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『あぐり』の再放送面白いね。 伝説巨神イデオン 第33話「ワフト空域の賭け」ルククに代わってハンニバル(声:アクション仮面の人)が派遣される。部隊を率いる部下のメバルル(70年代風ファッションで高橋留美子先生似)はソロシップをワフト空域へ誘い込む作戦を提案する。その頃ラポーはモエラの死から立ち直っていなかった。コスモももらい泣き。そしていつものミーティング開始。ベスに代わってハタリがまとめ役。モエラの後任にギジェがイデオンメカのパイロットに選出されるが、カーシャは猛反対。しかしコスモはギジェの能力を高く評価していた。シェリルもちょい賛成。人手不足もあってギジェの着任が決定する。ただしロッタを監視役につけることになる。ギジェに不満はない。「私のことで気に入らんことがあれば一発とは言わない。十発でも二十発でも撃ってくれて良い」。一方で内部からイデオンに接することができ感激する。そんなこんなでメバルル率いる新型の重機動メカが襲撃。コスモたちはイデオンメカで出撃、イデオンに合体するが、重機動メカに捕捉されアステロイドベルトのような空間へ引っ張られる。ギジェはワフト空域だと気づく。ワフト空域にはエネルギー体に取りつくアメーバのような生命体が無数に生息している。そのため生還する確率はほぼゼロ。イデオンは生命体の群れに捕まり、エネルギーを吸収されてしまう。その間にメバルルはソロシップを攻撃するが、パイパー・ルウが泣き出し、イデオンのエネルギーが急上昇。両腕から放ったイデオンソードで生命体を斬りまくる。メバルルは攻撃目標をエネルギーを使い果たしたイデオンに変更する。コスモの提案で3機に分離して攻撃を再開するが、ギジェはロッタが気を失っている隙にメバルルと交信を交わす。「巨神メカの一部を奪い取った!例えどんなに心を開いても異星人同士、所詮信じあうことは出来ぬ。そう気づいた。やはり俺はバッフ・クランだ!」。さらに気がついたロッタから銃を奪い取る。その様子をモニターで見ていたコスモたち。カーシャとデクは激怒。「ギジェが裏切ったんじゃない?」「だから私は反対したのよ!」。しかしコスモは敵を挟み撃ちにする絶好のチャンスと判断する。ギジェは「了解!」と応え、三機でメバルルの戦艦を撃破。メバルルは「ギジェめ!売国奴が!」と絶叫する。ソロシップでギジェを巡ってミーティング。バッフ・クランに寝返るつもりだったのか、油断させるための作戦だったのか。コスモはコインを投げて表が出れば味方、裏が出たら裏切り者と決着をつけることを提案。コインは表を向いた。「ギジェはその時考えていた。自分は本心からバッフ・クランの地球に戻ろうとしたのか。それともあの行動は作戦だったのか。今の自分には分からないと…」(ナレーション:ぶりぶりざえもんの人)。つ・づ・く
2021年07月23日
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お見せしなくていい。 伝説巨神イデオン 第32話「運命の炎のなかで」ギジェの協力でソロシップに取り付けられていた生体発信機が取り除かれる。そこへ地球連合軍の艦隊が接近。ソロシップを地球連合軍に編入すると一方的に告げる。ばかばかしさに笑いと怒りが込み上げる。しかし今回の司令官はまだ話が分かる。ベスは冷静に対応するが、モエラだけやたら血気盛ん。そのとばっちりを受けるファード。いつも人形を放さずモジモジしているファードを𠮟りつける。昔の自分を見ているようでイライラするらしい。半泣きのファードを励ます看護兵のラポー。その頃ルククに補給が届く。責任者のクララはルククを補佐することになる。ルククはダラムが遺したビデオレターを再生するとハルルに充てたビッグラブトークが収録されていた。あの二人バカップルね。大爆笑。クララはその様子を確認すると本星のハルルに報告。ハルル激怒、ビデオレターを取り戻すことと、ルククの殺害を命令する。そんなこんなでイデオンメカ発進。「ラポーにファードか。俺がいる限りソロシップは守って見せる!」とモエラはテンション高い。「俺は今まで人間の運命を悪い方に悪い方に考え過ぎていたようだ。だけどなもう止めだ。良い運命があることを俺は見つけたんだ」。ラポーに「ホ」の字ダネ。ソロシップと地球連合軍は共同戦線を張り、ルククの艦隊を土星まで連れ出すことに成功。モエラは帰還後、ぼーっとしているファードを見つけて𠮟りつける。アーシュラでさえf働いているのに。ラポーにも励まされたファードはモエラに「これもういらないよ」と人形を差し出す。モエラは喜んで人形を受け取って出撃する。ラポーはモエラの手を握ろうとするが届かない。イデオンは小型の重機動メカ部隊に苦戦、地球連合軍の艦隊も沈没する。モエラは小回りが利くようドッキングアウトを提案、カーシャの下半身を分離させる。上半身だけのイデオンはイデオンガンを構えるが、モエラの操縦する腹部が直撃を受ける。一方ルククの艦隊ではクララがルククに銃を向けていた。「ルクク様はダラム様の遺言をお笑いになった」。銃弾はルククの頭部を貫く。その時イデオンはイデオンガンをぶっ放し、クララ諸共ルククの艦隊を破壊、土星の輪まで吹き飛ばす。モエラは炎に包まれながらイデオンガンの光を見つめる。「この光が…俺たちの運命を変えていく光だ!」。モエラの死を悼むソロシップのクルー。モエラの遺体は宇宙に放たれる。泣き崩れるラポー。「モエラが行っちゃう!」。それ以上に号泣するファード。「モエラ!僕強くなるよ!強くなる―!」。ベスは少なくともソロシップの中にだけは人の調和のようなものが出来ていると信じていた。カララやギジェを密告しようとした者は誰一人いなかったことなど。そう語ると高熱で倒れる。「ソロシップの人々はもう二度とこの故郷のある星々の輝きを見ることはなかった」(ナレーション:ぶりぶりざえもんの人)。つ・づ・く
2021年07月22日
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お見せしよう。伝説巨神イデオン 第31話「故郷は燃えて」ソロシップに地球から着陸許可が下りる。ただしベスのみ出頭するよう条件付き。キナ臭さいものを感じたベスはコスモを連れて地球連合の基地へ向かう。その頃ルククはダラムの遺品からハルルに充てたビデオメッセージを発見。オーメ財団との関係が分かるかも?そんなこんなでベスは地球連合軍からソロシップとイデオンの引き渡しを要求され、その見返りに参謀本部への昇格と特別に家族との面会を提案される。当然拒否。「移民星にも行かないで地球に残ってる連中だ。やることが小ズルいよ」と怒るもののコスモ共々監禁されてしまう。軍はベスの両親を使って説得工作。ベスが軍に逆らっていると信じこませている。父親は元軍属であり、ベスの写真を肌身離さず持ち歩いている。ベスはドアに背を向けて顔を合わそうとしない。これにはコスモも心配するが「俺一人が肉親の情に負けてみろ。それは俺のエゴかもしれん。そんな小さなことに捕らわれイデの力が強くなって、あの両親まで焼きつくすことになればどうなる?だから今は家族を捨てる。コスモお前だってそうだろ?」。コスモはソロシップに救援信号を送る。二人の留守を狙うかのようにルククは新型の重機動メカを引き連れてソロシップを襲撃。コスモ不在のままカーシャ、デク、モエラたちだけでイデオン発進。防戦だけで精一杯、ベスとコスモを救出する余裕はない。その時カララは監禁されているギジェを連れ出そうとする。「イデが現れるのを見るためには、あなたはこの船にいなければなりません。そのためにはあなたがソロシップに必要な人だということを示さなければなりません」。カララはギジェと共にベスとコスモに救出に向かう。しかしクルーにはどさくさに紛れて脱走したかのように見えてしまう。そんなこんなでイデオンは重起動メカに捕らえられ、エネルギーを吸い取られる。そのためゲージは上がっているのにパワーが上昇しない。まさにそのどさくさにカララとギジェは手薄になった独房からベスとコスモを救出する。ギジェの姿に驚く二人。「私への憎しみを忘れてくれなどとは言わない」と話すギジェにベスは素直に礼を言う。「私はイデの力を見たい。それだけだ。だがカララ様がいなければ私も助けには来なかった」。コスモは「そういうもんさ人間なんてのは」と応える。ソロシップを目指す四人の後ろ姿を見送るベスの両親。ベスも後ろを振り返らない。その時イデオンのゲージがフルパワー。エネルギーMAXで全身が輝く。重機動メカはオーバーヒートを起こし大爆発、ルククは撤退を余儀なくされる。ベスの両親は「これは悪夢だ」と言ってベスの写真を破り捨てる。その後ろをソロシップが飛び立つ。甲板から両親を見送るベス。何かを呟くが聞こえない。つ・づ・く
2021年07月21日
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私の演出プラン。東京オリンピックの開会式で『アイーン体操』。出演はダチョウ倶楽部、桑マン、渡辺徹。志村(バカ殿)はCGで再現。伝説巨神イデオン 第30話「捨て身の狙撃者」ルククはソロシップとイデオンをおびき出すため「異星人」たちの母星(地球)を攻撃。ソロシップのクルーは散々裏切られてきたため救援に反対するが「我々の家族や良心に恥じない戦いを見せてやろう!」とベスは救援を決断する。その頃シェリルは調理場からリンゴを盗んで挙動不審。ロッタが跡をつける。ギジェはシェリルに色々解説。何故イデオンが最近やたら強烈なエネルギーをぶっ放しまくるのか?その理由はソロシップ内の純粋な自己防衛意識の高まりによって現れたのでは?例えば赤ん坊のような自己防衛力の高い存在が危機や恐怖を感じた時、イデオンが反応してパワーアップ。つまりバイパー・ルウの関与が考えられる。シェリルはバイパー・ルウをイデオンに乗せて調査しようとするが、ギジェとの密会をロッタに見つかってしまう。ギジェは少しの間だけ匿ってほしいと頼むが、ロッタにそんなこと判断できるはずがない。むしろぶち切れ。そんなこんなでソロシップは地球救援のため大気圏突入。コスモのイデオンメカに同乗するシェリルとバイパー・ルウ。早速イデオンに合体するとイデオンガンをぶっ放す。前回より出力が低かったにも拘らず戦艦を四隻撃破、天候は変わるわ、地形も変わるわのものすごさ。たぶん民間人も相当巻き込まれてます。あまりの威力にコスモたちビビる。ルククはイデオン氷漬け作戦で反撃。急激な温度の低下に泣きじゃくっていたバイパー・ルウは次第に意識を失う。ルウを揺さぶっていたシェリルやコスモたちまでも寒さで意識を失い、イデオンは完全に停止する。ところがゲージが点灯、イデオンは自動的に動き出しイデオンガン発射。ルククは撤退を命令するが、ダラムは重機動メカで追撃。「こんな巨神が存在して良いはずはない!」。しかしあっさり撃破。降伏を呼びかけるコスモにダラムは一対一の決闘を申し込む。敵味方が見守る中ビームサーベルで斬り合う二人を止めさせようとするベス。カーシャは万が一に備えて銃でダラムを狙っている。甲板に集まるクルーの中にギジェも紛れていた。その時ダラムの部下が叫ぶ。「止めてくれー!異星人!ダラム様の宇宙服には核爆弾が仕掛けられているんだ!」。ダラムはヤケクソだったが頭を撃ち抜かれる。撃ったのはギジェだった。何故なぜここにいるのか?驚くベス。カララはギジェに近づくと五往復ぐらいビンタをかます。カーシャも激怒。「死んじゃえ!あんたなんか自分で死んじゃえ!」。ベスも感情を抑えながらも怒りを露にする。「イデの力で巡り合わせたとしても・・・しかし我々のあなたへの憎しみはどうなる?あなたと同じか、それ以上に我々は惨めだ!」。「すまん・・・だが今の私は詫びる術を知らぬのだ」。ギジェは泣き続けることしかできなかった。つ・づ・く
2021年07月20日
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もうマッチさんの時代じゃない!(ヨッちゃん)。伝説巨神イデオン 第29話「閃光の剣」バッフ・クラン正規軍の新しい女性指揮官・ルクク登場。ダラムはイデオンのデータと引き換えに待遇の保障を求める。その頃ソロシップは月基地から物資を(勝手に)搬入していたが、月基地の生き残り兵がブチ切れて襲撃。地球人同士で殺し合い開始。イデの謎が分かってきたシェリルは両者を必死で止めようとする。「こんなことをしていてはイデに滅ぼされるわ!やめなさい!」。しかし爆風に巻き込まれる。危機一髪のところを何とソロシップに紛れ込んでいたギジェに救われる。ルククは新型の重機動メカの編隊で月基地を攻撃。ベスはイデオンメカの出撃を命令する。ところがいつの間にかアーシュラ、ファード、バイパー・ルウが紛れ込んでいた。三人を降ろす訳にも行かないため攻撃続行。イデオンに合体すると全方位ミサイルを発射、一気に片をつけようとするが、今回の新型は小型で小回りが利くため翻弄される。しかしどういう訳かイデオンバリアーの出力は向上。ルククは特殊戦艦二機でイデオンを挟むと例の頭痛攻撃(正式名称ゲル結界)開始。パイロットはあと数分で死ぬ。さすが正規軍。「オーメ財団の私設軍隊とは違うよ」とランバ・ラルみたいなことを言うルクク。その頃ソロシップの倉庫でシェリルはギジェと対峙していた。自分たちが苦しめられるきっかけを作ったにっくき男。ギジェは本心を語る。これまであまりにも失敗を重ね過ぎた。しかしイデオンと戦えば戦うほどイデのことが知りたくなった。「もしイデが善き力で目覚めるというのであればそれはあなた方か?バッフ・クランか?いやどちらも悪しき者かも知れぬし、善き者かも知れぬ。それを私は知りたい、この目で確かめたいのだ。そのために生き恥を晒そうが構わん。イデの何たるかを教えてほしいのだ。フォルモッサ・シェリル!」。そんなこんなでコスモたちは頭痛で辛抱堪らん。泣き叫ぶバイパー・ルウ。その声に反応してかイデオンの両手から夥しい光が放出、長さ測定不能。なんじゃこりゃ!?剣のように振り回して特殊戦艦を撃破。ルクク&ダラムはあまりの恐ろしさに撤退する。コスモはバイパー・ルウをあやしながら「お前のおかげて助かったかもな」と呟く。その頃シェリルはギジェを人知れぬ場所で匿っていた。「俺は・・・破廉恥な男かも知れん」。つ・づ・く
2021年07月20日
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もうマッチさんの時代じゃない!(照)。伝説巨神イデオン 第28話「波導ガンの怒り」いつものエンディングテーマ(唄:戸田恵子)は今回のお話を歌ってたのね。しみじみしたよ。地球連合の艦隊が姿を現すが、ベスたちにイデオンとソロシップを渡すよう要求。ついでに威嚇射撃。「なんでやねん!」とベスとコスモ怒りまくり。地球連合はグロリアを勝手に使用したこと、異星人を結果的に地球へ連れ込んだことが理由と主張。シェリルは地球人同士で争っている場合ではないと優等生ぶる。さらに自分に責任があると言って小型艇で交渉に向かう。「ホンマかいな…」とコスモは信用していない。一人だけ地球へ逃げようとしているのでは?そんなこんなでシェリルは地球連合の司令官たちにあれこれ説明するが拘束されてしまう。グロリアを通じてデータを入手、地球連合はイデを獲得しようとしていた。その頃バッフ星ではハルルとカララの父ドバ・アジバ宇宙軍総司令がソロシップ追撃のため出撃命令を出していた。ドバはオーメ財団と手を組み、バッフ・クランの最高指導者ズオウ大帝を倒すことを密かに計画していた。そんな父親に冷ややかなハルル。一方ダラムは正規軍と手を組む前に何としてでもイデオンとソロシップを奪いたい。イデを巡って昼ドラ(東海テレビ)並みのどろどろな関係。重機動メカによる頭痛攻撃に苦しむイデオンとソロシップ。コスモは数日前、ソロシップからイデオンガンが見つかったことを思い出す。どうやらイデオンの腹部と接続させて先日のキムコジャイアントのようなブラックホールパワーを発揮させる結構ヤバい代物っぽいですよ。しかしバッフ・クラン、地球連合、ソロシップの三つ巴の戦闘状態。地球連合がほぼ全滅する中、イデオンはエネルギーが上昇しないままイデオンガンを豪快にぶっ放す。ダラムは脱出したもののバッフ・クラン全滅。予想以上の豪快すぎる破壊力にビビるぜ。その頃シェリルは戦艦に閉じ込められたまま。司令官はイタチの最後っ屁とばかりにソロシップへ攻撃を続けるが沈没。シェリルの救出を呼び掛けるデクにコスモは躊躇する。シェリルは自分たちを裏切ったに違いない。そう思いながらも炎に焼かれる寸前のシェリルを助け出す。なぜ助けに来たのかと訊ねるシェリルに「デクに叱られたからね」と答える。本当は地球に戻りたい気持ちがあったが「今日の戦いを見ているととてもそんな状況ではないってことを認めるしかないわね…」。その頃月面基地で生き残った兵士たちがソロシップに救助されるが、その中にしれっとギジェが紛れ込んでいた。ソロシップは地球に見捨てられてしまった。コスモは地球に向かって「ばか-!」と叫ぶ。つ・づ・く
2021年07月16日
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もうマッチさんの時代じゃない!(笑)。伝説巨神イデオン 第27話「緊迫の月基地潜行」いよいよ最終クール突入。やっと地球に辿り着くが、ソロシップの前を流星が地球に向かっている。既に相当な数が落下している様子。とりあえず地球と連絡を取り合うが「戻れ」と言われる。そこへ科学アカデミーのメンバー・コルボックが訪れる。ソロシップが異星人を連れてきたから軍が拒否ってまんねんと解説。コルボックは第六文明人の資料を貸してほしいだけ。資料の分析には地球の大型コンピュータ・グロリアが必要だが、軍以外は使用できない。そこへギジェ率いる重機動メカの部隊が攻撃。イデオンは全身からミサイル発射。一瞬にして撃退。その光景を目の当たりにしてコルボックびっくり。シェリルは謎のエネルギー・イデについて説明、再度分析を訴える。そこで月面都市にある端末を使ってグロリアにアクセスすることになる。そんなこんなでシェリル、コルボック、ジョリバの三人は月へ向かう。シェリルのテンションが妙に高くて気持ち悪い。コルボックと出来たか?その間、地球はベスのメッセージを完全無視。ダラムはソロシップに援軍を寄こさないことから「異星人」の母星ではないと断定。ギジェはバッフ星と同じく次々と流星が落下している状況が気になるが「気にし過ぎだ」と一蹴される。そんなこんなでシェリルたちはグロリアにアクセスして分析開始。イデは存在すること、エネルギー係数は無限大であることが分かる。そこに「なんだチミたちは!」と軍の兵士たちが乱入、事情を説明するコルボックを射殺する。ジョリバは隙をついて資料を回収、シェリルを連れて脱出する。その頃イデオンとソロシップは例の頭痛攻撃を受けていた。ベスは一番星号のようにソロシップを重機動メカにぶち当てて攻撃をストップ、イデオンのキック&キックで撃破する。ギジェは脱出カプセルで月に不時着。部下も死んでしまい独りぼっち。度重なる失敗にドクロベエ様ではなくダラムぶち切れ、ギジェを無視して帰ってしまう。「見捨てられたのか…見捨てたというのか!」ギジェもうあかん。憔悴しきったシェリルに代わってジョリバが分析の結果を報告。イデオンとソロシップには「無限力」が存在していること、「無限力」は地球の一つや二つどころかそれ以上のものを破壊できること、イデは何億人もの第六文明人の意思を封じ込めるシステムであることなどなど。第六文明人の意思はソロシップ内に閉じ込められている。それが防衛本能に従って動き始めた。パイパー・ルウのような赤ちゃんを乗せていたおかげでイデに守られていた、らしい。続けてカララが補足する。「イデは自らの存在を他の者に侵略される前に他者を滅ぼす。例えそれがイデを生み出した第六文明人であっても。イデのエゴ、我儘な力なのでしょう。愛などというものではなくて…」。イデを生むシステムを考え出した第六文明人何故滅びたのか?恐らくイデをコントロールできなかったからではないのか。またしても流星が地球に向かって飛ぶ。つ・づ・く
2021年07月15日
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もうマッチさんの時代じゃない!(噴)。伝説巨神イデオン 第26話「死闘・ゲルの恐怖」コスモは三途の川を渡りかけていたが、渡らなかったね。その頃ダラムの許にハルルから新型の重機動メカが届く。しかも対イデオン用に開発された最新モデル。ダラムとハルルは交際していたようです。元カノからのビッグな贈り物にダラムはサティスファクション、ギジェの士気も高まるぜ。コスモは意識を取り戻すが、キッチンが死んだことを知って布団の中で泣きじゃくる。ベス以下皆から「みっともない」とか「八つ当たりすんな」などぼろくそに言われてぶち切れ。そりゃ切れるって。皆から頼りにされている。それも分かっているが「キッチ・キッチンにさよならも言ってないんだぜ!」。そんなこんなでソロシップが地球に向かっていることが判明する。バッフ・クランの戦艦が追ってきたため亜空間飛行をいったん解除。ギジェたちが乗った最新型重機動メカ発進。何とも異様なデザイン。早速イデオンメカが出撃するが、コスモは病み上がりのためいまいち。キッチンの仇を討とうとしているコスモにデクは皆のため、人類のために戦うとビシッと言い放つ。コスモちょっと反省。キッチンのことはもう言わないヨ。イデオンと同様に重機動メカも三機に分離合体。ソロシップのクルーも対イデオンの兵器だと理解するが「そんな次から次に開発できんのかよ?」とベスちょっとビビり。ギジェは思考回路破壊ビームを発射。ここでダラムが解説。「人の考える力がイデのパワーを呼ぶという証拠を手に入れたのだ。となればあの巨神の戦力を低下させれば良い。つまりパイロットの脳を直撃すれば巨神は無傷で手に入れられる」つう話。電気ショックのような衝撃を受けるコスモたち。その様子を見てシェリルとベスはバッフ・クランがイデの秘密を解明したのではないかと疑う。要するに人をコントロールさえすればイデもコントロールできるかも?つう仮説。苦しむコスモの脳裏にキッチンの姿が浮かび上がる。さらにキッチンが撃たれる場面も。。。コスモは力を振り絞って重機動メカをぼこぼこにする。その後ソロシップは敵に気づかれないようショートデスドライブに移るが、しっかり生体発信機が取り付けられていた。そんなこんなで地球が見えてくる。カララにとってこれから自分の母星になる。皆ホッとするが、コスモだけは地球に到着するとソロシップから降ろされる、そうなるとキッチンの仇が討てなくなると気がかり。しれっとカララの肩に手を回しているベス。デキてんのか?つ・づ・く
2021年07月14日
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もうマッチさんの時代じゃない!(爆)。伝説巨神イデオン 第25話「逆襲のイデオン」ソロシップはまだキャラルに滞在。コスモはキッチンを連れてドライブ。ソロシップに乗らないかと誘ったり、この星を守ってやると熱くなったりと。どうやらキッチンに惚れたね。しかしキッチンは「ええ」とか「まあ」とか素っ気ない返事。女なんてそんなもんです。ソロシップでミーティング。ベスはカララにバッフ・クランの星の場所を教えてほしいと頼むが、流石にカララも答えられない。その頃ギジェはダラムから軍とオーメ財団が手を組んだことを知らされる。近いうちにハルルが対巨神用兵器を送ってくるとか。そんなこんなでバッフ・クランとソロシップ&キャラル軍が激突。『イデオン』はスポンサー(TOMY)の要望なのか、やたら戦闘シーンが多い。内容が内容なだけにややうんざりする。ソロシップがダラムの戦艦に体当たり。「あの戦い方は特攻だ!カミカゼ…何かの資料で観たことがある」ってダラムは地球の日本のことを知ってるの?そんなこんなでコスモ必死のパッチで絶叫。ゲージがフルパワー。イデオンは重機動メカを撃破するが、コスモが重傷を負ってしまう。その最中重機動メカから脱出したギジェはイデオンのあちこちに核爆弾をセットしまくり。その姿を発見したコスモはカーシャとモエラに操縦を任せ、ギジェと対決する。ビームサーベルで斬り合うが互角の戦い。追ってきたカーシャとモエラに核爆弾をは外すよう指示。ギジェの作戦失敗。再び重機動メカに乗り込んでイデオンを捕まえるが、三機に分離、撃破されてしまう。一方地上ではキッチンが生き残っていた子どもたちを誘導していた。そこへダラムたちの脱出艇が不時着。それに気づいた子どもがバッフ・クランの兵を撃ってしまう。ダラムはすかさず撃ち返すが、女子どもと知って後悔する。キッチンは即死していた。その頃コスモは輸血が必要だった。コスモと同じO型の血液が極端に少ない。カララは自分の血液型を調べるよう申し出る。そしてバッフ・クランの星の位置を示す。なぜ急に教える気になったのか?「あなた方の苦しみを見るに堪えられなくなったのです。けれどそれだけが理由じゃありません。何故か・・・」。そんなこんなでカララの血液型がO型と判明、コスモに輸血される。その様子をニコニコで眺めているパイパー・ルウ。バッフ・クランの星はソロ星から250万光年離れている。その正反対側250万光年先に地球がある。二つの星はソロ星を挟んで一直線に位置していた。「コスモはまだキッチ・キッチンの死は知らない。そして新たな力が生まれつつあることについては誰一人知る者はなかった」(ナレーション・ぶりぶりざえもん)。「新たな力」とは?つ・づ・く
2021年07月13日
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もうマッチさんの時代じゃない!(泣)。伝説巨神イデオン 第24話「潜入ゲリラを叩け」キャラルの皆さんソロシップに対してぷんすか。それどころか憎んでます。ついでに異星人ではないかと疑う始末。キッチンは亡くなった父親が軍のエ超ライさんだったため武器弾薬庫の場所を知っていた。好きなだけ武器弾薬を与えるので一刻も早く出て行ってほしいとコスモに訴える。ソロシップは補給基地へ向かうが、軍の司令官パーキンソン(声:メガネ)が乗り込んで補給はしないと告げる。バッフ・クランの恐ろしさを舐め切った言動にベスぶち切れ、銃を向けて武器の引き渡しを命令するよう脅す。しかしパーキンソンはマイクを握って「補給物資を渡すな~!」と部下たちへ女子アナのようにアナウンス。もうめちゃくちゃ。しかしキッチンの登場で事態は一転する。すったもんだしている間にギジェの部隊がこっそり補給基地内へ潜入。基地をぶっ壊すつもりが超簡単にイデオンと遭遇してびっくり。しかもパイロット乗ってなさそう。今なら奪えちゃうかも。つうことで予定を変更してイデオン強奪作戦開始。コスモはぞろぞろとイデオンに乗り込む人影を発見。コックピットを占領したギジェは「これだ!」とスイッチをポチッとな。イデオンに残っていたカーシャとモエラはバッフ・クランに乗っ取られたと気づく。そんなこんなでバッフ・クランも本格的に攻撃開始。大口を叩いていたキャラルの軍は早くもボロ負け状態。それでもソロシップとイデオンに協力を求めようとしないパーキンソンに対し。キッチンは今は協力すべきだと主張する。ソロシップはイデオンを攻撃しようとするがパーキンソン「止めて~」と涙目。まだ味方が残っている、弾薬庫もある。しかし砲撃ぶち込み、イデオンもミサイル発射。もうめちゃくちゃ。カララはその戦いぶりから正規軍ではないと判断する。そんなこんなでコスモはコックピットへ強引に乗り込み、ギジェと再会する。乱闘の末ギジェはコスモに刺されて止むを得ず退却。奪還したイデオンは重機動メカをぼこぼこにするが、核爆弾のセットを恐れてギジェたちを見逃す。戦い終わってパーキンソンがっくり。キッチンはバッフ・クランにイデオンとソロシップを渡せばいいと提案するが、そんなことをすれば地球人は皆殺しにされるとコスモは反対する。しかしカララによると今回の連中は正規軍ではなく私設軍隊らしい。従ってそんな戦力はないと。その頃ギジェはダラムに説教されていた。言い訳をするギジェに一括するダラム。「ここは軍隊ではない!カネを貰う為には巨神を捕らえねばならぬのだ!それが、貴様がハルルに鼻をあかしてやれる唯一の方法だろうが?」。やはりギジェはハルルに見捨てられていたらしいっす。つ・づ・く
2021年07月12日
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もうマッチさんの時代じゃない!(怒)。伝説巨神イデオン 第23話「戦慄・囮の星」地球の植民星キャラルは謎の攻撃により壊滅寸前。ソロシップはSOSをキャッチしていたが、アジアン星の一件がトラウマになっていた。救援反対のシェリル、救援を主張するコスモとデク。結局キャラル到着まで三日かかることから結論は先延ばし。いつもの連中が飯を食いながら先日の謎のパワーアップについて意見交換。シェリルの分析によると恐怖心がパワーアップにつながっているらしいことが分かる。では皆で怖いと思っていればイデオンが強くなるのか?と言えばそうでもない様子。現在も何故かメインエンジン付近に近づくことができない。イデに無限の力があればバッフ・クランを全滅できると恐ろしい発言をするカーシャ。そんなこんなで結局キャラルに向かう。キャラルは既に廃墟になっていた。コスモはビルの残骸から人影を発見するが、激しい銃撃を受ける。バッフ・クランではなく救援に来たと告げるが「自分で正体を見せたわね!誰もバッフ・クランなんて言ってないわ!」とコスモの説得に耳を貸そうとしない。相手は女と子どもたちだった。そんなこんなで先日ハルルを救出したダラム率いる新型重機動メカが攻撃をしてくる。ソロシップをおびき出すためキャラルを徹底的に破壊したのだ。まんまと罠に引っかかったつう話。宇宙空間でイデオンメカと激突。イデオンは重機動メカを撃破するが、ダラムが脱出した際に何かを取り付けられる。ダラムは救出に来たギジェに核爆弾をセットしたので急いで離脱するよう指示する。マジかよ!大爆発に包まれるイデオン。ビビるギジェに「核の攻撃を受けてなお無傷でいられる巨神でなければ手に入れる価値はない」とダラムはあっさりと言い切る。イデオンは左肩を破損しただけだった。その姿を確認してうっしっし。反面「伝説ではイデは良き力で輝くと言われている。我々の戦いが良き力か…」と気になる。そしてギジェとの謎の会話。ズオウの独裁を倒すためにはイデの力が必要と考えるギジェ。「そういうことだな。ドバも同じだ。我々はオーメ財団から巨神を手に入れろという命令でこの船とカネを受けている。信じて戦うしかないな」。その頃ベスたちは生き残っていたキャラルの軍に物資の提供を申し出ていたが「そんな余裕ねーよ」と完全拒否される。コスモは撃ってきた女キッチ・キッチンとの誤解が解けたが、キッチンはソロシップのせいでバッフ・クランに肉親を殺されたと怒りを隠せない。キッチンだけでなく皆ソロシップのことを敵だと思っている。「ソロシップの皆だって肉親を殺されてるんだぞ。苦しんでるのはあんたたちだけじゃない!戦いが好きな奴がいるもんか…」と涙を流すコスモ。つ・づ・く
2021年07月11日
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若山富三郎の笑顔。 伝説巨神イデオン 第22話「甦る伝説」調べてみるとなんと今回から放送時間帯が木曜18時45分から金曜19時30分へ変更。なんで?木曜に新番組でも始まるのかと思いきや『まんが猿飛佐助』(監督・東条昭平)の再放送開始。一方、金曜19時30分はテレビ朝日で『魔法少女ララベル』が絶賛放送中。『ララベル』を叩き潰すための秘策?ますますなんで?実際には『イデオン』が叩き潰されますが。このでたらめ精神。そして残業せずに定時に退社する藤子F先生。金曜19時から『ドラえもん』を鑑賞。そのあと東京12チャンネルにチャンネルを変えて『イデオン』も観ていたようです。その証拠に原作版『ドラえもん』に『イデオン』のパロディ、その名も『建設巨神イエオン』登場。ねじり鉢巻きに金づちとのこぎりを手にした巨神までデザインされてます。まさに伝説。スペース・ランナウェイ。つうことで今回は金曜日から初見の視聴者に向けた総集編を放送。親切なのか、でたらめなだけなのか。第1話から第4話までをさくさく編集。とても分かりやすいです。カララの好奇心が原因で戦闘状態になったこと、バッフ・クラン側が先に攻撃を開始したことなどを再確認。さらに『機動戦士ガンダム』のリブートっぽい作りも再確認したところで次回からいよいよ悲惨な後半戦が始まりますよ。
2021年07月10日
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水野晴郎の笑顔。 伝説巨神イデオン 第21話「敵戦艦を撃沈せよ」飛行を続けながら修理を行うソロシップ。資材とかどっから調達してるんでしょうね?対照的にハルルはヒトやらモノやら使い果たしたため帰還することに。ほとんど成果を上げることができずハルルちょいしょんぼり。これまた対照的にイデオンのゲージは生き物のようにいきいきと点灯。ソロシップぼろぼろ、敵も近くにいないのに何故なんでしょうね?そんな中ソロシップにハルルの戦艦が接触。いつの間に?つうか「帰るっちゅうたやんけ!」と指示とは違う事態にハルル激怒。おかげで両者は予定外の戦闘状態に入る。原因はハッキリしないが、どうやらソロシップに引っ張られた様子。時空を歪ませることまでできるイデの力に改めてハルルは「マジかよ…」とビビる。いきいきのゲージからシェリルとカララは先制攻撃を提案。いきいきのイデオン発進。バッフ・クランのメカをいきいきで撃破。ベスもいきいき。カララに戦艦の撃破を確かめる。戦艦にはハルルが乗っているはず。「止むを得ません。やって下さい。気丈夫な姉・・・男勝りに生き続けるより良いでしょう」とカララは了承する。しかしイデオンのパワーが上がり過ぎ、一部のメカが焼き切れるなどいきいき過ぎる。ブリッジのクルーもいきいき。ロッタとリンは皆がいつもの様子と違うことに気づく。シェリルはクルーの脳波とゲージの点灯を分析していたが、両者のいきいき(皆の戦闘意欲の高さとイデオンのゲージ)は関係なさそう。事実ゲージは点滅を繰り返し不安定だった。イデオンもエンジンがオーバーヒートし、コントロールが効かなくなる。さらに勝手にドッキング解除、分離を始める。もうはちゃめちゃ。そんな中ハルルに亜空間飛行を解除して脱出するよう謎のメッセージが届く。ソロシップもそれをキャッチ。ベスはカララに翻訳させると追撃、徹底攻撃を指示する。そんなんなでハルルの戦艦はデスアウトするが、なんと真下にソロシップを確認。お互いにびっくり。近すぎて攻撃できない。つうことで白兵戦開始。銃で撃ちあう悲惨な戦闘が展開。ロッタとリンもバッフ・クランの兵士に向かって発砲。コスモたちはハルルの戦艦を鎮めるため、イデオンを合体させてぶん殴り攻撃開始。その様子を見てバッフ・クランの兵士たちは退却を始める。ハルルはブリッジごと脱出。イデオンが追撃するが、新型の重機動メカが猛スピードで接近。アンチミサイルで追撃を妨げ、ハルルたちを救援する。その中にギジェの姿もあった。つ・づ・く
2021年07月10日
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北京原人の逆襲。伝説巨神イデオン 第20話「追撃・双子の悪魔」ソロシップは海上に停泊したまま修理に忙しい。子どもたちは養鶏に忙しい。ベス、コスモ、シェリルは負傷したカララからイデに関する話を聞く。2年前からバッフ・クランの「地球」に13個もの隕石が衝突、しかも「ロゴ・ダウ」=ソロ星の方向から飛んできたという。何者かによる大きな力が働いている、それがイデによるものだと科学的に証明されたつう話。同じ頃、地球でも隕石の衝突が続いていた。数もほぼ同じ。偶然にしては数が合い過ぎている。イデはただのエネルギーなのか?隕石と関係があるのか?そもそもそんなエネルギーを使いこなすことができるのか?その頃ハルルはギャムスに帰国の手土産にカララとイデオンの破片の一かけらでも手に入れるよう命令する。早速ギャムスは部隊を編成。「双子の悪魔」と呼ばれるドッパとキヤヤの兄妹を抜擢する。そんなこんなでベスがレーダーの角度を調節するため機能を止めている間にギャムス隊が襲撃。ミサイル全弾命中。しかしソロシップは自動的に張られたバリアに守られていた。双子の悪魔ガッデム。バリアを破ろうと必死。カララはギャムスが双子の悪魔を引き連れていることに気づく。あまりの猛攻にイデオンメカが発進できない。飼っていたニワトリもやられ、パイパー・ルウも歩行器ごと飛ばされる。その恐怖にルウが泣き叫んだ瞬間、イデオンのゲージが点灯する。海水ごと巨大なバリアに包まれるソロシップ。しかしイデオンを発進させるためにはバリアを解かなければならない。ギャムスと双子の悪魔はその瞬間を狙う。そんなこんなでバリア解除、イデオン発進、双子の悪魔攻撃しまくり。ソロシップが揺れ、ルウが怯える。するとイデオンのゲージが光り輝く。ソロシップは光にも覆われる。ドッパはバリアを破って特攻するつもりでいる。ベスは敢えてバリアを解除、夥しい海水がドッパの重機動メカを襲う。さらにイデオンがチョップ一発で破壊、ドロンボー一味のようなしょぼい脱出メカを仕留めてドッパ戦死。キヤヤは後を追って特攻をかける。「皆死んでしまえ!皆・・・!」。イデオンはキヤヤの重機動メカをぶん投げてギャムスの戦艦に命中、大爆発を起こす。ハルル曰く「ギャムスめ こうも無駄に部下を殺し過ぎるとはな」。そしてイデオンに恐怖を感じる。「我等の力で宇宙の支配どころではないわ。バッフ・クランは滅びの道を歩むことになる」。その頃ソロシップでもミーティング。シェリルは地球へ戻ることを提案する。しかしコスモは 「俺たちはなぜ戦ったんだ?襲ってくるバッフクランが怖かったからじゃないのかなあ」と言う。「バッフクランもそうじゃないのかな?イデオンやソロシップの力がバッフ・クランを恐れさせれば恐れさせるほど彼らは戦うよ」。今回のソロシップのパワーアップは確かに異常だった。まるで意思が働いているかのように。ベスは結論を示す。「我々がバッフ・クランを恐れさせているのなら、これからの戦いを避ける為には、ソロシップの新しい力を使って宇宙の果てに逃げ込むしかない」と。つ・づ・く
2021年07月09日
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忙しい。 伝説巨神イデオン 第19話「ギャムス特攻指令」逃げながらイデオンの左脚の修理を行うソロシップ。そんな中しつこくバッフ・クランが攻撃を仕掛けてくる。その様子を観察していたのがバッフ・クラン初のオヤジ系キャラ・ギャムス(声:左門豊作の人)。ギャムスはハルルの艦隊に合流すると早速ご挨拶。ギジェの姿が見えないが、ハルルはギジェはもう捨てたと話す。とりあえずソロシップは目の前の惑星に着陸。相変わらずベス、シェリル、コスモは何かピリピリしている。いっそバッフ・クランにイデオンもソロシップも渡してしまえば、と半ば冗談を口にするコスモをカララが諫める。「今のバッフ・クランはズオウ大帝の支配する階級制です。全宇宙がズオウの元に支配されてしまいます」。ズオウ大帝って誰?コスモはイデのために苦労をしていると言うが「でも、もしイデの力がなければ、あなた方はとっくにバッフ・クランにやられていました」と言い返される。惑星は一面水で覆われている。デクや子どもたちは大喜び。デクは金づちなのに海へ飛び込むが一向に沈まない。ロッタとリンは塩がたくさん取れそうとホッとする。そんなこんなでギャムス隊の新型重起動メカ出発。修理の時間稼ぎのためカララは得意の交渉を開始。しかしギャムスは裏切り者のカララが許せない。「異星人」の全滅を自分自身に誓う。そんなこんなで交渉決裂。ギャムスには端から交渉するつもりは無さそう。カララもそのことを十分承知していた。「イデオンを倒すか捕らえるかしなければ、自分の手柄にはならないから徹底的に戦うつもりなのです。ギャムスは」。イデオンメカが出撃、その間にソロシップは脱出しようとするがなかなかパワーが上がらない。合体したイデオンは前回使ったキムコジャイアントのような謎の技を試みるが、スイッチを押しても反応しない。カララはコスモにノーマルエンジンを切るよう指示する。故障したふりをしてイデオンは新型の重起動メカを撃破する。その戦いの最中にカララは負傷する。ベッドで眠っているカララを見舞いに来たベス、コスモ、シェリル。「カララがここまでソロシップの一員になっていたとはね」。コスモは本当にイデの力が存在するのか半信半疑になっていた。「俺達はイデに見放されたのか?何しろ自分勝手な人間の集まりだからな。ねえ?ベスさん」「言えるな…」。無限力で動くイデオンを作った第六文明人はなぜ滅びたのか?つ・づ・く
2021年07月08日
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忙しい。 伝説巨神イデオン 第18話「アジアンの裏切り」嫌な予感がするサブタイトルです。移民星アジアンに到着。副司令官はベスのこれまで報告を悉く無視。とりあえず民間人は下船、シェリルも第六文明人の言語解読を理由にしれっと抜け駆け。思わず「シェリルめ!」と口にするベス。ギジェはハルルに恐怖の新兵器・準光速ミサイルの提案。ハルルは報復を懸念するが、全滅させてしまえば心配無用。つうことで使用を認める。パイパー・ルウの熱が治まりかけた頃、準光速ミサイルの攻撃を受ける。バッフ・クランを振り切ったはずなのに。ベスたちはソロシップに生体発信機が取り付けられていることにまだ気づいていない。ギジェは準光速ミサイルによる二次攻撃と交換に、イデオンとソロシップの明け渡しを要求する。アジアンの司令官は第六文明人の資料や謎のエネルギーの話が本物だと知ると、ソロシップを確保しようと画策。ついでにシェリルの身柄も確保、バッフ・クランを攻撃する。「話し合いのチャンスを与えても無視をする。何という凶暴な種族だ!」とギジェぶち切れ。コスモたちもイデオンメカで発進。その様子を見ていたシェリルはビビって逃げ出そうとするが、機密漏洩などでたらめな理由で身柄を確保される。民間人を無視して攻撃を続けるアジアンにギジェたちびっくり。「この星の異星人は仲間を巻き添えにして平気です!」「こんな種族にあの巨神は渡せぬ!」。市街地での戦闘を避けていたコスモたちをアジアンとバッフ・クランが攻撃。ソロシップもアジアンの攻撃を受け、武装した兵士たちがブリッジを占拠。「お前達もバッフクランと同じようなもんだろ!」と暴言を浴びせる。脱走したシェリルは修羅場になった市街地で、懲りずに停戦を呼びかけようとしていたカララとすれ違う。「おやめなさい。ここの人達はあなたの理想主義なんか分かりはしません」。住む星が違えば既に同じ地球人ではない。カララにソロシップに戻ろうと説得する。そんなこんなでイデオン合体。もうめちゃくちゃ。準光速ミサイルは1分20秒後に命中する。「こんな星、全滅すれば良い!」ギジェはイデオンの左脚を破壊するととっとと脱出。アジアン全滅。さらに第三波が向かっているが、通常兵器では太刀打ちできそうにない。コスモは何気に赤く点滅しているスイッチをポチッとな。すると腹部のシャッターが開いて竜巻発生。第三波の準光速ミサイルを全て飲み込んでしまう。ソロシップはがっくりしているアジアンの兵士を乗せたまま出発。今後、移民星や地球へ降りることに慎重でなければならない。シェリルは戦う気満々のコスモとカーシャにイデオンが発揮したキムコジャイアントのような力を「災いの武器のように思えてなりません」と言って釘を刺す。つ・づ・く
2021年07月05日
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猛烈に忙しい。伝説巨神イデオン 第17話「激闘・猿人の星」ソロシップは猿が生息する惑星に到着。そこにはビップ大臣のような知的で温厚な猿はいなかった。コスモとカーシャに代って他のクルーがイデオンメカのパイロットになるがイマイチ。そんな中、ロゴ・ダウの調査結果を携えてギジェが復帰。ソロシップとイデオンが埋まっていた地中から四方に向けてエネルギーのようなものの跡が発見されたと報告する。おそらくイデのエネルギー。さらに「異星人」が持ち出したメカニズムにイデのエネルギーが存在する。報告を聞いたハルルは何としてでも手に入れなければと言うが「宇宙そのものを破壊するやも知れぬエネルギー体が、あの小さな船の中に封じ込められているものなのか?」と半信半疑。その頃ソロシップではハイパー・ルウが麻疹に罹り高熱を出していた。高熱が四日も続くと危険だが、麻疹はすでに絶滅、ワクチンさえ無い。一方シェリルはベスにイデオンのパワーアップと乗組員の脳波結果が一致していたことを報告。「イデオンにパワーは人数と関係あるのかしら?」。その頃カーシャはコスモに両親と離れ離れに育てられたこと、最初に移民した星が酷い所だったことなどを話していた。そこへカララが食事を運んでくる。パンと飲み物だけ。カーシャ激怒MAX、悔しいと怒りをぶつける。しかしカララは「それが人の肥やしになるんじゃなくって?カーシャのその気持ちは皆が認めています。強い子だと」と話しかける。そんなこんなでギジェ出撃。イデオンメカが迎撃するがコスモとカーシャ不在でイマイチどころか全然あかん。その戦いぶりにベスぶち切れ。イデオンのゲージも点滅しない。ついでにパイパー・ルウの熱も上がる。カララは敵の気をそらせるためレーザーで自分の姿を映し出すことを提案。その隙にイデオンの操縦をコスモたちに交代させることになる。カララはいつの間にかバッフ・クランを「敵」と認識している。シェリルはコスモとカーシャを独房から出そうとするがカーシャは駄々こねまくり。そして宇宙空間にカララの姿が映し出される。カララはソロシップに病に罹った赤ん坊がいることを説明、停戦を申し出るが、ギジェ隊は攻撃を続行。もう吹っ切れた?その隙にコスモたちがイデオンメカに乗り込むがパワーは上がらない。ギジェはロゴ・ダウで手に入れた謎の粒子でイデオンメカの動きを封じ込める。そんなこんなでイデオン合体、重起動メカを撃破するが、やはりパワーは上がらないまま。ソロシップはイデオンを帰還させると唯一連絡が取れそうなアジアン星へ向かってデスドライブに入る。イマイチな活躍のギジェにハルルが呟く。「ギジェがつまらぬ男なのか、巨神の力が偉大なのか…」。つ・づ・く
2021年07月04日
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激烈に忙しすぎ。アンドナウの会編『僕らを育てた映画芸術のすごい人 池谷仙克編』久々の酷い本。インタビューと称して実質ただの対談になっているのは良いとしても、脚注がばかすぎて怒りを覚えるほどのばか。たとえば「伊豆半島」とかどうでもいいことを延々と解説。そうかと思えばマイナーな人物の解説は一行だけとか。この本を作った人たちはばかです。ショーペン・ハウエル『読書について』岩波書店男気溢れる怒りの激白本。こんなこと言ってみたいが、言ったら干される。カート・ヴォネガット『スローターハウス5』早川書房場面転換が目まぐるしい。でもそのほうがSFらしい。一見訳の分からない話が延々続くが、これ奥が深い。映画版観たい。TORI『TORIさんの特撮放談④特撮サントラうらばなしのまき その1』自分が知りたい話は無かった。八木毅編『ウルトラマンマックス15年目の証言録』立東舎貴重な証言が多いが、編者の自画自賛ぶりが鼻につく。これもなかなかの酷い一冊。杉田かおる『杉田』小学館猛烈な本。猛烈な人生に言葉出ません。『杉田』ってそういうことか。カバーを外すと猛烈な写真に絶句。そのチョイスに猛烈な意思を感じる。オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』早川書房全然面白くなかった。カート・ヴォネガット『国のない男』中央公論新社さくさく読めるが色々考えさせられる。考えさせる本は良い本だと思う。面白くない小粋なアメリカンジョークもナイス。マーク・トウェイン『不思議な少年』岩波書店恐怖小説。マーク・トウェインは晩年ペシミストになったらしい。インジャン・ジョーより恐ろしいよ。解説も興味深かった。山本明宏『核と日本人 ヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』中央公論新社面白かったけど物足りなかった。何かが足りない。長谷部恭男解説『日本国憲法』岩波書店一人一冊必携の書。ポツダム宣言や日米安保条約なども収録。憲法の全文を読んだのは中学生以来か。国会議員が憲法違反しまくっていることがよく分かった。つうことで憲法改正に賛成。魯迅『阿Q正伝・狂人日記 他十二篇』岩波書店どんな本でも最後まで読むがこれはリタイヤ。さっぱりつまらなかった。ひたすら苦痛。解説も面白くない。何を伝えたい小説なのか理解できず。
2021年07月01日
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激烈に忙しすぎ。フィリップ・ラショー監督『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』素晴らしく面白かった。原作以上に下品で原作にちゃんと敬意を払っている。本当に面白かった。石井輝男監督『現代任侠史』何べん観てもつまらない。橋本忍が変な力を入れた映画はどれも滑る。『幻の湖』といい。あれは別の意味で面白いが。豊島圭介監督『三島由紀夫VS東大全共闘~50年目の真実~』激しい論戦と思いきや意外とほのぼのムード。それは三島が大人で紳士だったから。つうことで三島由紀夫の勝ち。藤田敏八・加藤彰監督『炎の肖像』ジュリー初の単独主演映画。あんまり面白いとは思わなかった。ドラマパート(嘘)とライブシーン(現実)が嚙み合っていない。前田陽一監督『虹をわたって』主演天地真理。相手役ジュリー。チョイ役ショーケンのナベプロ映画。脚本が田辺靖男名義だが本当は吉田剛が書いたのでは?小沢茂弘監督『賞金稼ぎ』若山富三郎主演のモーレツ時代劇。殺陣がものすごい。三枚目を装った幕府の隠密を潮健児が好演。メジャーな役者になれなかったのが残念でいて謎。長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』のちに反原発や辺野古移設反対などを表明するジュリーと菅原文太が主演。奇跡的によくできた映画。地上波では放送できないだろうな。福田純監督『ゴジラ対メガロ』疲れた時に観ると癒される。心のヒーリングムービー。瀧本智行監督『グラスホッパー』恐ろしくメリハリの無い映画だった。中村義洋監督『アヒルと鴨とコインロッカー』よくできた映画。原作も面白い。原作に忠実なとこも好感。主人公が宮城や山形の訛りにずっこけるところがよく分かる。伊坂幸太郎もおそらく経験したのでしょう。よく分かるわ~。深作欣二監督『魔界転生』こんなに面白くなかったっけ?ジュリーほとんど活躍しないし。出番が少ないのは絶頂期だったので仕方ありませんが。のっぺりした映画だった。鈴木清順監督『カポネ大いに泣く』公開以来の念願が叶って初鑑賞。ジュリーとショーケンのダブル主演。俗にいう失敗作。噂は聞いていたが。なんでこんな風に仕上がったんでしょうか?同じ年に公開された『ルパン三世バビロンの黄金伝説』のほうが面白いよ。本多猪四郎監督『三大怪獣地球最大の決戦』テンポよく進みつつ文明批判も嫌味にならない程度に盛り込んだ傑作。やっぱりよくできてます。森淳一監督『重力ピエロ』伊坂幸太郎らしい展開にグッときたが、開始と同時にオチが分かってしまった。それはあかんと思う。主人公の自宅が北山だったが、実際には八木山で撮ったのでは?北山はあんなに高くないよ。勅使河原宏監督『北斎』ゲキメーション方式。北斎の浮世絵を映しているだけだが、アニメーションのように魅せるところが天才的。のちに勝新と意気投合します。天才同士がタッグを組むとどうなるか。。。
2021年07月01日
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激烈に忙しすぎ。伝説巨神イデオン 第16話「必殺のダミド戦法」またしても酷いお話。本放送当時とっつきにくかった理由はこの辺りにあったと思うよ。ハルルはダミドを復帰させるとソロシップ追撃を命令する。その頃ソロシップではベスとシェリルを中心に会議中というかいがみ合い。俺たち流のやり方を主張するコスモ。シェリルは「ソロシップあってのイデオンでしょ?まずはソロシップを守ってから・・・」と戦い方すら足並みを揃えることができない。ベスも「戦場では命令系統は一本であること。今後は俺の命令で動け」と注意するがコスモとカーシャ無視。そんなこんなでダミド率いる重起動メカの編隊出撃。ソロシップと戦闘状態に入る。コスモとカーシャはベスたちに戦闘に関して主導権を見せつける好機とイデオンで出撃。イデオンがダミド隊と戦っている間、ハルルの艦隊がソロシップを攻撃する。ベスはイデオンにソロシップを護衛するよう命令するがコスモとカーシャ無視。「俺たちに命令できるんならベスたちのほうが偉いんだろ?偉い人は自分一人ぐらい守れるはずだ!」「そうよ!お手本を見せてもらいましょ!」。しかしダミド隊に動きを封じ込められる。ソロシップも失速気味。ベスは再度イデオンに護衛を命令するが、イデオンも失速を始める。このままではソロシップとは別の宇宙に飛ばされてしまう。死の恐怖におびえるコスモ、カーシャたち。その感情の反応してかイデオンのゲージが点滅する。火事場のくそ力で重起動メカを蹴り上げると全身からミサイルを発射してソロシップに向かう。ソロシップはイデオンの位置を判別できない。ようやく合流するが、ダミド隊の重起動メカがイデオンの脚を掴む。しかしイデオンのパワーは上がりまくっている。ダミドに向かって脚を掴んでいる重起動メカを蹴り上げる。ダミド戦死。コスモとカーシャは戦いよりもソロシップと離れそうになったことに恐怖を感じていた。そんなこんなでソロシップは辺ぴな惑星に到着する。コスモはソロシップの戦い方を信じていたと白々しく言い訳、カーシャも「ベスはイデオンを頼り過ぎだわ。ソロシップ自身の防戦も考えなければいけないはずでしょ!」と逆ギレ。無茶苦茶な二人にベスはイデオンの操縦禁止を言い渡す。すかさずシェリルが「皆を危険に晒した罪は重いわ」と実刑にすべきだと主張。「カララの代わりに独房入りってことか?シェリルさん」「え、ええ…他の乗組員への示しはあるわ。でも実刑は止めて」。どっちやねん。コスモに弱みを握られているシェリル。結局コスモとカーシャは10日間の独房入り決定。食事は一日一食。つ・づ・く
2021年07月01日
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なので~(若山富三郎の声で)伝説巨神イデオン 第15話「イデオン奪回作戦」基地から出発するソロシップ。ハルルから再度攻撃命令を受けたドクは新たな作戦を考えていた。シェリルは地球で完成した新型コンピュータでイデオンについて調べたいとベスに申し出る。要するに地球に戻りたいのだ。そこへ2年前に移民調査団が入ったダボラスターがソロシップを受け入れるとの連絡が入る。コスモはカララにバッフ・クランの軍事施設を教えてほしいと頼み込んでいたが、イデオンとソロシップだけでは無理だと難色を示される。コスモの怒りは治まっていない。ベスは全員招集。バッフ・クランとの戦闘に巻き込むわけにはいかないので地球とダボラスターには向かわないと告げる。シェリルは我慢の限界。カララを人質に取ると同志を引き連れ小型艇を使って脱走する。ベスはコスモとカーシャに小型艇の追跡を命令。脱走したのはカララたちだとバレバレ。そんなこんなでドクが小型艇に接触。シェリルはカララが乗っていることを伝えようとする。「無駄なことを・・・」とカララは冷ややか。案の定ドクは小型艇を捕らえる。しかもダボラスターからの通信はニセものだった。「カララ様はお前たちが好きにするが良い。我々は諸君らを人質に取る」。ドクはコスモたちに人質と交換にイデオンを渡すよう要求する。コスモはシェリルたちと交換なんてとんでもないと憤慨するが「あの人は一番ソロシップから逃げ出したがっている。ここで貸しを作ってイデの研究を急がせたい」と作戦変更。イデオンメカを一機ずつ交換すると要求に応じる。イデオンメカを離れる乗組員たち。しかしそれはカラの宇宙服だった。そうとは知らずイデオンメカに乗り込んできた兵士たちを皆殺し。騙されたことに気づいたドクは反撃開始。重機動メカでイデオンの装甲から部品を引きちぎって帰還しようとする。イデオンは分離すると上部だけで重機動メカを撃破。ドク戦死。ソロシップに小型艇が戻ってくるが先頭にいたのはカララだった。「私がバッフ・クランに帰りたい一心で…」。その一言にカーシャ激怒。カララにビンタをくらわす。いつもなら嫌味をぶっ放すシェリルは大人しい。コスモはシェリルの部屋を訪ねると、シェリルは涙を流していた。本当の首謀者はシェリルだった。脱走組はソロシップに必要な人物ばかりだ。「それが皆ノコノコ戻って来たらどうなって?脱走組はやりにくくなるわ。それはソロシップが上手くいかなくなること」。そのためカララが首謀者と名乗り出たのだ。そうしないと仲間割れが起きる。「私だって他の人がいなけりゃカララにこんな格好いい真似はさせやない。私が脱走の張本人だって名乗ってやったのに…」。シェリルはそれほどカララを嫌っていた。「そうよ!嫌よ!宇宙を逃げ回るのも嫌ならカララに貸しを作るなんて……カララに貸しを作るなんて死ぬほどいやよ!悔しい・・・!」。そしてカララは独房に入れられる。つ・づ・く
2021年06月20日
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なので~(怒った声で)伝説巨神イデオン 第14話「撃破・ドク戦法」2クール目突入。ハルルの前に現れたドクというおっさん。重機動メカの開発者。一小隊あれば巨神を撃破できるとぶちまけて出撃。その頃ソロシップは軍に連絡を取ろうとしていたが、何故か切られ続けていた。ようやくアンドロメダ方面の最前線基地と連絡が取れる。そこへバッフ・クランが襲撃。コスモは迎撃しようとするが他の乗組員に呼び掛けても応答がない。今の攻撃で全員死亡していたのだ。ドクは容赦なくコスモのイデオンメカを攻撃。コスモはパニック状態になる。カーシャたちが駆け付けて反撃。コスモを回収するとデスドライブで脱出し危機から逃れるがコスモは放心状態に陥っていた。そんなこんなで基地に到着。基地の司令官カミューラ・ランバンが出迎える。ランバンはベスたちが異星人と接触した話を信じていない。そしてうつろな表情をしたコスモに気づく。ランバンはコスモの父親のことを知っていた。「気の毒に。コスモ君ここにいればもう怖いことはないわ」。ベスとカーシャは戦闘態勢の脆弱性を指摘するが相手にされない。シェリルもバッフ・クランにあっという間にやられると言う。「私たちは軍人です!戦闘のプロです!」と言い返すランバンにシェリルも「今までに異星人と戦ったことがあるんですか!?」と言い返す。民間人を守るために毎日厳しい訓練をしていると言うランバンにコスモは「おばさん優しいんだね」とボソッと言う。コスモを治療施設に連れて行こうとするランバンにシェリルはカララが異星人だと説明するが、精密検査を指示するだけで相手にしようとしない。ランバンはコスモに10年ぐらい別れたきりだが同じ年頃の子どもがいると話す。「貴方は強い子だからすぐに元気になれるわね」。コスモは自分はもう子どもではないと言う。「何でもかんでも一人で出来るんだ。今更優しくするなんて嘘だよ!母さんはいつも自分の都合の良い時だけ出てきてあーしろこーしろだ。俺は母さんのお人形じゃないんだ!戦うことだって出来る。皆を守ることだって出来るんだ!あの攻撃だって…バッフ・クランの攻撃だって…うわあああああ!」。突然走り出すコスモをランバンは追いかけるとそっと寄り添う。そんなこんなでドクの部隊が襲撃してくる。ランバンは迎撃態勢を指示する一方「コスモ君宇宙服着られるわよね?君が着るとカッコいいと思うんだ」とコスモに話しかける。重機動メカに基地はベスたちが指摘した通り圧倒される。ランバンはコスモを乗せてソロシップに向かう途中、攻撃されメカの下敷きになって重傷を負う。吹き飛ばされたコスモはランバンに駆け寄る。「大丈夫なのねコスモ君…良かった…うう!」。コスモはランバンを引きずり出そうとするが、ランバンは絶叫する(※このシーンにランバンは映っていないためランバンがどういう状態なのか分からない)。コスモはランバンの手を離すとソロシップに向かって走り出す。イデオンメカに搭乗と同時に発進、合体してイデオンになる。四方を敵に囲まれるが「カミューラ・ランバンの仇!!」と全身から一斉にミサイルを発射。一瞬にして三分の一の戦力がやられたことに戦慄するドク。「バッフ・クランめ!バッフ・クランめ!徹底的に叩いてやる!」泣き叫ぶコスモ。ランバンの遺体の前でイデオンも咆哮を上げる。つ・づ・く
2021年06月18日
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ファミリーマートの猛烈でぐだぐだな対応に久々の大激怒。アホか!伝説巨神イデオン 第13話「異星人を撃て」ハルルとグハバはソロシップ追撃。その頃カララは少しでも役に立とうとクルーたちにコーヒーを淹れていた。そんなカララに烈火の如く怒るカーシャ。「誰に頼まれたの!」。クルーたちはカララを庇うが「お嬢様ぶったって彼女は人殺しの手先でしょ!」と吐き捨てる。おしん(小林綾子)のように耐えるカララ。ベスは食糧不足に備えて農作業に専念しているロッタやアーシュラたちを労う。そこにシェリルとコスモがやって来てカララを自由にさせ過ぎだと批判する。ベスは「同じ人間じゃないか?」と話すが、ロッタは雑草を引き抜きながら「そうよ…畑に生えた雑草は摘み取らなくっちゃね…」と呟く。そんなこんなでバッフ・クラン襲撃。ソロシップは無数の隕石が漂うスターダストの中を航行。その最中カララは何者かに銃で狙われる。ベスはカララをブリッジに呼ぶよう指示を出す。シェリルはカララに頼り過ぎだと批判するが無視。スターダストを隠れ蓑にすれば逃げ切れるかもしれない。コスモたちはイデオンメカで出動。ブリッジに急ぐカララを追いかける狙撃者。隕石の衝突でイデオンメカが吹き飛ばされカーシャは搭乗できない。怒るカーシャに「ちゃんと繋いでおかなかったからだ」とベス。こんなところを通ることに無理があったと怒るシェリルに「黙れ」とベス。チームワーク最高。その頃カララは謎の狙撃者に肩を撃たれる。ブリッジに戻るとベスの無茶な作戦に驚く。スターダストに突入して無事だった船はない。ベスはなぜバッフ・クランは何万光年も離れた船の場所が分かるのか、カララに訊くが「分からない」と答える。カララを睨みつけるシェリル。実は毎回戦いの最中に生体発信機を取り付けられているのです。なんとかイデオン合体。自動的にバリアシールドが張られ、ソロシップごと覆って逃げ切ることに成功。ところがグハバの部隊が待ち構えていた。エネルギーを使い果たしイデオンぼろぼろ。重機動メカに掴まれもうあかん。しかし上部のメカを分離させてパンチ。グハバ戦死。カララを狙っていたのはロッタだった。シェリルは仇討ちはいけない、今ではカララは協力者だと説得するがロッタは思いの丈をぶちまける。バッフ・クランが来なければソロ星は平和だった。カララたちは両親と仲間を殺した。「それなのに私たちの仲間ですって?クルーですって?嫌よ!私は嫌だわ!ソロシップで自由気ままに振る舞うカララを許すことができないのよ!」。カララは「分かります」と答えるが「分かるもんですか!そんな利口ぶった言葉が何になるの!」「分かります」「分かるんなら死んで下さい!恨みを晴らさせて下さい!」とロッタは銃を向ける。ベスが制止するが「お撃ちなさい。バンダ・ロッタ」とロッタに近づく。ロッタは何発も撃つがすべて外れる。「しっかり狙ってバンダ・ロッタ」「狙ってます!」。しかし「弾が・・・弾がなくなっちゃった…弾がなくなっちゃったよお・・・弾が・・・弾が出ないよお!」と泣き崩れる。「かわいそう」と呟くカララ。そのやり取りを見ているクルーたち。コスモは思った。「皆が立派に見える。カララも、ロッタも、ベスも、シェリルもだ。悲しいくらい立派に見える」。つ・づ・く
2021年06月18日
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なので~(黒柳徹子のモノマネの声で) 伝説巨神イデオン 第12話「白刃の敵中突破」バッフ・クランはソロシップに地味な男をスパイとして送り込む。その頃ソロシップは皆睡眠中。カララはベスたちにコーヒーを淹れる。そんな地球の食文化もマスター。カララは姉ハルルに直接会って休戦を申し出たいと提案する。ベスは素直に受け入れることができない。そのやりとりを聞いていたコスモはカララが逃げ出すための口実だと言い捨てる。さらに「あんた何だい?軍人のくせに女に甘過ぎると思うなあ。カララなんかアテにしちゃってさ」とベスを批判。「いいか?相手はバッフ・クランだ」と言い終わらないうちにベスはコスモを殴る。「俺は軍人だ!お前みたいに感情だけで物事の判断はしない!」と感情剝き出しでコスモと殴り合う。ソロシップの食料は減りつつある。腹をすかせたデクとアーシュラにリンは少しずつ食べるよう注意をする。クルー以外の民間人までイライラが募ってきそう。そんな中スパイは潜入に成功。「こんな星から一生出られなくなるのかよ」「いつになったら飛べるんだ?」「エンジンが爆発するんじゃなかろうな?」とわざとらしく独り言を言いながらデマを拡散。これが効果てきめん。クルーたちはデマを流した張本人としてカララを捕えると大勢で吊し上げる。カララは反論するがベス以外誰も信用しない。姉ハルルとの直接交渉も前回の戦いで被害が出たばかり、上手くいくはずがないとシェリルが猛反対。その時スパイが仕掛けた爆弾が爆発する。ベスの指示で逃げるスパイに一斉射撃。爆死。結局カララの提案が採用され、ベスと二人でバッフ・クランの駐屯地に向かう。ハルルと再会したカララは「よくも抜け抜けと…」と怒りが込み上げてくる。ハルルは空気が全然読めないので姉との再会を喜んでいる。それが余計むかつくっちゅうねん。「お前の愚かな行動の為に貴重な兵をどれほど無駄にしたか分かっているのか!」。しかしハルルはバッフ・クランを批判する。「仕掛けるから彼らも戦うのです」。その頃コスモは現地に行きたがっていたが、修理中のソロシップをガラ空きにされては困る。しかしシェリルたちの制止を振り切ってカーシャとデクを連れて現地へ。そんなこんなでハルルは怒り心頭。カララの服を引き裂くとグハバたち部下に「カララを侮辱して構わぬ。笑ってやれ」と命令する。グハバたち部下はドン引きするが「はは…ははは…あははは」「わははは」と次第に笑いが伝播。そんな様子を岩場から見ていたベスは我慢の限界。ビームサーベルと銃を握りしめて乱入。ベスの行動にハルル興味津々。カララ並みの好奇心。さすが姉妹。そんなこんなでベスはグハバと決闘。そこにコスモが乱入したことで決闘は中断。混乱に乗じてイデオンに合体、重機動メカなどを撃破する。「あの斬り込んだサムライといい、あの巨神といい侮れぬ異星人!」とハルルもイライラ。ベスはカララに戻ろうと声をかけるが「私はもうバッフクランに戻れません」と涙を流すカララ。二人は「異星人」同士。「私のような異星人で良いのか?」「ベスは…サムライです」。ベスはカララを抱き締めるが表情はものすごく微妙。つ・づ・く
2021年06月17日
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なので~(黒柳徹子の声で) 伝説巨神イデオン 第11話「追撃・遺跡の星」アバデデ戦死。これから誰についていけばいいのか。ぼんやりしているギジェとダミドの前に現れたのが新しい上司グハバ。その上司がハルル・アジバ。ハルルはギジェに当初の任務であるイデの調査に戻るよう命令、ついでにカララを諦めるよう遠回しに言う。その後グハバらを引き連れ、ソロシップを追って出発。ソロシップはまたしても謎の惑星に到着。コスモとカーシャは第六文明人が残した文献のヒントを得るため偵察を兼ねて遺跡を撮影。持ち帰った写真を見てシェリルは役に立たないと文句を言う。さらに「敵の女」カララに意見を求めるベスたちにぶち切れ。そんなシェリルを無視してカララはバッフ・クランの言い伝えを語り始める。以前と同様何だかよく分からず、特に落ちもなし。そんなことにもシェリルは嫌味を言う。コスモはバッフ・クランが密かに取り付けた発信機を見つける。さらに小型偵察機も飛来。そうとは知らずナイフを投げつけて串刺し。カララにはバッフ・クランのものだと分かる。ここでシェリルがぶっ放す。「妙ね?」。コスモも追従。「俺たちの知らない方法で仲間に知らせたんじゃないのか?」とカララをスパイだと疑う。ベスはカララの助言が役立っていると弁護、そして今回の敵は今までとは少し違うと話す。カララは姉ハルルが指揮を執っているのではと考える。そんなこんなでハルルとグハバの許に偵察機の映像が届く。そこにはカメラに向かってナイフを投げつける好戦的な種族(コスモ)が映っていた。ハルルはグハバに新型の重機動メカでソロシップへ攻撃を命令。ついでダミドもハルルやグハバの見ている前でいいとこ見せようと躍起。しかし叩こうと思っていた巨神(イデオン)が見当たらない。ハルルもソロシップを見て聞いていたイメージと違ってしょぼい船だなと思う。そこへコスモ率いるイデオンメカ3体が攻撃を仕掛けてくる。グハバの部隊はハルルが乗った船からイデオンメカを引き離す。ベスは攻撃しようとするがカララに止められる。カララはベスの肩に何気なく手を置いている。この二人出来てんのか?しかし「私の姉がこの船を攻撃しているのです。こうなったら私は皆さんと運命を共にするしかないでしょう」と覚悟していた。そんなこんなで各イデオンメカのゲージに合体サインが表示。激突するイデオンと重機動メカ。どちらも身長100メートル。巨神(イデオン)が現れたとの知らせを受けたハルルは直接確かめたくなる。そしてイデオンが重機動メカを殴りつけて撃破するところを目の当たりにする。「巨神が殴った!まるで人間のように!」。ハルルは撤退命令を出し、イデオンも追撃を諦める。ベスたちは今回の戦いに手応えを感じていたが、カララは少数で戦うはずがないと否定する。コスモとカーシャはカララの言うことが信じられない。しかし大方のクルーは新しい部隊が偵察に来ただけだと分析し意見がまとまる。シェリルも「今は信じてもいい」と言う。その頃ハルルはイデオンのことを考えていた。「イデ」と言葉の音が似ている。「宇宙全体を支配するエネルギーか…」。つ・づ・く
2021年06月16日
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なので~(高倉健の声で) 伝説巨神イデオン 第10話「奇襲・バジン作戦」またしても謎の惑星に到着。カララは惑星の生態系や空中を飛び回っている「バジン」と呼ばれる生物などを知っていた。2年前にアバデデが調査に訪れていたのだ。シェリルはバッフ・クランの勢力圏がこんな辺境の地まで及んでいることに戦慄する。一方アバデデ率いる艦隊も到着。モニターにハルル・アジバ(声:立花愛)が映し出される。ハルルは妹のカララを犠牲にしてでも「異星人」を徹底的に叩くよう命令する。アバデデはギジェとダミドがいる前でハルルのことを「年増のジャジャ馬など可愛くもない!」と吐き捨て、自ら重機動メカで出撃、「バジン」を操ってソロシップとイデオンを撃破する作戦に打って出る。その準備をしながら妻と幼い娘から届いたビデオレターに目を細める。ソロシップでは総掛かりでメンテナンスを行うが、第六文明人が遺した文献が解読できない。頭を悩ませているシェリルたちの前にカララが現れ、自分の翻訳機を提供する。カララは「異星人」の言葉を学習し、翻訳機なしでも日常会話に支障がなくなっていた。超うさん臭い目で睨み付けるシェリル。そんなこんなでアバデデは「バジン」の大群を率いてソロシップを急襲。「バジン」は鳥とバッタの姿に似たロボットのような生き物。尻尾のドリルでソロシップの機体に穴を開け始める。イデオンは「バジン」の大群を振り払うが、攻撃すればするほど機体に取りつかれてしまう。「バジン」は敵に対して強烈な報復性を持つ特性があった。その間アバデデはバッフ・クラン語でカララに呼び掛ける。カララは「自分を見捨てるような攻撃をしておいてぬけぬけと…!」と心中穏やかではなかった。そんなこんなで艦内でアバデデと再会するが「父と姉に伝えて下さい。私はそのようなバッフクランの生き方を捨てたと」と言い、さらに「バッフクランの生き方が人の道の全てではないと私は信じている。そしてその様な人々もいるのだ」と言い放つ。アバデデはカララ救出を諦めて撤退。そこにシェリルが現れ「恩を売りつけたつもりでしょうが感謝はしませんよ」。カララも「その方があなたらしいでしょう」と皮肉を言うとシェリルはカララをビンタ。カララもシェリルをビンタ。さらにビンタ。またビンタと互いの頬をビンタしまくる。アバデデは「仕事を済ませて早く帰るだけだ」と撤退。脳裏に幼い娘の姿が浮かぶ。ソロシップとイデオンに「バジン」がびっしり。もうあかん。パイパールウが泣き出した時、イデオンのゲージが点灯。コスモは「バジン」の特性に気がつくと握り潰した「バジン」をアバデデの重起動メカに投げつける。攻撃目標を変更した「バジン」は瞬く間にアバデデの重機動メカに取りつく。ゾロメカにやられるドロンボー一味状態。「異星人の巨神とあの宇宙船はなぜ大丈夫なのだ?奴らにはイデの巨神の守りがあるというのかっ!」。ボロボロの重機動メカ。「何故こんなバカな死に方を…!」。撤退するバッフ・クランの艦隊を見てホッとするベス。カララは頬を押さえながらアバデデのことを考えていた。「忠義忠節だけの男。面白くもない」。シェリルは翻訳機でも文献を解読できなかったため、再度調査を試みることを考えていた。頬を押さえながら。つ・づ・く
2021年06月15日
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なので~(田中角栄の声で) 伝説巨神イデオン 第9話「燃える亜空間」ギジェを見逃したことに怒りが収まらないカーシャ。シェリルも同意。しかしベスは感情だけで倒せる相手ではないとバッサリ。敵はカララを救出することにこだわっている。「だから我々は皆殺しにされずに済んでいるんだ」。そんなこんなで恐竜大暴れ。ギジェの部隊はソロシップを亜空間へ追い込む作戦を実施。迎撃するためイデオン出撃。ソロシップも離陸。カララは深入りしないよう警告するが、シェリルは敵を叩くチャンスだと主張する。結局追撃を続行。カララは亜空間での戦いを得意とするアバデデが指揮を執っていることに気づく。ベスは亜空間飛行に入って敵を巻く作戦を提案。いちいちカララに意見を求めるベスにシェリルブチ切れ。「異星人の女の言うことを信じすぎるわ!」。カララは正しいことを言っているだけだが一切受け付けようとしない。「貴方は私たちの判断を誤らせるようなことを言っているかもしれないでしょう?」と突っかかった挙句、亜空間飛行に入ることをベスに提案する。ソロシップはイデオンを回収するとデスドライブに突入、ギジェの部隊も後を追う。作戦通りの展開。イデオンは4~5人が分担して操縦しているが皆シェリル並みにイライラしている。そんな中ギジェの部隊が亜空間飛行中の戦闘、デスドライブを仕掛けてくる。カララはバッフ・クランがイデの秘密を探るために自分を見放したことに気づく。ギジェは船ごとソロシップへ体当たりを決行、脱出艇で離脱する。船を全力で支えるイデオン。「エンジンが焼き切れてもいい!パワーを上げろーっ!」コスモ絶叫。イデオンが逆に体当たり、船の動きを変えて何とか衝突を免れる。そんなこんなでデスドライブ解除。またしてもどこに飛ばされたのか分からない。帰還したコスモたちを労うどころか苛立ちをぶつけることしかしないシェリルに「人に当たり散らす暇があったら自分のやれることを考えたらどうです?シェリルさんだって大人なんでしょ?」とコスモが言い放つ。あまりに続く仲間同士の諍いに思わずナレーターも「彼らは明日という日を考えないのだろうか?」と呆れる。つ・づ・く
2021年06月13日
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なので~(水野晴郎の声で) 伝説巨神イデオン 第8話「対決・大砂塵」ギジェは何としてでもカララを救出したいと考えている。一方ダミドとは対立。アバデデはギジェに再度チャンスを与える。その頃ソロシップは恐竜が蹂躙するボーンフリーな惑星に到着。シェリルを始め皆ピリピリしている中、デクとアーシュラは探検に出かける。コスモ、カーシャはイデオンメカで二人を探す。ついでにベスも出発。さりげなく子ども好きをカミングアウト。そんなこんなでスーパーパワーの恐竜軍団がデクとアーシュラを襲撃。駆け付けたコスモが追い払うが、ギジェの操縦する重起動メカが二人を人質に取る。「我がバッフ・クランはサムライであれば一対一の決闘を最も尊いものとする」とし一騎打ちで全ての戦いに決着をつけたいと呼びかける。しかしコスモが子どもと分かると一騎打ちを断るが、コスモはナイフを手に斬りかかる。「止めないか子ども!」「貴様たちは異星人だからって俺たちを襲ってそのおかげで俺は両親を殺されたんだぞ!」「一方的な言い草だな。被害を受けているのは我々のほうだ。なぜ抵抗する!」と不毛の対立。ギジェはイデオンとカララを返すよう改めて要求する。そこへベスが駆け付け、ギジェの提案を受け入れ一騎打ちに応じる。その様子をダミドは冷ややかに眺める。「異星人共に我らサムライの礼儀が通じると思っているのか」。さらに異星人が約束を守るわけがないとして一騎打ちを無視、先制攻撃するため部隊を発進させる。ギジェは驚き、ベスにその隙を突かれる。「軍を引き上げる約束を果たしてもらおうか」。ギジェのピンチに重起動メカは人質を解放しようとしない。「これが侍のやることか!?」「私の部下だ。サムライではない!」。とりあえず人質解放。全部裏目に出まくって最悪。ギジェのプライドはズタズタ。しかし反撃を進言する部下に「私は今ダミドのおかげで恥をかいてきたのだぞ!異星人共が戦いの準備ができるまでは待ってやれ!」とサムライの矜持を見せる。一方ベスたちは攻撃をしてこないことを不審に思う。「奴も意地だな。こっちが戦えるのを待っている」「異星人がそんなことをするのか?」「知らん!」。そんなこんなでメカ戦開始。その頃ダミドの部隊は無防備のソロシップを攻撃。それを知ったベスたちはイデオンに合体して重起動メカを撃破、さっさと決着をつける。脱出したギジェを見つけたカーシャは「ベス、コスモ、あの男を踏み潰すのよ!」と呼びかけるが二人を応じない。「どうしたの二人共!ねえ!?あたしがやるわ!」。しかしコスモが制止する。ベスも「奴はサムライだ。踏み潰しちゃならん」と言ってソロシップの援護に向かう。モニター越しに問い詰めるカーシャ。ベスはモニターのスイッチを切ると「礼には礼をもって応える。それがサムライだ」と呟く。つ・づ・く
2021年06月04日
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ファンクラブに入っていた恩恵で毎回1階席前方をゲットし続けてきましたが、今回は電撃的なファンクラブ解散の影響を受けチケットを入手できず。たった10秒でソールドアウト。どうしても諦め切れずあの手この手を駆使してようやくゲット。自粛要請無視。ガラガラの新幹線に乗って東京国際フォーラムへ。プロフェッショナル(おばちゃん)たちが大集結。係員さんの誘導に従い列になって並びます。一方、いつものように正面玄関へ行ったプロフェッショナル(おばちゃん)たちも少なくなく、並ぶように説明を受け、中には「冗談じゃないわよ!!」とスタッフに嚙みついていたスーパープロを発見。みっともない。黙って並ぶだけなのに。そんなこんなで今回もものすごかった。タイトル「BALLADE」。大人しい曲中心と思いきやどこが「BALLADE」やねん。いつもと変わらんやないかい(笑)。満73歳。エエ声出過ぎ。恒例のボヤキ時事漫談も炸裂。そんなこんなで無事終了。今回は声援・会話・総立ち厳禁。列と番号順の退席。ジュリーは「配信なんかするか」と言っていた。シールドなし、満席でも工夫をすれば普通にライブができることを証明した。いわば今回の東京・名古屋・大阪のみのツアーは「実験」だったのでしょう。「BALLADE」も企画を通すためのタイトルだったと思われます。ジュリー曰く「何も悪いことはしていません」。この人はロックだなあ。そんなこんなでアナウンスに従って退席。これすごく良かった。非常階段まで開放。しかし「あ!こっちにエスカレーターあるがな~」と一部のプロフェッショナル(おばちゃん)たちは民族大移動。非常階段を使っていたのはマイノリティ(若い女性・男性)だけだった。「実験」失敗。ジュリーの言うことを聞けよ!01 30th Anniversaryh Club Soda(1996)作詞:覚和歌子 作曲:朝本浩文 編曲:白井良明02 時の過ぎゆくままに(1975)作詞:阿久悠 作曲・編曲:大野克夫03 君をのせて(1971) 作詞:岩谷時子 作曲:宮川泰 編曲:青木望04 追憶(1974)作詞:安井かずみ 作曲:加瀬邦彦 編曲:東海林修05 海にむけて(2008)作詞:沢田研二 作曲:加瀬邦彦06 あの日は雨(2001)作詞:覚和歌子 作曲:下山淳 編曲:白井良明07 コバルトの季節の中で(1974)作詞:小谷夏 作曲:加瀬邦彦 編曲:船山基紀08 根腐れpolitician(2019)作詞:沢田研二 作曲:柴山和彦09 三年想いよ(2014)作詞:沢田研二 作曲:GRACE10 雨だれの挽歌(1978)作詞:阿久悠 作曲:大野克夫11 TOKIO(1980) 作詞:糸井重里 作曲:加瀬邦彦 編曲:後藤次利12 渚のラブレター(1981) 作詞:三浦徳子 作曲:沢田研二 編曲:伊藤銀次13 明日は晴れる(2003)作詞・作曲:沢田研二 編曲:白井良明14 ISONOMIYA(2017)作詞:沢田研二 作曲・編曲:白井良明15 届かない花々(2004) 作詞:沢田研二 作曲:上久保純 編曲:白井良明16 いくつかの場面(1975)作詞・作曲:河島英伍 編曲:大野克夫Encore17 ヤマトより愛をこめて(1978)作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:宮川泰18 ハートの青さなら空にさえも負けない(2001)作詞:覚和歌子 作曲:伊豆田洋之 編曲:白井良明
2021年05月30日
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なので~(『銀河鉄道999』の車掌さんの声で) 伝説巨神イデオン 第7話「亜空間脱走」ギジェはソロシップへ通信を試みていた。その内容は、休戦の接触には3名代表者を出すことと、カララを返すことだった。一方的な内容にカーシャほか憤慨。交渉は中止、とっとと脱出することになるが、座標の入力が上手くいかず目的地を選べる状況になかった。ベスは住めそうな星ならどこでもいいと言う。バッフ・クラン側でも意見が割れていた。攻撃を主張するダミドに対し、ギジェは話し合いでも降伏させることができると主張。しかし「異星人」からの回答は届いていない。アバデデはダミドに出撃を命令する。ギジェにはカララのことは忘れろと忠告する。「カララ様はお前には似合わん」。アバデデはギジェの才能を惜しんでいた。そんなこんなでまたまた交戦状態。しかも今までにない攻撃の早さ。ベスは「連中はカララを見捨てたんだ!」と気づく。マヤヤも自分たちが見捨てられたのではないかと口にする。カララは既にそう思っていた。「異星人より身内の方が怖いものです」。マヤヤはカララを助けるため見張りの兵から銃を奪って射殺、銃撃戦になる。「もうお止め!お止めなさい!私はここに残ります!」とカララが説得した瞬間、マヤヤに銃弾が当たる。「お嬢様…私は余計なことをしたのでしょうか?カララ様…」。今回本気を出しまくっているバッフ・クランに予想以上に苦戦するコスモたち。一旦退却することになるがカーシャは戻ろうとしない。その時ソロシップが光を放ちながら強引にイデオンメカ三台を回収すると亜空間ドライブを掛け、空の彼方へ消えていく。行先は誰にも分からない。その時シェリルはカララに変なメカを取り付けて尋問をしていた。「カララは協力的だ!こんなもの使わなくても!」とベスは怒り心頭。シェリルは「イデ」の秘密を聞き出そうとしていた。「イデとは無限エネルギーを発生するもの。難しいことは分かりません。けれども存在する科学的な根拠が見つかったのです」。それは反物質エネルギー以上のものなのか?「それ以上のものです。それは愛です。人々に希望と勇気と情熱を与える愛のようなもの」。拍子抜けするコスモとカーシャ。しかしカララは「私はイデのエネルギーをそう信じているのです 無限エネルギーなどという便利なものが、この世の中にあるものでしょうか?」と続ける。さすがのベスも苦笑い。「このカララって女性、科学的知識がないんだよ。まったくの理想主義者ってもんだ」。そこへバッフ。クランが攻撃を開始、亜空間内での戦闘が始まる。現在の位置からずれると別の宇宙へ放り出される。ギジェが操縦する重起動メカのギラン・ドゥーがイデオンを翻弄する。ベスはイデオンとソロシップをドッキングさせるとデスドライブを停止するよう無茶苦茶な指示を出す。しかしどこへ飛ばされるか分からない。「構わん!異星人に殺されたいのか!」と逆ギレ。何とか攻撃から逃れ、惑星を発見する。つ・づ・く
2021年05月27日
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なので~(スネ夫のママの声で) 伝説巨神イデオン 第6話「裏切りの白い旗」世にも悲惨なエピソード1。カーシャを中心に合体テストが繰り返される。何となくスポンサーのリクエストのようなシーン。その後メインクルーを集めて会議が行われる。場所はいつもの「森」。さりげなく癒し系の職場。ベスはカララを利用してバッフ・クランに休戦の申し出を提案する。身分が高いカララを敵も簡単には見殺しにしないだろうという算段。カーシャだけが猛反対する中、全員概ね賛成する。コスモはベスがカララに好意を持っていることを見抜いていた。「シェリルさんとかカーシャみたいながさつなのには分からないだろうけど。俺ナイーブなのよね」。核心を突かれベスは一瞬カッとなる。「子どもが言うことか…!」。一方デクたちは旗を作ろうとしていたが、死んでしまった親のことを巡って子どもたちの間はギスギスしていた。無線を使ってバッフ・クランとの休戦交渉が始まるが、周波数が異なるのか全く通じなかった。カララはバッフ・クランの船に戻って口頭で休戦を伝えると提案するが、シェリルが却下。ついでに旗で遊んでいるデク、アーシュラ、ファードら子どもたちを𠮟りつける。シェリルの妹・リンは親を亡くした子どもたちに優しく接するべきだと反発する。そのやり取りを見ていたコスモは白旗で休戦を申し出ることを思いつく。早速、宇宙船ソロシップに白旗が掲げられる。それを見たギジェは目を疑う。白旗の件はダミドにも伝わり全軍出撃。「白旗を掲げ我々に徹底挑戦してきた異星人に対し我々は無差別攻撃を掛ける。異星人は一人残らず殺さねばいつか我々は異星人に侵略されることになるだろう」。そしてダミドはカララを見捨てるつもりでいた。万が一の時はギジェに責任を押し付ければ良い。カララとマヤヤは白旗、白い手袋、白いハンカチは全て挑戦の合図であり、相手を一人残らず殺す最大級の宣戦布告の合図だとベスに説明する。そこで急いで白旗を降ろし、今度は赤旗を掲げる。バッフ・クランにとって赤旗こそ休戦停止の合図だったが、ちぐはぐな意思表示にギジェは混乱する。さらにカーシャが勝手にイデオデルタで出撃し交戦状態に入る。ダミドは赤旗が掲げられていることを肉眼で確認するが「作法に則っていない」とし総攻撃を開始する。そんなこんなでイデオンに合体するが、ダミドたちの攻撃に苦戦し地上へ落下する。ギジェはダミドに停戦の赤旗が上がっていることを報告するが「俺は白旗の報告を受けて来た。知らんな」と無視。しかしギジェに説得され、撤退を受け入れる。「あと一息というところでか…!」。その後、シェリルたちはカララとマヤヤが説明した赤旗が嘘だったと責め立てていた。ベスはバッフ・クランは休戦に応じたと二人を庇う。その代わり徹底的な尋問を行うと説明する。カララは応じるが、マヤヤはバッフ・クランを売るのかと反対する。「違います 私は一刻も早く戦いをやめさせたいだけです」。コスモは冷ややかにその場から離れる。つ・づ・く
2021年05月26日
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なので~(しずかちゃんの声で) 伝説巨神イデオン 第5話「無限力・イデ伝説」宇宙船はデスドライブ(亜空間飛行)に突入。250万光年かかる距離を数ヶ月で移動することができる。しかし到着したのは元のソロ星だった。アバデデは宇宙船が亜空間ドライブに失敗したと知ると総攻撃を命令。ギジェにはその隙にカララを救出するよう命じる。作戦どおりギジェは戦闘のどさくさに紛れて堂々と潜入に成功。何の苦労もなくカララと再会する。カララは「イデ」の調査が終わっていないと言ってギジェの説得に応じようとしない。そこにシェリルが現れ二人に銃を向ける。ギジェはシェリルから銃を奪い殺そうとするが、ジョリバたちとの銃撃戦に発展。カララはベスたち大勢の前で尋問にかけられる。「君はどこから来た?」「地球。正確にはバッフ星」「何故この星を攻撃する?」「あなた方を危険な異星人と考えたからです」「俺たちが危険だと?」「私が異星人だと分かった時からあなたは私が危険な女だと思ったのと同じことです。私たちは「イデ」を探していたのです」。そこへマヤヤが駆け付ける。「カララ様はバッフ・クラン総司令のお嬢様です!」カララの身に何かあれば報復を受けると警告する。それを聞いてロッタが反論する。「何を言ってるの!先に攻撃をしてきたのはあなたたちでしょ!」。そんな中、身を隠していたギジェが攻撃を開始しカララとマヤヤを救出。イデオンを奪って脱出しようとするが全く反応せず、あっさり捕まってしまう。尋問再開。ギジェは巨神=イデオンの恐ろしい科学力を警戒するが、ベスは第六文明人の遺跡であり自分たちの物ではないと主張する。そもそもカララを調べている「イデ」とは何なのか?カララはバッフ・クランの古い伝説を語る。「昔バッフ星を治めていた女王が凶悪な怪獣にさらわれた時、世の中の光が消え、バッフ族は絶滅まで追いやられた。怪獣に立ち向かった英雄がいたが、力は及ばなかった。そこへ宇宙から謎の果物が落ちてきた。それを食べるとたちまちパワー満々で怪獣を倒す。ついでに女王ゲット。その後二人は平和にバッフ星を治めた。おしまい」。そんな与太話の挙句、大殺戮へ発展したことにコスモは激怒する。さらにベスも「そんなバカげたことを信じて我々を滅ぼそうとしている!」とギジェを殴りつける。「貴様サムライの頬を打つことがどんなことか分かっているのか!」とギジェも激怒。「イデ」の調査資料を見せるよう要求する。しかしシェリルは自分たちを皆殺しにしてから調べろと言い放つ。カーシャも「あなた方は何千人の人を殺したと思っているの!」と怒りをぶつけるが「貴様らは子どもまで好戦的な種族なのだな!」とギジェは呆れ果てる。史上最悪のディスカッションが続く中、ダミドの部隊が奇襲攻撃。その隙にギジェらは脱走するが、カララは異星人と戦うべきでない、むしろ「協力すべきです」と言ってマヤヤと共に休戦信号弾を打ち上げる。それを見たダミドの部隊は引き上げていく。「同じ知性を持った者同士、必ず理解し合えるはずです」。つ・づ・く
2021年05月25日
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なので~。 伝説巨神イデオン 第4話「ソロ星脱出せよ」イデオンは追撃を緩めない。ギジェは地中から姿を現した宇宙船に圧倒される。一方、宇宙船に乗っているベスたちも動揺していた。反物質エンジンはおろか通常のエンジンさえ整備中だというのに勝手に動いている。カララとマヤヤも宇宙船が飛行しているとは思わなかった。副長のダミドは上司のアバデデに状況を報告。「異星人」は所持する武器などから好戦的と考えられる。そのため捕虜の扱いや礼儀があるとは思えない。総攻撃を加えるべきだと主張する。しかしギジェは自分たちと同じレベルの「異星人」なら捕虜を殺したりはしない、攻撃をして刺激するのは逆効果だと反論する。宇宙船の内部には「森」が備えられていた。ベスたちは「森」で食事を摂りながら作戦会議。シェリルは宇宙船ごとソロ星から脱出することを提案する。技術的には不可能ではない。しかし敵も追ってくる可能性がある。ロッタは「森」でバイパー・ルウの面倒を見ていたカララとマヤヤに会う。カララは宇宙船が何百年も埋もれていたのに「森」の木や植物が青々としていることが気になる。ベスたちがイデオ・デルタ、イデオ・ノバ、イデオ・バスタの三台の遺跡に乗ってテスト飛行中、ダミドの部隊が襲撃。ダミドはギジェよりも早くカララを奪還しようとしていた。アバデデはダミドにとって薬になると言いながらギジェに援軍として出撃を命令する。そんなこんなでソロ星脱出が決定するが、軍は混乱、宇宙船には指揮官もいない。宇宙船のことを掌握しているのはシェリルだけ。一民間人のシェリルが生意気な口を利くため軍人たちはイライラしていた。ダミドの部隊が宇宙船に近づこうとしていた頃、ギジェの部隊は三台の遺跡を攻撃していた。ゲージが点滅し、三台はイデオンに変形合体する。ダミドは宇宙船を離れ、イデオンへ集中攻撃するためギジェの応援に回る。ジョリバはイデオンを助けに行こうと提案するがシェリルが却下。「無理よ。大した武器も積んでいないこの宇宙船で何ができるの?」「シェリル!我々軍人は・・・」「私は民間人です。無茶なことをしてこの船の民間人を無駄死にさせるのはやってはいけないことよ」。しかしロッタが反論する。コスモたちが戦っている。仲間を見殺しにするのか?「こんなことじゃ皆生き残れないわよ!」。その時、ゲージが点滅し、宇宙船が勝手に動き出す。イデオンが宇宙船と一体になると爆風のようにエネルギーを発しながら宇宙の彼方へ飛び去る。つ・づ・く
2021年05月24日
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今日も疲れた。伝説巨神イデオン 第3話「激震の大地」バッフ・クランとの戦闘状態は現在も続いていた。カララの侍女・マヤヤはカララを探すため、第二発掘現場にある避難所へ。見た目が「ロゴ・ダウの異星人」とそっくりのため難無く侵入に成功する。そこで発掘途中の巨大な宇宙船を目撃する。宇宙船は避難所として使用され、避難民でごった返していた。その頃カララも宇宙船の内部に潜入していたが、シェリルに見つかり出て行くよう注意される。シェリルたちが口にした「イデオン」という言葉は「イデ」と同義のようだ。そこへマヤヤが合流。帰還するよう勧めるがカララはまだ調査を続けるつもりでいる。イデオンや宇宙船の整備などを巡ってベスとシェリルが対立していた頃、ギジェはカララ失踪の責任を取るため部下たちを募ってカララ救出決死隊を組織する。カララは艦内を警備していたベスと再会するが、マヤヤが軍人に向かって発砲。ベスは二人に銃を向けながら「お前たちは何者だ?どこの人間だ?地球人か?地球人でないならお前らは何者なんだ!?」と迫る。ところがカララは意外なことに「地球人です。私たちも地球人です。民族の名前はバッフ族。バッフ・クランの女です」と答える。異星人のイメージと程遠いが、ベスはルールに則りカララとマヤヤを監禁する。そんなこんなでカララ救出決死隊が遺跡に攻撃を仕掛けてくる。コスモが操縦する遺跡は戦闘機モードに変形。残りの二台も勝手に動き始め。またしても合体、イデオンになる。一方、ギジェが率いる部隊は遺跡の宇宙船に潜入。偶然出くわしたロッタ、リン、ファード、アーシュラ、バイパー・ルウに銃を向けて発砲するが、5人は謎のバリアーに守られビームを跳ね返す。ギジェは「ロゴ・ダウの異星人」の技術力に戦慄、いったん撤退することを決断する。シェリルは敵の目的が自分たちの殲滅ではなく、別にあるのではないかと考える。ベスはカララのことが思い浮かぶ。あるいは遺跡にこだわっているか。シェリルの調査で遺跡が本当に宇宙船であることが判明したが、第六文明人が残した記録からは「イデオン」の四文字しか拾い上げることができなかった。ベスは万が一の場合、宇宙船ごとソロ星から脱出することを考える。そんなこんなで作戦に失敗したギジェは再度カララ奪還のため総攻撃を開始する。ミサイルが宇宙船に直撃した時、バイパー・ルウの泣き声と共にゲージが点滅、宇宙船が勝手に動き出し地上から浮かび上がる。つ・づ・く
2021年05月23日
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眠い。伝説巨神イデオン 第2話「ニューロピア炎上」戦闘は一旦終了。ゲージに点滅していた謎のマークが消えると巨神は勝手に三台のメカに分離する。そんな中ベスは森に潜伏していたカララに会う。ベスはカララが異星人と気づくどころか、今日到着した移民団の一人と思い込みナンパ攻撃開始。カララも「イイオトコ♥」と満更でもなさそう。その頃コスモは遺跡をメンテナンス中。シェリルによるとゲージに浮かび上がる文字は、ギリシャ風の文字で「イデオン」と読めなくもないという。遺跡に残された第六文明人の言葉の中にも「イデオン」が出てくるが、巨大ロボットを指しているのかどうかまでは分からない。ベスは「半年も調査してその程度のことしか分かっていないのか?」と嫌味を言うと部下のジョリバに武器の装着を指示する。シェリルは「私たちの基礎調査が無ければ何もできないくせに」と呟く。そんなこんなでギジェ率いるバッフ・クランの戦闘機部隊は総攻撃を開始、ソロ星の中心地ニューロピアは空襲を受け、シェリルたちは住民を第二発掘現場へ避難させることになる。農作業をしていたロッタ、リン、アーシュラ、パイパー・ルウは避難している最中、デクに遺跡のメカに乗り込むよう勧められる。するとゲージが再び反応し始める。赤ん坊のルウは泣きじゃくり。コスモイライラしまくり。ギジェたちは地上を攻撃しながらカララの行方を捜査。森の中で避難民と軍隊を目撃する。その姿は自分たちそっくりだった。もしあの中にカララが紛れていたら見つけるのは困難。案の定カララは自らトラックを呼び止めて避難していた。コスモたちの操縦で三台のメカは浮上し反撃を開始する。ミサイルの直撃を受けてもびくともしない。泣き止まないルウにコスモのイライラも治まらないが、ゲージが反応し合体を開始、巨大ロボットに変形すると次々と戦闘機を撃破する。「まさかイデの巨神では?違う!あんな機械的なものがイデの巨神であってなるものか!」と言いつつもギジェは撤退を命令する。同時に巨大ロボットのゲージも急激にパワーが落ちる。コスモは「せっかくやっつけられると思ったのに!パイパー・ルウを泣かせるから!」と激怒するがルウは機嫌を直していた。すると巨大ロボットは降下し勝手に分離してしまう。その様子を見たシェリルは第二発掘現場に埋まっていたメカと関係があるに違いないと確信する。つ・づ・く
2021年05月23日
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アーミーマー!伝説巨神イデオン 第1話「復活のイデオン」録画したまま4年間放置。それはうまくないので観ることにしたね。勝新が創造した宇宙につづく宇宙シリーズ第2弾。世にも悲惨な物語が宇宙規模で展開されます。そのスケールたるや勝新ワールドを遥かに凌駕。地球から他の惑星へ移民するようになった未来の物語。ソロ星も移民先の一つであり、人口はまだ5000人程度。地球連合軍の士官候補生ジョーダン・ベスは、科学庁が無断で発掘作業を行っていると聞いて現地へ向かう。一方、異星人バッフ・クランたちもソロ星の様子を観察していた。彼らはソロ星を『ロゴ・ダウ』と呼び、『ロゴ・ダウ』にあるとされる『イデ』を調査していた。カララ・アジバは『ロゴ・ダウ』の「異星人」に興味津々。調査隊の隊長ギジェ・ザラルの制止を無視、侍女を連れて『ロゴ・ダウ』へ向かう。その頃ベスは発掘現場で巨大な車両を目にする。軍に許可なく作ったと思ったが、調査に携わっていた言語学者のフォルモッサ・シェリルは発掘された遺跡と説明する。ベスは『ドリフ大爆笑』のおばちゃん並みに笑いが止まらない。どこからどうみてもTOMYの新しいおもちゃで遺跡には見えないからだ。シェリルはばか笑いするベスをビンタ。調査団の団長ユウキ・ロウル博士の息子ユウキ・コスモも駆け付け発掘作業の邪魔をするなと怒鳴りつける。一方、ソロ星に降下したカララは「異星人」の発掘現場へ向かう。そしてカララを追ってきたバッフ・クランの戦闘機がベスの戦車に発砲、爆発する。「なぜ撃った!?」「あの近くにカララ様が降りたんだ!カララ様にもしもの事があったてみろ。我々は奴隷になるか悪くすれば自爆させられるんだ。やるしかなかったんだ!」。しかし「異星人」はビーム砲で反撃。「どうする!?」「もう叩くしかないだろ!俺たちの星を奴らに侵略されてもいいのか!?」。つうことで全面戦争開始。ロウル博士始め犠牲者続出。ベスは異星人とそのメカを斬りまくる。その様子を見ていたカララは翻訳機でベスの言葉を理解しようと試みる。コスモ、デク、カーシャは遺跡の中へ避難すると操縦席のゲージが点滅。これまで全く動かなかった三台が勝手に動き出し変形、人型のメカに合体する。その姿を見てバッフ・クランのパイロットは「伝説の巨神じゃないのか?」と口にする。「あんな巨神にバッフ・クランが侵略されてみろ。せっかくの平和が!」と攻撃を緩めず。カララの侍女も「伝説のイデの巨神?」と呟くがカララはただの異星人のロボットだと即座に否定する。しかし巨神は立ち上がりバッフ・クランの戦闘機を全滅させる。つ・づ・く
2021年05月22日
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カメリア・ダイアモンドリチャード・ロイド・パリー『津波の霊たち 3.11 死と生の物語』早川書房毎年この時期は東日本大震災関係の本を読むことにしている。外国人の視点で書かれたもの。大川小学校については既に読み応えのあるものが出てますが、こちらもお薦め。読み終えたのが偶然3月11日だった。立岩真也『介助の仕事 街で暮らす/を支える』筑摩書房分かりやすい本。さくさく読めます。それでいて面白い。個人的には第7章が違う意味で面白いです。カフカ『変身・断食芸人』岩波書店二十数年ぶりに読み直し。怖いんだけど赤塚不二夫風。『ウルトラQ』「カネゴンの繭」の元ネタですね。縄田一男編『時代小説英雄列伝 座頭市』中央公論新社購入後二十年寝かせっぱなし。原作は数枚のエッセイ。それを大映京都のスタッフと勝新が膨らませまくった。なので~こちらはあっさりしている。ラッセル『幸福論』岩波書店以前から読みたかった。岩波文庫にしては読みやすくてわかりやすい。自分の関心を外へ向けなさいと。一方で結構過激なことも言ってたりして。近藤サト『グレイヘアと生きる』SB Creative一冊丸ごと白髪の素晴らしさを主張した本。読んでて眩暈がした。誰得な本なんだろう?ハル・クレメント『20億の針』東京創元社面白かった。というよりも『ウルトラマン』第1話の元ネタ。モロパクリでびっくり。よくできた設定です。なるほどねえ。マーク・トウェイン『人間とは何か』岩波書店強烈な毒舌本。往年の名作バラエティ『快傑熟女!心配ご無用』のコメンテーター(野村沙知代・淡路恵子・デヴィ夫人ほか)もびっくりのバッサリぶり。一読する価値あり。白石雅彦『「帰ってきたウルトラマン」の復活』双葉社このシリーズで一番面白かった。著者の悪い癖(わざわざ推測と断りを入れる)が格段に改善され読みやすくなっていた。もっと自信を持って書けばいいのにと思う。
2021年05月20日
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熟女B 五月みどり熊井啓監督『黒部の太陽 全長版』やたらスケールがバカデカい。けど猛烈につまらない。尺を短くすればよかったと思いますよ。マイケル・クライントン監督『ウエストワールド』いっぺん観たいと思っていたので観たが面白くなかった。五社英雄監督『極道の妻たち』かたせ梨乃が実質的な主役。思っていたほどドロドロしていなかった。金子修介監督『ガメラ 大怪獣空中決戦』傑作。オマージュが多すぎるのが気になりますが、かなり楽しめます。金子修介監督『ガメラ2 レギオン襲来』大傑作。最終決戦地が足利市というのが説得力あり。前作を知らなくても楽しめます。金子修介監督『ガメラ3 イリス覚醒』これはやりすぎ。ついていけなくなった。土橋亨監督『極道の妻たちⅡ』かたせ梨乃が実質的な主役。車に轢かれてびょーんと空高く跳ね飛ばされるシーンがシュール。村上弘明にやくざ役は似合わない。本多猪四郎監督『ゴジラ』何度も観てしまう。観れば観るほど新たな発見有。黒澤明監督『椿三十郎』そんなにあまり面白いとは思わないが、何気に撮影がすごいことを発見。黒澤明監督『用心棒』こちらは面白かった。話がものすごく単純で分かりやすい。これも元ネタがあるのでしょうか?山田洋次監督『男はつらいよ おかえり寅さん』二度目の鑑賞。やっぱりダメ。全然『男はつらいよ』ではない。『がんばれ!満男』のタイトルのほうがしっくりきます。降旗康男監督『極道の妻たち 三代目姐』かたせ梨乃が実質的な主役。ショーケンと坂上忍が『傷だらけの天使』以来の共演。ショーケンかっこよかったけど使い方がもったいない。中島貞夫監督『新極道の妻たち』これまでのシリーズとは少し作風が変わってます。やや男目線で展開。橋本昌和監督『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!』脚本が浦沢義雄と聞いて期待したもののさっぱり面白くなかった。この人は原作モノや長編に向いてないと思う。中川信夫監督『憲兵と幽霊』あまり怖くなかった。戦争批判がテーマなのに無理矢理怪談調にした感じ。会社の命令か?主演は中山昭二と天知茂。石川義寛監督『怒号する巨弾』天知茂が渋い。三輪彰・石川義寛・石井輝男監督『恋愛ズバリ講座』新東宝最後の作品。会社に反抗してノーギャラで作られたとのこと。意外と面白かった。岡本喜八監督『座頭市と用心棒』大ヒットしたらしいが、それほど盛り上がるわけでもなく。東宝出身の岡本喜八と大映京都スタッフとの間で撮影方法の違いからいろいろ衝突があったとか。そのあたりの不協和音が画面にでてしまった。勝新太郎監督『座頭市 勝新太郎ディレクターズカット版』現在商品化されて出回っているものは劇場公開版。封切に間に合わず突貫工事で編集。そのためストーリーよりもイメージ重視。ちぐはぐな感じがしていたのはそのせいだったのか。知りませんでした。今回のものは『ゴールデン洋画劇場』で放送する際に勝新が編集し直したもの。ちゃんとしたストーリーになっていて面白かった。こちらのほうが断然面白いです。そろそろ商品化してほしい。ついでにフィルムが茶色に変色したテレビ版もきれいにしてほしいです。山田洋次監督『小さいおうち』何じゃこれ?最新作『キネマの神様』がどんな風に仕上がっているのか心配で仕方がない。デニス・ホッパー監督『イージーライダー』酒を飲んだらジャック・ニコルソンのものまねがしたくなります。鈴木清順・吉田つげつぐ監督『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』結構好きな映画。マイナーであまり評価されてませんが面白いです。伊藤俊也監督『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』こちらも面白いです。頑張っているクリカンに好感触。アニメスタッフと衝突が絶えなかったらしいですが、伊藤俊也ご本人は満足な仕上がりとか。当初は村川透で企画が進んでいたらしい。こちらも観たかった。田崎竜太監督『小さき勇者たち ガメラ』予算も評価も低いですが好きな映画。前半だらだら冗長気味ですが『ガメラⅢ』よりこっちのほうが好き。
2021年05月20日
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少女A 中森明菜座頭市物語 第26話「ひとり旅」 脚本 直居欽哉 監督 三隈研次市は久しぶりに生まれ故郷の村に帰ると子どもの頃世話になった良海和尚(渡老人・勝新のリアル義父)と再会する。和尚はフグ食うわ酒飲むわのフリーダムな男。市にしばらく寺で静かに暮らすよう勧める。和尚の身の回りの世話をしていたのは働き者の五作(御家老こと藤枝課長)の娘・おゆみ(阿部玲子)。市が村を出てから生まれたが五作から市のことは聞いていた。市はおゆみからも村にいるよう勧められ、寺の手伝いをするようになる。ところが市を狙うやくざ軍団が村に乗り込んで来る。早速和尚を訪ねると博打を開くため寺を提供しろと脅す。市は迷惑を掛ける前にこっそり村を出ようとするが、和尚に引き留められる。さらに仕込み杖を取り上げられる。「この杖を持っている限り、お前は地の果てまで泥まみれになって逃げまわり、お前の心は曇ったままで一生を終わることになるぞ」。そう言って土の中に埋めてしまう。市は村で平和に暮らすことを決め、和尚の代わりに檀家回りをするが「えへんえへん…般若~えへん…ゴホゴホ・・・般若~~」とアバウトなお経を唱え和尚顔負けのフリーダムぶりを発揮。そこへやくざ軍団が襲撃。いてもたってもいられず市は棒切れで撃退するが複雑な心境。そんなこんなでやくざたちが続々とやってくる。その一人、凄腕イケメンやくざの源次(竹脇無我)にからすの松(中尾彬)が近づく。松は懸賞金の上前を当てにするセコいチンピラで源次が最も嫌いなタイプ。市の首には五百両の賞金が掛かっていた。土地の親分・長兵衛も色めき立つ。源次に唾を吐き捨てられた松は今度は長兵衛に接触する節操のなさ。やくざたちは市を探して村中で大暴れ。おゆみと洞穴に身を隠していたが発見される。そこへ源次が現れやくざたちを皆殺し。市に勝負を申し込むが、市は仕込み杖を一生持たないつもりだ。「待ってるぜ、お前が仕込みを持つ日まで」。そんなこんなで村人たち激怒。市に村から出て行けと迫る。そんな村人たちに和尚は説教。お前たちは罵る前に何故助けてやろうとしないのか。市はこの村の生まれだ。いわばお前たちときょうだいのようなものではないか。一生懸命生まれ変わろうとしている市を追い出そうとするのか。次の朝早く、村を出て行くする市の姿があった。すかさずやくざ軍団襲撃。滅多斬りにする。しかしそれは市ではなく、村からやくざ軍団たちを追い出すため市の身代わりになった和尚だった。市は無言で泣く。和尚の亡骸は市と村人たちによって土葬される。土に埋まってく和尚の棺桶。その土の中から市の仕込み杖が出てくる。市の怒りが燃えてくる。そっとその場から離れようとするがおゆみや村人たちから引き留めるられる。この村で一緒に暮らしてくれ。またしても無言で泣く市。地面にふれ付して。しかし市の気持ちは変わらなかった。やくざ軍団や長兵衛一家を斬りまくって全滅。そして源次も瞬殺すると生まれ故郷を後にする。松が雇ったやくざたちにつけ狙われているとも知らず。お・わ・り
2021年05月20日
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ガヴァドンB 座頭市物語 第25話「渡世人」 脚本 内海一晃・東條正年 監督 黒田義之原点に戻り『座頭市』らしいお話。聖天一家の新三(蘭兵衛)と銀平(新克利)は徳兵衛親分の仇を討つため座頭市を追う旅に出る。同じく旅に出た銀平の妹で新三の許嫁・おそで(真木洋子)は子犬に追いかけられていた按摩を助ける。按摩は市と名乗ったため座頭市と疑うが、全国に名を轟かせている伝説の渡世人にしてはあまりにも情けない姿。とりあえず銀平が泊まっている宿へ市を連れて行くがやはり座頭市ではなさそう。その頃、徳兵衛と兄弟分だった黒馬の勘兵衛(イマケン)の許へ坂戸屋の重吉(ラッパの源さん)が訪ねる。重吉は聖天一家の縄張りを狙っていたが新三と銀平が邪魔だった。そこで座頭市に二人を始末させ聖天一家の乗っ取りを画策する。新三は銀平と合流。土地の親分である勘兵衛に挨拶をしないと不味いが、徳兵衛が死んで一番喜んだのは勘兵衛だった。それでも仁義を切らないといけないのが渡世人のルール。その頃おそではやくざたちを一掃する市を目撃する。市は「座頭市」だった。知らせを受けて新三と銀平は駆けつけるが真面目なので仁義を切ってご挨拶。明け六つに宿場外れの庚申塚で果し合いを申し出る。「そうと決まりゃ明け六つまでまだ時間はある」と市は二人に酒を勧める。市は自分が斬られればそれで良し、しかし二人が斬られたあと聖天一家は誰が継ぐのかズバリ指摘。聖天一家が今や新三と銀平しかいないことを知っていた。そこへ勘兵衛たちが現れ、二人に「挨拶おせーよ」と説教。市が始末したやくざたちが勘兵衛の子分だったことから市を挑発する。しかし二人はやっとの思いで仇の「座頭市」を見つけたので見逃してほしいと頭を下げる。重吉はそんな二人を渡世人の鏡だとほめちぎる。市はおそでに徳兵衛を斬った理由を打ち明ける。徳兵衛は按摩稼業をしている親子から絣を取り、目の不自由な娘を人前で手籠めにしようとしたので斬ったのだった。「そんな野郎でも二人にとっちゃあ盃をもらった親分。命を懸けて弔いしなくちゃならねえ。この渡世・・・ホントに嫌な渡世ですねえ」。二人は徳兵衛の評判があまりにも良くなかったため、せめて自分たちは渡世の筋を通そうと思っていた。しかしおそでには二人が市には敵わないことが分かっていた。そんなこんなで約束の明け六つ。いつまで経っても市が姿を見せないため銀平は様子を見に行くが、偶然重吉らの本心を知る。逆上して斬りかかるが返り討ちに遭ってしまう。そこへ市が現れ下っ端瞬殺。銀平は足を洗っておそでと一緒になるよう新三に伝えてほしいと頼み「頼むから新三を斬らないでくれ。頼むよ、お願いしますよ」と言って息を引き取る。市は新三に合流すると重吉&勘兵衛チームを皆殺し、銀平の仇を取る。そして新三は市を斬ろうとするが、市から銀平の遺言を聞く。「渡世上の義理で俺とやり合うか、それとも銀平さんの遺言どおり堅気になるか」。新三は刀を捨て、立ち去る市に声を掛けるが「俺のような人間の行き先なんか聞くんじゃねえ!今後どこで面あわせても声なんぞ掛けないでおくんなさいよ」。お・わ・り次回感動の最終回。
2021年05月18日
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ガヴァドンA座頭市物語 第24話「信濃路に春は近い」 脚本 犬塚稔・内海一晃 監督 安田公義ほのぼの娯楽編。映画『座頭市喧嘩旅』のセルフリメイクらしいです。梅の花が咲いて市も春が近づいていることを体感。早速お宿へチェックインしようとするが、絹問屋・鳴海屋のお嬢様一行が貸し切りでご宿泊とのことで断られてしまう。そのお嬢様・お美津(マゼラン星人マヤ)は大勢のお供を連れて善光寺参りから帰る途中。宿の向こうにそびえる山のふもとに自分を可愛がってくれた乳母のお梅が住んでいる。しかし今は身体を壊しているらしい。その話を番頭の忠助から聞いてお梅に会いたくなる。翌朝、お美津は宿を飛び出しお梅のいる塩沢村へ一人で向かう。実は忠助はやくざと結託してお美津を誘拐、鳴海屋から金をせしめようと企んでいた。それとは別に安彦の島吉&お信カップルもお美津を狙っていた。道中でお美津は市と知り合う。世間知らずのお美津から「お前」呼ばわりされてカチンとくるが、どうしても塩沢村へ行って乳母に会いたいピュアな気持ちにトゥギャザーすることに。山奥なのに「トイレはないの?」「何か食べ物を買ってきて?」などナチュラルな要求を連発。市が用意した巨大おにぎりを差し出すと「お箸はないの?」とボケる始末。そんなこんなで塩沢村に到着するが、既にお梅は亡くなっていた。帰り道、足を抑えてうずくまっている女を発見。お信だ。胡散臭さを放っていたため市は素通りしようとするが、お美津の世間知らずパワーに負けてお信を介抱することになる。お信は市の正体は「座頭市」で、悪党の間でも評判の札付きだとお美津に吹聴する。しかしお美津はピュアなので「座頭市」は別人だと信じている。そして市のために菜の花を摘んでくる。ただし百姓の畑から無断で。市は「お百姓さんとこ行ってどうもすいません、ごめんなさいそう言って謝って来なさい」と言うが「だっていっぱい咲いてるんだもの。お金を払えばいいじゃない。市さん払ってきて」とスパーク。本気で謝るつもりがないお美津に市マジ切れ。お美津はお信と行動を共にする。一方、市はお美津の周囲をうろうろしているやくざたちを追い払う。そんなこんなでお美津は駕籠留の留五郎親分(ブラ平)の許へ。やくざたちも留五郎に泣きついて野党連合結成。ようやく状況が飲み込むが時すでに遅し。武闘派子分の仁三郎(村上隊長)に往復ビンタを食らう。しかし野党連合あっという間に崩壊。市は留五郎の許に殴り込んでお美津を助け出す。ついでに留五郎以外全員皆殺し。その隙に島吉とお信にお美津が奪われる。さらに島吉はお信を殺して儲けを独り占めしようとするが、市に斬り捨てられる。その姿に圧倒されるお美津。そこへお供の連中が駆け付け無事を喜ぶ。気がつくと市はもういない。「市さん、ごめんなさい…ごめんなさい!ごめんなさい!」。お・わ・り
2021年05月17日
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あなたの「夢」をあきらめないで! 座頭市物語 第23話「心中あいや節」 脚本 星川清司 監督 勝新太郎大雪の福井でロケ。重い、暗い、寒いの超絶映像。映画と同じ35mフィルムで撮影。『座頭市』である必然性がないと勝新が認めるほどドラマ重視。シリーズ最大の傑作。市は瞽女のおさわ(浅丘ルリ子)とおさわの面倒を見る少女・おとよ(吉沢京子)と旅を続けていた。三人が到着した宿にはとある大庄屋の息子・佐八(松平健・新人)が待ち構えていた。佐八は地位と妻子を捨てておさわを追いかけてきたのだ。瞽女には恋愛御法度という厳しい掟があり、破った者は「はなれ瞽女」として仲間外れにされる。おさわは「はなれ瞽女」だった。その夜、宿でおさわのライブが開催される。超満員の観客は迫力の生演奏にノリノリ。ライブは成功に終わるが、客の中に加平次(石橋レンジ)の姿があった。市はおとよからおさわと佐八の経緯を聞く。おとよはそれでもおさわについていくつもりでいる。おさわの演奏に魅了された市もついていきたいぐらい。しかし「嫌なことが起きなければいいけど・・・」とおとよは気にかけていた。翌朝、市はおさわたちに別れを告げる。そして入れ替わるように佐八が旅を共にする。おさわはかつての瞽女仲間で「はなれ瞽女」になっていたおきくと再会する。おきくは村の男と一緒になったがすぐに別れ、別の男と暮らすようになったものの「はなれ瞽女」として世間から差別を受けていた。その後、授かった子どもを堕ろし、身体も衰弱し、乞食同然の生活を送っていた。もう一度おさわのあいや節を聴きたいと、おさわが来るのを待ち続けていたと話す。おきくはおさわはあいや節を聴きながら赤ん坊の幻覚を見ると雪の中で息を引き取る。旅を続ける三人の前に加平次が現れおさわを殺そうとするが、市が駆け付けたことで事なきを得る。その後もおさわは「はなれ瞽女」ということで門付けをしても追い払われ、泊めてくれる宿もない。おさわを「はなれ瞽女」にさせたのは佐八の父親・作衛門(加藤嘉)だった。佐八は男女の仲でなくても構わない、おさわの傍にいたいと思うようになり何もかも捨てた。おさわも同じ思いだったが佐八の傍にいることが怖く、むしろ遠く離れている方が安心して一緒にいられるような気がしていた。加平次はおさわを殺すために作衛門が雇った殺し屋だった。ある日、作衛門は佐八とおさわの仲を許し二人を迎え入れたように見せかけて、佐八の嫁と赤子を引き合わせる。佐八は「やっぱり納まるところに納まるのが一番だ」と呟き作衛門は安心する。一方、市は佐八との仲が認められたことを素直に喜び、おさわを祝福する。おさわから「じゃ明日・・・」と声を掛けられるが胸騒ぎを覚える。おさわと佐八は小屋を抜け出していた。市は二人を追う加平次を激闘の末に仕留める。翌朝、浜で死んでいるおさわと佐八の姿があった。吹雪の中、愕然とするおとよ、佐八の妻、作衛門、市。お・わ・り
2021年05月16日
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焼肉とビール。座頭市物語 第22話「父と子の詩」 脚本 高橋二三・宮嶋八成 監督 黒田義之『兵隊やくざ』コンビ復活。ただし激突はなし。黒田義之の演出が冴えまくり。ハイテンションの田中邦衛も見もの。市は河原で一人ぼっちで遊んでいる少年・千之助と知り合い、今夜の宿を探してもらう。その途中、百姓をいじめるやくざたちを懲らしめる。市の姿に惚れ惚れした千之助は自分の家に泊まるよう勧めるが女の履物があったため下野屋に案内する。二人は縁日に出かけるが、そこで源三一家の横暴を見かける。やくざには用心棒がついていた。下野屋(マロン製菓の大杉社長)の娘・お春(高沢順子)によると用心棒は千之助の父親・黒川鉄次郎(新田雄作)で、元八州見回り役だった。さらにお志乃という妾までいる。そんな父親が情けなく涙を流す千之助に市は添い寝をする。ある日、下野屋は源三親分(田中邦衛)に二百両の借金をする。口約束で構わないと言う源三にきちんと証文を交わすことを提案。暮れ六つまでに返せない場合、下野屋の土地と建物「それから看板娘のお春ちゃん」「え?」「洒落だよ洒落」と言われるが、馬鹿正直の下野屋は証文にお春もかたに渡すと書いてしまう。源三はエロ役人の中沢(スガカン)とグルだった。こんなに話がうまく進むとは。楽しくて笑いが止まらない邦ちゃんとスガカンではなく源三と中沢。下野屋は約束通り暮れ六つまでに二百両を返しに伺うが、源三は留守だった。その夜、改めて源三に借りた金を返済するが、とっくに暮れ六つは過ぎているためアウト。「暮れ六つの鐘は鳴ったなあ~?」。下野屋の土地と建物は源三が、お春は中沢がゲット。絶望した下野屋は首を吊ってしまう。市はお春の後見人になると証文を取り戻すため源三とさしで勝負する。市が「座頭市」と知ると源三は態度を一変、下手に出るが勝負に応じる。結果は市の勝ち。市を酒宴に招いたもののガバガバ酒を飲んで言いたい放題の市にぶち切れ。「食べる前に飲む!叩き殺せ!」と子分たちに市を襲撃させるが返り討ちに遭う。源三は手助けしなかった鉄次郎にぶち切れるが「座頭市は俺が斬る」と聞いてご機嫌。しかし百両を要求される。鉄次郎は心配するお志乃に「俺は今夜限り今までの自分と別れる。お前とも」と言って立ち去る。お志乃は源三が鉄次郎に百両を払うつもりがないこと、千之助を人質にとることを立ち聞きしてしまう。その後、鉄次郎を訪ね惚れ直したと話す。「あたしは連れてってくれないんでしょ?千ちゃんは連れてくんでしょ?いいね親子って」。源三の子分たちに斬られながらも鉄次郎に源三一家の企みを告げると息を引き取る。鉄次郎は源三一家に殴り込むと一人残らず叩き斬り千之助を助け出す。障子越しにその様子を聞く市。旅立つ鉄次郎・千之助父子。橋の下で市は父子のやり取りを確かめていた。お・わ・り
2021年05月14日
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暑い。 座頭市物語 第21話「湖に咲いたこぼれ花 」 脚本 高橋二三・中村努 監督 井上昭市は男と女が囁き合っているところに遭遇する。「いつまでもこうしていたい」「愛してる」だの。男はとある店の手代・仙太郎(林与一)、女は豪商の娘・お妙。仙太郎は店の金に手を付けてしまったため首が回らない。いっそ死んであの世で一緒になろうと心中を図る。市は二人を助けると路銀を与える。涙ながらに感謝する仙太郎。その夜、市は宿場女郎のおゆき(小川知子)と知り合う。おゆきは身体を壊した女郎仲間に代わって客を取ろうとするが、オーナーの五兵衛(ロボット長官)に「勝手なことすんな!」と咎められる。そこで市が客に立候補しその場を収める。おゆきには三年待てば迎えに来てくれる男がいた。男の名前は仙太郎。その頃、仙太郎はお妙を連れて鳴滝の岩蔵親分(X星人)の許へ。岩蔵はお妙を預かり、仙太郎に五十両の大金を与える。年季の三年経てば迎えに来いと三人涙涙。お妙は仙太郎に自分だと思ってほしいと櫛を渡す。「よろしいんですか?ああ~お妙さんの匂いがする。クンクン」。その正体は、言葉巧みに女を騙しては女郎屋に売りつける超極悪女衒・お涙の仙太郎だった。しかも岩蔵もグル。宿場女郎が産み落とした捨て子の仙太郎をここまで育てたことを恩に着せようとする岩蔵に「そいつは言いっこなしだぜ」と本気で怒り出す仙太郎。そのオーラにビビる岩蔵。ある日おゆきは偶然仙太郎と再会する。「やべ」と思いながらも適当に取り繕う仙太郎。買ってきたと偽ってお妙の櫛を与え「よく似合うじゃねえか~」「うれしい~」と二人感激。のちに林与一と小川知子は結婚&離婚する。これ常識。おゆきは市に仙太郎を紹介する。市は仙太郎が先日心中を図ろうとした男だと気づく。「うれしい時にこんなこと言うのはなんだけど、あの人はよしたほうがいいんじゃないですかねえ」。あとで嫌な思いをするに違いないとおゆきに忠告する。おゆきは仙太郎を追って岩蔵一家を訪ねる。お妙はおゆきが挿している櫛が仙太郎に与えたものと似ていることが気になる。お妙は権現様で買ったものだと嘘をつく。そんなこんなで市は岩蔵から女郎たちの証文を脅し取ると女郎たちを解放する。仙太郎の正体に薄々気づいたおゆきの気持ちは微妙。怒り心頭の岩蔵一家はハイパー武装で市を襲撃する。その間に仙太郎はおゆきを連れ出す。別の土地へ行って、藁ぶきの小さな家を建て、庭にはきれいな花がいっぱい咲いている、ほっかほかのご飯に湯気の立った味噌汁、そこには俺たちの子どもがいて。「決して離さないよ」。仙太郎のトークにうっとりするおゆき。そこへ岩蔵一家を皆殺しにした市が現れる。「もう話しちゃいけねえぞ。それ以上嘘をべらべらと」。仙太郎瞬殺。「なんてことするのよ!あの人は嘘なんか言ってないんだ!本当のことを言ったんじゃないか!あんたなんかに・・・あんたなんかに!」。気がふれたおゆきは仙太郎の髪を櫛ですき続ける。お・わ・り
2021年05月14日
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フォービューティフルヒューマンライフ。座頭市物語 第20話「女親分と狼たち 」 脚本 高橋二三 監督 森一生何でこんな変てこなキャスティングしたんだろう?と思いながらもほぼ勝新不在のエピソードのため、芝居のできる役者でがっちり固めたのではないかと思います。市は恩を受けた亡き親分の命日を思い出し、狩場一家へぶらり訪問。狩場一家は後家の女親分・お蝶(ミヤコ蝶々)が孤軍奮闘で仕切っていた。隣町では松葉屋一家の若親分・松五郎(佐藤けい)がのさばっていた。狩場一家と松葉屋一家は兄弟分の盃を交わすほどの仲だったが、松五郎に代替わりして以来やりたい放題。そのためお蝶が睨みを利かせパワーバランスを保っていた。堅気の衆に迷惑を掛けてはいけない。松五郎の妹・お妙(グレートサタン)はお蝶の息子・幸助(山本けい)とは許嫁だった。お妙はお蝶と共に江戸へ飾り職の修行に出ている幸助の帰りを待ちわびていた。そしてお蝶は早く一家をたたんで堅気の暮らしをしたいと思い、子分たちにも堅気になることを積極的に勧めていた。一方、松五郎は狩場一家の縄張りを狙っている。そんな大映テレビ的な関係。ところが幸助は立派なやくざになっていた。そして帰ってきて早々松葉屋一家の連中を斬りまくって先制攻撃。お蝶ぶち切れ。子分たち大歓迎。お妙ショック。松五郎は狩場一家に喧嘩状を叩きつける。お蝶が保ち続けてきた均衡が崩れてしまった。そんな松五郎もお蝶から教わったやくざの仁義は頑なに守っていた。お蝶だけには歯向かう気もなかったが、子分たちは無断でお蝶を襲撃。市に助けられ一命をとりとめるが、お蝶は幸助と松五郎を大人しくさせるため斬られるつもりだった。松五郎激昂、子分たちをぼこぼこに鉄拳制裁する。市は松五郎にそろそろ水に流すよう仲裁するが時すでに遅し。子分たちは市を襲撃するが全員返り討ちの皆殺し。松五郎と幸助はさしで勝負する。激しい斬り合いの末、幸助が松五郎を斬る。市はそのことをお蝶に報告する。「これで良かったんですよね?」「いいんですよ、これで。でも私は一人ぼっちになってしまったんですね」。そしてお妙は「幸助さんの帰りを毎日毎日待ち暮らしていたほうが幸せでした」と市に話す。お・わ・り
2021年05月14日
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蕎麦よりキミのほうがよっぽど伸びとる! 座頭市物語 第19話「故郷に虹を見た」 脚本 池田一朗・東條正年 監督 井上昭仕置人ではなく料理人の壮吉(中村主水)はやくざを次々叩き斬る市を目撃する。子どもたちとのふれあいほのぼのシーンを挟んだのち、市に鯉の活き作りを『ヒロシのぼっちキャンプ』風にご馳走する。生きたまま手際良く捌かれた鯉の刺身に市はちょっとだけ引くが、人間を斬るのとは訳が違うと言い返される。しかしまいうー。壮吉は料亭「ふくべ」に行くよう勧める。江戸でも食べられないようなグルメが味わえるぜ。しかし「ふくべ」の評判は超最悪。師匠である父親・仁平(浜村純)は身体を壊し、妹のお志津(真野響子)が面倒を見ていた。仁平は今更壮吉が戻ってくるとは思っていない。お志津は壮吉が弟の清次(河原崎健三)を庇っていたことを知っていた。市は仁平に勧められ「ふくべ」で飲み食いしていたが、騒々しいだけで何だか酒も女も不味いなあ。オーナーも岩五郎親分(織本順吉)に変わりゲスい店になっていた。岩五郎は市が「座頭市」と知ってやたらボディタッチ。肩をポンポン叩く。初対面なのにフレンドリーすぎる岩五郎に市イライラ。気分を害して店を出ていく。壮吉と再会すると文句を言う。「ふくべ」は元々壮吉の家族が経営していた店だった。腹違いの弟・清次の人殺しの罪を被って三年間板前修業の旅に出ていたが、その間に「ふくべ」は岩五郎親分に乗っ取られていた。自分が犠牲になれば家族が幸せになれると思っていたが現実は厳しかった。そんな生真面目な壮吉に市がカウンセリング。その頃、岩五郎は座頭市を取り込もうと躍起になっていた。壮吉は密かに清次と接触。清次の博打の借金で「ふくべ」が岩五郎に乗っ取られたことを知る。しかも借金はまだ残っている。岩五郎はお志津を差し出せと清次に迫る。さらに邪魔な壮吉を殺すことまで指示する。そのやり取りを市は立ち聞きしていた。そんなこんなで壮吉は仁平と再会。黙って出て行ったことを涙ながら詫びる。一方、清次はお志津を岩五郎に差し出す。そこへ市が乱入。お志津を救い出す。もちろん岩五郎以下全員皆殺し。その頃、壮吉は真面目一辺倒では生きていけないと言う青次を鉄拳制裁。止めに入るお志津。壮吉は明日から三人で出直すことを誓う。その様子を確かめた市はそっと後にする。お・わ・り
2021年05月13日
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振り向けば小さな昨日。座頭市物語 第18話「すっとび道中」脚本 池田一朗 監督 黒田義之『走れメロス』的エピソードでかつハッピーエンド。面白さの水準は高いが物足りなさが残る。お笑い要員でゲスト出演した海原千里(現・上沼恵美子)万理のさっぱり面白くないギャグが見もの。道を進む市に子どもたちは右に進むと穴があると声を掛けるが、子ども好きの市にしては珍しく無視。右へ進んだところスポンと穴に落ちてしまう。「子どもはホントに正直だなあ」「按摩さん右に穴があるって言ったのに右も左も分からないのかい?あははは」。穴に落ちた市の頭の上をダッシュで走り抜けたのは島帰りの清太郎(中村賀津雄)。清太郎は松川の大吉親分の許に潜り込むとあっという間に親分を刺殺。追手から逃れたものの脚を斬られてしまう。市は清太郎を助けると湯治場へ案内する。しばらく逗留して傷を治すよう勧めるが、清太郎は暮れ六つまでに戻らないといけないと話す。そんな会話を交わしながら湯船に浸かっていると他の客たちが一斉に斬りかかってくる。市湯船に忍ばせていた仕込み杖で瞬殺。温泉が血で真っ赤に染まる。市が噂の「座頭市」と知った清太郎は今回の経緯を打ち明ける。旅の途中で知り合った女・お初(横山リエ)と意気投合、一緒に旅を続けるが、沼田の安五郎親分に博打の借金のかたに取られてしまう。そこでお初を取り戻す代わりに敵対する松川の大吉親分殺しを引き受けることになった。期限は明後日の暮れ六つまで。つう事情で清太郎は急いでいた。安五郎は半信半疑だったが清太郎は仕事を終えて戻ってくるかもしれない。そうなるとお初を渡さないといけない。それはもったいない。一方お初は脱走を試みるが、見つかってしまい屋根裏部屋に監禁されてしまう。そんなこんなで清太郎は市の手助けを受けながら戻ってくる。早速安五郎に仕事を報告するが、大吉親分の首を持ってこない以上信用できないと突き返される。そこへお初が崖から身投げして死んだとの知らせが入る。清太郎たちは現地に向かうが、新品の下駄がきちんと揃えてあり不自然。安五郎に詰め寄るがボコボコにされ屋根裏部屋へ。そこには縛られたお初の姿があった。清太郎の目の前で安五郎がお初に襲い掛かろうとしたところ、市が訪ねてくる。恩義のある大吉親分が清太郎に殺されたと聞き、引き渡しを申し入れる。安五郎にとって渡りに船、市に引き渡された清太郎は市に斬り捨てられる。しかし痛くない。市は清太郎に何度も「死んでろ…死んでるんだぞ」と囁く。安五郎の許に戻り、居合の技を見せて脅すとお初を引き取ろうとする。そこへ清太郎が駆け付け、市と共に安五郎たちを斬りまくる。清太郎とお初は市に別れを告げる。お・わ・り
2021年05月12日
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追いかけようぜ とことん遠く 他の奴には見えない星を座頭市物語 第17話「花嫁峠に夕陽は燃えた」 脚本 山田隆之 監督 森一生前回がおしっこちびるぐらいハードだったため今回はスーパーマイルド。役人と目明したちに追われる二人組の百姓。そこに浪人・辻孫兵衛(井川比佐志)が自分を雇えと現れて契約成立。早速二人組の百姓を叩き斬る。たまたま通りかかった市は音だけで峰討ちと峻別する。二人は直訴状を持っていた。市は矢場で孫兵衛と再会する。孫兵衛はこの町から早く出ていくよう忠告する。その後、市は三年ぶりに庄屋与左衛門の許を訪れる。今日は与左衛門の娘おちかが嫁入りする日だった。与左衛門とおちかは市の来訪を大歓迎。おちかは幼少の頃、病弱だったが市の施術で体力がつき、以来市との交流が続いていた。市もおちかを祝福する。「あたくしにもよーく見えます。きれいな花嫁さんだ。まるで人形のようでございますね」。おちかは大切にしていた手製の花嫁人形を市にプレゼントする。相手は隣村の百姓・峯吉(霧島五郎)。その花嫁行列に代官の磯崎源之丞(宍戸錠の弟)一行がすれ違う。エロい磯崎はおちかをチラ見した瞬間ゲットしたくなる。その手始めに仲人役を買って出る。さらに祝言は代官所で盛大にやると宣言。嫌な予感。そのやり取りを孫兵衛が見ていた。そんなこんなで磯崎は「今から花嫁になる心得を教える」とおちかにエロ宣言。そのやり取りを孫兵衛が見ていた。しかし失敗に終わったのか祝言の場に乱入。逆ギレして全員出て行けと怒り心頭。さらに峯吉を連行。直訴状を持っていたのは峯吉の兄だった。磯崎は不当な年貢を取り立てていることを揉み消そうとしていた。抵抗したため峯吉は斬られそうになるが、孫兵衛が現れ「こ奴の始末は俺がつける」とボコボコにして牢屋にぶち込む。磯崎の取り立てを恐れる村人たちは与左衛門におちかを代官所へ引き渡すよう訴える。自暴自棄になったおちかは川へ身を投げる。おちかの後をつけていた市は川へ飛び込み助けようとするが、逆におちかに助けられる。そのやり取りを孫兵衛が見ていた。市はおちかを屋敷に連れ戻すと残っていた米でおにぎりをこしらえる。ただしものすごく不細工。例えるならジャイアンシチュー風。そのおにぎりでおちかと腹ごしらえ。村人たちはまだ与左衛門にしつこく迫っていた。揺れるおちかに市は「峯吉さんのお嫁さんになるまではどんなことがあってもここから動いちゃならねえ」と諭す。「自分の夢を壊すことはしちゃいけねえよ」。そんなこんなで峯吉の公開縛り首が決定。しかし市が救出、磯崎の屋敷に向かう。磯崎は調査に訪れた関八州役に与左衛門こそが年貢米を横領していると説明するが、そこに二人組の百姓とおちかを連れた孫兵衛登場。孫兵衛は公儀隠密だった。市と孫兵衛は磯崎たちを斬り捨てると花嫁行列を見送る。市は夕陽の中、花嫁人形を手に旅を続ける。お・わ・り
2021年05月10日
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ちょっちちょっちちょっち。座頭市物語 第16話「赤城おろし」 脚本 直井欽哉・原田順夫 監督 勝新太郎恐ろしいほど地味で救いようのないお話。枯れた風景を延々映し出す勝新監督の映像美。明確な悪人は登場しません。市は完全に脇役。そのためいつもの豪快な立ち回りもない超異色作。凶作に苦しむ村人たちのために国定忠治(辰巳柳太郎)は代官を斬ると米蔵を解放し、赤城山に立て籠る。村人たちは忠治に感謝をしていたが、立て籠もりが長期化するにつれ迷惑に感じるようになっていた。目明しの勘助は忠治を追っていたが、甥の浅太郎(梅宮辰夫)が忠治と盃を交わしていたため仲間内では複雑な立場だった。ある日、忠治は密かに赤城山を降りて愛人のお町(池玲子)に会いに行く。忠治が留守の間、お町は兄と同居していた。忠治は年老いているがお町への愛情は変わらない。「お前えは俺の命なんだぜ。俺はお前えを食っちまいたいてえほど・・・好きなんだぜ」。目明したちには忠治の行動は筒抜け。周囲を捕り方に囲まれていた。そこに勘助がやって来て縄張りを荒らすなと大騒動になる。その隙に忠治に赤城山への抜け道を教える。道を知っているのは勘助と忠治だけだ。忠治はお町に必ず帰ってくると言って逃走、さらに駆け付けた市も捕り方を斬りまくって手助けする。勘助は市を自宅に招待する。二人とも忠治に恩義を受けていた。市は忠治を逃がした勘助に感心していたが、勘助はお咎めを受けないうちに十手持ちを返上すると言う。今や落ち目になった忠治を憂いていた。忠治は今回の一件は朝太郎が密告したと疑う。朝太郎は疑いを晴らすため勘助を訪ねると忠治に詫びを入れるよう迫る。勘助は女に入れ揚げて落ち目になったと忠治を批判する。その一言にブチ切れた浅太郎は咄嗟に勘助を斬る。市は浅太郎に事の真相と、勘助が斬られるつもりだったことを話す。浅太郎を怒らせたのはためらわずに斬らせるためだった。朝太郎は泣き崩れ堅気になることを誓う。翌朝、市は風呂敷包みを手にして赤城山の忠治を訪ねる。市は忠治のことを神様のように崇めている。そんな日本一の大親分が何故人の心を見抜けなかったのか?市は風呂敷包みから勘助の首を差し出す。「お前え何が言いてえんだ?」「親分さんを助けるために逃げ道を教えて下さった勘助さん、なんでこんな姿にならなくちゃいけねえんですかね。勘助さんは親分さんに夢を託して喜んで死んでいきやした」。忠治は市を斬ろうとするが刀を跳ね返される。「斬らなくちゃならねえのはお前さんの心の中じゃありませんか?」。しかし市も忠治を斬ることができなかった。「眩しいばかりに輝いているおてんとさんは沈む時は綺麗な夕日で沈んでやっておくんなまし」と引退を勧める。忠治は子分たちを残して潔く赤城山を下りる。そしてお町にも別れを告げる。お町と同居していた男は内縁関係で兄ではなかった。忠治はそのことを咎めずお町を幸せにしてやってくれと言って立ち去る。涙を流し続けるお町。その後、忠治は磔獄門となって晒される。それが忠治だと感じ取った市は涙を堪えながら旅を続ける。お・わ・り
2021年05月09日
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冷蔵庫に置いてたプリン食べたの誰? 座頭市物語 第15話「めんない鴉の祭り唄」 脚本 直井欽哉・原田順夫 監督 森一生ゲスト松坂慶子。『ウルトラセブン』から6年。エライ美人になってます。まだ22歳。甘酒屋の娘役なのに色気あり過ぎ。市は一攫千金を狙う鬼神一家のやくざたちから襲撃されるが返り討ちにする。唯一卯之吉(宇宙仮面)だけ助かり命乞いをする。卯之吉は武州で甘酒屋を営んでいるが、病気の妻と幼い子どもを養うために金が必要だった。そこでやくざの助っ人を買って出たが、武州に戻って堅気になるつもりだった。市は自分の首に懸かった金と同じ十両を卯之吉に手渡すが、浪人の犬上に斬り殺され十両は奪われてしまう。三ヶ月後。卯之吉が営んでいる甘酒屋を訪ねるが卯之吉の姿は無かった。病床の女房は市を帰ってきた卯之吉と思いこんだまま息を引き取る。市は残された息子の正太と卯之吉の妹・お糸(松坂慶子)の面倒を見るため、しばらく滞在することにする。正太はすっかり市に懐いている。その後、市は土地の親分・高萩一家の万次郎親分(西村真琴博士の息子)を訪ねて草鞋を脱ぐ。その子分・伊太郎(直次郎)は幼馴染のお糸に「ホ」の字だネ。お糸に簪をプレゼントするが、お糸は伊太郎がばくち打ちだということに引っ掛かっていた。ばくち打ちの女房にはなりたくない。渡世人は故郷を捨てるか、命を捨てるか。一生夫婦でいられることはない。市には身につまされる話だった。その後、市は万次郎親分の屋敷に住み込んで巻き割り、掃除と大忙し。手先が器用な市を万次郎親分は感心する。殺気や凄みを感じていたがそれ以上の詮索はしなかった。そんなこんなで鬼神一家の連中が市を追って卯之吉の店をぶらり訪問。お糸に卯之吉は按摩に斬られて殺されたと吹聴する。さらに市が高萩一家に草鞋を脱いでいると知り、日高一家に助っ人を依頼する。万次郎親分は卯之吉を殺していないと言う市を信用し、鬼神一家らを叩き返す。みなしごだった伊太郎にとって万次郎親分は親同然。万次郎親分を揉め事から守るため市に斬りかかる。市は伊太郎とお糸に卯之吉とのいきさつを話す。そこに鬼神一家に雇われた犬上が現れる。犬上は正太を斬ろうとするが、すかさず市が庇い腕に傷を負う。犬上が脇差にぶら下げていたお守りは卯之吉と同じ物だった。市はお糸に改めて卯之吉を斬っていないと話す。今まで散々命を狙われてきたが自分から刀を抜いたことは一度たりともない。お糸は市の話を信じる。市を始末すれば卯之吉殺しの罪は揉み消しできる。犬上と鬼神一家の目論見を知った伊太郎は単身挑む。伊太郎から真相を聞いた市は犬上を瞬殺、正太とお糸の仇を取る。その後、堅気になった伊太郎はお糸と所帯を持ち、甘酒屋の亭主になる。早速作った甘酒を市と万次郎親分にごちそうするが酷い味に皆苦笑い。市は別れを告げると正太に見送られ旅を続ける。お・わ・り
2021年05月06日
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