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伊豆の河津桜が満開というニュースが流れました。「春の到来」に思わず気持ちも嬉しくなりますね。この「世界の中心 de game日記」もトリノオリンピックと共に始め、初めはどうなることやら・・・と思っていましたが、どうにか今日に至っております。アクセス数も1000件を越えて、多くの方に訪問していただいたこと、心より感謝致します。まだまだブログを続けていきたかったのですが、諸般の諸事情により続けることが不可能となりました。大変残念でありますが、このページを卒業させて頂きます。私へのメッセージがありましたら「メッセージを書く」にコメント下さい。またPCのアドレスを教えて頂きましたらお返事いたします。それでは、皆様、これからもどうぞ御身体を大切に・・・・。
March 6, 2006
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昨晩、何日かぶりに家に帰った。電気もついていて、窓には人影があった。「ただいま~」元気に家に入るが気配がない。し~~~~ん。ゲッ、あの人影は何??泥棒??いやだ~~とおそるおそる部屋に入っていった。玄関のドアを開けたまま。すぐに逃げられるようにしておかなくちゃ。人影のあった部屋を恐る恐るのぞいたら・・・きゃ~~~、あれ?何あれ??そこにあったのは、なにやら不思議な物体。手に持てるような楕円系の形をした電気?透明なボールに覆われて、中に黒い人影がくるくる回ってた。なんだ~、人影をつくっていたのはコレね。どうやら防犯対策としてダンナ様がセットしていったようだった。(それにしても、なかなかのスグレモノ)すっかり安心して、二階のリビングで音楽をつける。明かりは、間接照明。大好きなマリアージュフレールのマルコポーロの紅茶を入れる。こんな時間に食べたら太るかな?どうしようかな?などとあれこれ思いながらもついついマルコポーロの茶葉が入ったチョコに手がいってしまう。う~~ん、美味しい、至福の時間。その時だった。パッ。・・・・・窓際のランプが突然、灯った。ゲッ・・・なっ、何?何も動かしていないのに、触ってないのに電気が付くって何事?いや~~ん~コワイよ・・。またまた近くに寄ってみると、なにやら変なものがついていて数字が並んでいる。「ランプよ、君もか?」ダンナ様の仕業であることが判明した。もう、言っておいてよ~~~。突然、電気がついたり消えたり、びっくりするので、わが家を探索した。ほぉ~こんなところにもあったか・・・装置は、至るところにセットされており、ランダムに明かりがパッとつくようセットされていた。それだけでない。庭に出られるドアには、ピーンと張られた糸みたいな仕掛けまであった。これを開けると音が出るようになっているのだろう。自分で間違えて音を出しそう・・・。庭に出るとき、これどうするの??仕掛けだらけの家。いやぁ、防犯対策も必要だがそこで住むのもなかなか努力が必要だ~。あなたの家の防犯対策はどうしてます?
March 5, 2006
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以前、アシュタンガヨガについて述べたことがあったが、その呼吸法しかり、ポーズしかり、このヨガが人間の身体のしくみをよく理解した上で考案された運動なのだな~と実感している。1.ポーズをとる上で大切な身体の状態・・・空腹時にすることお腹の中に何も入っていない状態でするのが、理想的だという。お腹の中に物が入っていると、身体の下の方に血液がたまり、頭を上げたり、下げたりしている段階でクラクラしたり、立ちくらみを起こしたり貧血状態になるからだ。また、身体をねじるポーズもあることから、胃腸に物が入っていると内臓が圧迫されてしまうので身体に負担をかける。身体の内側から浄化させるためにも、最低2時間前に食事は済ませておくこと。そして、ヨガをしているとき、水も飲まないほうがよい。ということで、「アシュタンガヨガ」は、朝、行うのがよいのだそうだ。朝、目覚めて「太陽の礼拝ポーズ」をすると本当に気持ちがよく、なんだか身体が元気になってくる。まさに太陽のパワーをもらってエネルギーをためる・・・ヨガなのだと思う。2.独特の呼吸法は・・・身体の中を暖める。以前、「ウジャイの呼吸法」、胸式呼吸について述べたのだがこれも奥が深かった。窓に息を吹きかけると、窓ガラスが曇るので、そこに文字を書いたりして遊んだ経験が一度くらいはあるのではないだろうか?また、寒い日、冷たくなった手先に「ハァ~」と息を吹きかけて、手を温める。このように、私達は、誰から教わったのかわからないけれど「ハァ~」とすると湿った温かい息が出てくることを知っている。反対にやけどをした際、口をつぼめて「フゥ~」とすると冷たい息が出てくる。私達は、こうして、同じ息でもその口の使い方や息の出し方で息を温かくしたり、冷たくしたり、自然に調節をしているのだ。アシュタンガヨガのウジャイの呼吸は、この「ハァ~」という方、つまり温かい湿った息を出し入れすることで、身体の内側を加湿器のような状態にしてポーズをとる。身体をあたためてパワーを持たせるのだ。このように、アシュタンガヨガは、人間がもつ身体のしくみを一つ一つ理論立てて、呼吸法やポーズに取り入れている自然の運動なのだ。今は、インストラクターから言われるままにポーズをとっているけれど、これら、一つ一つにも身体のしくみと関係する深い意味があると思うので、そのしくみをこれからも謎解きしたいものだ。
March 1, 2006
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昨夜から「チャングムの誓い」(宮廷女官)のDVDをずっと観続けている。眠れないとき、何も考えたくないときの私の元気の処方箋。チャングムは、今、NHKで放送され(再放送?かな?)「冬のソナタ」を凌ぐ人気と評判が高い韓国の歴史大作ドラマなのだ。どのようなドラマか・・と一言では言えないが私が思うのは・・・女性に対しての応援ドラマのような気がするのだ。女が仕事を持ち続ける時、時には嫉妬や中傷や既存する男性社会の中で、その性別の違いで苦労することや大変な状況に陥ることもあるだろうが、志を高く持ってあきらめなけらば道が必ず開ける。さらに細かく説明すると・・1.日本の室町時代くらいと同年代の韓国を舞台とする物語であり、実在する人物を描いたドラマ2.男尊女卑があった時代に女性が王の主治医としてのぼりつめていく出世物語。3.女官、王に仕えるものたち(官僚、大臣、その他)、医務官、医女など宮中を舞台とした職業別の思考の違い、などなど脇役達もドラマを盛り上げる。また、この時代に女が職業を持つということの意味を考えさせられる。4.女官(宮廷料理人)という職業を通じて、韓国料理の真髄を垣間見ることが出来る。主人公、チャングムが一人前の女官(料理人)になるために訓練されていく姿や成長ぶりは大変勉強になる。韓国料理のつくり方にも思わずため息。5.出発点の志は、チャングムと同じだったのに富や権力、家名を守るために自分の志を曲げざるを得なかったチャングムのライバル。自分の志をひたむきに真っ直ぐに通し、たとえ志を絶たれようと、危機的直面に遭遇しても、その環境の中であきらめないチャングム。2人の対照的な描写の鮮やかさは、感動。「志」について深く考えさせられる。どんなに虐められても、酷い仕打ちを受けようともチャングムが困難に打ち勝っていく姿に、思わず涙。6.組織(女官の世界)論的なお話トップが変われば方針も変わる。リーダーとして何が大切かを、教えてくれる。7.本物の愛あの冬ソナのぺ・ヨンジュを思い出させるようなやさしさ。(冬ソナの中のぺ・ヨンジュファンの私 笑)まずは相手を尊重し、陰でチャングムを支え守ろうとする男らしさ、自分を犠牲にしても女としてのチャングムでなく、人としてチャングムを認め応援しようとする器の広い男性。人間的な魅力的な男性とチャングムとの静かな愛がドラマに清らかさを与えているかんじ。思わずうっとり・・・。9.儒教的な教え、考え方 目の当たりにするかんじ。輪廻転生10.人のため、民のために働くということ。その尊さ11.陰謀を暴いていくプロセスにドキドキ12.料理人の心得、医女の心得、それぞれの立場で「人を思いやる心の美しさ」「大切なことはなにか」を説いているようなドラマなどなど、色々なスパイスが詰め込まれたドラマなので語りつくせない。約1年にもわたり放映されてきているドラマなので、何本もDVDを観ることになったのだが、一度、観てしまうと止まらなくなる。とにかく今までの韓流ドラマとは、ちょっと違う。いよいよあと1枚(3話収録(最終巻)。これを観終わったら、「元気になる」絶対に元気になる。そう信じている。
February 27, 2006
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昨日、「笑顔」について書いた。私達の仕事は、どんなことがあったも「笑顔」でいなければいけないって。そう、どんなことがあっても・・・。昨夜、皆で沖縄料理を十分に堪能し、上機嫌で部屋に戻った。そこに一本の電話がなった。尊敬していた上司(先輩)の突然の訃報・・。私達が出発する日、笑顔で話していたのに。私達を笑顔で見送っていたのに。「いってらっしゃい、気をつけてね。」って。今から10年前、この方は、私に「女性の職場で働く心得」を教えてくれた。1.どんな時も中立の立場でいなければならない。対立グループに入ってはいけない。2.人のことを無責任にペラペラと話してはいけない。3.感情的な発言をしてはいけない。4.誰が正しいかじゃなく、何が正しいかの視点を忘れてはいけない。先輩が残してくれた言葉は、語りつくせないほどだ・・。まだまだ教えてもらいたいことが沢山あった。どうして・・・。今、あまりにも悲しすぎて力が出ないが、自分が出来ることは、この先輩の言葉や精神を受け継いでいくこと。そして、今日も元気に笑顔で飛ぶこと。先輩、今日も安全に笑顔でしっかり仕事してきます。
February 26, 2006
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おととい「アーユルヴェーダ」について記載した。そこで「体質チェック」をしてもらった。今日は「エゴグラフ性格分析」!!!今の自分を見つめるために、やってみましたぁ。どうやら私はaaaab型!!以下が私の性格・・・らしい。性格 ほぼ理想に近いグラフ型で有ると云えます。理想が高く、倫理感や仕事に対する責任感も充実していて、しかも適度の思い遣りや寛容の精神も有り、非常に合理主義者で判断力や分析力も高く、感情面でも喜怒哀楽の表現が潤沢です。ここ迄は、結構ずくめなのですが、やや気儘な所はあります。しかしその方が仕事には強い意味合いが有りますので、やはりほぼ満点に近い性格で有る事は事実です。(ひゃ~~気儘なところって言う点、あたってるぅ。満点に近い性格なんて、ほめすぎぃ~~ブフフ) 恋愛・結婚 現在の様な物の考え方のバランス状態を狂わさない限り、性格的な欠陥によって恋愛や結婚の破綻する確率は非常に低いでしょう。但し、それは相手も高いレベルか、平均的レベルの人を予想した場合の事で有って、逆に大きくバランスの崩れた相手と結婚した場合には、判断力が高く行動力が旺盛なので、いとも簡単に離婚へ踏み切るような場面が出て来る事も考えられます。 (う~~む、ちょっと興味深い結果です。)職業適性 性格面からは一般的な職業の全てに適性が有ります。逆に云えば特異な性格の持ち主の方が却って適性のある特殊な職業では、逆に適性が乏しいと云う事になりますので、そこの所を良く理解しておく必要が有ります。(頭に入らない、これ、どういう意味??)対人関係 物の考え方や性格的な面から見て、格別に注意を払わなければならない様な点は、殆ど見当たりません。但し、或る問題、或る出来事で、貴方と周囲に人々が表面的には同じような考え、同じような行動を取っていたとしても、貴方の場合は、かなり高いレベルの判断や高いレベルの感情の動きで、そのような言動を取って行く場合が多いので、周囲の人々も自分と同程度の理解や判断の基に、そのような行動を取っているのだと云う風に解釈しない方が、賢明だと思います。 (ハイ、気をつけます。)さぁ、皆さんもご一緒に・・・・・今のあなたを見つめてみよう。下記が、性格判断テストhttp://www.egogram-f.jp/seikaku/
February 23, 2006
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「アーユルヴェーダ」という言葉を聞いたことがあるだろうか?遥か5千年の歴史をもつインド・スリランカで生まれた伝統医療のことで「マッサージ」「食」などを組み合わせながら心身の健康を維持させていく「家庭の医学」といったかんじ。この中の「アーユルヴェーダのマッサージ」にとても興味を抱いていた私は、日本でも受けられると聞くやいなや、早速、探検に?いえいえ体験に行ってきた。まず、驚くのはサロンの受付で、血圧と体質をチェックされること。本当に病院のよう。アンケート用紙に答えていくことで簡単に体質がわかるようになっている。体質は「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つに区分され、自分の体質にあったマッサージオイルが決まり、施術後のお茶の種類まで決まるのだ。ちなみに私の体質は・・・「カパ」タイプだった。「ものごしが柔らかく、相手の心に溶け込むように話し、ほのぼのとした印象を相手に与えるタイプです。(ほ~~ここまでは、なんだか「癒し系ってかんじでちょっといいかんじ?)憶えるのに時間がかかりますが一度憶えたことは忘れません。(ひぇ~人の名前がなかなか憶えられないのって、体質?それにどうでもいいことをず~~と憶えていたりするのも体質??思い当たることばかり)動作はゆったりとし、礼儀正しく、相手に対して寛大でめったにおこったり興奮したりしません。のろまな印象も受けがちですが(うぁ、イタタタタっ、のろまな亀タイプです。ハイ)誰からも愛され憎めないタイプです。食べることにお金をかけるタイプでもあります。(うぅ、最後のツッコミ、まったくその通り。ハイ、たしかに食べることにお金、かけてます。体質だから許して~~)まぁ、こうやって自分の性格の分析がなされ、次にカパ体質が食べてはいけないもの、食べなければいけないものなどの説明を受ける。十分にカウンセリングを受けたあと、スリランカ人のセラピストに付き添われ、いよいよお待ちかねの個室へ・・。癒しの曲と薄暗い室内、不思議なオイルの香りに包まれながら(カパ用の薬草オイル)マッサージがゆっくりはじまる。そして、いつの間にか脳、身体がドロドロに溶けていくかんじを味わう。特に「シーローダーラ」といわれる施術は初体験。「第3の目といわれる額の中央にゆっくりとオイルが落とされて、そのオイルが髪の中にトロトロと流れ、まるで誰かに髪をなでられているような心地良さ。究極のリラクゼーション!!何時間も眠ったような充実感に浸りながら、熱いシャワーで身体を目覚めさせる。その後、バスローブのままTEA ROOMへ。「カバ」体質用の「免疫強化」のTEAをゆっくりと飲みながら、くつろぎの時間を過ごす。身体もポカポカ・・。温泉に入ったようなかんじ。中国式マッサージ、タイ式マッサージ、英国式足マッサージ、どれも好きだけれど、これはやみつきになりそうな予感だな~~。読者の皆さんも「自分の体質」をチェックしてみたらいかがでしょう?チェック表はコチラhttp://www.treeoflife.co.jp/aboutus/products/bland/dosha_chk/
February 22, 2006
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昨日の「オリーブ編」に続き、今日は「はちみつ」編!!そのお気に入りの「はちみつ屋さん」は自転車で行けるほどのご近所さん。美味しいチーズを買ったあとには、思わず立ち寄りたくなるほどのとっておきのお店。初めてこのお店を見つけた時、「え~~、はちみつってこんなに種類があるの??」と本当に感動した。そして、しばらく「はちみつの世界」に浸ってしまった。ここには、日本のはちみつだけではく、イタリア・フランス・スペイン・ギリシャ・ニュージーランド・ハンガリー・ベトナムなど、めずらしい「はちみつ」が豊富に取り揃えられている。そして綺麗に並べられている。目を奪われるのは、その魅力的な商品名の数々。フランス産の「ラベンダー」や「プロヴァンス」「ブルゴーニュジュレ」とか、イタリア産の「レモン」「オレンジ」「ひまわり」「くり」など、「ちょっと試してみたい」って思いませんか?「はちみつ」ってカテゴリーでくくれないほどの味の多様性。これ、はちみつ?って思うくらいそれぞれの国のはちみつに驚きと発見の連続。食べ方も多種多様。1.朝食向きのはちみつ・・・日本の「冬青」というはちみつは、バタートーストとの相性がいい。でも、クロワッサンとかブリオッシュにあわせるならイタリア産の「MILLEFIORI」日本名で百花蜜などなど。2.チーズにあわせるはちみつ・・イタリア産の「レモン」はハードタイプに合わせるといい。フランス産の「くり」には青カビタイプ。3.DRINKに合わせるはちみつ・・日本の「十和田湖の蜜」というはちみつはハーブティーにあう。ミルクに入れて夜、寝る前に飲むと美味しいというはちみつも多い。オリーブオイルと同じ、はちみつにも色々な味わいがあって、それに合う食べ方があって・・・。そんなことを考えながらはちみつをテイスィングしているととても豊かな気持ちになってくる。世界「最高峰」といわれるはちみつは、ギリシャ産。天然の「はちの巣」に貯蔵されたままの姿で売っているのは、ニュージーランド産。さぁ、春の到来。はちみつの産地に咲く花々や太陽の光を想像しながら、じっくり味わうのも楽しいのでは??お店の案内はココhttp://www.labeille.jp/onlineshop/pr02.php
February 19, 2006
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ニューヨークステイの時に必ず立ち寄る「オリーブオイル専門店」があった。タイムズスクエアの駅のショッピングモールの中にある「O&CO」は、そんなに大きいお店ではないけれど、オリーブオイルのティスティングが出来るおしゃれなお店だった。小さく千切られたパンが置いてあるので、これぞと思うオイルをつけて食べてみる。スプーンですすめられることも多く、う~ん美味しい。(でも、舐めすぎるとちょっと・・・ウッとなることも・・。)パンにつけるオリーブオイルは、この味!!パスタに使うオリーブオイルなら、こっち!!「あーでもない、こーでもない」と言いながら選ぶのは本当に楽しい~。産地もフランス産、イタリア産、ギリシャ産、スペイン産と豊富だが香り、コク、味わいと全然違うので迷ってしまう人も多いと思う。私は、いつも「Disisa」というイタリア産のオイルが口にあうので、そればかり買っていたけれど、その他にも「Chill Pepper」「Lemon」「Basil」「au Citron」の四缶セットもよく購入した。これは、お土産にしてもとても喜ばれた。この4缶、どうやって使うの?って聞かれることが多かったのだけれど、「Lemon風味のオイル」は、白身の魚をハーブと塩で焼く時によく使う。生のレモンを絞ったときもレモンオイルの香りと調和してバッティングしないし、味わいも広がる。レモンのような酸味のある白ワインにあわせれば最高・・。わぁ、飲みたくなってきちゃった・・・。要するに、レモンを絞るとよさそうなものにレモンの代わりにオイルをかけるってかんじ。今なら、広島のカキが旬の時期だから、カキをオリーブオイルで焼くときに使っても美味しいと思う~。Chill Pepperのオイルは、何でも使えるけれど最後の隠し味として使うっていうのもおすすめ。わが家では、自家製で辛いオイルを作っているのだけれど、その時にオイルの基として使っている。まぁ、用途は様々。このオイルに合う食事は、何だろう~って考えるのも楽しいのでは??残念ながら、最近、なかなかニューヨークにも行けなくなってオイルのサプライはどうしようかと思っていたところ、東京の恵比寿にある三越で同じ店を見つけて大喜び。日本だとちょっと高めだけれど、自分の好みに合うオリーブオイルを見つけられたら料理の楽しみも増えるはず。スプーンを持ってお試しあれ!
February 18, 2006
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歴史から学ぶことって多い。だから、「歴史の教訓」っていう題名がつくと、指導者層の人達は、「読んでおかなくちゃ」とおそらく一冊は手にとって読んでいるはずだ。今までの近代史(明治~敗戦)の歴史教育で習ったことは、「政治的・社会的指導者層」の決断で日本が戦争に向かっていっちゃった~ていう過程がつらつらと語られてきた。「戦争」を指揮した軍部、指導者層が悪者、国民や言論規制されたマスコミが弱者という構図。非常にわかりやすいし、事実、そういう面もある。しかし、最近、その考え方が見直されつつある。従来、「指導者層」の研究に偏りがちだった政治分析に「市民意識」にも光をあてて、今まで説明されてきた事実を別の視点からも考えてみましょうっていう取り組みがはじまっているのだ。私はその講義を縁あって聴講することになったのだが、なかなか興味深かく目からウロコだった。その講義では、歴史を考察していく際に「敗戦」という事実を知る今の時代を生きている自分達の視点ではなく、当時の「市民の気持ちになって物事を見ていかなければならない」ということを繰り返し言われる。満州事変が起こったときの新聞は?国民の反応は?ドイツと同盟を組むと決まったとき、新聞は?国民は?そうやって一つ一つ、事実の考察をしていく段階で今まで弱者として語られていたマスコミや国民が、決して弱者ではなかったことにふと気がつく。ヒトラーを熱狂的に支持する国民やマスコミが事実、存在し、それに政府が追随していく流れがあった。また、5.15事件では、一国の最高指導者を暗殺されたというのに、そのテロを企てた青年将校に対して、国民やマスコミは同情的だったというのだから、驚きではないか。指導者層だけがこの国を「戦争」という方向に向かわせたのではないのでは?・・と思う。だから、「歴史の教訓」をもっと市民レベルの問題で取り上げ、国が決断を迫られているとき、「国民の責任、マスコミの責任も重いのだ」という自覚を与える教育があってもいいのではないかと思う。小泉政権が圧倒的多数で国民から支持され、時代が大きく転換しようとしている今、様々な改革がなされようとしている。支持をしたのは、まぎれもなく国民だし(私も小泉首相を支持していたが)マスコミも小泉人気に便乗する傾向があった。何十年か後にこれがどうでるか・・・。遠い未来、「その当時の国民の気持ちにならないと小泉政権を支持したことなどわからない」なんて言われないことを願うばかりだが、どう思います?文部科学省によって選定された21世紀COEプログラムの一貫http://www.jsps.go.jp/j-21coe/その他http://www.coe-ccc.keio.ac.jp/symposium/
February 18, 2006
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オペラって奥が深い。私もそんなに詳しくオペラを語れるわけではない。ただ、今年はオペラを楽しみたいと思っている。モーツアルト年だし。私が観に行こうと思っている「ドイツオペラ」、しかもモーツアルトの作品となると、予習してから観にいかなくちゃ、楽しみが半減する。それだけ、手間をかけて観に行く価値があるということである。モーツアルトの曲って、音楽だけでも一級品だから、聴いているだけでも満足だけれど、「オペラ」という「歌劇」としてみたときに、イタリアオペラのような「歌」中心、歌手が主役、台本が感動的ということだけで終わらない。彼は、器楽にスポットをあて、楽器に登場人物の感情を表現させた。だから、その楽器の音の意味がわかったときに感動が倍増する。 また、基本的には声楽の声の高さで、役柄やその役の地位、主役かどうかも決まってしまうのだが、モーツアルトは地位の高い登場人物に「古い形式の曲」を歌わせることで、身分の高い人物に対する風刺的な意味を持たせたり、なかなかあの時代に挑戦的なことをやっていた。音楽性、技術、理念など経験豊富なモーツアルトは、彼が開拓してきたあらゆる方法、技術をつぎ込んでいるのだ。宗教的で謎解きのような点もあり、とにかく奥が深いので、何も知らないで観に行ったら「面白いけれど、むずかしいよね」で終わってしまうかもしれない。オペラを観に行こう。私の予習用の本を紹介する。かなり面白いし観に行きたくなるだろう。ちなみに、「新国立劇場」に行ったことがあるのだろうか?オペラ劇場は、客席の壁、天井とも厚いホワイトオークで仕上げているので、歌手の肉声が理想的に響くそうだ。「劇場全体がまるで楽器のように造られている」といわれているが、たしかに木の色やぬくもりがいいかんじ。新国立劇場のホームページはここhttp://www.nntt.jac.go.jpちなみに500億を投入して造られているのだから、国民としては行ってみなくちゃ。
February 17, 2006
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何年も世界中を飛び回っていると、苦手な食べ物があっても不思議ではない。今では、「好き嫌いがない」でとおっている私も、かつては「無理、無理。臭いだけで、もうダメ。」ってものが存在していた。でも、私が今の職場に勤めている限り、皆と食事に行くかぎり避けて通れない。なぜなら、私が苦手だったものを皆は大好きだったから。「騙されたと思って食べてみて。美味しいから」と先輩に耳打ちされ、素直な私は「はい」と言って「騙された」と思って本当に食べ続けた。あれから月日が流れ、今では「ちょっと苦手です。」っていう人を見かけるとついつい耳元でささやいてしまう。「騙されたと思って食べてみて」って。1.「パクチー」編今回のステイ先でタイしゃぶに行った私達は、もちろん「パクチー」だけを一皿オーダーしてスープの中にどっさり入れた。「これよね、これ」皆で思わず、うなってしまった。いつもは、一人くらい「ちょっと苦手です。」って人がいるのだが、今回は一人もいなかった。それどころか「足りない!!」の大合唱。お店の人は「ナイ、ナイ」と必死に身振り手振りで訴えていたが、最後には諦めて渋々と出してきた。だって、本当にパクチーを食べるとアジアに来たって実感するんだもの。「臭いがちょっと」といわず食べてみよう。そしてアジアを堪能しよう!そうそう、パクチーは食中毒や二日酔いにも効くのでタイなどアジアではおすすめ!日本行きの飛行機の中で発熱、下痢、吐き気があったら黄色の検疫質問表が必要ですのでご用心。パクチーとは?タイの野菜図鑑http://www.thai-square.com/shokuzai/yasai.htm2.「チーズ」編新人の頃、先輩とパリのスーパーに行くと必ず行く場所が、チーズ売り場だった。「ブルーチーズは絶対に食べられません、沢あんの匂いがしませんか?」すると先輩は、「チーズの知識がないとダメよ。騙されたと思ってこれを食べてみたら?」そう勧めてくれた。そうして初めて買ったブルーチーズがデンマークのチーズで「キャステロ」という名前のチーズ。日本に帰って食べてみたら、「あれ???美味しいかも」「え~~、これ美味しい」と大騒ぎ。完熟葡萄やワインと食べると美味しいし、ナッツやレーズンの入ったパンを薄く切って載せて食べれば、臭いも気にならない。年月は流れ、今では春になると(3月)旬のシェーブル(山羊のチーズ)にサンセールのワインをマリアージュしたり、冬は「モンドール」が出るので冬の到来を味わう。う~ん、私も少しはチーズを楽しむあの頃の先輩のようになってきたかしら?さぁ、チーズの本を持って、パリのスーパーに出かけましょう!参考本:
February 16, 2006
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今日から「お仕事」。向かう場所は、暑いところ。そしてやや危険なところ。スーツケースに荷物をつめるときに注意すること1.暑いからといって油断することなかれ暑い国に行くとなると、当然、洋服は薄着なものをセレクトする。でも、そういう国に限って冷房が異常なほど効いている。冷え性の女性には相当堪える。「こんなに強くしなくても・・・いいんじゃない?ブルブル(涙)」だから、カーディガンはMUSTアイテムだ。当然、パジャマも長袖。靴下まで持ていく。用心深い私は、ひざ掛け代わりにストールまで持っていく。お部屋も冷房がガンガンに効いているんだもん。(冷房を止めると寝苦しい場合があるから)また、長袖だと、蚊や虫に刺されなくてすむしね。2.「あまりにも綺麗な格好をすると狙われる」説外務省の「危険地域」と勧告が何度も出るような国に行くときは、意識的に「綺麗な格好」は持っていかない。でも、そういう国に限って比較的「いいホテル」に滞在させてもらうことがあるので、どの程度まで落とすか、結構、悩む。新人の頃、先輩から「ジーンズ」はダメだと言われたことがあった。一流ホテルでジーンズはみっともないってことらしい。今は、そんなにいいところに泊まってないものね~って思いながら気にしている自分もいる。カジュアルすぎず、だけれど派手すぎず・・・。女性は面倒だ。3.非常食は持っていく「いつ、何が起こるかわからない」から、非常食を持っていく。ホテルから出られなくなることもありそうだし・・・。なんて、あれやこれや考えて、私のスーツケースはいつもいっぱい。「何泊するわけ?」ってかんじだけど・・・。それでは、行ってきます。どうか何事もなく、帰ってこれますように。そんなに大変な所に行くのかって???いえいえ、美味しいものを食べて、楽しく仕事してきまーす。
February 13, 2006
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2月14日は、日本にはいない。だから「別にチョコレートを買わなくてもいいかしら~」とふと思う。今更、嫁からチョコレートをもらっても嬉しくないだろうし・・なんて思いながら、結局、毎年欠かさずにチョコレートを贈っている。私って、偉い???(当然?失礼いたしました。)って、ことで今年も行ってきました。伊勢丹クルージング。やはり、この時期、東京で一番チョコレートを取り揃えているのは伊勢丹。伊勢丹には、長い行列のできるチョコレート専門店もあるし、チョコレートソムリエもいるという噂だし。そのお店は、1箱7千円くらい軽くするのでさすがにそこは素通りしましたけれども。とにかく最近の日本のチョコレート商戦はものすごい過熱ぶりだ。チョコレートスタンドバーやカフェが続々とおしゃれなスポットに登場しているのだ。羽田空港の第2ターミナルにチョコレート専門店ができた時にはここまできたかと思ったくらいだ。だからこそ、普段、街で見かけるチョコレートでは、伊勢丹に行く意味がない。私達の新しい物好き、珍しいもの好きの期待を裏切らないのが伊勢丹なのだ。実際に新しいブランドから老舗、王室御用達までカウンターがずらっと並んでいて満足させる内容だった。美味しそうなチョコレートさん達は、「私を選んで」といわんばかりに綺麗に陳列されていて、本当に目移りしてしまった。結局、一粒600円くらいもするチョコレートを手にとって(合計、ウン千円?)「こういう時にしか食べられないし、これ、普通、売ってないし、喜ぶよね。」って言い訳をしながら、ついつい買ってしまった。しかし、あたりを見渡すとこれまた珍しいものがあちらこちらにあるではないか?見つける度に足を止めて、「え??ハート型のおせんべい??なるほど、甘いものが苦手な人にはいいわね~。でも、持ち帰るときに割れちゃったらシャレにならないし。」「え??ハート型のパスタ?これは、めずらしい~」「おっ、このボトルに入っているチョコレートは何?え??ボルドー地方の最高級貴腐ワインのソーテルヌに漬け、チョコレートでコーティングしてあるですって???」ワイン好きの私が見なかったことには出来ない~。ってことでついつい買いすぎてしまった私。パスタ&ソーテルヌチョコをお買い上げ。帰宅して、「これ、めずらしいでしょう?これもどう?」と楽しそうに説明する私にダンナ様は圧倒されていた気もするが、我が家のバレンタインDAYは、私が日本にいるうちにはじめなくちゃ。仕事に行く前に「チョコレートを食べてみて~っ」て開けてもらお~っと。
February 13, 2006
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2006年の元旦に「今年は、疲れにくい身体づくりを目指します!」と宣言してから、近所のヨガ スタジオに通い始めて2ヶ月。今では、すっかりはまってしまい自分でも驚いている。「ヨガ」といっても色々と種類がある。ストレッチ中心とか、暖かい部屋で汗をいっぱいかきながら「身体の解毒」を中心とするものとか、様々だ。 その中でも私がはまっているヨガは、「アシュタンガ・ヨガ」(呼吸に合わせてポーズをとること)で、かなりパワフルでハードなヨガとして分類されている。あのマドンナやジュリア・ロバーツ、メグ・ライアンが続けているヨガもこの「アシュタンガ・ヨガ」だそうだ。別にミーハーだから、これを選んだのではない。現在、世界的に流行しているヨガの基礎だから、これをしっかりマスターすれば「世界共通」ということで、どこの国に行っても「ヨガスタジオ」があれば行けるかな??という期待もあったからだ。実際、後輩からの情報によると私達が宿泊するNYのホテルの近くにスタジオがあり、1レッスン$15と手軽に通えるらしい。(さすがアメリカ。日本の半額)裸足でよいわけだから、運動靴を持っていく必要もないし、あちこち飛び回る私達にとっては、最適だ。こうして、私も今では「インドのお香」まで持っていって、朝からヨガタイムだ。この「アシュタンガ・ヨガ」を実践してみて実感することは、身体だけでなく気持ちが落ち着き瞑想した後のように頭と目がトロンとしてくることだ。アロマオイルの中で、「英国式足マッサージ」を受けた後のようなトロンとした感覚・・。私がはまってしまったのは、「身体の疲れ」だけでなく「脳や神経の疲れ」をとってくれたような「トロン」とした感覚を味わえるからかもしれない。長いインドの歴史に育まれ、すべてのポーズが科学的な行法となる「アシュタンガ・ヨガ」の奥深さは、まだまだこれから知ることになるだろうが、「身体」だけを鍛えても「心の疲れ」がとれなければ「私の身体の疲れはとれなかったのだろうか」ということに気づかされる日々だ。アシュタンガの基本ポイントとなる3つ「呼吸法」息を鼻から吸って、鼻から出すのだが、「口を閉じ、声門の部分を呼吸が通るようにして、空気の出入りに意識する。すると音が出るのだが、この音を聞くことで気持ちも落ち着く。おなかは常に引き締めたまま。「ウジャイの呼吸法」というのだが、これが結構、難しかった。「肺に酸素をゆっくり沢山入れて~、胸をゆっくり広げてインヘール・・・同じくらいのカウントで深く息を吐いて、身体中にある毒を出すような気持ちで、エクスヘール~」といわれ、普段、こんなに酸素を吸ったり吐いたりしないので、頭がクラクラしてくるのだ。「引き締め」呼吸をする時に下腹部を常に背骨の方に引き付けておく、さらに恥骨と尾骨の間の括約筋を引き締めて、エネルギーを体内でコントロールするという。これをすることによって、腹式呼吸にならずにすんでいる。呼吸をしながら色々なポーズをとっていく時、腹式呼吸になってしまうと内臓などを圧迫させてしまうらしい。「視点」色々なポーズをとっていく時、目の位置、視点「ドリスティ」が決められている。つい目を閉じてしてしまうのだが、視点を定めることでより深く集中できる。この視点とは、鼻先だったり、親指だったり、眉と眉の間だったり、おへそだったり・・。日頃の疲れがとれないという方、ぜひともお試しあれ。
February 12, 2006
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以前、某国際金融機関に勤めるぐまさんのブログで「ODAの役割」についての紹介があった。そこには、ODAに関連した仕事をする方達の生のコメントが寄せられていたのだが、畑違いの仕事をしている私にとってはどれも大変刺激的なものであった。無知な私は、怖いもの知らずで・・・「ODAでは、結果がすぐに出なくても、有効な使われ方をしているっていう確かな確信と情報はほしい。そして、もっと日本はアフリカのみならず他の国からも金額に見合った成果と評価を得る努力をするべきなのだと思う。」などと偉そうなコメントを書いてしまった。初めて送信したコメントを読み返してハッと我に返った。「確かな確信と情報はほしい???」・・・ちょっと待って。情報が配信されていないかどうかも確認していないのに、なんといいかげんな発言だったのだろう。私はいつも「日本人ってどうして人任せなんだろう。自分で確認しないで文句ばかり言う傾向が強い。」そう分析して愚痴をこぼしていたのであるが、私自身、まさにその「他人任せの日本人」となっていた。反省。そんな中、たまたま仕事で「麻生大臣」と会う機会があった。麻生大臣といえば外務大臣。そうだ、外務省のホームページで「日本のODAについて」記載があるか確認してみよう・・ってことで確認したらあった、あった。麻生大臣の説得力ある会見の内容が・・・。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/18/easo_0119.htmlなるほど、ODAってものすごく必要な政策のひとつなのね、と納得。大臣の言葉には、単なる難しい政策の説明だけでなく、発展途上国の人達と日本人とをつなぐ「夢」が語られており、「日本人であることを誇りに思わせてくれる」説明が加えられていた。増税、年金問題と国内の「お金」に関する問題山積だからこそ、ついつい「ODA」の使い道に厳しくなるのだが、麻生大臣の会見で納得する国民は多いのではなかろうか?自分の体験を交えて、自分の言葉で語る大臣の言葉。ちょっと強面だから印象面で損をしているが、どこか今までの政治家と違う奥深さを感じてしまった。あぁ、会う前にこの「奥深さ」がわかっていれば対応も違っていたのになぁ・・。ポスト小泉といわれているが、案外、麻生大臣はいいかもしれない。
February 11, 2006
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ブログ日記を始める・・という記念すべき初日にトリノ冬季オリンピックの幕開けだ。私の大好きなイタリアでのオリンピック開催ということもあって、期待はどんどん膨らんだ。「え??そんなに競技に興味あったっけ?」そういう声が聞こえてきそうだが、私は単に「オリンピックのオープニングセレモニー」を観るのが大好きなのである。 オリンピックのオープニングセレモニーは、開催国の「お国柄」がこれでもかこれでもかと表現され、大掛かりな舞台装置や有名人が登場することもあり、そのエンターテイメント性を高く評価する人は多い。競技にはそんなに詳しくないが「オープニングは押さえておかなくちゃね」という人もかなりいると思う。私もそんな一人である。 私が今回注目したのは、なんといっても「登場人物達」であった。真っ暗な中に突然スポットライトがあたり、真っ白な衣装に身を纏った「オノ・ヨーコ」氏が登場したときには、その「サプライズ」にため息が出てしまった。彼女が「平和」を叫び「イマジン」の曲へと繋がっていく場面では、世代を超え、国境を越え、ただただ「世界が平和でありますように」とテレビの前でウルウルしてしまった。世界中の人達と同じ思いで一つになったような気さえした。「イマジン」ってこんなにいい曲だったのねと感動した。 そして、私のハートをノックアウトしたのは、真っ赤なカーテンがゆっくりと開いていき三大テノールの一人、「バヴァロッティ」の姿とオーケストラが現れた瞬間だった。私の大好きなプッチーニのアリアを唄いはじめた時(オペラ「トゥーランドット」より)思わず「ブラボー」と奮えてしまった。イタリアといえば「プッチーニ」は人気が高いが、「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」はロマンティックなテノールアリアの代表曲だ。自分がイタリア人だったら、「見よ!これがイタリアだ」と「鼻高々」になったであろう。やはり私の想像を超えた「トリノ」のオープニングセレモニー。早速、影響されてCDをセットしてプッチーニを聴いている。土曜日の午後には最高です。え?テレビは観ないのかって??応援しなくちゃね。(参考)加藤浩子(著)「さわりで覚えるオペラの名曲20選」一流の演奏と歌手で聴きながら読むことができる超入門書。CDがついているのが手軽でおすすめ。
February 11, 2006
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