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現在、かなり頭が ボ~~ っとしてまして、ちょっと しんどいです。 (=´、`=)なぜ、そんな事になってるかといいますと、今日は 忘年会 がありまして、ちょっとばかし 脳がやられてしまってます。現在 私は、いくつかの 地域役員 を引き受けていまして、先日 そのうちのひとつが、今年最後の会合でした。その時に、以前日記に書いた事のある、この秋に 定年 を迎えた Sさん に・・・「 なぁ、なぁ~、気の合う仲間内で、今度 忘年会やるんやけど、来てやぁ~!」以前も その方に声かけてもらった事がありまして、断りきれず参加したのですが、その時の宴会は、ものすっごい 強烈 なメンバ~で、圧倒 されっぱなしでした。( ※ 詳しくは こちらをどうぞ ・・・ 『 天使と女神と一杯飲み屋 』 2004年7月19日の日記 )あんまり 気乗りしないので、断るつもりでしたが、今回は前回と違って、少人数で 若い人も来るとの事でしたし、またもや 断りきれず 参加 する事になってしまいました。そんでもって、今日がその忘年会で、場所は近所の 居酒屋 だったのですが、私は5分程遅れての到着で、お店の方に案内されて 個室の座敷に入ると、ちょうど、乾杯 のタイミングでしたから、大きな拍手でもって 熱烈歓迎されてしまいました。座って周りを見ると、メンバーは確かに 前回 より 少し少なく、少し若かったのではありますが、それほどではなく、主要メンバーは ほぼ同じ・・・。思わず、来た事を 後悔 しそうになりました。(^_^;)a 初めは大人しかった宴会も、ビールが追加される頃には、前回以上に とんでもない会話 が飛び交う様に ・・・。今回、夏に結婚したばかりの、若い男の方が来ていたのですが、かなり お姉様方 に かわいがられてました。「 ○○さんって、新婚さん なんやってぇ~? ええやんかいさぁ~! 」「 新こ~ん? へぇ~~ 、 うちんとこ、新婚の頃なんか、一緒に お風呂入ったりしてたわ ・・・ 今は 頼まれても しいひんけど ・・・ 」「 あんたやったら、頼まれたら、今でも入るんとちゃうの~? 」「 気持だけで言うたら、入ってもええけど、うちの風呂、小さいから もう入れへん様になってしもたわ! ハハハ・・・ 、 もう、しょうもない事 言わさんといてえやぁ 」「 うちは、時々 入ってるでぇ~! すごいやろ~!」「 すごいわぇ~! 負けたわ・・・、 そやけど、うちは、今でも、時々 夜 あるんやでぇ~ 」「 うちは、年に数える程しかないわ! お中元と お歳暮 みたいなもんやわ~ 」「 ほな、最近、 お歳暮 があったワケやねぇ~ 」「 いややわぁ~、 恥ずかしいやんか・・・。 そやけど、たまにでも しなあかんねんでぇ~ ・・・ 」この後、『 夫婦円満の秘訣は夜にあり 講座 』 を聞かされていた彼の目からは 『 助けて光線 』 が・・・。まるで、前回の私を見ている様でした。 (^_^;)さりげなく助けてあげようと、タイミングを見計らっていると、私の横にいた Sさんも 光線を察知して 助けてあげようとしたらしく ・・・ 「 そんな事 教えなくても、わかっとるって・・・、 なんせ ○○さんの下の名前、努って言うんやでぇ~! 努力の努や! 女 の マタ に 力 を 入れるんやから・・・、なぁ! 」一体何を言い出す事やら・・・。言われた 新婚の ○○努 さん 目が点になってました。 (・_・;)「 なんやぁ~、 そんなら、大丈夫やね 」助け方も 変ですし、大丈夫って、納得するのも、変 ・・・。みんな、アルコールが回りすぎて、思考回路がおかしくなってしまっていた様です。 (;⌒▽⌒Aそれにしても、今日は、みんな お酒 飲み過ぎ です。私は、アルコール類が全くと言っていいほどダメなんで、ああして、まるでお茶でも飲んでいるかの如く お酒飲んでいるのを見ていると、羨ましくなるほどでした。今回も 自称『 女神さま 』 が来ておられたのですが、この方なんて、始まって いきなり テンション高くて・・・。「 今日は、飲むよ~!」\(^○^)選手宣誓みたいに、片手挙げて 宣言 しちゃってました。 今回も ついであげたのですが、飲むピッチがあがるのなんのって、あっというまに 顔が真っ赤になってました。「 飲むペース早いですよぉ~! 顔、まっかっか・・・ 」「 え~? ホンマ~? そやかて、私ねぇ、太い人タイプなんやわ・・・ ハハハハハハ・・・ 」「 ・・・ 」「 冗談、冗談・・・じょ~だん やんかぁ~! 取って食べたりせえへんから、安心しなさい! 」一瞬、固まってしまいました。 (・。・)もしかしたら、私の目からも 『 助けて光線 』 が出てたかもしれません。「 顔、赤くなってるのって、私だけちゃうで・・・見てみぃ、ほら・・・それに、赤やなくて、ほんのり桜色やんか! 今日は、桜満開の気分やわ! 」桜色、桜満開 とは、また 大胆な・・・。『 姥桜 ( うばざくら ) 』 なんて、言葉が口から出そうになりましたが、ウーロン茶と共に胃の中に流し込みました。予定の時間になり、宴会は終了になりましたが、今回はみんな 2次会行かないというので、私も帰る事に・・・。ただ、Sさんは行きたかったらしいですが、みんな帰るというので、しぶしぶ・・・。今回の宴会は 『 気の合う仲間で忘年会 』 という事でしたが、その 『 気の合う仲間 』 に 私が入っている事が不思議でしょうがないです。ちょっとばかし 脳がやられてしまった宴会でしたが、それは、アルコールのせいではない様です。 A^▽^;)
2004年12月26日
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先日、外国から来られた方と お話をする機会があったのですが、この方、来日 3度目、滞在延べ日数 4ヶ月弱 というのに、かなり日本語が上手で、日常生活レベルでは問題ない程です。それでも、初来日 の時は 少ししか話せなくて困る事も多かったそうで、知らない日本の方に助けてもらっても、うまく御礼も言えず、いつも 申し訳なく思っていたそうです。そういう事もあって、どうやら、日本に来る前に 日本語学校 で かなり勉強してきたらしく、英語が全くダメダメな私 は感心してしまいました。そんな話を聞いていると、ふと、ある 日系アメリカ人 の方の事を思い出しました。その方とは、新婚旅行先のハワイで 『 バスでオワフ島一周 』 というのに参加した時に出会ったのですが、これは、オワフ島の 『 はとバス観光 』 の様なものです。『 はとバス 』 と大きく違うところは、案内してくれるのが、美人 (?) バスガイドではなく、山城新伍 に そっくりで 胡散臭そうな おっさんだった事でしょうか・・・。 ( 今にして思うと、山城新伍のモノマネをする 上島竜兵 の方がそっくりかもしれません。 チョメチョメ ・・・ )そんなバス・ツアーに 添乗カメラマン として同行していたのが、その日系アメリカ人の方でした。その方は 『 ゲンちゃん 』というあだ名で呼ばれていた 私の高校の山元先生にあまりにもそっくりで、そんな話をうちの奥さんとしていると、私達の目線で気が付いたのでしょう、その方から話し掛けてきました。 とっても 流暢な英語で・・・。口調が早かった事もあって、私は何を言われているのか判らなかったのですが、 うちの奥さんが そこそこ英語ができるので通訳してもらうと・・・「 私の顔に 何か ついてますか?」と言うような事だったそうです。私達が話していた事を、うちの奥さんに英語で伝えてもらうと、どうやら 『 ゲンちゃん 』 という呼び方が気に入ったらしく・・・「 私も ゲンちゃん と 呼んで下さい! 」と、言うような事を言われましたので、せっかくなんで、私達も、その方を 『 ゲンちゃん 』 と呼ぶ事にしました。ゲンちゃんは、見た目 が どう見ても日本人でしたし、名前も 『 ギル●ート・カネ●ラ 』 という事から、日本語も話せるのかと思ったのですが、ほとんど話せない様でした。ですから、初めのうちは、うちの奥さんに通訳してもらいながら話していたのですが、そのうち私も、身振り手振りと、適当に英単語を並べただけながらも、通訳無しで話してみると、なんとなく言いたい事も伝わる様でした。お互い 苦笑いしながらの 判った様な判らない様な やりとりになってしまいましたが、そういった事も結構楽しかったものです。おかげで、乗り心地の悪いバス に乗車定員いっぱいまで詰め込まれ、若い人なんて私達しかいなく、定員のほとんどを どこぞの おばさん御一行様 が占めていて、そのおばさん達に・・・「 若いっていいわねぇ~、私が若い頃なんてさぁ~ 」「 私の新婚旅行なんて●●だったのよ~ 」「 今は こんなんになっちゃったけど、こう見えても若い頃は かわいらしかったのよ~ 」・・・なんて聞きたくもない話を聞かされ、その上、山城新伍に激似のガイドの くっだらないジョ-ク を延々と聞かされ続け、そのジョークに異様な 興奮 と 熱気 をもって笑い続けるおばさん達に辟易して、すっかり凹んでいたバス観光も 楽しいものになりました。辟易していたバスの中は、こんな感じでした・・・「 次は、DOLLの工場に行きますね~! そこでは~ パイナップル等のフル~ツ・ジュースも作ってま~す。フレッシュ・ジュ──ス! トロピカル・ジュ──ス! ・・・ ですねぇ~。判り易く言うと、新鮮な果物の汁 という事になりますか ・・・ いいですかぁ~? OK? 」( 『 汁 』 でおばさん一同、爆笑 )「 飲み放題ですから、勝手に飲んじゃって下さい! 思う存分飲んで下さい! 死なない程度に・・・ フフン・・・ OK? 」( おばさん達、さらに爆笑 )「 OK、OK! それじゃ、時間は45分ですから、たくさん汁飲んできてくださ~い! 」そんなバス観光も、予定のコースを周り終え、夕方になって、宿泊していたホテルまで戻ってきたのですが、バスを降りると、ゲンちゃんが ・・・「 ドモ アリガートッ! 」・・・って言いながら、私達に握手してくれました。なんか凄くうれしくて・・・。「 サンキュー、ド~モ、アリガ~ト~! 」 ・・・って、来日コンサートの外国人歌手の様な事を言ってしまいました。 ( なんだか、ちょっと恥ずかしい・・・ )旅行最終日の朝、『 あと数時間したら空港に行かないといけないんだなぁ 』 なんて思いながら、ベランダで煙草を吸っていると、フロントから来客の連絡が・・・。下まで降りてみると、お土産がいっぱい入った、紙袋を手に持った ゲンちゃんが立ってました。わざわざ、会いに来てくれたんです。『 前日から、うちの奥さんが風邪で寝込んでて、今 まだ寝てる 』 という事を説明すると、とても心配してくれて、『 薬を買ってきてあげようか?』 みたいな事も言われました。嬉しかったです。そして・・・。「 アリガト! マタ、ハワイニキタラ アイマショ。 ニホンゴ ベンキョシマス 」・・・って言ってくれたのですが、たまらない気持ちになって、涙 が出てきました。私も、『 また ハワイに来る 』 『 英語の勉強する 』 みたいな事を、必死に言った様に思いますし、沢山の 『 サンキュ~ 』 を言った様にも思います。 あれから、約10年、ハワイに行く事もなく、英会話の勉強をすることも無く過ごしてきましたし、これから先、ハワイに行く事があるかどうかわかりませんが、少し時間に余裕ができてきたら、英会話を習ってみようかなぁ・・・って 思う、今日この頃です。
2004年12月21日
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我が家には、小2の息子と3歳の娘がいますので、玩具等が 出しっぱなし になってたりする事が多々あります。子供達は、出すのは早い というのに、後片付けをするのは なかなか ・・・。うちの子供達もそうですが、そういう事で よく お母さんに怒れている子供さんも多いかと思いますが、そういった事は 子供に限った話ではない様で、私の友人の Nさん も・・・。少し前の話なんだそうですが、Nさん、その日は残業で かなり遅い帰宅 だった様で、玄関を開けて ・・・「 ただいまぁ~ 」・・・と言っては みるものの、家の中からは、小さく テレビの音 が聞こえてくるだけで、誰の返事ありません。テレビを消し忘れて寝てしまったのかと思いながら、リビングに入ってくると、奥さんが頬杖をつきながらテレビを見ていたそうです。聞こえてなかったかと思い、もう一度言ってみたところ、『 おかえり~ 』 とは 返してもらえず、それどころか、なにやら、いやぁ~な 雰囲気 で、見ているテレビから視線も外さず・・・。「 青いビニールの制服の婦人警官って 一体 なんやの? 」「 あんた 看護婦とかも ええの? 」「 女子高生は、ブレザーの方がええん? 」Nさん、そこまで言われて、ようやく気が付いたそうです。昨晩、みんなが寝た後、こっそり と見た エロ・ビデオ の事を言われているのだと・・・。音量も限りなく小さくして見ていて、誰かが起きてくる気配も無かったらしいのですが、もしかしたら見られたのかと思い 訊いてみると ・・・「 見たも何もデッキに入ったままやったやん! あんたが、夜中ひとりで ナニしてたかどうかは 見てへから知らん 」ビデオを見ているところを見られてしまったワケじゃない事にホっと胸を撫で下ろし、何か言おうとしたらしいのですが ・・・「 何、ホっとした顔してるんよ! 昼間、子供達が うっかり 見てしもたんやでぇ~ 」「 え ー !! 」「 見たって言うても、ほんの少しやけど・・・ 」~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ Nさんとこの子供さんは、5年生と1年生の 息子さん 二人です。昼間、奥さんは 子供達が学校から帰ってきて 掃除と洗濯を していると、1年生の弟君が 何か ビデオ を見たいと言ってきたそうです。手が離せない奥さんは、ビデオを お兄ちゃん に頼んだそうなのですが、しばらくすると・・・「 う わぁ~~! 」何事かと思い、リビングに行って びっくり ・・・。 \(◎o◎)/テレビ画面には、青いビニールの制服を着た婦人警官が、パンツ1枚のおっさんと ・・・。奥さん、目が飛び出そうになったそうですが、とりあえずテレビを消して、ビデオを止めたそうです。お兄ちゃんに事情を訊いてみると、アニメのビデオをセットしてあげようと思ったら、ビデオデッキに何かテープが入ってたんで、何だろうと思い、見てみたら どえらいものが映ってしまったそうです。奥さんが慌てながら ビデオデッキの取り出しボタンを押して出てきたのは 『 制服図鑑 』 と 手書きのラベルの貼られたビデオテープ・・・。~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ ★ ~ 「 それにしても、制服図鑑 ってなぁ・・・、どんなもんなのか、子供達寝た後、ちょっと見てみたわぁ 」「 ・・・ 」「 あんなんのどこがええの? 変態みたいなビデオやん!」「 男はみんな制服好きやねん! 」「 そんなら、男はみんな変態なんか?」「 そうや! 度合いは違えど、みんな変態みたいなもんや! 」なんとまぁ、えらい事言い切ってしまってます。 A(^_^;)「 あのビデオどうしたん? レンタル? 」「 いや、ダビングしてもろてん・・・ 」「 誰によぉ? 」「 ○○ちゃんに・・・ 」 ( ※ 『 ○○ちゃん 』 は私の事 )「 そんなら、○○さんも変態って事やね 」つい、私の名前を出してしまったそうなんですが、ホンマ、どえらい事言ってくれます。 凸(ーー゛)本当は、レンタル してきたビデオを ダビング したものらしいですが・・・。今後、Nさんの奥さんに、街でばったり出会わない事を祈るばかりです。「 何を見ようと、何を貰ってこようと、ナニをしようと 別にかまへんけど、見終わったら片付けといてや! 」「 出しっぱなしはアカン! 父親の威厳なくすでぇ~! 」「 うちは、男の子やから まだ ええけど、これが 5・6年生の娘やったら、あんた、取り返しつかへんで・・・ 」奥さんの言う事はもっともです。Nさんは、言い返す言葉も無く、とりあえず、謝ったそうです。つい、私から貰った事にしてしまった 『 制服図鑑 』 、お詫びに 今度ダビングしてくれるそうです。私も 後片付けには 気を付けなければ ・・・。
2004年12月18日
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昨日の日記に 『 風の強い早朝の出来事 』 を書きましたが、あまりの強風の日には、どこからかゴミや板等が飛ばされてきたりして、思いもしない所で怖い思いをする事がありますので、十分注意が必要です。もう、二十数年も前の話になるのですが、強風といえば、私が 中学1年 の頃に、こんな事がありました。その日、親友の T君 が、近所のレコード屋さんに 『 横浜銀蠅 』 の LP ( 確か 『 ぶっちぎり 』 という題名・・・ ) を買いに行くというので、私も何か買おうかと、一緒に行く約束をしていました。学校から帰ってきて、出かける用意をしていると、渥美清 にそっくりな 母 が ・・・「 こんな風の強い日に行かんでもえぇんとちゃうん? 違うに日にしたらええやん!」「 自転車なんかで行ったら、ひっくり返るでぇ~! 危ないから歩いて行き、歩いて・・・ 」「 ひっくり返るどころか、外国まで 飛ばされてしもて、帰ってこれへん様になってまうわ 」なんて言ってましたが、聞いていても長くなるだけですし、すでに約束してしまっていたので、出掛ける事に・・・。玄関を開けて外に出ようとしたその 瞬間 ・・・バ ー ン !!ものすごい音をさせながら ドアが閉まりました。実は、その瞬間の事は よく覚えていない のですけど、多分、ドアが強風にあおられて、ドアノブを持つ手が滑ったのだと思います。あまりの音にびっくりしたのですが、もっとびっくりしたのは、その閉まったドア付近には、いくつかの 赤い点々 がついていた事です。当時、山のふもと付近の、鉄筋コンクリート5階建ての公営住宅の 4階 に住んでいたという事もあって、風の強い日にはドアの開閉が やたらと重く感じたものです。 また、その重く感じたドアというのは、飾りッ気の全く無い、ペンキを塗っただけの 鉄製 のドアだったのですが、そのドアに なにやら点々が ・・・。よく見ると、血に見えなくもなく 「 なんやコレ?」 という感じで、私の頭の中は ? だらけ ・・・。何か拭く物を取りに行こうとドアをあけると、ドア枠に なにやら 貼り付いている 様子 ・・・。初めは何かわからなかったのですが、それを取ろうと 左手 を伸ばしかけた時、ようやく何が起こったのか わかりました。左手薬指の指先、約1センチ程が ありません。どうやら、ドア枠に付いていたのは、ちぎれた指先の様です。 傷口からは、かなりの出血 だったので痛かったはずなのに、怪我した事に全く気付かず、ドアが閉まった瞬間も、なんとなく違和感があった程度で、事の次第がわかってから 痛みだした様にさえ感じました。その痛みも大した事ないものでしたから、あまりの事に感覚が 麻痺 していたのかもしれません。このままでは、出血が止まる気配すらありませんでしたから、とりあえず 応急処置 をするべく 家の入り 母に ・・・「 指 怪我してしもたわ~! 指先無いねん! 病院行かなあかんわ~!」「 はぁ~? 指先無いってなんよ! ん? わっ! ホンマやんか! なくなった指はどこいったんよ? 」「 ドアに付いてる ・・・ 」「 あほやなぁ、あんたは・・・、はよ~、剥がしてキレイに洗って上に乗せとき! くっつくかもしれへんやろ?」くっつくとは思えませんでしたが、とりあえず怪我した指と、ドア枠から剥がした指先を洗って、傷口に蓋をする様に乗せました。指の根元を紐でしばり、タオルでくるみ、とりあえずの応急処置とする事に・・・。そこで、ふと窓から外を見てみると、T君がすでに待ってましたので、そのまま待たせ続ける訳にもいかないので、事情を説明しにいきました。左手にタオルを巻いて現れた私を見て、訝しんでいたT君は、事情を説明しながら指を見せると 絶句 ・・・。「 ごめんやけど、こんなんなってるから、今日は行かれへんわ 」「 そんなんは ええけど、病院どうするん?」「 とりあえず、自転車で坂のとこの病院行こう思てる 」「 自転車って、まさか、自分で行くんか?」「 うん、車無いし・・・オカンの自転車、妹 乗せなあかんし・・・。 妹ちっちゃいから、一人家に置いて行けかれへん。 それに、オカンの自転車、後ろに子供用のイス付いてるから、どっちみち乗れへんねん 」「 そんなら、俺が病院まで乗せたるわ!」「 ん~、なんとか 乗れると思うんやけど・・・ 」「 アホか─! そんな手で自転車乗って、コケて もっと怪我したら どうすんねん!」いつもは、きつい口調で話す事さえ、あまりない T君に、怒られてしまいました。怒られて、涙が出そうになりましたが、それは きっと、指が痛かったからでも、怒られたからでもないと思います。「 すまん、言い過ぎたわ・・・ おばちゃんには、俺が連れて行くって 言うてきたるわ ・・・ な! そこで待っときや 」そうして、T君は言いに行ってくれ、私はT君の自転車の後ろに乗せてもらい、家から少し行ったところにある病院に連れて行ってもらいました。T君は、終わるまで待ってると言ってましたが、長くなりそうでしたし、その時の気持ちがありがたかった故に、これ以上は悪いので帰ってもらう事にしました。すると、入れ替わる様に、妹を連れた母が病院にやってきました。しばらく待つかと思われた病院も、急患扱いで、先に診てもらえる事になり、診察室へ入るも、すぐさま処置室へ ・・・。指の感覚は無いながらも、一応麻酔をしてもらい、着く可能性は低いながらも、ちぎれた指先を縫合してもらいました。処置が終わり、薬も貰い、帰りは急ぐ事もないので、歩いて帰る事にしました。家に帰り、麻酔か切れてくると、指の痛みは ものすごくて、痛み止めの薬無しには耐えられない程でした。数日して病院に行くと、縫合してもらった 指先は、やはり着く事はなく、真っ黒 になって腐ってしまいましたので、指先は無いまま傷口を縫ってもらいました。それから二十数年経ち、今では、無い指先が痒くなる事もなく、何もしてなくても何かに指がめり込んでいる様な違和感もなくなりました。指を診た先生にも言われましたが、わずかとはいえ、爪の根元 が残っていた事は良かった様です。根元ごと無くなっていたら、もう爪は生えてこなかったらしいので、ほんの少しでも残ってたおかげで、形は歪ながらも、爪は伸びてきましたので、指先がおかしい事は言わなければ気付かれない事の方が多いです。でも、気付いた人は必ずと言っていい程、興味津々で訊いてきますので、こうなったワケを話す事になります。それで、この指をマジマジと見た人に ・・・ それも おっさんだと、これも 必ずと言っていい程、言われる事があります。「 なんか スケベそうな指やなぁ~ 」露骨な人だと ・・・「 なんや、ちん○ みたいな指やなぁ~!」それほど 似てる訳ではないのですが ・・・。 (^_^;)みなさんも、風の強い日には、指が ちん○ になってしまわない様に お気を付けください。 m(__)m
2004年12月06日
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今日の昼間、職場の休憩室に、自動販売機で買ったコーヒー片手に入っていくと、Oさん と Kさん が仕事の愚痴を言い合ってました。「 また、愚痴大会ですか~?」そう言いながらも、私も愚痴大会に参加です。 (^^)その後 ・・・「 そういえば、Oさん! こないだの休みの日、えらい 怒ってましたやん!」「 え! やっぱ バレてたんかぁ・・・」言われた Oさん、苦笑いだったのですが、話は 1ヶ月程前 の日曜日に さかのぼります。( ^ー^)b その日、私は、ある大型ス-パー (?) に、子供達を連れて3人で買い物に行ってたのですが、子供達が・・・ 「 ハンバーガー食べた~い!」 ・・・と言うので、昼でも夕方でもない中途半端な時間ではありましたが、店内の 『 ■ッテリア 』 に入る事になってしまいました。すると、奥のテーブル席に、家族連れで来ていた Oさんが・・・私はすぐに気付きましたから、声掛けようかとも思ったのですが、とてもじゃないですが、そんな事ができる雰囲気ではありません。その時のOさん、体ごと横向き気味で、テーブルに対角で座ってる奥さんとは目も合わさず、いかにも 不機嫌そうな顔 で、せわしなくタバコをふかし、まるで、煙を出すのが目的かの如く、口や鼻から煙を出していました。方や奥さんは、子供達と にこやかに ハンバーガーを食べていて、目の前に、まるで 煙突 にでもなってしまったかの様なOさんが座っているというのに、視界に入ってないかの如く、やけに 涼しげな表情 です。ただ、子供達は、お父さんが気になるのか、時々 伏し目がちであったり、横目ながらも、様子を伺っているようでした。そんなワケで、気付いていない事にした方がいいだろうと、私は、Oさん一家から離れた手前の席に座る事にしました。しばらくして、Oさん一家は席を立ったのですが、Oさん、その時になって、私がいる事に気付いた様で・・・「 お~! ○○ちゃんやんか~!」Oさん、笑顔 でした。「 いつも 主人がお世話になってます 」奥さん、より 涼しげで、より 明るい笑顔でした。店の入り口付近という事もあって、あまり長話も なんなんで、子供達の紹介とかした後は、一言二言話して、Oさん一家は帰って行かれました。・・・と、まぁ、こんな事があったわけです。(^_^ )「 声掛けたら、びっくり顔やったから、気付いてなかったんやと 思とったわぁ~! そうかぁ・・・そりゃ、そうやわなぁ・・・ 」そりゃ、そうです。混んでもいないハンバーガー屋さんに、怒った顔して煙突と化してしまった同僚がいたら、いやでも気が付きます。ましてや、数分後に 笑顔 で話し掛けてくるなんて、予想もしてません。「 まぁ なぁ・・・色々あるんよ。 喧嘩にもならなんだけどなぁ。 見とったんならわかるやろうけど、『 馬の耳になんとか… 』 とか 『 のれんになんとか… 』 とか そんな感じや・・・ 」確かにそんな感じだったのですが、それを聞いていた Kさん ・・・「 そんなら、合わせて『 馬の耳に のれん 』やな! ハハハハハ・・・ 」「 ・・・ 」「 ・・・ 」自分で言って、自分で笑っていた Kさん でしたが、私とOさんには、面白さが判ってあげられませんでした。「 うちの嫁はん、気 強いから、黙ってるなんてありえへん! 喧嘩の時は、俺の方が『 馬の耳 』や『 のれん 』やでぇ! ○○ちゃん とこも、嫁はん きっついから そうやろ? 」なんや、急に私に振られてしまいましたが、そういう事って、自分で言う分にはいいけど、人に言われるとなんだかなぁ・・・。 (^_^;)「 まぁ、○○ちゃんなら、『 馬の耳 』では ないわなぁ。 『 サイ か カバ の耳 に 念仏 』 ・・・ 」どうせなら、サイでいいです。 (ーー;)「 夫婦喧嘩なんて、どこの夫婦でもあることですやん! うちも よく喧嘩しますしねぇ~ 」「 そうなんやけど、さすがに今回は まいってんねん・・・ あれから、必要な事 以外 ひとっ言も しゃべりよらへんねんわ・・・ 俺は謝ったんやでぇ~ 」謝ったと言う事は、あんなに不機嫌な顔してたのに、Oさんに喧嘩の 原因 があるみたいです。あれから、結構、日にちも経っていますし、謝ったというのに、未だにまともに話してももらえないとは・・・。どうやら、あの涼しげな表情の裏には、ものすごい 『 内に秘める怒り 』 が隠されていた様です。「 もう、何回謝った事か・・・ 謝っても、謝っても、謝っても、謝っても~、知らんふりや・・・ 」そんな事も言ってましたので、多分、相当謝ったんでしょう・・・。「 それこそ、『 馬の耳に念仏 』 になっとるやん!」確かにそうでしょうけど、そんな事言って、追い討ちかけなくても・・・。 こうなってしまったワケは 『 夫婦のこと 』 としか教えてくれなくて、詳しくはわかりません。奥さんが、それ程までに怒るんですから、余程の事なんでしょうけど、一体、何をやらかしたのやら・・・。「 何か、買って帰ってみれば? 仲直りのきっかけになるかもしれませんやん! 」「 そ~やなぁ・・・ きかけかぁ・・・そうかもなぁ・・・・・・ はぁ~・・・ 」Oさん、かなり凹んでるみたいなんで、うまくいけばいいのですけど・・・。(^_^;)
2004年12月01日
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