのがバレバレだ。・・まぁ、純粋な探求心も少なからずあったようだが。けどそれにしても20分は話しすぎだ。いつもなら準備運動を終えてそろそろ競技別トレーニングを始めてるハズだった。俺だって興味がないわけじゃなかったが、それよりも走ることを俺の頭は上位にインプットしていた。「じゃさ、じゃさ。・・・彼氏とかは?」さっきまでの肘での小突き合いが終わったと思ったら、その中の一人が意を決したようにそう聞いた。興味はなかった。ただ早くトレーニングがしたいと思ってそっちを眺めていただけ。「いませんよー」そう言って藤野は俺の目を見て微笑んだ。瞬間、何故かすごく恥ずかしさがこみ上げてきたが、目を背けるのも何だか格好悪いのでやめておいた。藤野が言うと、「おお」だの「ええ」だのという感嘆の声しか聞こえてこなかった。・・うちの部員が、どこか情けなく見えた。「ほら、そろそろ質問終わったろ? トレーニング始めようぜ」パンパンと手を鳴らし、みんなを部活開始に促す。渋るかと思っていたが、けっこうあっさりとみんな引いてくれた。「ね、二羽君」みんなが散って、俺も準備運動をしようとしたところ、先ほどの注目選手に話しかけられた。「あとで走ろうねっ」やはり嬉しそうに。にっこりと笑って彼女はそんな約束を取り付けた。・・・勝手に。特に急ぎの用があるわけではないので別に構わないのだが、もう一度やったとして勝てる気がしない。一応にこやかに笑って「おう」とだけ言ったが、どうにも気は乗らなかった。走るのは好きだが負けたくはない。しかし勝ってばかりというのもおもしろくない、なんていう理不尽な理由。・・・まぁ、決まったこととお天道さんには文句を言ってもしょうがない。俺はまだ青さの残る空にぐっと伸びをした。それからはいつもと同じ。少し騒がしくはあったが、特に気にかけるほどでもなかった。集中した俺の耳に入るのは、これもいつもと同じ。自分の鼓動と、スタートを告げる合図だけ。余計なことを考えることもしない。考えるだけ遅くなるという勝手な思いこみだが、少しは効果がある。パン! という銃声。何度聞いても気分のいい音を左から右へ流し、ゴールまでを駆け抜けた。タイムはいつもと同じぐらい。12秒を少し切る程度で、今朝よりは少しだけ早くなっていた。柄にもなく彼女のおかげかなとそっちを見てみると、ちょうどその彼女が走るところだった。そしてついさっきも聞いた小気味のいい声。人の頬を全身全霊で引っぱたいてもあの音は出ない。などと考えていると、視界の中に違和感を感じた。ふらふらと不安定に飛ぶ小鳥や空高く舞う白黒のボール、日常的な違和感はあったがそれとは別に。――遅い?目を向けているその先に違和感はあった。隣を走る同じ女子部員(古谷さんという)よりも少し遅いように見える。スタートダッシュは悪くなかった。俺ほどではないが、並の陸上部程度ではあったはずだ。当然速度もその程度はあるわけで。と違和感に心奪われているうちに十秒近く経っていたらしい。そのまま俺の目の前まで来て――何故か藤野が先にゴールした。それにはその場にいた全員が驚いた。二十五メートル地点の辺りまでは並んでいた。むしろ藤野の方が遅れてすらいた。なのに何故か藤野は古谷さんよりも遙かに前でゴールにたどり着いたのを、皆が確認してしまった。更に驚くべきことがあったのだが、それには顧問ですら「ありえねー!」という顔をしていた。「じゅっ、じゅっ・・・じゅういちびょう、はちぃ?!」一瞬我が耳を疑った。聞き違いかとストップウォッチを覗かせてもらうと、確かにそこには、『11"84』と表示されていた。ちなみに俺の先ほどのタイムが『11"87』なので、そう、まあ、つまり。「二羽君より速ぇ?!」ふじのさんはにわくんよりはえーのだ。更に追い打ちをかけるようにボソッと(とはとても言えないが、どちらかと言えば小声に分類される程の声量で)呟いた。「ありゃ、いつもはもうちょっと速いんだけど」ダメだ、イマイチ。やり直し! ガシャーン。意識の高い陶芸家が作った作品のように自分のタイムを切り捨てると、彼女はまたスタート地点へ小走りで戻っていった。再び計測した彼女のタイムは生まれてこの方『十秒ニアピン』に挑戦した時以外、見たことがないようなものだった。・・こんなやつとはしるの? おれ。実力差は感じていたものの、数字というはっきりした実力を見せつけられて放心しかけるほどとは思わなかった。その日俺はこれまでにないほど真剣に走りまくった。メロスのように、というより馬車馬のようにと言った方が近く感じるほどがむしゃらに。由遠です。ショートショートでまとめるはずだったこのお題もついに3回目の更新と相成りました。アホかぁ!しかもまだ終わってねぇじゃねぇか! チョーシ乗ってんのかテメ誰かこの間抜けをぶっ飛ばしてください。痛くない程度に。短くまとめるのも文章力であり構成力であり、小説能力なのです。短期連載とかかっこいいこと言ってんじゃねぇぞコラァ!・・・と、はい。やっちまったこととお天道さんには文句言ってもしょうがないですね。ちょこちょこ書いてたので、テンションが部分部分で違います。最初の頃に比べるとかなり上がってきてる気はします。何にせよ、吸収と反芻は繰り返すべきだと思った。特に比喩表現について。倒置だなんだとかいうのは無視で、とにかく比喩が「小説の小説たる所以」なのだと勝手に解釈した。そろそろ俺らしさを追求していかないと、と思い始めました。まずは俺が読んでこれは俺が書いたとわかる文章。その次は友達がわかってくれる文章。最後に誰もが「他と違う」と感じる文章。遠い遠い道のり。これ以上ないくらい辛く長い道。だからこそ歩き甲斐がある。みんなが踏み固めた道なんて進むのが簡単すぎてつまらないだろ。俺は俺。同調なんてらしくない。かといって誰も行ったことのない場所を目指すほど夢見てもない。俺は俺。夢見る乙女じゃいられない。まぁ、どうにかなるんじゃね?今はまだ趣味だけど、これを生業にできるならどんだけ幸せか。考えただけで口の端が持ち上がる。だから、そう。できればってことで。俺は俺。無理はしないけど出来ることはとにかくやってやろう。Just do it.がむしゃらに
2006.08.31
何でも言い合える、何でも見せ合える。何度も笑い合える、何度も戦える。言葉や体で伝わること。全てが伝わる、それは友達。いつでも側にいる、いつでも側にいたい。今でもそこにいる、今だからそこにいる。何の気なしに通じ合う。一番身近な友達、それが親友。ただ仲がいいだけじゃない、ぶつかり合って傷ついて。また一緒に歩く。楽しい、苦しい、嬉しい、哀しい。そういう感情全部引っくるめて、伝えなくても側にいたい。それが、親友ということ。むしろ、恋人? みたいな。愚痴言い合えるだけの友達がいる人は充分幸せですよ。人間関係においてはね。同性の親友が親友。異性の親友が恋人。そんな感じでしょうか?親友は生涯に一人か二人出会えりゃ幸せだと誰かが言ってました。とっととそういう奴に出会いたいもんですね。俺の冗談を冗談と受け取らない、俺の本気を本気と受け取らないそんな人に。俺を心の底から信じてくれる、俺が心の底から信じられる、そんな人に。――なってくれよ?
2006.08.30
戦争、戦争、戦争。何だってそんなにテメェらは争いたがるんだよ。高め合う、いわゆる競争なら知らねェけどさ。お前らがやってんのはただの殺戮と破壊。振り回されるこっちの身にもなってみな。とんでもなく気にくわねえんだよ。「・・・兵士、募集」紫香楽 緋助しがらき ひすけはやるせなそうに呟いた。おいおいこのご時世にまだ戦争なんてやってんのかよ、一回俺が全部ぶち壊して作り直した方がいいんじゃないかと思いながら、そのしみったれた看板に背を向けた。緋助は争い事をひどく嫌う。彼にとって勝利と敗北、という二つの結果は別にどうだっていい。ただその過程に消えていく全てを悔やむのだ。街、森、水、動物、人間、その全ての命を、悔やんでも悔やみきれない。彼に責任はないにもかかわらず、そういったことから目を背けようとしたことはただの一度しかない。何が彼を突き動かすのかはわからないが、とにかく争いに巻き込まれるのだけはごめんだと緋助は漏らした。書き始めました。過去載せてたクソみたいな小説です。設定はそう悪くなかったので多少修正してそのまま使うことにしました。まだ途中です。出来てるのは上に載せてる部分だけ。眠いからまあとりあえず更新でもしとこうかなみたいな感じではないでしょうか。俺のPCにも元の小説がないんですが、大体は変わらんと思います。軍隊で戦争。あとBLっぽいの。水×緋とか緋×天とか。あの頃はどうかしてたね。まぁあれから一人称ってのを知って書き始めたんですが。今あの頃の小説見せられたら一年は引きこもれる自信あります。初めて書いた「やるせない物語」が(ど下手な)一人称だったために、今後の「やるせな」(略称)は三人称になります。ほんとあの頃はどうかしてた。頭悪い書き方してたし。低層もまぁ似たようなもんだったが。そーだ低層とSDもリメイクせねば(終わってないのに)・・・。まぁ、ひとまずここで連載するモノは「やるせない物語」「青春の溜まり場」「Title」と絞ることにします。・・誰も見てないけどねー!いいの俺が見てるから。頑張れ俺ー。俺は俺のファン一号だぞー。毎月十日前後を「Title」、二十日前後に「青春」、三十日前後に「やるせな」を更新してみたいと思います。あー、言うまでもなく来月からなので。今月末とか無理無理(死更新できない場合は日記に書きます。今月の○○は作者取材のため休載させて頂きます。って。冨樫みたいに。とりあえず青春が早速それになりそうな予感。頑張るのよ飛雄馬。
2006.08.27
ゆっくり休んでみるのも必要だと思わないか?・・・眠い言い訳です。すいません。最近色んなとこリンク辿るの好きになりました。特に小説系サイトからのリンクは常にワクワクしながらです。新しい文庫本買った気分で。長編モノとか置いてあると鳴いて喜びますね。ええ誤変換じゃないのですよ?手始めに自分のリンクからずんずん辿っていくと・・・はい、いつの間にか知らない場所です。けど近場が親しみがあっていいですね。アキラのとこからのリンクとか、セツのとこからとか。この人らに俺はどれぐらいの差で迫ってるんだろう。ハナ差? クビ差? 二分の一馬身差? それとももう何馬身と数えるのもおこがましいぐらい? ていうか惑星単位で離れてない?けどまぁそれぐらいからぶち抜くのが気分いいって前書いたかしら。ここでは書いてないか。とにかく、裏からぶち抜くのは気分がいいです。居並ぶ名馬をごぼう抜き いつしかトップに躍り出て ついでに騎手まで振り落とすー、と。まぁ、騎手(いわゆる中の人)はすでに落馬しかけですけれども。何にせよ出来ることをしっかりやればいいと思いますね。私は亀で良いのでありますよ。・・・と、さて。明日の予定を。8/25 チキンラーメン崇拝、終了。なかなか予定通りにコトが進みました。来てくれた方ありがとう。感謝だ。またそのうちにチャット開こうと思う。チャットしたい日時とか、チャットの方に書いててもらえると行くかも知れない。追記1:1CHATしたいとかいう奇特で危篤な方は specialago@hotmail.com でMSNmessengerあたり登録しといてください。@が全角になってますので半角に直しといてください。言わなくても分かるわな。名前、heliu になってますけどお気になさらず。OK?知らない人が登録してくれたら鳴きます。また。
2006.08.24
ネガティブな考えをそのまま声や文字に表すのが愚痴。言う方は段々気分が晴れていくけど、聞いてる方はたまったもんじゃない。聞きたくもない悪口雑言を聞かされ、下手に刺激すれば怒鳴られなじられ罵られ。親身になって同情してみれば「あんたに何がわかるっていうの!」と来たもんだ。愚痴なんて言うもんじゃないし聞くもんでもない。俺はそうやって生きてきた。だってそうだろ? そんな気分、みんなで山分けしたところでしきれないし、誰も欲しがらないんだから。・・・と、まぁここまでは机上の空論なわけで。俺は実際いくつもの愚痴をこぼしてきた。なるべく愚痴を抑えているが、つい口をつくことはあった。でもそれを意識して自分から話すことはしなかった。綺麗事を言うようだが、それを聞かせて他人に不快な思いをさせたくないからだ。しかし、それでもどうしようもない時ってのは来るもんで。「あー? どこ見て歩いとんじゃこのボケェ!」「すすっ、すいませんすいませんっ!」来海泰孝くるみやすたかは、進路が確定してスムーズに終えた三年間を振り返りながらいつものように学校からの帰り道を歩いていた。段々暖かくなってきた空気に、少しだけ潤んだ瞳を渇かせながらこれからのことを考えていた。教師という進路に向けて大学に入り教員免許を取り教育実習を経て母校に帰ろうと思っているのだが、それとはまた別に。「あー、こら右腕折れとんなぁ。慰謝料払ってもらおかい」「そそそ、そんなぁ! ちょっとぶっつかっただけ・・・」「じゃかぁしぃわ! ワシが折れとる言うたら折れとんじゃ!」また聞こえるさっきの声二つ。程度の低い漫画やドラマやなんかでよく見る受け答えである。泰孝のおよそ十メートル前方。3秒もすれば意図せずたどり着いてしまうようなそこは、今まさに修羅場だった。泰孝は考えた。そんなので右腕が折れるわけないだろ。お前の骨は何でできてるんだ。HBの鉛筆か? いや今日び鉛筆でもそこまでヤワじゃないぞ。じゃあHBのシャー芯並なのか?(ダメだダメだダメだ! ああいうのは見ないふり、見ないふりするんだ俺!)口の奥まで出てきたが、自分でも無理があると思うぐらい無理矢理にそれをオーバーアクションまでつけて飲み込んだ。もともと正義感の強い泰孝は、小さい頃こういう場面に遭遇すると相手がどんな奴だろうと弱い者の味方をしていた。揺るぎない倫理観を彼は幼いながら形成していた。だがそれも今となっては強弱関係だとか利害関係だとか余計なものがくっついてきてなりを潜めてしまった。(素通りだ、素通り。あの男に何が起ころうと素通りだ。見ない見ない。何ならメール打ちながら行ったっていいぐらいだ)泰孝は自分に精一杯言い聞かせて、彼らの横を通り過ぎた。メールを打つまではしなかったが、携帯電話に軽く目をやりながら通り過ぎた。そして通り過ぎて1秒もしないうちに嫌なイメージが心の中になだれ込んできた。後悔とか残念だとかそういうレベルの気持ちじゃなくて、今この瞬間世界が破滅フィニッシュしそうな、それぐらいに嫌な気分。破滅に心を侵されながら、やっぱり泰孝は後悔した。これならさっさと助けに入るかいつまでも学校で別れを惜しんでないでとっとと帰ってトークバラエティでも見てれば良かった。二人を通り過ぎてわずかに三歩。四歩目を踏み出そうと上げた右足を百八十度方向転換させて、気弱そうな青年に突っかかってるスキンヘッドにわざとぶつかった。「あぁあ?! ナニぶつかっとんじゃワレェ!」さっき折れてるなんて言っていた右腕を振りかぶって泰孝に殴りかかろうとした。が。「・・・から・・・・・、くだらねぇ・・・・・・・・・じゃ・・・」それ以上彼の腕は動かなかった。誰にも何が起こったのかわからなかっただろう。泰孝を除く当事者の誰にもわからなかったのだから。「なっ・・・う、動か・・・」よく見える頭皮(イッツスキンヘッド!)に青筋まで立てて腕を動かそうとするのだが、何故かそれは無意味だった。「だから嫌なんだよ・・・、くだらねぇことやってんじゃねぇぞ」持っていた携帯もポケットに突っ込んで、ひどくやる気なさげに泰孝は呻いた。何が嫌かって、この気分。“こっち”になるたび今までのネガティブ思考が全部蘇ってくるような最悪の気分。心の破滅を確かに感じながら、来海泰孝は自分の左手を睨み付けた。どうも由遠です。眠いです。思いつきで書いてきました。続きそうですね。ひょっとしたら連載作品に出来るかもー? なんて思いながら書いてました。けど実際の小説雑誌とかってこんなもんで連載できるほど甘くないんでしょうね。っつーかですよね。まぁ自分に出来ることをいっぱいいっぱいまでやるだけですけども。テーマで書いてるんですけど、これ辿って見に来てくれてる人っているんですかね? 業者ぐらいしか思いつかないんです。もしそっちから来た方で、おもしろい! って思って頂けたなら是非コメントを頂きたい。というか強制します(ぇ一見さんお断りーなんてことはないので、コメント残してくれると鳴いて喜びます。誤変換ではないですよ?そろそろ小説リングに登録しようかなぁ・・・。
2006.08.22
ここに見えますは一本の鎖。これをこちらの・・・「ぁあんだてめぇ! 放せぇ! プチッと殺っちまうぞおいこら放しやがれ畜生がぁあ!」・・凶暴で獰猛なサンプルに取り付けようと思います。取り付け方は・・・そうですね、様々ですが、ここでは首に直接取り付ける方向で行きましょうか。そう言ってから後は、凄まじい叫びが苦しみを交えて場内に響き渡った。この広い会場にいる一万五千人は、全員がその声に耳をふさいだだろう。・・いや、ひょっとしたら平然と見ることが出来た奴もいたかも知れない。だとするとそれはもう人間ではないのだろうけれど。声が終わる。壇上には二人の男。どちらも若く見えるが、その顔は対照的なものだった。向かって左側、タキシードを纏った男。右手にマイクを握り、空いた左手からは血の滴る鎖が握られている。そして右側。というよりステージ中央にだらんと座る男は、死んだような顔で首につながるそれからただ血を流し続けていた。死んだように見える彼だが、まだ息はあった。人間というのは、体内血液の三分の一を失うと死に至る。体重が70キログラムならおよそ5.4キログラムの血液があるのだが、その三分の一、つまり1.8キログラムの血液を失うと死に至る可能性が高い。鎖につながれた彼は、すでにその倍は失血している。もしこれが体内血液の三分の一以下だったとしても(それは有り得ないだろうが)、これだけ一気に失血していれば失血性ショックで死んでいるはずだった。それでも彼に息があるのは、横にいる男か鎖によるものか、それともまた別の何かによるものなのか。いずれにしろこの状況は信じがたかった。壇上の出来事もそうだが、それを見る人々が叫び声すらあげないのが何より信じられなかった。息を呑む音や、口を押さえる仕草はいくつかあったが、誰一人として大声をあげようとはしなかった。「ほら、立て」タキシードが軽く鎖を引き、男に命令する。言われたままに立ち上がる彼は、さっきあれほど食いかかっていた男と同一人物だとはとても思えなかった。「回れ」タキシードがまた言うと、彼は壊れたからくり人形のようにくるくると回って、倒れた。「まだ何の調整もしていませんからね。これぐらいなら三十分もあれば覚え込ませられますよ」言って、鎖の先を蹴った。タキシードをぶん殴ってやりたかったが、いかんせん距離が遠く、後の処理は出来そうになかった。悔しさと、こらえきれない怒りが次から次へと湧いてきたが、無理矢理に噛み殺した。静かに席を立ち、俺はステージに背を向けた。会場のかなり後方だった為、あまり目立ちはしなかった。「さあ、今回はこの商品を、サンプルとセットでご提供――・・」深夜の通販番組のような調子で競売を始めるタキシードの声を背に、俺はそこを出た。必ず、腐った世界全部引っくるめて、お前らを地獄に叩き落としてやる。今はただ酔いしれてろ。すぐだ。すぐに絶望ってのをぼけた頭にぶち込んでやるから。クーヤは、右腕に少しだけ残る、血が染み込んだ鎖を全ての感情と共に手に握りしめた。・・・暗い。なんでこんなに暗い。どうも由遠です。暗いっつーか重い? なんかそんな話はよく書けるみたいです。2時間ぐらい書き続けてたら、どんなんでもすらすらと続いてきますけどね。時間足りねー・・・クーヤは思いついた名前(?)です。種族とかそんなのかも知れないし、ただの名前かも。あんまり深く考えてない。しかし首に直接取り付けるとか・・・エグいな。首に鎖を埋め込・・・グジャァ・・・うぇげろきもちわりぃやられてる本人は気持ち悪いじゃ済まないですね。痛い痛い。・・痛いでも済まないか。正直何が書きたいのかわからない一作。縛られることに対しての不満? 縛る人に対する怒り? 縛られるしかない俺への同情?・・何にせよ続きが書きたいですね。クーヤがタキシード共をぶっ飛ばすとこ。
2006.08.11
帰りましたよ。特におみやげもなく、得たものも随分と少なかったように思いますが。由遠です。たった57時間。自分の家から離れただけでしたが、家に帰ると懐かしい感じがしますね。心の故郷、それが実家・・・なのかも知れない。例外はあるが。そしてパソコンも57時間ぶり。久しぶり! 愛してる!旅から帰ってきた時ほど自分の部屋がいいと思える時はないね。そんなにいい部屋じゃないもん。で。おみやげは写真すらもないです。撮るべき景色はいくつかあったのですが、撮る気にはなりませんでした。ただ遊んで帰ってきただけ、という感じが否めない今日この頃。終わったことをとやかく言ってもしょうがないのですが。これで夏休みも残すところ一ヶ月を切り、そろそろ色々なものの仕上げにかからねばならんです。高校生活は楽しいものだったと言えるよう努力したい。汗かいた後の茶はきっと美味いと思うから。
2006.08.04
転校。多分今日ので記念すべき10回目。まさか自分でもこんなに何回も転校するとは思わなかった。本当、人生は何が起こるか解らない。ふぅっ、と一息で前の学校を忘れると、目の前の新しい学校に目を向けた。―私立白神学園―この学校に今日私は転入した。県内でもトップクラスのこの学校、何故転入できたのか不思議なくらいだったけど、入れたなら楽しむしかない。「・・・まずは部活。だよね、やっぱ」足取り軽く、私は目当ての部活を探しに向かった。これだけ広けりゃ、あるでしょ。陸上部ぐらい。意気揚々。スキップするぐらいに浮かれた気分で、私はグラウンドを目指した。「ふぅ・・・、俺の勝ちだな」「ちっきしょ・・・、なんでお前そんなに速いんだよ・・・」俺は生まれつき足が速かった。小学校の頃からかけっこじゃ負けなし。その頃の夢は陸上のオリンピック選手だった。今もまだ、夢を追うには追っているのだが・・・どうにも、今の状況では無理なように思えてきた。理由としてはトレーニングをしてもタイムがほとんど縮まらなくなってきたこと。それと。「おっし、もう一回走ろうぜ!」「悪ィ、勘弁してくれ・・・勝てる気がしねぇ」・・・周囲との実力差が顕著に表れてきたことにある。中学、高校になればもっと速い奴がごろごろいるだろうと思っていただけに、これは残念でならなかった。俺の周囲では、俺のように陸上一直線でやっている奴がほとんどいなかった。そのために、俺にはライバルと呼べる奴がいなかったのだ。「・・・はぁ」知らずため息が出てしまう。ため息をつけばどうにかなるわけでもないのに、それでも自然と口を開けばため息しか出なかった。「・・・・・・一人で、走るか」スタート地点へ戻り、クラウチングの体勢を取る。スターターに目配せして、開始の銃声を促す。彼も少し疲れている様子で、仕方なさそうに銃を上に向けた。「位置について・・・ヨーイ」息を限界の少し手前まで吐く。そして呼吸を止める。パン!という小気味のいい音が鳴る瞬間、俺の体は動き始めた。靴が砂を蹴る音だけが俺の中に響く。周りの景色が段々と見えなくなっていく。そうしてやがてゴールしか見えなくなり、あと数秒でゴールというところ。少し先のラインしか見えなかった俺の視界に、何かが割り込んできて。そのまま段々俺の前へと進んでいった。「――――ッ!」ゴールした瞬間、喪失感とある種の充実感があった。俺は俺の少し前に歩く、おそらく俺を抜いていった奴を見た。「――ッはぁー!びぃっくりしたぁ!君、速いねー!」するとそいつも振り返ってそんなことを言ってくる。その時見たそいつの顔は、すごく楽しそうで、嬉しそうで。なおかつ信じられないぐらい綺麗だった。「・・・・・って、女ぁ!?」想像もしなかったその容姿に、今思えば差別的とも取れる驚き方をしてしまった。「む、女じゃ何か悪い?」表情がいきなり不機嫌そうなものに変わった。・・・まぁ、当然か。それよりも俺は彼女の呼吸に驚いた。走った直後だというのに彼女は息一つ乱していなかった。俺の呼吸も整ってはいるが、これはついさっき正常に戻ったばかり。彼女のそれは、多分走っている間でもほとんど乱れない綺麗な呼吸。所詮推測の域を出ないのだが、それを確信させる何かが彼女にはあった。「・・どしたの、急に黙っちゃって」少し不安を帯びた声が、俺を目の前のすごい奴に引き戻させた。「あ、いや・・・、ちょっと、驚いてて」あまりいい言葉が思いつかず、意図せずはぐらかすような形になってしまう。「ふーん・・・まぁ、いいや」言うと彼女はまた笑顔に戻り、俺の肩に手を置いた。「君を私のライバルに認定しまーす!」あくまで力強く。そして明るく、彼女は言い放った。俺はただただ圧倒されて、間抜けに口を開いていた。「――転校生を紹介する」朝練を終え、SHRの時間。俺はいつものようにこの後4時間は爆睡するつもりだった。・・・だったが、そいつが来たおかげでパッチリと目が覚めた。「初めまして、藤野 達美です。隣の鈴星市から来ました。好きなことは走――」「お前ッ!朝の!」彼女の好きなことは走ること。それは朝の様子からすればわかる・・・って、そうじゃない。寝ぼけ眼の俺の前に現れたのは、その時俺を後ろから華麗に抜き去っていった奴だった。俺はイスから立ち上がり、指を指して叫んだ。「・・・あれ、朝の・・・二羽君だっけ?」意外にもそいつはあまり驚く様子もなく、俺の名を呼んだ。・・・むしろ、俺の方が驚かされた。「なんだ、二羽、知り合いか?」教卓の前に立っている、今日も朝練に来なかった陸上部の顧問は少し驚いて俺を見る。だがそれ以上に俺は驚いている。その俺を気にする様子もなく、西海は転校生を俺の方へ促した。同じ姿勢のまま、俺はそいつがこっちへ来るのを見ていた。「席、隣みたい。よろしくね、二羽君」言ってにっこりと笑う転校生。「・・なんで、お前、俺の名前知ってんだ」ここでようやく俺を驚かせたことについて聞く。とりあえず座ろう、と俺を促すと、一言で俺の疑問を片づけた。「ライバルだから」妙にはきはきとした声で。それでいて嬉しそうに彼女は言った。そのあまりにも嬉しそうな顔は、頭に来るがすぐ毒気を抜かれてしまう、不思議なものだった。「・・・いや、それ理由になってない」とは言うものの一応頭には来ているわけで。自分でもどこかイラついてるとわかる声が出た。「ライバルの名前知っとくのは当然でしょ。センセに聞いたらすぐわかっちゃったからね」左目で軽く睨むように藤野を見る。右手で右目も覆うように頭を抱えた。これからの学園生活に。そして、陸上部に。一抹の不安と期待を予測した。お題より「来週またこの場所で・・・」明日から二泊三日で出かけるので一時しのぎの更新です。ちょっと短いかも。ネカフェがあるかどうかわかんないので、とりあえず今更新しておきます。前回更新分はこちら。書いてる途中で思った。これ短編で終わるんだろうか?いや、まぁ途中まででいいか。うん、いいんじゃないか? いいですよね。よかったぁ。じゃ、そういうことで(逃
2006.08.01
もう何年待ったか。この日を何年待ったことか。雨の日も風の日も雪の日も。全てはこの日のためだけの序曲!さぁ行くがいい我が僕たちよ! 野原を焼き尽くし、山を削り落とし、川を干上がらせてしま久遠です!いきなり意味不明な挨拶をぶちかましてしまいましたが、お許しください。でもそれも仕方のないこと。今日、先ほど。ついにようやくやっと。Titleの更新をしてまいりましたッ!いぇーいドンドン パフパフ(死待ちましたね。待ってくれてる人は待っててくれました。ていうか俺自身待ってた。いつできあがんの?! つーか完結すんの?! これ!苦労の絶えない日々でした。前回の「死の予感」までがスムーズすぎたんだよと言いたくなるぐらい手がかかりました。誰も彼も思うように動かせない。まるでスランプ。スランプに陥るほど能力があるかは知りませんが。もうとにかく書けない。その情景がしっかり頭に思い浮かんでいるにもかかわらず。言葉で表現することが出来ない俺の低脳・・・orz一日一行ぐらいのペースで書いていくとどうにか・・・と思ったのですが、一行書くのにも四苦八苦。七転八倒。九十九里。・・・最後違う?・・・とにかく、キャラに悩まされまくった今回。なかなか個性的なキャラができあがったようなそうじゃないような・・・。俺に「ファンタジーは向かないんだろうか・・・」と思わせた一話。無理して作った感が否めない・・・かも知れない。俺は頑張ったつもりです。是非お楽しみください。以下ネタバレを含みます。見たかったら反転してください。・・・出来れば、『哀しみの少女』を読んでから見てもらえるとありがたいかなぁと。まず最初の一行に注目。ほんの10秒って、どこが10秒だよ!4ヶ月もかけといて10秒はないだろって話ですね。はい、自分に対するツッコミです。少しした頃・・・に変えようかと思いましたが、自分への戒めも軽く込めて。今回の文章表現イマイチですね。率直すぎると言うより、つまらない言い回しが多い。スランプというか、書けなくなるとこういうのになるんですね。・・・まぁ、転じて良くなる場合もなくはないですが。あと、緊張(?)がほぐれるのが早すぎますね。少女の服見るときにはもう大分落ち着いてますよね。もうちょっとどうにか出来たかな・・・。ここまで遅くなったらあとどんだけ遅れても変わらんだろ、って感じなんですが。「なんとなく」で行動する主人公。・・・そ、それはどうなんだ! 王子としてはどうなんだそれは!・・まぁ、かの有名なモンキー・D・ル○ィも似たようなもんだし・・・いいかな・・・。そして落ちてくるでかい石。ちょっ、有り得ねぇ!wけどまぁ仕方ないかなー。それにしてもよく避けれたな。運が良かっただけだけどさ。それにしても凄い状況だ。どうやったら石が落ちてくるんだ。・・・これから考えよう。「誰にもこんな目に」くぁ・・・優しい、優しすぎるぜ・・・! でもその態度はノーグッド・・・。けどヒロインって最初の印象はあんまり良くなかったり・・・しない? え、するでしょ?ただ弱くて守られてるだけのヒロインなんてヒロインじゃないね。それじゃただの女の子。「もういいや。これは~~」「駄目、それじゃ納得が」「しないように」ここ好きw 今回一番スムーズに書けた会話かと思います。あくまで優しいアーク。そして頑固な少女。いかがなもんか。・・・まぁどっちも優しくて頑固すぎるんですが。死の予感、というサブタイの伏線をここで拾う。たくさんの死を見てきたから、死の匂いというか・・・それがこびりついてしまった。で、勘のいい人とか鼻が利く、目が利く人なんかには感じ取れる、と。色んな見方あると思いますけど、俺の中ではこんな感じです。最後の10行ぐらいは好きですね。今回一番いい感じで書けたと思います。「俺と一緒に、行かないか?」うわぁかっこいい。俺惚れそう。だってアレよ。王子様がそんなこと言いながら手を差し伸べてくれるんですよ。どこのラブロマですか。てか。容姿の解説してないけど・・・いるかなぁやっぱ。まぁ、とにかく今回の更新分はこれだけです。・・・さぁて。次は2周年記念か? それとも、お題でも書き上げるか?どっちにしろ難しいもんだ。・・・まぁ、時間は有り余ってるから大丈夫だと思うんだけど。それでは。次の更新をお楽しみに。・・・あ、そうそう。8/25(Fri)にチャット来れる人は是非お願いね。もちろん俺が知らない人も歓迎。俺が知ってる人の友人も大歓迎。わいわい楽しくやりましょーぜ。それぢゃ。あと、名前が久遠の訪問者から由遠に変わりました。サイト名は変えないです。新しいHPでは変えますが。由遠の読み方はユオンです。・・・まぁ、特に呼び方も変える必要ありません。名前なんてそんなもんです。俺にとって意味を成すものではありません。
2006.07.18
【見えた 見えない どうでもいいよ】「ほら、見てみ。天の川」今日何回目かな、その台詞。ショージキね、聞き飽きたよ。「あぁ、うん」無理に答える必要ないのに答える。答えてあげる。「心底どうでもよさそうだな」うん、まぁ。星なんてホントどうでもいい。「ご名答。わかってんじゃん。冴えてるね、たまには」肩をすくめるこの動作もいつもと同じ。「あのなぁ、お前が見たいって言ったからこんな時間にここまで来て・・・」言ってない。私はそんなこと言っちゃあいません。「頼んだわけじゃない。恩着せがましいなぁもう」何だかちょっと辛くなって、今日何度目かの川を見た。「・・・・・・・・・はぁ。何で俺こんなとこいるんだよ」「バカだから」「はいはいそうですねぇ!」・・・いつもと違うじゃん。それは駄目だね、頂けない。いつもだったらもーちょっと突っかかってくんじゃん。って、何で私はそんなこと覚えてんだ。しかも気にして。あーあ、やっぱり部屋でのんびり・・・「なぁ、あれかな彦星って」急に言われても。見えない知らない見たくもない知りたくもない。「・・・見えん」「あれだよ、ほら。・・・見えた?」「見えない」「あー、ったく、ほら、もっとこっち来い。ここなら見えっから」言って彼は私の肩を抱き寄せた。・・・だから、それは、いつもと違う。「・・・ほら、見えるだろ?」「・・・・・・どうでもいいよ」今はただ、この場所と時間を。【戦えよ星のため】「誰かっ!」少女は叫んだ。怖くて、大きな声を張り上げて叫んだ。でもそこは商店街。夜じゃ犬もいなかった。「逃げんなよー、楽しィことしよーぜェー?」追うのはあからさまに変な男。しかしガタイはよくてけっこう強そう。そしてちょっとだけかっこいい。「助けて――!」ひときわ大きく声をあげると、一つの声が割り込んできた。「待てぇーい!」いかにも格好悪い。いつの時代のヒーローだよと言いたくなるような叫び声と共にその影はいた。「なっ、誰だ!」変な男は声の方向を見た。そこは街灯の上。高くそびえる街灯の上だった。「はっはっはっはっ、私は星の戦士スターマン! お嬢さん、ご安心を。私が来たからには――」つるっと。そんなような音がしたかと思うと、彼・・・スターマンは街灯から滑り落ちた。「あ」誰の声か、呆然とした声が聞こえたと思うと、次にずどーんって感じの。人間から出たとすると非常に危険な音がした。「・・・・・・・・・」沈黙。数秒の沈黙が流れる。少女も男も呆然として口を開いたまま、その状況を見ていた。「ふ、く、はは・・・はははははぁ!」妙な笑い声と共に彼は立ち上がった。脳の回路がどこかぶち切れたんじゃないかと心配させるぐらいに笑っていた。「星の戦士はこのぐらいではビクともしな・・・痛っ、足ひねったかも」街灯に照らされる戦士は非常に格好悪かった。夜店で売ってるようなお面をかぶって、自作っぽいマントとスーツを着ていた。左足首に手を添え、苦悶の表情を浮かべる彼は、見ていてどこか痛々しかった。「・・・えと、大丈夫か」男に心配されるスターマン。ここまで来ると情けない。ショ○カーに心配される仮面○イダーみたいなもんだ。「ぬうぅ、これしきで私は負けんぞ!」言うと彼は男に攻撃を仕掛ける。仕掛けるがスピードがない。力強さもない。知性もない何もない。「・・・うわあ」出来の悪い子供を見るような目で男はそんな言葉を呟いた。スターマン、敵になめられているじゃないかどういうことだ。「どりゃあああ!」声だけは立派。ええもう何よりも立派です。ただ動きがそれに見合ってないが。「えい・・・」男は実に気のない声を出しながら、テキトーに手を出して攻撃を受け流した。「ぬおおっ、貴様それはアズゲビルノロム星の武術ではないかっ!」100年、200年・・・いや10世紀生きてても聞くことがないような星(?)の名前を挙げる。これだけは断言できる。彼のそれはそんなものじゃなくてただ手を出しただけだと。「・・・はぁ。何だかやる気がなくなった」男はがっくりとうなだれる。何とも言えない喪失感とか虚無感とか、とにかくむなしさの類を彼は感じたに違いなかった。「むぅっ、貴様、敵に背を向けるとは何事だ!」スターマンは戦意とかその他諸々をなくして家路につく彼に指を突きつけた。・・・あ、手袋つけてる。「あー、それと君、ごめんね。もうしねぇわ。またどっかで会えたら嬉しいね」男はそれを無視して、一度だけ振り向いて少女に言うと帰っていった。「・・・・・・えと、無視?」誰もいない場所に人差し指を突き立てるスターマン。救いようがないぐらい格好悪かった。戦士の名が泣いている。「あのー、私も帰りますね」軽くぺこりと頭を下げると、少女もまた帰っていった。「・・・・・あー・・・、あれ?」そして彼以外誰もいなくなり、暗闇と静寂が彼を慰めた。「・・俺も、帰ろう・・・」呟くと彼は仮面をはずして脇に抱えた。寂しげな彼の背中を、星だけが見つめていた。頑張れスターマン。いつか報われるその日まで。【願い事】七夕の夜。笹に願い事を書いた短冊をつるすと願い事が叶うという。信憑性のない話ではあるが、情緒的ではある。だから俺は好きだ。みんなと一緒に願い事書いたり、その願い事を見せ合ったり。そんなちっぽけな娯楽がたまらなく嬉しかったり楽しかったりするのだ。・・・それはさておき、願い事だ。今年の願いは何にしようか。・・・たしか去年は『部活が楽しくなりますように』で一昨年は『これからいいことがありますように(具体的には懸賞が当たったり限プレ当選したり)』。一昨年の願いは特徴的だったな。俺自身いかがなもんかと思ったが、兄に従わされたのだ。じゃあ今年は何にするか。幸い兄からの邪魔はない。友人も皆願い事を考えている。願いを書くなら今のうちだ。「トシ君、願い事何すんの?」背後から唐突に声をかけられて慌てて体で短冊を隠した。・・・何も書いていなかったが、これは条件反射だ。「・・・、ミキ、急に声かけんなよ」依然机に突っ伏したまま、顔だけ彼女に向けて喋る。「あははっ、ごめんごめん。でもどうせまだ何も書いてなかったでしょ?」・・・何とでも言うがいい。早けりゃいいってもんじゃない。じっくり考えるのがいいんだ。と考えて少し気になった。「・・そう言うミキは早いんだな。何書いたんだよ」「3年前のトシ君の願い事をお借りしましたー。あれ感動しちゃってさー」3年前と言えば・・・『いつまでも幸せでいられますように』だったか。しかし願い事ごときで感動とは。大体こういうのは願い事の定番だろうに。「・・特にあのときはリョウ君が・・・さ」それを聞いて体を起こす。悲しそうなミキの目を見るのが少しだけ辛く感じた。「あぁ・・・うん。だから俺もあの願い書いたんだしな」あの頃。3年前の夏。期末テストが終わり夏休みも目前だった頃に、彼・・・高瀬亮一は息を引き取った。前々からそんな通告はされてたらしく、病院で安静にしてればあと半年は生きられたと医者は言っていた。しかしリョウはその選択をしなかった。命が削られていくことを解っていて、あえて俺たちと過ごすことを選んだ結果がそれだった。今はもう話すことも、姿を見ることも叶わないけどこう思う。きっと、あいつは悔いのない生き方が出来た。俺たちに多くの感情と大切なことを与えてくれた。きっとそれを誇ってくれると思う。そんな気持ちを忘れないように。みんなが忘れられないように。この願いだけは何よりも大切だから叶えて欲しいと思って、俺はあの願いを短冊に記した。「・・うん。また別れの時期だから、もう一回忘れないようにって」そして俺たちは今、高校3年。17歳、18歳の夏を迎えた。あの頃と同じ、期末を終えた夏休み直前の今。忘れられないこと。今この願いを掲げずに、いつこの願いをするのか。俺はゆっくりとペンを動かす。一文字ずつ、自分の中にもう一度刻み込むように。そしてできあがった笹には、多くの願いが掲げられていた。多くの、たった一つの願い事。「いつまでも 幸せでいられますように」どうも、久遠です。いかがでしたでしょうか。豪華(?)三本立て。七夕・・・まぁちょっと過ぎましたけど・・・ということで、星に関する感じでやってみました。ショートショートに最近ハマってきましたね。ちょっと多めにやってます。・・・いや、基本的に思いついたのをここに書いてるんですが。上の三本で合計1時間半。つまり一本30分で書いてる計算です。見えた見えないに関しては10分程度ですが。何も思いついてない状態からこれだけ書けりゃ上等ですよ。自分で自分を褒めてやりたい(by有森裕子)ですね。じゃぁまぁちょっと自己観察?など。【見えた 見えない どうでもいいよ】どこかの誰かさんみたいな小説になりましたね。ええ。よく見ますこういう文体。ちょっと練り具合が足りない。もうちょい時間かければいい仕上がりになったろうに・・・。まぁでもこれぐらいで・・・満足とは行かないけど、65点ぐらいはあげられますかね。ショートラヴコメって感じですか。場所は想像にお任せします。俺の脳内ではオンナノコの家の屋根上です。【戦えよ星のため】ギャグを目指して突っ走った作品。結果。・・・ギャグは向かない。と思う。あんまり笑えないかもねー。でもいいのやっぱ自己満足。台詞と説明文(?)が大体50%ずつになるように、台詞→文→台詞→文という形にしてみました。これもまぁ一発書きにしてはいいんじゃない? 点数は・・・45点。つるっと。のあたりが好きだな。もうちょっと練ればいい感じにできるかも。【願い事】今回一番力を入れた。軽く実体験入ってたり。・・・、時期は違うけどね。名前は思いつかなかったので適当であります。トシは俺の名前から取ってたりなかったり。けっこう深く入り込んで書けたんで、自分としてはかなりいい出来になったと思います。80点。他の2作品と同じく、時間が少ないのでもうちょっとなところも少なくないですが。短冊に願い事ー、とかって最近できないらしいですね。川に流すのもダメ、燃やすのもダメと来たらどうにもこうにも。放っとけってか?飾るだけならいいけど処理に困るのが七夕・・・。そのうちなくなったりしねぇだろうな・・・。風習とかそういうのは好きです。けど、どっかの村とかの生け贄とか(あるのか知らんが)はダメです。即刻廃止にすべき。・・・まぁ俺がここで何言ってもしょうがないけど。さて。そろそろ眠いのでお開きとしますかね。空が晴れればまだ・・・というか、これから段々とよく見えてくると思います。天の川。星を見るのは七夕だけの楽しみではありませんからね。暑い日の夜、涼むついでにベランダとか縁側とか・・・なかったら屋根の上とかでのんびり見てみてはいかがでしょうか。気持ちは安らいで、色々嫌なことも飛ぶと思います。屋根の上から見る場合は、安らぎすぎて落ちないように。ではでは。ここまで読んで頂けましたらこれ幸い。夏の空に、思いを馳せる。
2006.07.09
Good evening 僕は夜の使者ん、今は朝? わかってるよ。だからGood eveningお は よ うって言ったんじゃないか。Good evening はこんばんは? 違う違う。最初に言っただろう。僕は夜の使者、って。それはさておき、君に一つ言っておくことがある。大事な、とても大事な話。僕は君が好きだ。・・・いや、何もそんなに嫌がらなくても。大体、この言葉は今日限り。正確に言えば日が落ちるまで。それを過ぎれば僕はいつもの僕だ。夜の使者はまた新しい夜へ旅立つ。けど覚えておいて欲しいのは、この僕は僕じゃないけど僕であるということ。難しく考える必要はないよ。どうせ明日になれば全部が新しくなるから。それじゃあ、返事は日没までによろしく。君の返事は夜に来た。日が沈んですぐ電話が鳴った。もしもしと言う暇もなく、電話口から聞こえた言葉。Good morningこ ん ば ん は 僕は夜の使者。どーも。また思いつきで変なの書いちゃいました久遠です。Good morning 僕は夜の使者頭に浮かんだこのフレーズが気に入ったので作りました。本当はもうちょっと長くて、Good morning 僕は夜の使者君の言葉を大事な人に打ち明けるGood evening 僕は夜の使者君が一歩踏み出すきっかけを作るHello everyone 僕は夜の使者次の夜 僕は君に勇気を与えるSay hello to your partner君 の 相 棒 に よ ろ し くもうすぐ僕が行くからとこんな感じ・・・。いやむしろこれだけで良かったんじゃないだろうか。・・・何でもいいや。明日で期末考査終了です。張り切って小説書くぞー、おー。
2006.07.06
眠い。って一言だけ書いたら業者さんとか来るかな。
2006.07.04
一度だけ。一度だけでいいんだ。そこに窓があるだろ? 大きな窓。あれめがけて、思いっきりダイブして欲しいんだ。難しい事じゃないだろ? なに、君ならできると信じてる。「・・・質問。ここは何階だったか、君は覚えてる?」「もちろん」ド丁寧にお辞儀した後で、目の前に相手にそう言った。「なら答えてみろ」端から見ればきっと脅しているようにしか見えない。・・・君は、変わらない。「三階です、お嬢様」なおも紳士的な態度を続ける俺の頭を、軽いけど重い衝撃が襲った。「あたっ」「バカ言うなぁ!なーんでこんなところで死ななきゃなんないんだよっ!」続けてバシバシと頭を叩く彼女は、同じクラスの白石遥香しらいしはるか。とてもいい性格をしている。・・・本当に、いい性格してる。「う、運が良ければ・・・死なない・・・かも」「死ぬわっ!」最後に一発、額に掌底。その一撃に俺の脳は揺れた。「っ・・・たぁ・・・」「たく・・・そんなに言うなら自分でまず飛んでみろよ」まるで小学生か中学生のような文句をつけてくる遥香。その声が頭に来たのか、それとも何となくだったのかはわからない。「わかった」ただ少しだけむっとうなると、俺は真剣な目で言った。「そうそう、最初からそう言えば・・・って、え?」彼女が俺に聞き返す頃には、開けておいた大きな窓から見える景色めがけて――「やめろってーの!」走っていったところ、掌底をまた額にクリーンヒットさせられた。「あたぁっ! な、何すんだよ!」そっちが飛んでみろって言ったくせに! と怒っていると、目に入ったのは静かに立っている遥香だった。・・・なんか、間違ったかな。「バカ、もし本当に死んだらどーすんのさ」怒っているようには見えず、笑っているようにも見えなかった。「いや、死なないかも――」「死んだら!」いつも声は人一倍大きい彼女だったが、ひときわ大きい声で俺の言葉を遮った。「・・・どーすんだよ・・・」今まで二、三度見たことのあるような顔で、彼女は目を伏せた。・・・あぁ、だから苦手なんだよ、こいつ。どうやっても俺じゃ勝てないから。「・・ごめん」俺が謝ると、彼女は近くに置いていた鞄を拾って肩から提げた。「・・・帰る」帰るぞ、と言わないところが彼女らしい。家までの道のりで、どうやって振り回されるのか。少し思いやられたが、まぁいいかの一言で片づけた。たまには、こんな日も必要だよな?思いつきです。殴り書きの勢いでタイプしました。20分ぐらいでしょうか。ショートショートを書くのは久々です。よく考えると男の名前出てない。どうしよう。まぁいいや(1秒)文法がおかしかったりするかも知れないのは許してください。「直前の景色」は無事提出しました。ちょっと納得いかない終わりになってしまいましたが。こっちに載せるときはちゃんと改正しときますけど。それでわ。
2006.06.30
目の前に広がる景色を見た。その大きさに驚くわけでなく、しかしため息が出た。自分がこの綺麗な景色の中にいられることに違和感を感じていた。「・・・・はぁ」意識せずにため息が出る。理由は単純で、ここのところ失敗続きで周りから責められていたためだった。我ながら女々しいとは思うが、どうにも嫌な気分を拭い去ることが出来なかった。冷たい風が吹く。頬に当たる風は優しく、少しだけ俺に考えることをやめさせてくれた。今日初めてここに来たときも似た風が吹いていた。この瞬間だけは何もかも忘れることが出来た。俺はもっと多くの瞬間を求めて、遙か下に広がる地面をずっと見ていた。・・なんで、こんなことになったんだっけ。何の抵抗もなく、冷たい頬を涙が伝った。それは自然な動きで眼下に吸い込まれていった。どうも久遠です。この小説の〆切が明後日、6/29なので必死になって執筆中です。最低で400字詰め原稿5枚ということだったのですが、9枚目に突入しております。その上、起承転結でいう承の部分なわけで・・・どうなることやら。長編を書き続けるのも力なら短編に内容をしっかりまとめるのも力なのです。文章力だけが小説を書く力ではないということを再認識させられました。↑これには自信があるんですけどね。文をまとめる力というのをもっとつけていかないと通用しない、と勝手に痛感しました。それよりもべしゃり暮らしが打ち切りっぽい終わり方でショック。赤マルでやるらしいので買おうと思います。あとネウロもすごかった。QRコードがあったので読み取ったらびっくらこいた。あんなこともできるんだねー・・・うん、ネウロはやっぱおもしれーわ。では、完成したら載っけに来ます。・・・え、「来週またこの場所で」? ・・・また来週(死週末に頑張ってもうちょっと載せてみたいと思います。それでわ。
2006.06.27
書いた方がいい?・・・・・・・・・だが断るはい久遠です。そうそう、さっきさ。「由遠」でGoogle検索したら俺の前略プロフが一番上だったよ?由遠 の検索結果 約 941,000 件中 1 - 10 件目 (0.05 秒)こんな状況で一番上だったよ?どうしようねホントにもう。まぁいいか。こんなんで検索する奴いねぇし。それどころかHNにこれほどうってつけのもんはねぇってぐらいだから。ところで、改めて「Title」を読んでると、思うことがある。これ誰の小説?俺が書いた。ああそれは間違いない。しかし俺にしては文章ができすぎてないか?確かに「目的」とか「異変」は俺が書いた。あのちょっとした稚拙さは間違いなく俺だ。だけど「死の予感」とか「戦闘の掟」とか。どうみても俺じゃない。けど俺が書いた記憶がある。・・・謎だ。謎のプリンスぐらい謎だ。読んでないけど。まぁ答えが出なそうな謎は放っとこう。・・・で、火曜日は体育祭と。今日は応援合戦の練習で学校行ってきたと。明日もまた学校行かなきゃならないと。明後日は月曜日で学校と。OK。休みいつ?あー、小説書きてぇー。意味不明な日記大好きぃー。
2006.06.17
「一週間だ!一週間でお前を越えてやる!」あのとき、とっさについた嘘は、思わぬ形で俺に返ってきていた。「・・・・・・死んだ?」保健室。病院の個室ほど白くはないが、それでも白の多さが目立つその部屋で。その言葉によって足下ががらがらと音を立てて崩れていくような不安定感と共に、異常な安らぎを感じる俺がいた。何故かそれを嘘だとは思わず、すんなり受け入れていた。先生が俺の視界から消えた頃、その感覚すらなく、涙が流れた。今日は朝から頭が痛かった。奥の方がズキズキと、それはもう死ぬほどに。そんな頭痛に耐えること数十分。ある瞬間を境に、ぴたりと頭痛はやんだ。時刻はすでに午前9時を過ぎていて、頭痛がやまなければ学校なんて休んでいただろう。俺はすぐ学生服に着替え、鞄をひっつかんで家を出た。急げば一限目に間に合うか、という時間。車や学生があふれかえっているいつもの通学路には、俺一人だけだった。しかし急ぐ気にはならず、のんびりと青空を見上げたりなんかしていた。――ふと、白い光が。太陽のものではなく、花火のようにも見えない。青い、とても澄んだ青い空へ、綺麗な白が突き抜けていった。そこから数歩。俺が光から目を離し、光が完全に消えるまでの間の4,5歩が終わると。「ッ・・・?!」頭を万力で圧迫するような強烈な痛みがやって来た。思わずよろめいて近くの壁に手をつく。しかし痛みはやまない。それどころか酷くなっていくような気さえした。いっそこの壁に頭を打ち付けて割ってしまう方が楽なんじゃないか。そう考えるほどに痛かった。壁に寄りかかりながら、俺の足は何故か休もうとせずに学校へと向かっていた。段々と頭痛は酷くなる。万力を更に締め付けるように。頭蓋ではなく、脳そのものが痛かった。それは昨日までの日々を忘れ、今日からの異常な生活を無理矢理に受け入れることすらできる痛み。4月23日という、不思議も違和感も何もない一日を。ただこの頭に焼き付けるための痛みだったのかも知れない。いつの間にか俺は白い天井を見上げていた。「――?」目を覚まして、少しの間天井を見上げた俺は疑問符を浮かべる。少しだけ体を起こして白いカーテンも見るが、やはり疑問符しか浮かばない。(さっきまで歩いてた気がするんだけど・・・)その記憶を掘り返すと、一瞬だけ針が刺さるような痛みが走った。「つ・・・ッ」軽く顔をしかめ、こめかみの辺りを手で押さえた。それとほぼ同時に、カーテンの向こうから声が聞こえた。「あ、起きた?」聞き慣れないが聞き覚えのある声は、足音と共にこっちに近づいてくる。状況と記憶が一致した頃に、その人はカーテンから顔をのぞかせた。「・・涼子さん」俺は体を起こしたが、それでも少し見上げる角度でその人の名を呼ぶ。「こら、お姉ちゃんって呼ぶように言ったでしょ?」涼子さんは少し不満そうに立てた人差し指を俺の前につき出した。「・・・姉さんが運んでくれたの?」言われたように呼び方を変えて疑問を口に出す。ぎこちないながら要望に応えた俺に、2週間前まで他人だったその人は少し嬉しそうに笑った。「うん、朝来たら保健室の前にいたからびっくりしちゃったよ」姉さんは子供みたいな口調で言うと、俺の隣に勢いよく座った。反動で俺の体は上下に少しだけ揺れる。俺は少しだけ首をかしげた。「え・・・、俺って校門前に倒れてたんじゃないの?」「ううん。私、そんなところからここまで人を運べるほど力持ちじゃないもん」もう一度、年齢と見た目にそぐわない喋り方で彼女は言う。彼女の体を見るが、たしかにそんな力はないと思う。というか、女性で気絶している青年を運べる人がいるのかすら疑問だが。(じゃあ誰が・・・、まさか、俺が一人で?)と考えたところで、ドアの開く音がした。「西海先生ですか?」姉さんはカーテン越しに、見えない人物の名を呼んだ。「あ、はい。誠志君は起きました?」これは間違いなく聞き慣れた声だった。何せもう一年以上、聞かなかった日がないほどにこの人の声は聞いたことがあった。顔を見なくても顔と名前が解るその人は、俺のクラスの担任。さらに、俺の所属する陸上部の顧問でもある、西海祐一だった。「西海ィ?・・・おいおい、何の用・・・一限目ならパスするよ?」俺の言葉に合わせるように姉さんがカーテンを開ける。間違いなく見飽きた顔だった。しかし俺を見るや否や、急に見たこともないような真剣な顔つきでこっちへ向かってくる。そして俺の目の前で止まり、目線を俺に合わせてくる。姉さんが少し不安げにそわそわし始める。まだ短いつきあいでしかないが、この人のこんな姿は初めて見る。「あの、西海先生・・・やっぱり、もう少し後でも・・・」その言葉に西海は一瞬ためらったような間をおき、首を横に振った。「何の話だ?・・・なんかマジっぽいんだけど・・」俺が口を開いてからの数秒、西海は軽く目を閉じていた。すごく、何か・・・悔しさを感じているようだった。そして。「・・・二羽、聞け」俺の肩に手を置いて、西海は目と口を開いた。このときまで・・・いや、このときでも俺は気付いていなかったかも知れない。次に彼の口から出る言葉に、俺が絶望に叩き伏せられることに。「言われなくても聞くよ。なんかあった――」「・・・・・・藤野が、死んだ」「――え?」ガツン、と。頭の奥の方で何か固いものに殴られるような感覚と音を感じた。申し訳程度に公開。公開してから後悔する。このHPはケータイで見られることを考えていません。昔々、それはもう遙か昔、ケータイで見てる奴に「改行多すぎだろw」とか言われましたが、それはケータイで見ることを考えていないからです。それぐらい察せ。というわけで。お久しぶり?と言っても二日かそこらですか。久遠です。現在、これと並行して「後悔」、「Title」、「直前の景色」というものを書いている途中であります。Titleは知る人ぞ知る連載作品。後悔は待つ人も少ないであろう、このサイトの2周年記念。直前の景色はガッコの選択授業の小説であります。何故かどれも雰囲気が似てしまっています。どうしてだろうどうしてかな。不思議でたまりません。ジャンプのお話今週のジャンプはリボーンが巻頭ですよ!いやぁ嬉しいっスね。「人気超大爆発!」とか書かれてるから更に嬉しい。クラスの友人に勧めたらものの見事にハマってくれました。絵は上手いと思うし、内容もよくできてると思うので。んー・・・、黒猫ぐらいは続くかな?あんまりだらだらやるのもあれだけど。後継者の話が終わったら終わりか・・・アイシに次ぐぐらい人気ぐらい出てれば次の話突入かな。ちなみに俺の考える現在の人気漫画ランク・・・1. ONE PIECEこれは文句なし。ぶっちぎりでしょ。2. NARUTOかなぁ・・・微妙なとこ。今週はあんまり目立たなかったかな?3. アイシールド21、BLEACH多分並んでるぐらいだと思う。BLEACH、今回の話は俺としてはソウルソサエティは越えてる。アイシはそろそろピークかと。段々中だるみになるかも知れない・・・でもおもしろい。デスマーチ終えた辺りからぐんぐん上ってると思う。4. 銀魂、テニスの王子様、D.Gray-man銀魂を上げるかどうかで少し悩んだ。けどやっぱこれぐらいかなぁ・・・と。今週の土方さんいいね。テニプリは・・まぁ、橘さんとか好きだから。世間的なランクとしては3位かも知れない。でも段々わけわかんなくなってきてるから4位。ディグレは・・・正直スイマセン。かなり個人的。これからの盛り上がりにも期待。5. 家庭教師ヒットマン REBORN!、ムヒョとロージーの魔法律相談事務所、魔界探偵脳噛ネウロはい。名前長いタイトルがずらり。・・・悪い意味はない。大体同じぐらいの時期の連載ですかね。リボーンだけ半年ぐらい早いのか。リボーンはとにかく異常成長株。黒曜入ったところからガンガン上がったっぽい。俺は読み切りの頃からいいと思ってた。って言うのは簡単ダヨネー。でもマジ。ムヒョロジもけっこう成長株。五領に事務所取られた辺りかな?人気出始めたの。最近ちょっと落ち込み気味?そしてネウロ。個人的にはかなり好き。絵はたしかにあんまり上手くないけど、内容がすごく濃い。だらだらしてる連載陣(特にボーボボ辺り)とは根本から違う気がする。ところどころに入る細かいギャグも好きwこれ以外は大体均衡してると思われる。こち亀、ジャガーは別だが。なんか別次元だもん。人気とか以前の話。個人的にはべしゃり暮らしも好き。ていうか森田さんが好き。ルーキーズからだけど。あと矢吹さんと叶さんも出てきたね。有名どころに恋愛モノ書かせて人気取ろうって魂胆かしら。見事にハマった。でも実は叶さんの場合ファンタジーのが好きだったり・・・(でも過去に読んだ連載はプリティフェイス)矢吹さんは何となくこっちの方があってる気がするね。目次コメントでも「漫画書くの楽しいからいいや」って言ってますし。・・・漫画の種類は関係ないかなぁ。あと、いとうみきお先生の村雨もいい。前回のグラナダはぐだぐだだったけど。あれ回想シーン多すぎね。太臓は・・・ジョジョ好きにはピンポイント爆撃。絵はあんまり上手くないけど、ところどころにジョジョネタが入るあたりがいいらしい。去年の先輩が言ってた。メゾンは、まぁ、まちまちではあるがおもしろさは出てる。なにげに毎回半分より手前にいる辺り、人気はあるのだろう。で・・・みえるひととツギハギだが・・・どうしたものか。みえるひとはストーリーが好きなんだが、なんかグダグダって感じだから・・・小説の方がいいかも。ツギハギも、まぁおもしろくはあるんだが・・もうちょっと。絵柄がワンピに似てると思うのは俺だけかな。この二つを入れるなら、388Pの手塚賞入選作品を読みたかった。もしくは過去の連載作家陣(5巻以上単行本出してる人)の作品が欲しかった。人気のない作品は大体2、3巻で終わるジャンプの鉄則。5巻以上出てたら、そこそこ行ける。10巻以上なら多分ほぼ間違いない。でも20~30ぐらいのは注意。無理矢理引き延ばした感じのが多い。るろ剣は別として。あと前作が15巻以上続いた人の作品もちょっと微妙。3巻ぐらいで終わる場合多し。例として和月伸宏先生、島袋光年先生、浅美祐子先生、藤崎竜先生など。しかし和月さんは武装錬金でリベンジを果たしたのでよしとしよう。次回作にも(あれば)期待。・・・つーか熱く語りすぎかなぁ俺。漫画についてはちぃと入り込み過ぎちゃうね。引くっつーのwてなわけで、連載どれかが終わった後の作家を予想。1. 新人・・・うん、やっぱこれかな。新人をどんどん出してかないとね。・・・しかし最近新人不足であり、どうにもならん状況。なんてこった。・・・・・・いや、うん、やっぱ新人しかないでしょ。でもなぁ・・・うん、連載描くにはちょっと力不足な人が多いんだな。絵は上手くても話がダメ、話が良くても読み切りしかできない、絵下手話下手が連載する→没落。・・・マガジンとかサンデーのがおもしろいんじゃないか?若い頃から漫画を書き続けてないとダメだねー。かといって過去の連載陣を出してきてもしょうがない。どうせまたそのうち新人出さなきゃなんだし。うーん・・・どうしたものか・・・・・・。そうか、俺が原作をやれば・・・・・・いや、すいません、無理です。やってはみたいけど!ヽ(`Д´)ノまぁまだまだ若いんでこれから考えていこうかと。長々と。読んでくれた方、感謝です。・・・あ、気軽にコメントください。広告とか危ないのとかは消しますけど。
2006.06.05
子供は風の子元気の子違う。風邪引いたかも。つくづく俺の体は弱い・・・誰か治して
2006.06.03
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