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車寅次郎はメロンに執着する男。必殺仕置屋稼業 第1話「一筆啓上地獄が見えた」御存知必殺シリーズ第6弾にして中村主水シリーズ第3弾。第2弾をすっ飛ばしたのは舞台がいきなり幕末へタイムワープするから。なので~~~時系列順に鑑賞。本作からこれまでの三番手から主役にポジション変更。「一筆啓上火の用心/こんち日柄も良いようで/あなたの御命貰います/人の御命頂くからは/いずれ私も地獄道/右手に刃を握っていても/にわか仕込みの南無阿弥陀仏/まずはこれまで/あらあらかしこ」(ナレーション:草笛光子)。北町奉行所同心・中村主水登場。このたび南町奉行所への転勤が決まり何だか憂鬱。ある夜、雑踏に紛れて男が竹串で人を殺すところを目撃する。主水は男を追うが見失ってしまう。転勤が決まりせんとりつは調子に乗って屋敷を増築、さらに主水の監視役として岡っ引きの亀吉(小松政夫)を雇う。そんなこんなで初出勤するが早くも釘を刺される。南町はコンプライアンスが超厳しく、島送りになった女に金を渡しただけで同心が粛清されていた。咎人に対する情けは一切無用。ある日、近江屋利兵衛(ムーミンパパの声の人)が妾のおみよに斬りつけられそうになる場面に遭遇。主水は穏便に処理しようとするが、上司の与力・高畑(川浜高校の教員共の一人)から詮議無用、死罪が申し付けられる。首をはねられるおみよを前にして己の無力を感じる主水。その後、新富町で髪結いを営んでいるおこう(勝新の妻)という女から近江屋の仕置を依頼される。報酬は口利き料を含めて四両。「知ってまっせ。あんさんが以前仕置人をしてはったこと。ちゃーんと聞いてまっせ」。おこうは主水を徹底的にリサーチしていた。仕置人の頃のフリーダムライフから一変、表も裏もがんじがらめ。そんな中、おみよの妹・おいとに恨みを晴らしてほしいと泣きつかれるが、おこうの差し金と気づくとあっさり拒否。おみよはおこうの店で働いていたが、無理やり近江屋の妾にされた上にたった三ヶ月で放り出されたのだ。怒り心頭のおこうに「お前はな仕置人などという夢のような話をでっちあげて人様から金を搾り上げる悪党だ。騙りだ。イカサマ師だ」と徹底拒否する。二人のやり取りを見ていたおいとは、おみよの妹だと明かしたうえで近江屋に接近、自分の手で殺そうとするが却って慰み者にされてしまう。その後、主水はおこうからおいとが死んだことを知らされる。首を括って死んだ父親の葬式を済ませた後、井戸に身を投げたのだ。大雨の中、運ばれていくおいとの棺桶。「これでも中村はん目を瞑ると言わはるのだすか?うちは中村はんを見損のうてました!もう二度とお目にかかりまへん!」。その夜、主水は先日の男・市松(沖雅也)を突き止めてスカウトする。「引き受けた。お前エを冥途に送った後にな」。さらにかつて面倒を見ていた銭湯の釜番・捨三(渡辺篤史)を訪ねると手を貸せと頼む。「調べ物なら何もおいらに頼まなくて下っ引きなら大勢…じゃまたあれ始めるんですか?」。主水は「また来るぞ」とだけ言い残す。その後、捨三の調べでおみよ・おいとの父親が寝たきりになったのは、元屋根職人の伝次に屋根から突き落とされたせいだと分かる。主水は伝次を半殺しにするとあっという間に口を割らせる。そして市松を訪ねるが、市松に後ろを取られる。市松は殺しの的を確認すると主水を始末しようとするが、自分の腹に刀が突き付けられていることに気づく。「どっちに転んでもあんまり良い籤じゃねえな。だが殺しの数は俺の方が上だぜ」「刀引いてくれや」「だめだ。俺はかかあを始め人様信用しねえことにしてるんだ」。市松は手を緩め、主水の実力に戦慄する。そんなこんなで近江屋を仕置する日。捨三は主水に坊主崩れの印玄(新克利)を仲間に加えたいと提案する。「喋ったのか?」「へい」鉄拳制裁。すぐさま印玄を始末しようとするが、印玄の佇まいと素手で薪を割る怪力に刀を納める。こうして新生主水チーム結成。おこうは主水に四両を払うと、おいとの書き置きを渡そうとするが「金だけでいいんだ」と断られる。長崎に向かう近江屋を仕留めるため、それぞれ船宿に向かう主水たち。印玄はおみよ・おいとの父親を寝たきりにさせた瓦職人を屋根から突き落として転落死、主水は近江屋の番頭を仕留める。そして出航が早まり、船に乗り急ぐ騒ぎに紛れて市松が近江屋を始末する。しかしその場面を少女が目撃していた。市松は竹串を少女の眼前に突き立てる。少女は市松の手を探ろうとする。盲目だった。「おじちゃん船まで連れてって」「お前一人旅か?」「うん」。市松は笑顔で少女を抱きかかえて船に向かう。ほっと胸を撫で下ろす主水。お・わ・り
2022年04月03日
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7年先生の泣き虫戦争和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 最終回「花園よ永遠なれ」回想シーンと意味不明のシーンが多い雑な最終回。「1月7日、大阪花園ラグビー場。天候曇り。気温摂氏7度。北西の風やや強し」(ナレーション・芥川隆行)。試合開始。平山の足は最悪の状態。痛み止めを打ってもらったが効果は1時間のみ。試合前夜、平山は寝付けなかった。超貧乏の清川は平山が心配。見つめ合う二人「マコト…」「キヨ…」。二人はデキていたのかもしれない。けんじも寝る前にエライ精神論をブッ込まれて寝つけねーよ。何気に神社へ参拝すると節子がお参りしていた。明日必ず川浜高校は勝つとけんじに話す。「私の勘って大事な時によく当たるのよ」。その瞬間けんじと初めて会った時のブルマ姿の節子がインサート。もっと寝つけなくなったけんじは薄笑いを浮かべながら節子の肩に手をやり夜の闇へ姿を消す。そして試合のシーンに戻ったと思ったら城南工大高の監督の父親が12月30日に病気で逝去、監督はお通夜や葬儀に出なかったことが芥川隆行に紹介される。このシーンいる?そして試合のシーン、観客席の大木の前に名村直出現。グラウンドでは内田の弟が相手選手とぶつかって気絶。やかんの水をぶっかけられる。「内田の弟は空を見ていた。何だ今日は曇りのち晴れだと言うのに雨か?それにしてもやけに降るなー。内田の弟はぼんやりとそんなことを考えていた」(ナレーション・芥川隆行)。そして意味のないぶっかり稽古の回想シーン。試合再開。大木がイソップ、夕子が大三郎、清美と坂上二郎の娘は加代のの遺影を手にしている。和歌山では加代の父親たちがテレビで試合を観戦。今もかなり貧乏そうだ。さらにイソップの墓の前ではイソップの父親と甘利先生がデカいラジカセから試合中継を流していた。光男のどうでもいい回想シーンを経て3対0でハーフタイム。川浜有利。けんじは後半戦開始前に部員共にアドバイスしようとするが「監督に喋らせるな。平山はそう考えていた。ハーフタイムに監督からあれこれ多くの指示が出るようでは試合は負けだ」(ナレーション・芥川隆行)。対照的に城南工大高の監督はいらいらしながら喋りまくり。つうことで後半戦開始。内田の弟の反則が原因で同点に追いつかれてしまう。その様子を消防署のテレビで観ている尾本、職員室で仕事をサボる教員共。そしてスポーツはギャンブル性があるため血が騒ぐのか必死の形相で一喜一憂する加代の父親。ここで唐突に川浜高校をトップの成績で入学した栗原にスポットが当てられる。栗原は入学後も成績トップを維持しながらラグビーを続けていたが、故障が続いたため退部を考えたことがあった。しかし清美と坂上二郎の娘に引き止められて「止めるなんて言わないヨ!」そして現在に至る。けんじは風向きが変わったことに気づく。平山もいち早く気づき指示を出す。ここで新キャラ登場。「風向きを気にしているもう一人の男がいた。グランドキーパー主任の海老名健三である。海老名はさしてラグビーが分かる男ではない。しかし長年の経験から風向きによっては上空に浮かぶアドバルーンがパントキックの障害になることを知っていた。その朝彼は今日にでも生まれそうな初孫のため名前を考えるように頼まれていた」(ナレーション・芥川隆行)。これ何かの伏線と思っていたら意味不明の謎エピソードだった。そんなこんなで残り5分。平山の麻酔も切れてきた。このままでは国体の時と同じく同時優勝で終わってしまう。その時、平山と清川がテレパシーで会話、ボールを平山に投げると見せかけて別の選手にパス、さらにそれを受け取った栗原猛ダッシュ。栗原を追いかける城南工大高を追いかける川浜高校。トライ。大歓声。その瞬間、スタンドにいた大木たちは固まってしまう。「この一瞬からしばらくの出来事を滝沢けんじは何一つ記憶していない。栗原が何度も手を回して叫んでいたのも赤津がゴールキックを外したのもけんじの目には何一つ入らなかった。そして10秒後に」(ナレーション・芥川隆行)。ノーサイド。7対3で川浜勝利。すかさず熱い抱擁を交わす平山と清川。大三郎(半笑い顔)の遺影を掲げて夕子号泣。大木喜び爆発。光男と圭子は省略。節子は初めて大粒の涙を流す。けんじ呆然「勝ったんだな?マーク」「勝ッタンダヨ!ケンジ~!You are winner! 」「勝ったぞぉぉぉぉぉぉぉッ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。グラウンドで泣きじゃくるけんじと部員共。マスコミに囲まれ「こんな嬉しいことはありませんッ。勝てる!そう信じていたものの不安でした。でもコイツらがこんな素晴らしい試合をやってくれて…信は力なりですッ!泣かせて下さい!思いっきり泣かせて下さい!勝ったぞぉぉぉぉぉぉぉ!」と激応え。泣き崩れる大木たち。山城元校長も泣きながら節子に声を掛ける。「顔を上げてよくご主人を見てあげなさい!日本一のご主人ですぞ!」。節子号泣。どうでもいいシーン(特に海老名に孫が生まれてどうのこうの)を経て、誰もいないグラウンドに一人で立っているけんじ。スタンドから見つめる節子と娘。二人に気づいて振り返るけんじ。「戦いは終わった。川浜高校の優勝は節子をはじめとする関係者全ての人によって成し遂げられたのである。滝沢けんじは勝利者となった。だがけんじは知っている。今日という日が終わった瞬間から、また新たなる戦いがここから始まることを」(ナレーション・芥川隆行)。お・わ・り毎回情報量が異常に多すぎて疲れた。
2022年03月30日
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7年先生の泣き虫戦争和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第25話「微笑む女神」ここにきて5~6話分ぐらいのエピソードを一気に消化。そのためいつも以上に芥川隆行がナレーションしまくり。俳優の芝居をばかにしているのかと思うぐらい何から何まで語りまくる。全国大会に備えて最終の猛練習。暇で仕方のない内田と光男が先輩面して「もっと腰落とせ!」など尤もらしいことを指導するが、空気が読めないので部員共から嫌われていることに気づいていなかった。負傷者も続出。それでも練習止めないぜ。けんじはマークの助言を受けてあれこれ作戦を練るが不安が募るばかり。「滝沢けんじの眠れぬ夜が続いた」(ナレーション・芥川隆行)。そこで中学時代の恩師に助言を求めるため帰省。電話で済むような助言を得る。日本海風に海に向かって佇むけんじと恩師。けんじは部員共に城南工大高に勝つための秘策を伝授。一人の敵に二人掛りで襲撃せよ。平山は試合中に指示を出すと頼もしいことを言う。矢木も「よーし一丁やってみますか!」とよく分からないことを口走る。さらに部員共をお寺に連れて行き、集中力と団結力を高めるため真っ暗なお堂でだいじょうぶだあ教のグッズでおなじみの団扇太鼓を叩かせる。ばらばらだった太鼓の音が一つになった時「けんじの心に勝利への確信が深まった」(ナレーション・芥川隆行)。ある夜、近所で火事ですよ。嫌な予感。不安的中。洗濯を頼んでいたクリーニング店がジャージごと丸焼け。尾本が消防署に勤めていたことにもびっくり。翌朝全員しょんぼり。クリーニング店のおやじが現れて泣きながら土下座する。誰よりも先に内田が激怒。相撲部を捨てた矢木も激怒。場をわきまえない二人。あのジャージはイソップがデザインしたものだ。芥川隆行の解説と共にゴーストイソップ登場。今やイソップを知る部員はいないが、ラグビー部では伝説化していた。けんじは古いジャージが残っていたことを思い出す。でも109対0で負けた時に着ていたので超縁起悪いヨ。しかし「あの屈辱の大敗があったからこそ我々はここまで来ることができたんですッ!」。つうことで洗濯開始。「私にも手伝わせて下さい!」とクリーニング店のおやじも協力を申し出る。当たり前だとけんじは思った。圭子や節子など女性総動員で洗濯と裁縫。この描写ジェンダー的にどうなんでしょうね?加代のことを思い出して清美と坂上二郎の娘ホロリ。出発前けんじはイソップのお墓参り。イソップに語り掛ける。「お前がデザインしてくれたジャージだったが(略)見ていてくれッ」。つうことで大阪入り。現地でも練習するぜ。そんなこんなで試合開始。あっという間に決勝戦進出。対戦相手は宿敵・城南工大高。その前夜、宿舎に暇な連中(内田親子・光男・圭子・節子と娘ほか)が集合。山城元校長も駆け付ける。部員共に「やーやっとるかね?」とフレンドリーに声を掛けるが「誰このじじい?」といった不安な表情を突き付けられる。マークも駆け付け「ミナサン楽シクヤッテマスカ?」と盛り上げるが、内田の父親は露骨に差別発言。つうことで明日に備えてさっさと寝よーぜ。寝室に姿を消す光男と圭子。けんじも寝ようとするが元オールジャパンの大北監督から電話、極太の精神論をブッ込まれ睡眠妨害を受ける。翌朝、続々と花園ラグビー場に集結する登場人物たち。ここで第1話の冒頭につながる(※2022年2月13日参照)。梅宮辰夫の遺影を持った和田アキ子、けんじが一睡もできなかったことなどの謎が明らかになった。夕子はぐすぐず涙を流している。グラウンドのけんじを見守る節子と娘。川浜高校に赴任以来の思い出がけんじの脳裏を駆け巡る。暴力、イソップ、加代、以上おわり。「よし皆集まれ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。「見てみろ!大勢入ってるじゃないか。あそこにはテレビも来てるぞ。お前たち…こんな大勢の前でプレイできるなんてお前たちは本当に幸せ者だ!よし手をつなごう!」輪になって謎の催眠術開始。「いいか…こんな恵まれた時間二度と無いぞ。力いっぱいお前たちのラグビーやってこい。1時間、思いっきりラグビー楽しんで来いよッ!」。試合開始。「運命の1時間の始まりであった」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く次回(最終回)、御期待下さい。
2022年03月30日
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泣き虫先生の7年和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第24話「花園へ翔べ千羽鶴」驚愕のミステリー編。大三郎の死去から10ヶ月。けんじたちは予選を前に大三郎のゴーストに勝利を誓う。空気キャラの光男と圭子もいなくていいのにいた。そして練習前に大木がチームワークの大切さを偉そうにスピーチ。ダルそうに聞くけんじと部員共。今や強豪校となった川浜高校。ギャラリーもすごいことになってますよ。とりわけイケメンキャプテンの平山はモテモテ。80年代のビニ本モデル風三人娘にサインをせがまれるがストイックな平山は拒否。練習後、部員共+圭子は和気あいあいで千羽鶴を折る。ある日けんじは相模一高の監督がラグビー部を辞任したことを知ってご本人に真相を直撃する。ラグビー部員が他の部員から腕時計を盗んだ。出場停止まで問題は広がらなかったが、出来心とはいえどうしても許せず退部させた。ラガーマンはグラウンドの外でもフェアでなければならない。今回の件は自分にも責任があると判断し、自分も辞任した。選手に厳しくするからには監督も己に厳しくなければいけないつう話。俺なんか部員殴りまくりだよとけんじは思った。そして県予選大会スタート。平山の活躍であっという間に三回戦突破。イエーイ!部員共はチームワークを絶賛するが大木は憮然としている。死亡した大三郎に代わって節子がご馳走を披露、光男も不味そうなフランス料理を差し出す。そんな中、相撲部を見捨てた男・矢木が黙々とスパイクを磨いていた。ぼろぼろだが自分の足に合っている。試合に出る可能性も低いが、いつ出番が回ってきても出場できるよう備えているのだ。「こうした陰の力も川浜高校快進撃を支えているのだとけんばし思いを新たにした」(ナレーション・芥川隆行)。そして準々決勝。相手にマークされまくった平山は負傷。代わって矢木が出場。矢木の大活躍で圧勝。イエーイ!しかし平山は矢木をモーレツに嫉妬。矢木も偶然とはいえスパイクを叩きつけられ超ムカつく。このことをきっかけにチームに亀裂が生じる。一方けんじは千羽鶴を手に節子と暢気なことを話している。「俺にはこの鶴が選手たちに見えるヨ。皆勝手な方を向いてる。色も形も違う。でもそれが個性なんだ。それをこの一本の糸が繋いでいる。この糸がチームワークって奴だ」。そして準決勝。バスに荷物を運んでいる清美と坂上二郎の娘の前に三人娘出現。平山に渡してほしいと下手くそなイラストとメッセージが書かれた色紙を手渡す。試合直前にトラブル発生。矢木のスパイクが紛失したのだ。とりあえず出場。何とか勝てたものの決勝戦の相手は相模一高だ。けんじは部員共を集めて緊急ミーティング。矢木のスパイクを盗んだのは誰?矢木は部員に心当たりはないと言うが、名もなき部員が「いるかもしれねーよなー」と衝撃発言。矢木に嫉妬していた平山のことだ。平山は否定するが、平山派と矢木派に分かれて大乱闘。立ち会っていた大木は傍観。しかし大乱闘の弾みで千羽鶴がぐちゃぐちゃになり激昂。川浜一のワルに部員共戦慄。「何だよこのザは!俺がいた頃のチームはお前より弱かったかもしれねーよ。だけどなこんな醜い争いはしやしなかったぞ!」。そうか?「だから俺はくどいほど言ったんだ!チームワークチームワークって!」。部員共しょんぼり。さらにスパイクを盗んだ奴は殺すと脅迫。部員共ガチブル。そんなこんなで3年生と1・2年生は完全に分裂する。そこへ内田の父親が有力な情報を持ち込む。準決勝の日、出発前のバスから三人娘が出てきたところを見たと証言。矢木が憎くてスパイクを盗んだのでは?しかしけんじはその説を否定、部員が犯人にだったら監督辞任を決意する。翌日、平山は部室で矢木のスパイクを発見。最悪のタイミングでけんじたちがどかどか到着する。矢木のスパイクを手にした平山を見て「やっばおめーが犯人かよッ!」「違う―!」と大騒動。「けんじは平山を信じた。だが咄嗟に弁護する言葉が浮かばなかった」(ナレーション・芥川隆行)。コイツ最低だな。3年生共も「見損なったよ!」「顔も見たくねーや!」と次々と手の平を返す。そこに真犯人が名乗り出る。三人娘だ。あの日、三人娘は坂上二郎の娘に色紙を渡したが、荷物いっぱいでポロリ&気づかず踏んづけられてしまう。三人娘は復讐のため何かを盗み出そうとするが、たまたま目についたのが矢木のスパイクで物は何でも良かった。無差別殺人と同じだ。しかし自分たちの犯行説を否定するけんじの話を耳にして改心。特捜最前線的展開。清美と坂上二郎の娘、平山、矢木が次々「俺が悪かった」「いや俺が」「あたいが」と号泣。しかし大木は今回の責任は誰にあるのか追及する。「そいつは…俺だ」とけんじは激白するが「俺たちはバラバラだが(略)心を一つにしてやって行こう!」などと上手いこと言って責任問題を揉み消す。そんなこんなで相模一高を68対12で撃破して花園行きをゲット。優勝旗を掲げて学校へ戻る(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。大勢に出迎えられるが万城目淳教頭以下いつもの教員共不在。代わりに見たことのない教員が多数登場。空気キャラ(光男と圭子)もいた。「花園がけんじたちを待っている。花園、それは青春が永遠に熱き火花を散らす戦場であった」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月30日
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泣き虫先生の和田アキ子戦争。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第23話「下町のヒーロー」ラグビー部のスランプは続いた。マーク曰くラグビーをエンジョイしていない。「勝トウ勝トウトイウ気持チガ強クテ動キガ硬インデス」。ではどうすればいいのか?けんじ悩む。どんよりした部員共の中で清川だけが気合爆発のムードメーカー。マークは感心するが、かつて加代と貧乏のトップを争ったほどの超貧乏と聞いて「オ~!リアリィ?(訳:マジかよ)」と驚く。ある日ヤクザ三人が清川の借金を取り立てに学校へ乗り込んで来る。その一人はUGMのイケダだった。イケダはUGMをクビになり(略)。とりあえずけんじに代わって名古屋章校長がド迫力で追い払う。清川の父親が作った借金は20万円。けんじや教員共が解決しようと提案するが清川は丁重に断る。そのやり取りを大三郎がジトっとガン見していた。ここ職員室だぞ。ドア全開ってのもなあ。大三郎は清川に餃子を無償提供、スランプ続きの部員共にアドバイスなど相変わらず青少年の健全育成に熱心。。しかし休みの度にめかしこんで外出するようになる。夕子は浮気していると騒ぐが、めんどくせーことに関わりたくねーとけんじは思った。ある日、大木が久しぶりに訪ねてくる。東北製鉄の正社員に採用されたと報告。さらに母親のために勤務地を仙台から千葉に変えてもらったと節子が説明する。「そうかー」。でも何で節子がそんなこと知ってんだー?そこに内田の父親が乱入。昼間からキャバレーに出入りしている大三郎を目撃したと報告。皆いちいち俺に報告すんじゃねーとけんじは思ったが、大木を連れてキャバレー直撃。そこには大三郎を中心に目つきの悪いおっさん共が昼間から酒を飲んでいた。実は暇そうな人間に声を掛けてラグビーチームを立ち上げたという。その名も「川浜浜っ子クラブ」。ラグビー部の連中の相談相手になるぜ。全員年齢も職業もバラバラ。内田や川浜高校の最狂番長・水原の姿も。今は長距離トラックの運転手をしている。爽やかな好青年になってますヨ。「俺もマスターに誘われて…」。けんじ感動。水原たちにコーチ就任を頼まれるが超多忙。そこでマークに依頼。「喜ンデオ受ケシマス。日本ノすぽーつガ少シデモマトモニナレバ嬉シイデス」。マークは普通の町の人々がエンジョイする、それが本当のスポーツだと語る。つうことで浜っ子クラブのおっさんたちがどてどてと練習。けんじたちはしばらく観察。何だか楽しそう。大木も参加している。「やっぱラグビー良いッスね。だけど変なんだよなー。学校でやってた時より楽しいんだ」。しかも素人チームなので下手くそ。マークは何かをする以上ミスするのは当たり前、人間には失敗する権利があると助言。「サア、ドンドンみすヲシテplayヲ楽シミマショー」イエーイ!一方、水原は仕事があるからと爽やかに練習切り上げ。その光景を見てけんじショック&方針転換。「明日からは少々のミスは目を瞑る。初めてラグビーボールを触った感激を思い出して明日から思いっきり楽しめ!」イエーイ!しかし清川は帰宅すると毎日ヤクザ三人がお出迎え。そんなこんなで部員共はスランプ脱出するが清川だけ絶不調。清川は連日脅されていたことを正直に打ち明ける。けんじ怒りMAX、組事務所を襲撃しようとする。そのことを聞いた大三郎はけんじに一撃を食らわして気絶。代わって自分が襲撃に向かう。そんなこんなでヤクザ三人と大三郎がどこかへ向かう。たまたますれ違った内田の父親とどうでもいい会話を交わす。このシーン、梅宮辰夫と坂上二郎のアドリブっぽくて楽しい。「大三郎はまるで散歩にでも出るように歩み去っていった。そして翌朝」(ナレーション・芥川隆行)。朝刊に「中華料理店主刺されて重体!」と顔写真入りで報道。しかも国際問題並みに記事がデカい。大三郎はイソップ、加代、大木の母親がお世話になった川浜市立総合病院に搬送されていた。そこへどかどかとけんじたちが駆け付ける。夕子に付き添われていた大三郎が意識を取り戻す。さらに刑事が自首したイケダを連れてくる。イケダは「すいませんでしたー!」と土下座。大木はイケダを殺害しようとするが、清川が顔面殴打。大三郎は清川を制止、さらにイケダの生い立ちを見抜くと刑事に軽い処分を頼む。「翌朝、大三郎は静かに息を引き取った。名マネージャー山崎加代の死から僅か半年、ラグビー部はまたかけがえのない人物を失ったのである。けんじは運命の神を呪った」(ナレーション・芥川隆行)。盛大な葬式。参列者は一様に心の大きな人だったと大三郎の人柄を称える。その二日後、夕子はいつものように店を切り盛りしていた。その夜も店の二階で集団勉強会。夕子を心配するけんじや圭子をよそに光男は鈍い、可愛げがないと毒を吐く。酷え弟だと思いながらけんじがお茶を汲みに行くと夕子は号泣していた。店を閉めて一人になった時、初めて悲しみが溢れ出してきたのだ。「人はなくなっても空耳で聞こえたり、幻で姿が見えるって言いまっしゃろ?そやけどうち鈍いんでんな。あの人の姿なんか見えしません。夢でもええ、幻でもええ。もう一遍あの人に会いたいですわ。先生、今夜泣かしてしておくんなはれ、思いっきり泣かしておくんなはれ…」。翌朝けんじは部員共に檄を飛ばす(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。「ここを花園だと思ってお前たちがどんなトライをするかマスターに見せてあげよう!」。練習開始。その時けんじはゴースト大三郎を目撃する。「夕子さん見てますよ!マスターですよ!」。ゴースト大三郎がけんじたちに向かって手を振っている。しかもVサイン。続けて両手でVサイン。本人じゃねーのか?けんじたちは心霊現象を確認するためゴースト大三郎に向かって突進する。つ・づ・く
2022年03月27日
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和田アキ子の7年戦争。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第22話「勝ってから泣け」新しいキャプテンに誰が選出されるのか?光男と大木はタイプは違うが、部員共を引っ張る力を持っていた。しかし今の連中は素質は優れているが大人しい。一応、平山が選ばれたが就任拒否。城南工大高の曽根にライバル心を燃やす平山は余計な仕事を背負いたくないと言う。それを知った大木激怒、平山を半殺しにする。けんじは大木を取り押さえると平山に説教開始。省略。「すいませんでした。俺キャプテンやらせてもらいます!」と自分を殺そうとした大木に謝罪する。その後、大木のもとに川浜電機から内定取り消しのお便りが届く。大木は川浜電機の社会人チームに所属する予定だったが突然ラグビー部の解散が決定、採用を見直すつう話だった。そんな簡単に採用を取り消せるのか?けんじは東北製鉄の永井を訪ねる。第1話でけんじを監督にスカウトしようとしたおっさんだ。けんじは大木の採用を依頼、永井も大木に興味を持っていたのでOK。但しけんじも監督として赴任することが条件だぜ。けんじノー。そこで名村謙三に泣きついてはどうかと大木に提案。大木ノー。顔面を殴打した上に母親の手術代まで工面してもらった。これ以上甘える訳にはいかない。そんなこんなで新人戦開催。大木たちの抜けた穴はガバガバにデカく、あっさり敗退。けんじしょんぼり。そこに永井が現れ、大木を臨時工なら採用しても良いと告げる。臨時工なので正社員ではない。ラグビー部の練習に参加できるが試合は出場できない。良い条件ではないがラグビーを続けることはできる。努力次第で正社員にもなれる。どう?大木は母親が気になる。東北製鉄に入社したら本社の仙台で暮らさなければならない。退院したばかりの母親をおいておくことはできない。そこに節子が大木の母親を連れてくる。大木の母親は仙台へ行くよう説得する。「お前ラグビーがやりたいんでしょ?」。節子も大木の留守の間、面倒を見るつもりでいると話す。実はナイショで永井と接触、大木の採用を頼み込んでいたのだ。大木じーん。「奥さんは…そこまで俺のことを」「だってあなたは私の子どもですもの」「マジ!?」。節子は大木の母親だった。ではなく「主人がいつも言ってるのよ。生徒は皆俺の子だって。だから私にとっても子どもでしょ?」。大木は号泣&感動するふりをして節子に抱き着く。「奥さ~ん!ありがとうございました!」「分かってるわ、分かってるわよ。大木クン…」。コイツらデキてんじゃねーのか?とけんじは思った。そして卒業式。大木は開業したばかりの東北新幹線に乗って在りし日の思い出に浸る。ケンカ、暴力、イソップ、以上おわり。「やってやるぜ!」。新天地・仙台でもケンカしまくるつもりだった。そんなこんなで新年度。相変わらずラグビー部はパッとしない。けんじイライラ。特に不振絶好調の平山に当たり散らす。山城元校長はけんじを連れていつもの居酒屋でカウンセリング(飲み会)、けんじに指導方法を変えること、指導者も成長しなければならないと諭す。そして新キャラ・マーク・ジョンソンを紹介する。横浜の外語学校で教師をしているマークはけんじが元オールジャパンの選手だと知っていた。「今度一緒ニプレーシマショ」「プレイ?」。けんじどきどき。数日後、複数の見知らぬ外国人共とプレー、ラグビー本来の楽しさを思い出す。そしてマークを臨時コーチに迎える。「だがその指導ぶりにけんじは不満に思った。けんじなら気になって仕方がない選手の欠点や弱点を何一つ直そうとしないのだ」(ナレーション・芥川隆行)。さらに休憩とリラックスを勧めまくり。その夜けんじはマークと指導法を巡って激論を交わすが、マークの指導法が良い影響を与えていたのは事実だった。けんじも洗脳され季節は一気に秋。国体出場。勝ちまくって一気に決勝戦。相手は城南工大高。川浜有利。大木は仕事をサボってラジオで観戦。大三郎も節子にラーメンを届けると一緒にラーメン喰いながらラジオにかぶりつき。10対4で勝利目前。「次の瞬間ノックオン。試合は終わったと川浜の誰もが思った。だがレフリーの笛は鳴らなかった」(ナレーション・芥川隆行)。そして同点に追いつかれノーサイド。「土壇場で追いついた城南フィフティーンの表情とは対照的に川浜フィフティーンの顔は失意と屈辱に満ちていた」(ナレーション・芥川隆行)。けんじ説教開始。「この試合に勝てなかったのはお前たち全員が土壇場で致命的なミスを犯したからだ。そのミスとは何だ?技術か?違うな。じゃあ勇気か?それも違うな。お前たちは十分なファイトを持って戦った。じゃあ一体何が足りなかったんだ?執着心だ」。判定を下すのはレフリーだ。笛が鳴るまで絶対に動きを止めるな。「その鉄則を忘れた結果がこれなんだ!いいから泣くな!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。ラグビーは人生そのものだ。ボールに対する執着心が勝利を呼ぶように、最後まであきらめない執着心が人生には必要だ。「泣くのは花園だ!花園で勝ってから泣け!」つ・づ・く
2022年03月27日
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和田アキ子ウォーズ。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第21話「勇気なき者は去れ」全国大会出場決定。圭子は父親と和解。大木の母親も手術成功で順風満帆。どうでもいい壮行会(山城&名古屋章ダブル校長、かつての暴君・内田や尾本、大三郎まで出席)を経て花園に到着するが部員共緊張しまくり。けんじは互いの手を握らせ目を瞑ってイメトレ。「ぬくもりが伝わってくるだろー?」。むーん。けんじの謎の催眠術で元気爆発。イソップと加代の遺影も見守ってるヨ。つうことで33対9で初戦突破。圭子から試合の報告を受けて光男興奮。ちなみにコック姿。川浜ホテルをクビになり別のとこで働き出したと解釈。二回戦も42対3で爆勝。関係者全員イェーイ。予想外の勝利に遠征費が足りなくなってきたけど何とかなるぜ。「こういうのをうれしい悲鳴って言うんですかね?」と万城目淳教頭の面白さゼロのコメントに大爆笑する教員共。「しかし中には面白くない人物もいた」(ナレーション・芥川隆行)。内田の父親は激昂してけんじたちの宿泊先に乗り込む。内田の弟を出場させないことに腹を立てていた。「あんたは知らんだろうがねあいつはそりゃもう涙ぐましい努力をしてきたんだ!あれは去年の秋の頃だった…」。省略。けんじノー。内田の弟はベストメンバーじゃねーんだよ。つうことで三回戦。城南工大高と対戦。前半戦0対0でイイ感じ。後半戦開始早々、大木がトライを決めてこりゃイケるぜ。ところが名もなき部員がけがで退場。メンバーチェンジするしかない。しかしベンチに控えている6人は揃いも揃って頼りないツラしてるぜ。とりわけ内田の弟はずば抜けてるが、あのオヤジうるせーからなーと悩んだ末にご指名。笑顔でグラウンドへ向かうが、どてどてした走りっぷりにマジやべーと思った。不安的中。ビビッてタックル外しまくり、トライを決められてしまう。ここで試合の流れは大きく変わり「もはや止める術はなかった」(ナレーション・芥川隆行)。そして試合終了。36対4で惨敗。観戦していた節子と娘しょんぼり。相模一高の監督は善戦だったとフォローするが名古屋章校長は「負けは負けだ」とばっさり。さらに傍にいた内田の父親に聴こえるように「滝沢君はどうして内田の弟みたいな選手を使ったのかねー」と猛毒を撒き散らす。部員共もしょんぼり。「あいつらに勝ちてーよー!」と泣きじゃくって悔しがる。けんじも涙をにじませるが、めんどくさかったので来年も花園に来るぞとだけ言ってあっさりスルー。つうことで早速練習再開。「シゴいてシゴいてシゴきまくってやる!」と鬼宣言。そんな中、内田の弟は退部届を提出する。「俺自信が無くなったんです。ダメなんですー!ダメなんだよー俺ー!」と泣きじゃくり。「分かった。この退部届、確かに受け取った」。え?止めてくんねーのかよ!と内田の弟は思った。その夜、内田の父親が内田の弟を連れてけんじを襲撃。けんじ反撃。内田の弟をメンバーから外したのは予選の時からこうなることが分かっていたからだった。内田の弟には勇気がねーんだよ。首を痛めるかもしれない。スパイクで蹴られるかもしれない。それでもやらないといけないのがタックルだ。それがラグビーだ。そのタックルが内田の弟はどうしても出来ない。「これじゃラグビーになりません」。そして「勇気のない奴に用はないからな」ととどめを刺す。けんじの容赦ないトークに節子は落ちこぼれを無くしたはずが今度は落ちこぼれを作っていると批判する。「妻の言葉がぐさりと胸に突き刺さったまま数日が過ぎた。だが内田の弟は練習に姿を見せず、けんじもまたどう対処したら良いか分からぬまま苦慮していた。そんなある夜」(ナレーション・芥川隆行)。けんじはぶっかり稽古に励む内田の弟を目撃する(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。内田も加わってぶっかり稽古。けんじ感涙。「けんじの胸にまた一つ熱いものがこみ上げてきた」(ナレーション・芥川隆行)。今回は毒吐いた以外何もしてないけどね。つ・づ・く
2022年03月27日
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スクール和田アキ子。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第20話「我ら花園に立つ」いよいよ激闘編スタート。前回から一気に季節は秋。神奈川県予選大会開始。川浜高校は連戦連勝。その合間に名村が歌で部員共を慰問。『青春時代』(作詞:阿久悠 作曲:森田公一)を皆で歌ってイエーイ。名村は圭子にチョットだけ挨拶する。「俺はちょっくら北の方へ一人旅出かけるからな」「これから寒いわよ北国は」「だから良いんだ。都会暮らしだと俺の音楽も生温くていけねー」。すごい脚本。一方、大木は元気がない。試合でもミスを連発。けんじと名村はそのことを気にかけていた。そんな二人の傍で謎のおじさんが練習風景をガン見していた。名村財閥の総帥・名村謙三(内藤武敏)だ。圭子が目的に違いない。その夜けんじは大木にぶっちゃけ何か悩んでねーか?と直撃する。光男と圭子も同席。光男はコックをクビになったらしい(そうとしか思えない)。実は母親がまた心臓を悪くして入院、今度は長引くらしい。そのことが気になっていたのだ。大三郎の店では名村謙三が圭子とけんじの帰りを待っていた。名村謙三は圭子にぐいっと迫ると「何から話せば良いか…そう所謂私のようにブルジョアと呼ばれている人間は(略)」と如何に自分は毎日忙しいかと語り、唯一の息抜きは街ブラだったと解説する。20年前アメ横でチンピラたちにボコられていたところを圭子の母親・三好夏子(伊藤かずえ・二役)に助けられる。夏子は武器のチェーンを振り回してチンピラ撃退。そして意気投合、男と女の仲になる&妊娠。夏子は一人で産んで育てると告げる。しかしチンピラの報復により刺殺。名村謙三は止むを得ず子どもを欲しがっていた部下の富田義道に預ける。それが圭子だったつう話。そのうえで圭子を引き取りたいとぶっちゃける。長男、次男は跡目相続しか考えていない。三男の直は家を飛び出し、妻は先日死去。一人ぼっちで寂しいのだ。「私の父親は富田義道です。たとえ血が繋がっていなくても私を育ててくれた人です!」。圭子の母親が富田義道の愛人というのは嘘だったのか?けんじは名村謙三にこの辺うろついてると大木に半殺しにされると警告する。名村謙三は部下に呼び出されてとりあえず退散。その後けんじが職員室で準決勝の対策を練っていたところに光男と圭子が駆け込んでくる。名村謙三の失踪を知らせに来たのはいいけど、やっぱり光男はコックをクビになったらしい。そんなこんなで準決勝。前半戦リードされるが、原因は大木の不振だった。観客席には暇な光男と圭子、内田親子、すぐに傍に名村謙三の姿があった。名村謙三は試合よりも圭子をガン見。そんなこんなで辛うじて勝利。しかし大木は退部を申し出る。その夜、大三郎の店で緊急ミーティングが開かれるが大木の意志は固い。自分のポジションの代わりは何人もいるが、母親に付き添ってやれるのは世界中で自分しかいない。そこへぬっと名村謙三出現。「誰だいあんた?」「近所に引っ越してきた者だ。実は私も少年の頃ラグビーをやっていた」と謎のスピーチを開始。「どんな事情があるにせよ捨ててはダメだヨ、ラグビーに賭けた夢を!」。しかし今回の手術には300万円が必要だ。「元はと言えば名村のせいだ!」って自分がお袋さんに心配かけたことは棚上げ。「いっそ銀行強盗でもしてお袋のために300万作ってやりてーよ!」。そんなことしたらお袋さん即死だとけんじは思い借金ローラー作戦展開。全然足んねーよ。名村謙三はけんじに300万円の小切手を渡す。部下がやったこととはいえ、大木の父親を追い詰めてしまったことに責任を感じていた。「金で償えるとは思えんが他に方法がない」と素直に打ち明ける。圭子は立ち去る名村謙三に向かって「お父さん」と言いかける。名村謙三も振り返るが何も言わない。しかし後日、練習場をぶらり訪問。圭子に母親の墓を聞かれる。「母のお墓をこの目で見て拝んだら、あなたをお父さんって呼べそうな気がするんです」。名村謙三じーん。大木の前で圭子といちゃつくなとけんじ警告。大木は「おじさん来てたの?」とフレンドリーに接してくるが、富田義道ほか部下共がどかどかやって来る。「会長ー随分お探ししましたよ!」。大木が「おじさん」の正体に気づく。「名村~?オイ待てぇッ!手前名村謙三だな?人をたぶらかしやがってー!」とぶん殴ろうとするがけんじに抑えられる。母親の手術代を工面したのは名村謙三だ。名村謙三は十分苦しんだ。ノーサイドにしようと説得するが大木バーニング。名村謙三は「殴られて当然だ」と言って大木に近づく。「好きにしたまえ」「うぉぉぉぉぉーッ!」。派手にぶん殴って馬乗り。しかし「俺もラガーマンだ。恨みつらみは残さねー。これでノーサイドってことにするぜ」。涙を堪えて練習再開。「人の真心は遂に恨みを越える。けんじはその思いを深く噛み締めていた」(ナレーション・芥川隆行)。そして相模一高との決勝戦。その頃イソップと加代がお世話になったご存じ川浜市立総合病院で大木の母親の手術が行われる。大木は母親が気になって「ファイトが出ねーよ」と混乱。そこに名村謙三出現「大木君!君は真の人生を放棄するのかッ?」。以下省略。「分かった、俺は試合に出る!」。名村謙三とがっちり握手。つうことで川浜高校の勝ち。名村謙三は圭子に元の生活に戻ると告げる。圭子は初めて「お父さん」と呼ぶ。「君の父親は富田義道だよ」。そして富田義道に圭子と光男の交際を認めるよう言い渡す。もう二度と圭子と会うことはない。そんなこんなで表彰式。「優勝、川浜高等学校」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。全員号泣。「かくて川浜高校は花園にその雄姿を現すことになった。そこに待つものは嵐の如き死闘である。けんじの胸に新たな闘志が燃え上がっていた」(ナレーション・芥川隆行)。で手術はどうなった?つ・づ・く
2022年03月25日
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和田アキ子軍団。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第19話「友よ安らかに眠れ」今回も加代のネタを引っ張ります。大三郎の店で送別会。『惜別の唄』(作詞:島崎藤村 作曲:藤江英輔)という暗い唄を全員熱唱。和歌山と花園ラグビー場の大阪はすぐ近くだ。加代に会うためにも何としてでも花園へ行くぜ。オーッ!引っ越しまで二日ある。大木の提案で加代のリクエストに応える。加代は一度でいいから皆とプレーしたかった。「プレイ?」けんじはどきどきした。翌日ユニフォーム姿でけんじたちとランパス。しれっと清美と坂上二郎の娘、圭子、そして大三郎までがユニフォームを着て練習に参加。どてどて走る大三郎。店は暇なのか?卒業したはずの光男もいた。加代も練習日報を書き続けている。けんじは三年間欠かさず付けてくれたことに感謝する。翌日も加代は練習に付き合いユニフォームを洗濯。そこに名村出現。プロポーズ大作戦を実行する。加代は今は半人前なので誰とも結婚するつもりはないとお断り定番フレーズを披露。名村もアーティストとして半人前だと食らいつくが、けんじ仕込みのよく分からない説明(抵抗)に「俺の負けだ!プロポーズ取り消し!」と潔く引き下がる。そして加代のリクエストに応えて『惜別の唄』を披露。その歌声を聴いて大木激怒。名村と殴り合いを開始する。圭子と暇な光男も加わって大乱闘。そこへ名古屋章校長が現れてドロー。「乱闘を起こすようなクラブ活動を認める訳にゃーいかん。滝沢君、事件の原因を究明して対策を講じたまえ!」。けんじはめんどくせーと思ったが話し合いの場を設ける。大木は名村にムカつく理由を語り出す。「8年前だ、親父は小さな雑貨屋をしていた…」。要するに名村系スーパーの進出で閉店&酒浸り&自殺&貧乏に追い込まれたつう話。ただの逆恨みです。そんなこんなでけんじたちには和解したと見せかけてタイマン勝負決定。決着つけるぜ!そのことを知った清美と坂上二郎の娘に口止めさせる。加代はけんじと二人きりで帰り道。桜が満開。けんじの肩に着いていた桜の花びらを摘み上げる。「桜がきれいだから私ここでお別れします」。花園で会おう。「ええ花園で」。その夜けんじ宛てのハガキを書き、桜の花びらを大切に握りしめる。翌朝大木は学校から姿を消す。一方、加代は暇な光男と圭子に見送られ家族たちと新幹線に乗るところだったが、練習日報を書き忘れたことを思い出し部室へ向かう。そして大木と名村の殺し合いスタート。そのことを清美と坂上二郎の娘から聞いてびっくり。「大木と名村が決闘沙汰を起こせばラグビー部が廃部に追い込まれるのは火を見るより明らかであった。一刻も早く何とかしなければ。その思いが加代を焦らせた」(ナレーション・芥川隆行)。加代は清美と坂上二郎の娘の制止を振り切って、無理に車道を渡ろうとして車に轢かれてしまう。けんじが大木と名村の殺し合いを止めているところに大三郎出現。加代が病院に運ばれたことを告げる。けんじたちは血液抜かせまくり。大木も不良共をかき集めて血液を提供する。「多くの人々の祈りが通じたのであろうか、加代が意識を取り戻したのはその日の夜であった」(ナレーション・芥川隆行)。イエーイ!大木と名村も思わず握手。しかし「先生…ご迷惑かけてすいません」と言って意識を失う。「その時容体が急変した。急性の肝臓障害を併発したのだ」(ナレーション・芥川隆行)。けんじや部員共が「がんばれー!」「ファイトだー!」と大騒ぎする中、加代は息を引き取る。「それはあまりに儚い死であった。加代はもっと何かを言い残したかったに違いない。深い悲しみの中でその思いがけんじの胸に突き上げた」(ナレーション・芥川隆行)。告別式。突然けんじは練習日報を朗読する。「けんじは改めて目を見張る思いでこれらの文字の一つ一つを加代はどんな思いで刻んだのであろうかと。練習、試合、遠征、ミーテイング、どの日にもどの場所にも加代はいた。勝利の時も敗戦の時も加代はラグビー部と共にいた。そこには男子部員に劣らずラグビーに青春の全てを捧げ尽くした乙女の熱い思いが込められていた」(ナレーション・芥川隆行)。そして109対0の事件をわざわざ蒸し返してけんじ号泣。「山崎は最後にこう書き残している。先生、皆さん、私がただ一つ心残りなことはこのノートにたった4つの文字を書けなかったことです。それは…」花園出場。さらに大木と名村の争いを諫めるメッセージが書かれていた。「皆が血と汗と涙で育て上げたラグビー部の芽を摘まないで下さい。これが私の最後のお願いです」。加代はこれだけのことを書くために駅から引き返してきたのだ。大木号泣&土下座&名村。号泣三人男が握手を交わす。そして加代の墓参り。またしても『惜別の唄』を全員熱唱。花束を抱えた名古屋章校長出現。「君宛てにこれが学校に届いていた」とけんじにはがきを手渡す。夜桜の帰り道、加代が投函したものだった。「先生いつかは一分間ありがとうございました。おかげで私はどんな辛いことがあっても生きていけそうな気がします。先生どうぞお幸せに」。「それはまさしくけんじへの愛を抱いて旅立った加代の心のほとばしりであった。人知れぬ形で残された恋文であった」(ナレーション・芥川隆行)。沈む夕日と墓標に書かれた「加代」がオーバーラップ(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。けんじは部員共に加代が遺した練習日報に何としてでも「花園出場」の四文字を書き加えようと檄を飛ばす。「山崎加代の死を乗り越え川浜高校ラグビー部の驀進が始まった。花園へ、花園へと」(ナレーション・芥川隆行)。そして光男がまだいた。つ・づ・く
2022年03月25日
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和田アキ子とは?スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第18話「去りゆく君へ」つうことでラグビー部一丸となって猛練習。引退した3年生も練習に付き合うぜ。シゴキまくってうさぎ跳び。調子に乗って先輩風吹かす超ウザい光男は進学せずに就職すると言う。理由はばかだからではなく、一日も早く社会人として一人前になって圭子を迎えたいから。就職先は川浜ホテルの調理見習い。「俺はねフランス料理のコックになりたいんだ」。将来フランスで修業を積んで圭子と一緒にフランス料理店を開きたい。早速圭子とフランス語の勉強を開始。日本語でさえ不自由なのにフランス留学なんて気は確かか?とけんじは思った。ある日、部員共を招いて全国大会のテレビ中継を観戦。現地で生の試合を観戦したいなあ。でも大阪までの交通費などを考えると非常に厳しい。そこで名も無き部員が「だったら行ける人間だけでも」とぶっこく。その爆弾発言に大木が怒り狂う。「貧乏人は留守番してろってのかよ!」。そこへ内田の父親が乱入、仕事は忙しいが年末年始は人手不足で大変と言いながらけんじに酒を要求。「どこかに活きのイイのはいないかね―」。けんじ閃いた!「こいつら使ってもらえませんか?」。つうことで部員共を内田建設に斡旋。マージン頂くぜ。ではなく花園行き資金を皆で稼ごうつう話。早速現場へ乗り込み、公務員のけんじもバイトするぜ。そこへ懐かしの尾本たち出現。資金稼ぎに協力を申し出る。さらに大三郎がまたしても無償で差し入れを提供。善人ばかり。そんなこんなで資金ゲット、花園へ行くぜ。但し全員ではなく主だった連中のみ。うるさいので大木も連れていくことにした。そして花園ラグビー場で準決勝を観戦。相模一高VS城南工業大学付属高校。事実上の決勝戦だ。城南工大の監督・江川は現役時代は無名の選手だった。見た目も釣り人か場外馬券売り場にいるおっちゃんのようだが、今や指導者として手腕を発揮しまくっていた。けんじと目が合い、互いに黙礼。けんじが元オールジャパンの選手だったことを知っているようです。そして相模一高を撃破、全国優勝を果たす。新学期。けんじのもとに朴訥フェイスの巨大な2年生・相撲部の矢木が出現。3年生が卒業すると自分一人になるため、相撲部を見捨ててラグビー部に入部を希望したのだ。大八木敦史がモデルらしい。けんじ快諾。しかし名古屋章校長との約束を守り、成績が下がらないよう集団勉強会も継続するが、加代だけ進路が決まっていなかった。経済的な事情で大学進学を諦め、いくつか採用試験を受けたが父親が数年前に蒸発、母親が病弱など超貧乏を理由に採用に至らなかった。「いっそキャバレーのホステスにでもなっちゃおうかな」。ラグビー部のためなら何でもするけんじだが就職差別には立ち向かおうとしない。ある日、セクハラ談議で盛り上がる職員室で事務の女の子が寿退職することを耳にする。けんじ閃いた!名古屋章校長に加代の欠員採用を直談判。「ラグビー部の面倒を見させるつもりかね?」と嫌味を言われながらもノー試験で採用決定。皆揃ってイエーイ。ところが帰宅すると蒸発した父親(デンターライオン)がしれっと戻っていた。あちこち転々とし、今は和歌山でみかん栽培に従事していた。生活も安定したため一緒に和歌山で暮らそうと申し出る。「今頃のこのこ帰ってきて一緒に暗そうだなんて虫が良すぎるわよ!」。しかし母親は父親を庇う。加代は夕日の中を泣きながら全力で走る。結局、加代は和歌山へ行くことをけんじに告げる。本当は一緒に行きたくない。今更父親とニコニコと暮らせるとも思えない。「だったら君だけでも残ればいいじゃないか」「出来ないんです!」。病弱な母親に加えて幼い弟や妹が一緒に行く以上、自分が面倒を見るしかない。そして「先生はどうですか?寂しいと思ってくれますか?」。加代はけんじに告白する。「お願いです。1分…1分だけこうしていて下さい」。そう言ってけんじの胸に抱きつく。そんなこんなで卒業式。名古屋章校長は新自由主義丸出しのスピーチを披露。けんじ&甘利先生はちょっと違うんじゃね?と思ったが、けんじは一部共感していた。「スポーツの世界においては勝者よりも弱者のほうにより多くの拍手が送られる例をまま見受けるが、実社会においてそのような甘っちょろい考えは通用しない」。その通り。「勝負は勝たなきゃ嘘です。やるからには絶対勝つべきなんです!」。卒業式だというのに加代は部員共の汚れものを洗濯をしていた。加代なりの思い出作りだった。そこへ清美と坂上二郎の娘が現れ、加代をグラウンドに連れていく。ずらっと勢揃いした部員共が加代に感謝の言葉を口にする(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。そして調子に乗って「俺たちは感謝をこめてこれからお前を胴上げする」。びよーんと空中に何度も飛ばされる加代。甘利先生ちょい泣き。「山﨑は勝者ですか?敗者ですか?勝ったんですよね、山﨑は勝ったんですよね」。けんじも胴上げに加わり加代をびよーんと空中に放り投げる。「去り行く君に今熱い感謝の気持ちを贈り、いくつも手が一つの心になって加代の体を真っ青な大空へ突き上げていた」(ナレーション・芥川隆行)。マジで執拗に。つ・づ・く
2022年03月24日
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梅宮辰夫とは?スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第17話「最後のグラウンド」大木ぶち切れ&絶叫。名村グループのせいで町の小さな商店や会社が潰された。なので~激怒。だからと言って名村と圭子に文句を言うのは筋違いも甚だしい。名村は金持ち生活が嫌で家を飛び出した。しかも圭子は名村家の娘とさえ認められていない。「そんな屁理屈が通用すると思ってんのかよー!」って酷い言いがかりです。けんじはとりあえず名村にグラウンドから出てもらうようお願いするが「笑わせんなよ。たかがラグビーじゃねーか」と言われ、ついでにラグビーボールを足蹴にされぶち切れ。ラグビー舐めんなよ!「ボール拾って来い!」。被害者の名村に謝罪を要求するけんじのいかれっぷりに圭子が仲介。「兄に代わってお詫びします」。名村じーん。兄と呼ばれて感動。つうことで圭子の一言に免じて撤収。ところがラグビー部の連中は何となく圭子を追い出そうとする。圭子のせいで練習がめちゃくちゃになりましたからね。さらに光男と大木の対立が激化。圭子はけんじにマネージャーを辞めるべきではと相談する。辞めるも何も他所の学校の生徒なんですけどね。しかも毎回制服変わってるし。つうことでラグビー部ばらばら。そんな悩めるけんじにまたしても娘がヒントを与える。閃いた!けんじはラグビー部全員と交換日記を提案する。「本音どんどん書けヨ」。つうことで小学生並みの酷い文章を毎日30人分読まされることになるが、それでも真面目にコメント返すぜ。「最初はやはり妙に構えた物が多く、誤字脱字の類もあきれるほどであったが、やがて少しずつ部員たちの隠された部分が現れ始めてきた」(ナレーション・芥川隆行)。ある朝コメント通りに練習をこなす部員を発見。じーん。一方で素直に本音を書いた光男を捕まえて文句を言う。その理不尽ぶりに光男ぶち切れ&日記を出さなくなる。大木も連日「べつに書くことなし」と素直な気持ちをしたためます。それでもけんじはコメントを返していた。「君はいつも書くことは何もないと言っている。本当に何もないのだろうか?(略)先生はイソップの代わりには成り得ないのだろうか?」。回想シーン。ラグビーボールを抱えてにこにこで走るイソップ姿。「大木くーん」。大木はイソップの墓参りをする。線香持ってなかったので代わりにタバコを供えるぜ。そこにけんじ出現。圭子や光男へのバッシングは筋違いだと大木は分かっていたが、心情的に受け入れ難い。でも引きずらないぜ。ホンマかなあ。そんなこんなで神奈川県の予選大会が始まり、あっという間に決勝戦進出。対戦相手はご存じ相模一高。名古屋章校長も応援に駆け付けましたよ。しかしけんじの表情は険しかった。ラグビー部の連中ぎくしゃくしまくり。互いにミスを擦り付け、暴言吐きまくりの超険悪ムード。そのため当初川浜高校がリードしていたが一気に形勢逆転。結果36対15で完敗。花園行きを逃す。その時、名古屋章校長が立ち上がり「慢心だ。慢心以外の何物でもない」と口にする。「ラグビー音痴の名古屋章校長の一言がぐさりとけんじの胸に突き刺さった」(ナレーション・芥川隆行)。説教開始。でも「俺はもう何も言わん」と疲れ果てる。そして光男の日記を読書。「11月8日、今日でおれのラグビー生活はおわりました」。やべあいつら現役最後の試合だったの忘れてたヨ!光男は風呂に浸かりながら号泣。そして身を清めた後、圭子を呼び出すとむしゃぶりつくように襲い掛かる。けんじは光男の赤裸々な日記に興奮してきた。しかし行為は未遂に終わった。けんじは残念に思った。さらに大木たちが全国大会出場を果たしてくれたら圭子と結婚すると決めたとか、今回の敗因など下手くそな字でだらだら書かれていた。「先生勝ってください。来年こそおれたちがはたせなかったゆめをきっとはたしてください!」そして「先生にめぐりあわなかったら、今日のおれはいません。本当にありがとうございました!」。じーん。けんじは大木に光男の日記を見せる。大木もじーん&堪らずグラウンドへ飛び出す(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。そして光男と何気に出没した圭子の前で突然土下座「キャプテン!圭子さん!俺が悪かった!」。ひたすら謝罪する。そして「必ず全国大会に出場する。そしたらあんたたち結婚してくれよな。頼む!結婚してくれ」。三人がっちり手を握って号泣。「お前って奴は…」「大木君…ありがとう」。でも何でお前そのこと知ってんだー?守秘義務違反を平気で犯すけんじの倫理観は著しく低かった。つ・づ・く
2022年03月22日
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グリムもどうだろう?スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第16話「学校とはなんだ」名古屋章校長は成績の悪かった部を公表する。教員共どきどき。「相撲部、ハンドボール部、卓球部、演劇部、コーラス部、漫画部…以上!」。「ラグビー部の名は無かった」(ナレーション・芥川隆行)。活動停止はひでーヨと半泣きですがる教員共を一刀両断。けんじに対しては今度の中間テストで平均70点以上を取れなかったら活動停止と更なる条件を突きつける。学業とクラブ活動の両立、やれるものならやってみな。けんじはラグビー部の連中に今まで以上に練習し、もっと勉強するよう檄を飛ばす。貧乏な山﨑と清川を例に出し、さらに大木も働き出したと説明、練習+勉強+労働に汗をかいてるこいつらに比べたらお前らのつらさはつらいうちに入らんとすごいことを言い出すが、全員単純なので素直に従ってイエーイ!練習も今まで通りやるぜ。しかしけんじの右ひざに激痛が走る。現役時代の古傷が悪化したのだ。大雨の中、通院するけんじ&節子と娘。三人の前にふらふらと傘もささずに圭子出現。けんじを待っていたかのようなわざとらしさ。何故か光男も出没して圭子のトークを拝聴。先日、名村直のライブへ足を運んだ際「父親の金庫から偶然見つけた」と言って赤ん坊の写真を差し出される。裏には「第四子 圭子」と記されていた。自分は一体誰なんだろう?さらに「俺たちのロックはよー怒りと悔しさを涙のスパイスで味付けした五目そばなんだよッ!」と頭のおかしなことを言われて混乱、そのため土砂降りの中さ迷ってたつう話。光男絶叫。名村といえば日本で五本の指に入る大財閥。もう手が届かねーよー。けんじは話がなげーなーと思いながらもけんじも話が長い。要するに悩んでいる時は何かに打ち込んだ方が良い、つうことでラグビー部の手伝いに誘う。圭子は四人目のマネージャーに就任。けんじの目論見通りマネージャーは超忙しい。こりゃ悩んでる暇ないね。その時、金網越しに名村が笑顔で練習風景をガン見。加代に一目ぼれだぜ。そんなこんなで連日のハードワークで清川がぶっ倒れる。そこに名古屋章校長が出現「学業とスポーツの両立、二兎追う者は一兎をも得ずと言うことだな」と嫌味をスパーク。さらに他校の生徒である圭子に対して「勝手に学校に入ってはならん!」と注意。これは正解。けんじは次の中間テストで平均点70点以上を取ってみせると宣言する。つうことで練習再開。しかしけんじの右ひざにまたしても激痛が走る。そのことを加代が何気に気づく。練習終了。全員くたくた。これから勉強するのはきついぜ。しかしけんじの娘の何気ない一言に全員閃いた!全員で勉強し、得意分野不得意分野を補おうつう話。早速勉強開始。大三郎夫妻差し入れの超大盛焼きそばにイエーイ!この時なぜか夕子は真っ黒に日焼けしていた。そんなこんなで大木がトイレに行っている間に名も無き部員が暴言を吐く。この調子だと平均点70点以上は確実だが、大木が足を引っ張るに違いない。それを聞いて光男激怒、大木はもっと激怒&半殺し&勉強放棄。退部届を出すと学校から姿を消してしまう。大木の母親によると以前の不良仲間とつるんでいるらしい。大木の母親は心臓が悪いのに。そんなこんなで名村は加代に「結婚しよう」とぶっこき。展開ものすご。加代も視聴者も混乱します。その頃、大木はケンカしまくりでスカッとするぜ。けんじは部員共を引き連れ大木に詫びを入れさせるが「何が一人は皆のために、皆は一人のためにだ。そんなものが見掛け倒しってことが身にしみて分かったぜ!」と看破。そして不良仲間の一人・ハリーと競走してけんじが勝てば復帰しても良いぜと条件を示す。加代動揺。けんじの右ひざが超悪いことを知って大木びっくり。しかしスタート。しかしけんじ勝利。「俺ラグビー部に戻るぜ…二度とラグビー部を離れないって誓うヨ」とけんじに頭を下げる。今回の件でけんじは松葉杖が必要となる。名古屋章校長は「役に立たん教師など学校に来てもしょうがない!一週間の自宅禁止処分だ!」と言い放つ。そして中間テスト終了。名古屋章校長はけんじを訪問。「君はラグビー部にどんな指導をしたのかね?」。なんと平均72点、しかも極端に点数の低い生徒もいなかったのだ。「君とは色々考え方も違う。これからも衝突することがあるだろうが、私としても生徒の幸せを願う心に変わりはないつもりだ。そのことをお互い確認しておこうじゃないか」。じーん。がっちり固い握手を交わす。そして帰り際、節子に自宅謹慎させたことを詫びる。「しかしああでもしない限り彼は静養するような男じゃありませんからね」。大映テレビ善人説の真骨頂です。こうして円満に練習開始。そこへ富田義道が現れ圭子を連れ戻そうとする。そこへ名村が現れ、何故か富田義道はビビッて退散。すると大木激昂、圭子と名村に「お前らも帰れー!」と絶叫して名村をぶん殴る。「こいつらのオヤジ名村謙三はなあ…俺の仇なんだーッ!」。何この忙しい展開?つ・づ・く
2022年03月21日
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イソップに対抗してアンデルセンはどうだろう?スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第15話「不良教師」イソップ編終了。代わってなんでもぞくぞく編スタート。卒業式ですよ。今期を持って山城校長は定年退職。卒業生よりも目立ってスピーチしまくり。式が終わり、職員室で教員共にお別れの挨拶。窓の外から生徒たちの声が聞こえます。山城校長に別れを告げに集まっているのだ。じーん。かつて卒業式といえば不良卒業生のメモリアルイベントだった。回想シーン。半殺しにされる山城校長たち。「私は日本一幸せな校長ですッ!」。花束贈呈、仰げば尊し熱唱、何故か大三郎&ゴッド姉ちゃんこと夕子も登場、さらにラグビー部が校長を中心に円陣を組み「校長~ファイトッ!」「オゥッ!」「ファイトッ!」「オゥッ!」と謎の掛け声。山城校長はけんじとテレパシーで会話する。「滝沢君あとは頼むヨッ!」「分かってますッ!」。そして新学期。ラグビー部に新入生が7人入部。さらに清美と坂上二郎の娘も川浜高校に入学、ラグビー部のマネージャーとなった。けんじが目を掛けた平山誠は平尾誠二がモデルらしい。一方、小太りな男は内田の弟だった。こいつだけめんどくせーなーと思いながら練習開始。イエーイ!その様子をガン見する名古屋章。名古屋章は新しく赴任した校長だった。しかも超改革派。川浜高校は暴力事件こそ絶滅したが、学力は今も県下Ⅽクラス。そこでテストの点が平均以下の生徒はクラブ活動禁止を決定する。そんなこんなで大木は名古屋章校長に暴言を吐いて三日間の停学決定。さらに暴言で一週間、もひとつ暴言で10日間とポイント貯めまくり。その頃光男は圭子から駆け落ちしようと迫られていた。勝手に決められた見合いから逃れる方法はこれしかない。光男がグズグズしているとバイクに乗った謎の男・名村直(鶴見慎吾)が登場、圭子に自分のライブのチケットをプレゼント。なんだチミは!?名村は光男の名前を知っていた。「君は有名だからね。川浜ラグビー部のあほキャプテンとして」。正解。ある日、けんじは名古屋章校長に呼び出される。光男の答案には「圭子」の字がビッシリ書かれていた。光男のあほがバレてしまい、クラブ活動禁止が言い渡されそうになる。あほでもキャプテンの光男が抜けるのは痛い。そこでけんじは光男を捕まえて圭子を諦めろと説得するが、光男のあほみたいな言い分にぶっちゃけうんざり。すかさず大三郎が青少年の心理を解説。「男には陰で支えてくれる女が必要なんだ。その女がいなくなったら大抵の男はメロメロになる。たかが女のことって俺は光男を笑えねえ」。夕子もアフリカの飢饉の写真を見れば今のつらさはつらい内に入らないとあほなことを言い出す。しかし夕子が取り出した写真週刊誌に名村直の記事が掲載されていた。名村直は大財閥・名村グループ社長の三男坊だったが、家を飛び出してバンドを組んでいたのだ。そんなこんなで練習に顔を出したのは二人だけ。他の連中はあほすぎてクラブ活動禁止、大木は街でケンカしまくり。名古屋章校長の方針は厳しすぎるが、けんじは反論できなかった。加代はスーパー貧乏な新入生・清川の話を持ち出すが悲惨かつ長いので省略。加代に批判されても何もできない。唯一できることは昼から酒を飲むことだ!相模一高に勝った、有望な新入生も入った、これで全国大会に出場できるチームが作れると思った矢先にこのざまだ。名古屋章校長への対抗策、光男のどうでもいい恋愛、もうやってやんねー!節子はけんじを表に連れ出すと山城元校長と引き合わせる。山城元校長は教育現場に嫌気がさしたのか、川浜高校OBの報復を恐れてか、ただ人脈が無かっただけなのか、何だか知らないが工事現場で働いていた。「君も色々と大変だねー」。そう言うと延々と意味不明のアドバイス。要するに「ラグビーでも恋愛でもどんどんやらせればいいんだヨ」つう話。目覚めたけんじは光男に圭子を奪い取れとアドバイス。光男はあほなので圭子の見合いに乱入して実行する。そして逃走する二人を名村が助ける。さらに「圭子は俺の妹だ」と爆弾発言ぶっこき。ショックのあまり圭子は光男に抱き着く。そこに名古屋章校長出現。「ばかものー!勉強もせんで昼間から女の子と抱き合ってるとは何事だー!校則第10条、男女交際は清潔を旨とすべし。君は停学10日だー」。しかしけんじは反旗を翻し練習再開。名古屋章校長むかむか。けんじは思っていることをぶちまける。光男や大木たちが人として絶対に許せないことをしたか?「校長先生が理想となさっている学校は軍隊もしくは刑務所に近いものです!」「何・・・?」その瞬間、名古屋章校長はけんじをびんたする(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。「君は~校長である私に逆らった。君はまさしく不良教師だ!」。けんじは練習を再開させる。「この時名古屋章校長はこれ以上問題を起こせばラグビー部を廃止しようと思い定めていた。けんじの道のりには更なる苦難が待ち受けていたのである」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月20日
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今日は寒い。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第14話「一年目の奇跡」イソップの死を受け止めながら相模一高へ向かうけんじ軍団。しかし大木だけ「一人にさせて欲しい」と言って離脱。イソップとの思い出に浸る。イソップがいなれば高校へ進学しようとは思わなかったし、ラグビーをすることも無かった。回想シーン。不良共を殺そうとしているところをイソップに止められるが、成り行きでイソップも加勢。但し瞬殺。大木発狂&半殺し。イソップは大木が可愛そうだったと話す。「どう言っていいのか分かんないけどさ、君いつも寂しそうだから」「俺が?(怒)」「君いつもケンカばかりしてるだろ?でもケンカに勝って嬉しそうな顔した君、見たことないもん」。このことをきっかけに二人はなかよしこよしになる。ある日二人は高校受験について話をする。イソップは成績優秀にもかかわらず超バイオレンスハイスクールの川浜高校を受験するという。さすがの大木も止めるが「でも川浜高校には滝沢けんじがいるんだ」とけんじの華麗な経歴を紹介、自分もラグビー部に入るつもりだと話す。「君も一緒にやんない?ケンカなんかよりずっとスカーッとすると思うけどな」。大木は進学するつもりなし。「俺の頭で高校に入れるわけねーだろ」。そこは大丈夫。小学生以下の学力しかなかった水原や内田も入学出来ましたから。結局、受験してイソップと川浜高校へ進学することになった。いつの間にか大木の話を聞き入っている大三郎。大木はイソップに心の底から感謝していた。そして涙が止まらなくなる。「マスター、2、3発ぶん殴ってくんねーか?このままじゃイソップの顔がちらつきやがって試合になりゃしねーよ」。大三郎が顔面を殴打。「目え覚めたぜ!」。その頃けんじ軍団は相模一高のグラウンドに到着。そこへ大三郎が大木をスクーターに乗っけてお届け。全員揃ったところで試合開始。ここでやっとオープニング。なげーよ。場面変わってイソップの葬儀。ばかでかい花輪が続々届いてますよ。場面変わって相模一高との試合。全員気合が入りまくっているが、大木は焦るあまり空回り。ここでまたしても回想シーン。「ラグビーの基本精神はねワン・フォア・オール、オール・フォア・ワンなんだヨ。分かる―?ラグビーに一人のヒーローはいらない、全員がヒーローにならなきゃ勝てないんだヨ!」。イソップの言葉を思い出す大木。そんなこんなで10対0で前半戦終了。信じられないぐらいの善戦だが手応えなし。自分せいだと言って自分を責める大木に「その通りだ。お前が試合の流れを変えたんだ」とけんじが追撃。ついでに部員共にも檄を飛ばす。ボールを持って走る時、14人の仲間が後ろにいることを忘れるな。いや15人だ。イソップも後ろを走っている。「やってるやるぜ!このまじゃイソップに合わせる顔がねーよ!」。イエーイ!。その様子が甘利先生を通じて葬儀場に逐一報告される。盛り上がる葬儀場。そして大三郎、内田親子、新聞記者などおっさんたちがけんじ軍団にむさくるしい声援を送る(女子はいない)。大木はスクラムを組んでいる時、イソップの姿を見る。ゴーストイソップからスーパーパワーを得た大木は見事トライを決める。そんなこんなで13対12。逆転のチャンスを迎えるがゴールキッカーは光男。今回光男はミスを連発している。しかしけんじは敢えて光男を指名。光男は基本圭子(雑念)のことしか考えていないが、東都体育大学との試合では無心だったことを思い出す。見事ゴールを決めて逆転。14対13で川浜高校が勝利する。おっさんたち&葬儀場も超盛り上がり。相模一高の監督はけんじ軍団の勝利を讃える。さわやか。その夜けんじ軍団は葬儀場を訪れ、お通夜&祝勝会で盛り上がり。イソップの両親はうぜーなーと思った。しかし大木だけ硬い表情を浮かべていた。お寺を抜け出し夜空を見上げる。「こんなスモッグだらけの街でも星は見えるんだな」。隣にそっと寄り添う節子。イソップは星になったと語るが「星になんかなりゃしねえ」。明日になれば焼かれて灰と骨になるだけだ。それ以外に何が残るのか?「思い出が残るわッ」。じーん。大木は初めて号泣する。「ちくしょー!イソップ!イソップ!イソップ―ッ!」。そして告別式。イソップの遺体もリアルに登場。柩にはイソップデザインのジャージとラグビーボールが納められる。その夜けんじは山城校長のカウンセリング(飲み会)を受ける。山城校長は荒廃しまくった川浜高校をたった2年間で立て直したけんじの努力を讃え「我々の戦いは果てしなく続く。頼むよ滝沢君。頼んだヨ」とエールを送る(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。イソップ出棺。「打倒!!相模一高」から新たなスローガン「目標全国大会出場」が掲げられる。「必ず花園ラグビー場の土を踏むぞッ!」。そしてゴールポストには下手くそな字で「イソップ」と記されていた。つ・づ・く
2022年03月19日
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一人きりじゃないヨとあなた。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第13話「力の限り生きた!」圭子が拉致されたと聞いて暴れる光男。めんどくせーなーと思いながらけんじと大三郎がなだめる。こんなばかよりイソップが心配だ。両親の希望とはいえ皆と同じハードな練習させて大丈夫か?悩むけんじに山城校長は「彼からラグビーを取り上げたら(略)我々が彼にしてやれるたった一つのことは彼に輝ける死を迎えさせてやることだ」と語る。んー何か違うんじゃね?とけんじは思った。帰宅途中、内田親子に遭遇。内田父のばかぶり、方やイソップの父親。けんじは節子に今度の日曜日に遊園地へ行こうと提案する。自分も父親なのだ。ところが東都大学の監督からラグビーの試合の解説を頼まれる。日時は今度の日曜日。家族サービスを優先していったんは断るが、ラグビーボールがぼろぼろと知って依頼を引き受ける。つうことで謝礼ゲット。その金で新しいボールを5つも購入する。部員共イエーイ。しかしイソップだけぼろぼろのボールを手にしていた。「コイツもう誰にも見向きもされないなんて。お前だってまだまだ役に立つんだよな」と言いながら磨き始める。けんじ&加代じーん。イソップは突然けんじに加代へ告白したことを打ち明ける。「先生、僕みたいな人間が人を好きになっちゃいけないんですか?もうすぐ死ぬ人間が女の人を好きになっちゃいけないんですか?」。前回に続いて難しいことを言う。しかし加代には好きな人がいることに何となく気づいていた。そして何よりも自分の気持ちを伝えることができてスッキリしたと話す。けんじはふーんと思いながら加代にイソップとのことを追及する。加代はけんじのことが好きなんだけどなあ。ましてやイソップに同情できない。「私だって同じです。どんなに好きな人でも、その人が私のために口先だけで愛してるって言ってくれてもちっとも嬉しくありません」。そこへ大三郎出現。またしても悩める青少年の心理を解説。「普通にしてりゃいいんですよ。あの子が先生に寄せている思いも、イソップがあの子に寄せている思いも、本物の恋というよりは憧れに近いんじゃないですかね。そうやって皆大人になっていき、そのうち本物の恋の相手に巡り合って・・・」。しかしイソップにその時間はない。イソップと加代は大三郎の解説の通り「普通」に振る舞っていた。けんじも二人を見習いつつほっとする。そんなこんなで大三郎は新たなバイト要員として内田の父親の立候補を退けて加代をゲット。青少年の健全育成に関心があると見せつつ圭子に続いて二人目のJKバイト。。。そんなこんなで相模一高との練習試合が近づく。節子や大木たちはイソップを試合に出場させたいと提案するが却下。同情無用。その頃加代はイソップと新しいジャージにイソップデザインのライジングサンのマークを縫い付けていた。「痛!」。誤って針を指に刺してしまったイソップに「血が出てるじゃない!」と咄嗟に指を口に含む。イソップ興奮&幸せ。しかし立ち上がった瞬間、頭を押さえながら倒れ込んでしまう。救急搬送。その日の夜に再手術が決まる。練習後けんじ、加代、大木、光男が病院に駆け付けるが、山城校長は明日の試合に備えて帰宅させる。けんじはイソップがトライを決める夢を見る。その瞬間、山城校長から電話が入る。「いかん!もう時間の問題だ」。けんじが病院の到着した時、既にイソップは意識のない状態だった。「死ぬんじゃないぞ!もうじき試合が始まるんだ!頑張ってくれイソップ!イソップ!イソップ―ッ!!」。イソップの父親はしつこく呼び掛けるけんじがウザかったがけんじノンストップ。「あのライジングサンのマークを付けた選手たちがお前のために戦うんだぞ!イソップ~!」。その時イソップの手がけんじの手を握り返す。心なしか笑みも浮かべている。「それは一つの奇跡だった。もはや全く意識のないはずの少年がけんじの必死の呼びかけに微かな反応を示したのだ。だが奇跡はそこで終わった」(ナレーション・芥川隆行)。けんじは病院の屋上で泣き続ける。やがて夜が明けて太陽が昇ってくる。オーバーラップするイソップの姿。「僕らもあの太陽のように真っ赤に燃えて昇っていきたいと・・・」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。けんじは誓う。「奇跡は起きます!きっと起こして見せます!相模一高に勝ちます!イソップのために・・・イソップのために必ず勝ちます!」。そして部員共に檄を飛ばす。「いいか!お前たち一人一人の後ろにはイソップがついている!苦しい時はイソップの顔を思い出せ!歯を食いしばって練習に耐えてきたイソップの顔だ!いいなッ!」。つ・づ・く
2022年03月17日
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具が大きいからグーの勝ち。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第12話「愛は死線を越えて」超大物人物・富田義道登場。圭子を連れ戻そうとするが、大木の意味不明な言動、けんじのラグビー論、そして大三郎の恐喝に今日のところは撤退。一ヶ月後イソップ退院。ラグビー部イエーイ。イソップは気合の入っていない大木に「ボールが生きてる間はベストを尽くさなきゃ!最後まで諦めちゃダメだ!」とダメ出し。「小さなプレーの一つひとつが大事なんだよ。先生がいつも言ってるじゃないか。どんなことがあっても諦めない心、それが大きな勝利に繋がるんだって。例え負けると分かっている戦いでも最後の最後まで戦い抜く。それが男だろ!ラガーマンだろ!」さらに「オイコラ!もっとハッスルしろよ!」「気合いだ!気合!」と調子に乗って檄を飛ばしまくる。そして通院。医者から走りまくって良いと許可をもらい、新しい薬を渡されるが愕然とする。容器には「Kー16」と記されていた。絶望&爆泣きしながら容器を川に投げ捨てる。土手を見上げると配達をさぼっていちゃついてる光男と圭子を目撃。大三郎にバラシてやる!ではなく「一度でいい。自分も恋をしてみたい。浩はそう思った」(ナレーション・芥川隆行)。早速「とりあえず生一つ」みたいな感じで加代に告白。加代は「どうもありがとう。とても嬉しいわ、でも私・・・」とお断りの定番フレーズを口にするが、イソップは満足&撤収。なんか様子が変だぞ。その夜けんじと甘利先生はイソップの父親を訪ねる。ひょっとして自分の死期を悟ったのでは?逆にイソップの父親はけんじが口を滑らせたのではないかと疑っていた。そんなこんなでイソップは父親の財布から金を抜き取って夜の街へ。ビール爆飲み(むせる)。ワル軍団に絡まれてカツアゲ。しかしワル軍団についていきトルエン吸いまくりでチョー気持ちいい(北島康介)。翌朝イソップは練習に姿を見せなかった。代わりに何故か内田の父親が参加。練習後「旨いもんでも買って来いよ!」と財布から金を出そうとするが「何だか少ねーなー」。イソップが抜き取っていたのだ。大木はイソップを疑う光男を暴行。「先生・・・イソップの脳腫瘍、良くなってねーんじゃねーのか?」。けんじは答えることができない。「やっぱりそうかよ!」。その後、清美と坂上二郎の娘からイソップの目撃情報を入手。けんじ、甘利先生、大木は捜査を開始する。大木は物知りなのでトルエンを売っている店、購入方法を解説。案の定イソップ発見、三人がかりで取り押さえる。イソップは死を悟った理由を告白する。ここで新キャラ・死神登場。死神は三年間も入院している謎の老人。誰がいつ死ぬかピタリと的中させていた。ある日、元気でにこにこの男性を指して「あの人もうじき死ぬよ」と解説。「悪性腫瘍で先の無い者に限って医者はあの薬を渡すんじゃー」。容器には「Kー16」と記されていた。10日後、死神の言った通り男性死亡つう話。「先生!人間は何のために生きてるんですか!それが分からなければ残された時間どうやって過ごしていいんだか分からないんです!」。けんじ&甘利先生は答えられない。大木は取り上げたトルエンを渡す。イソップ微笑。けんじ&甘利先生激怒するが、イソップの問いに答えられなかったことを大木に糾弾される。人間は何のために生きているのか。教員共は大島渚の映画みたいなディスカッションを開始。山城校長は「私もその昔(略)奥寺浩はこれまで何を愛してきたか?それはラグビーのはずですっ」と力説。その頃、圭子は富田義道の部下たちに拉致されていた。その夜、けんじはイソップを強引にグラウンドへ引っ張り出すと意味不明のことを語り出す。「このボールがお前の魂、お前の命だとする。ボールがこの線の内側にある時、ボールは生きてるな。つまり生の世界だ。こっち側は死の世界だ」。イソップも視聴者も混乱する。「人間は死なないということだ。死ぬにしてもほんの一瞬の間だということだ」。ホンマ?人間は何のために生きているのか。既にイソップが答えを出していた。冒頭の回想シーン「例え負けると分かっている戦いでも最後の最後まで戦い抜く。それが男だろ!ラガーマンだろ!」。じーん。「残された時間を燃焼しろ!そこにお前の命の輝きがあるんだ!」。しかし「僕ダメです!トルエンが気持ちよくなってるんです!」。そこへワル軍団登場。しかし「先生僕トルエンなんて止めます!」。そして大木の乱闘、けんじのブチ切れ、大三郎の脅しにワル軍団退散。イソップはボールを抱えている。「これ僕の命です。もう二度と離しません!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。翌朝イソップは練習に復帰するが、けんじや大木、光男が付きっきりでソフトに指導。その様子を部員共は不自然に感じる。「先生、皆に気づかれます。僕を皆と同じようにシゴいて下さいっ!」。ハードにシゴきながらけんじ、大木、光男は涙を堪える。「負けると分かっている死との戦いに立ち向かおうとしている少年。奥寺浩16歳。けんじはそこに小さなヒーローの姿を見た」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月17日
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私は可愛いアライグマ。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第11話「死と友情と」相模一高との練習試合が決定。イエーイ。しかしけんじの心は今一つ晴れなかった。イソップのことはまだけんじと山城校長の二人だけのヒミツだ。そんな中、光男が17時で練習を切り上げさせてほしいと申し出る。姉の夕子が大阪のおじいちゃんの面倒を見るため留守になり、代わりに大三郎の店を手伝わなくてはいけなくなったのだ。店は不自然に大繁盛。「レバニラ炒めデース」「バカヤロー頼んでねーよ!」「こちらのお客さんですネ」「はよビール持って来んかい!」など分かりやすいシーン連発。そこへ大木たちラグビー部が乱入。「見てらんねーよ」つうことでラグビー部総出でお手伝い開始。その頃、けんじは夜中なのにイソップを連れ出して練習。「いいか、しっかりボールを見て拾うんだぞ」「はい!」。しかし暗くて見えねーよとイソップは思った。ラグビー部の連中は相模一高の練習を偵察したり大三郎の店を手伝ったりで忙しい。イソップも明日手術なのに皿洗いとか出前なんかしてていいのか?出前のついでに母親へ差し入れしに自宅へ。そこで謎の祈りを捧げる柄本明風の怪しい祈祷師を目撃。「息子さんは助かるとのお告げがありました」。自分が脳腫瘍に侵されていること、手術の成功率が低いことを知ってしまう。全てを知ったイソップは「ボク自分で死ぬ―!」と叫びながらどこかへ爆走。その夜、けんじが光男を連れて帰宅すると圭子出現。見知らぬ金持ちと結婚させられそうになり飛び出してきたと言う。さらに「不躾なお願いですけど、ここにしばらく置いていただけませんか?」との申し出にけんじは不躾だなあと思った。圭子は大財閥・富田義道の愛人の娘だった。「私、先生の家庭で少しでも家庭の味を味わってみたかったんです」。なるほどね。で、ふとイソップのことを思い出し、節子に手術の成功を祈ってしばらく酒を断つと話す。手術明日ですけど。翌日イソップが自殺をほのめかして姿を消したことを知った教員共は自習に切り替え、手分けして捜査開始。「けんじも今となってはイソップが実は脳腫瘍に侵されていたという真相を部員たちに告げるほかなかった」(ナレーション・芥川隆行)と重要なことをナレーションであっさり処理。部員たちも捜査開始。それにしても何で警察に捜索願出さないのか?そんなこんなで捜査中に大木が暴行未遂で警察に補導される。「先生よーどうして日本はこう平和なんだよ。イソップが死ぬかもしれねーのによーどうしてみんなこう幸せそうなツラしてられんだよ。ちくしょーぶっ飛ばしてやる」と今時の無差別殺人風展開へ。そんなこんなで相模一高との練習試合の日を迎える。大木は試合なんかやってる場合じゃねーと主張、一方光男たちは練習試合を優先するべきだと譲らない。「何でこんな時に病気になったんだよー」と星が信じらない暴言を吐く。大木超激怒。けんじは試合の辞退を申し出たいと提案。多数決で決めることになるが、けんじに賛成したのは大木と加代だけだった。民主主義は死んだネ。けんじは決定に従いボンクラ共を引率して相模一高へ。ジャージに着替えていると光男が何やら言いだす。「コイツを見たらデザインしてくれたイソップのツラがちらつきやがってよーボールに集中できそうにねーよ」。えー?「イソップのことを忘れることできんのかよーッ!」そして捜査の再開を提案。そこにけんじ登場「よく言ってくれた。実はな俺はお前たちが試合よりイソップを選んでくれることを待っていた!」。嘘つけ!つうことで試合をドタキャン。相模一高の監督ブチ切れ。「何故もっと早く言ってくれなかったんですか!うちには150人以上の部員がいる。そのイソップって子を探すのに人数が多い方がいいでしょう。私たちは同じラガーマンじゃないですか!」。だから警察に。。。こうして頭のおかしな連中が合同捜査。森の中でイソップの服を見つける。そこへラグビーボールを持って圭子出現、どうでもいいことを語り出す。「私、イソップ君の心の中を考えてみたんです。あれは2年前でした・・・」。省略。圭子が持ってきたラグビーボールをイソップの目につきそうなところに置くことになった。その夜、首つり自殺に失敗したイソップは都合よくラグビーボール&「帰ってこい」と書かれたメッセージを発見。泣きながら部室に戻ったイソップをけんじたちが取り押さえる。「よく帰ってきたな」。しかしイソップは死ぬ気満々だった。屋上へ駆け上ると飛び降りようとする。「バガヤロウッ!死にたい奴は死ねー――ッ!」「それはけんじの賭けだった。けんじはイソップの中に残った生存本能を必死に掻き立てようとした。」(ナレーション・芥川隆行)。「何をグズグズしている!手術一つ受けられない意気地なしはさっさと飛び降りろ!死んでしまえー!」さらにイソップデザインのジャージを突き出し「お前は自分で自分を裏切ろうとしてるんだ!お前なんか惨めなドブネズミだーッ!」。けんじの人格崩壊攻撃にイソップぼろぼろ。「先生、俺、手術受ける」。そして手術は終わる。父親から報告を受けて一同イエーイ。大木だけ一人しみじみ安堵。しかしけんじにだけ「浩の命はあと半年、長くて一年なんです」と真相を告白(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。腫瘍が想像以上に悪く、全く手を付けることができず「そのまま閉じてしまったんです」。さすがのけんじも言葉を失う。光男が帰宅する圭子出現。しばらく住み込みで働くことになったと大三郎が解説。そこに富田義道がやって来る。「圭子の父・富田義道の存在は川浜高校ラグビー部に対して如何なる影響を与えるのか?けんじは大きな不安を感じずにはいられなかった」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月12日
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今年もジュリーの新譜が発表されなかった。しかし今年もメッセージが届けられた。「2011.3.11~2022.3.11~ forget-me-not」泣きべそなブラッド・ムーン作詞:沢田研二 作曲:大山泰輝もう忘れても良いんだと 精霊が言ったとしても悲しみは襲う寡黙に 我慢してた涙溢れ 突然想い出したくないことは 胸に鍵をつけてしまおう君をなくした君ならば それは厄介なことだね優しさじゃ 違うから 心ない言葉は怒ろう南相馬の空には 泣きべそなブラッド・ムーン鬱憤 辛棒 慙愧 心の重荷一緒に晴れた東の空には 静かな皆既月食10月8日の全部 花束にし 手渡したい 君にも 君にもとてつもなく重たくて 言葉にならないさ想い許して欲しいよと軽く 明るくなんかできないさ誤解なら 仕方ない 笑ってられないな もう限界南相馬の空には 泣きべそなブラッド・ムーン邂逅 後悔 懺悔 道端の花一緒に晴れた東の空には 静かな皆既月食10月8日の全部 花束にし 手渡したい 君にも 君にも
2022年03月11日
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作品に罪はない!(笑)スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第10話「燃える太陽」イソップが救急車で搬送されICUへ。超ヤバい状況。けんじと大木が付き添うが、スーツと制服に着替えてさりげなく余裕ぶっこき。イソップの母親も病院へ。倒れた原因は分からない。けんじと大木がもやもやしたまま学校に戻ると加代に止められる。新聞記者がけんじのバイオレンスぶりを取材に来ていたのだ。部員へのぼこぼこに続き、今度はモーレツなしごきで救急車騒ぎ。光男たちも新聞記者を追い払おうとするが、けんじは限界を超えるほどの練習をさせたことを認める。しかし「しごきだとは思いません!」とオレ流指導法を主張。さらに新聞記者の部員たちへの暴言にぶち切れ。「飼い慣らされたとは何だっ!」。その夜、内田の父親が今回の件を穏便に片付けると提案、ダークな匂いがしたがけんじは受け入れる。翌朝、新聞にけんじやラグビー部に関する記事は載っていなかった。新聞記者は入院中のイソップと会い、けんじが実はイイ教師だと知って自ら記事の掲載を取り下げたのだ。けんじと新聞記者すっかりなかよしこよし。つうことで川浜高校では来るべき東都大学の4軍との練習試合に向けて遠征費用のカンパで盛り上がり。いつもの連中(教員共・内田親子・大三郎夫妻・節子ほか)だけでなく大木もカンパに協力する。母親の入院費だけでも大変なのに。事実昼メシなし。水道水で空腹を満たす。そして退院したイソップがラグビー部を訪ねる。皆に囲まれてやんややんや。「やだなあー幽霊じゃありませんヨ」。つうことで集めた金でマイクロバスをチャーター、東都大学へ向かう。イエーイ。「遠足じゃねーつうの!」とけんじはイラっとしたが、今回はイソップの全快祝いみたいなものなので大目に見るか。しかし途中で練習中の相模一高に遭遇。一気にテンション下がりました。それにして東都大学の4軍の実力が気になるぜ。けんじによると4軍とはいえ経験者ばかり、相模一高以上の実力があるらしい。「はっきり言って今のお前たちでは勝負にならないだろうが、胸を借りるつもりで思いっきりぶつかるんだ」。それを聞いてテンション上がるぜ。病的ほど気分の浮き沈みが激しい連中。やる気が出たところで昼メシ喰うぜ。しかし大木はブルー。昼メシを持参していなかったからだ。さりげなくけんじは大木のために用意していた弁当を渡す。ビッグなおにぎりは節子が握ったものだった。じーんとする大木。そして試合開始。圭子も宇津井健のように出現。圭子に気づいた光男はエエとこ見せようと頑張るぜ。結局52対3で負けるが、けんじは健闘をたたえる。「だがこんなことで満足するな。我々の目標は相模一高を倒して全国大会に出場することだ。そして高校ラグビーのメッカ、花園ラグビー場の土を踏むことだ!」。ラグビー部が盛り上がる中、光男は抜け出して圭子と密会、接吻まで交わしていたのだった。数日後、イソップの両親が山城校長とけんじを訪ねてくる。精密検査の結果、イソップは脳腫瘍に侵されていたことが分かる。それでもラグビーを続けさせてほしい。けんじは無茶だと言うが「医者は五分五分と言いますが、口ぶりからして九分通り絶望と思います」しかし身体が自由に動く間は好きなことを思う存分やらせてあげようと決めたと話す。「ご迷惑と思いますがラグビーをやらせて下さい。思う存分ラグビーを!」。もらい泣きするけんじ。グラウンドに戻るとイソップを中心に何やら盛り上がってますよ。イソップはけんじに「これ見てもらえますか?」とスケッチブックに描かれた下手くそなデザイン画を突き付ける(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。ジャージにつけるマーク(のつもり)だ。「僕んち海の近くでしょ?毎朝海から昇る太陽を見ているうちに思いついたんです。僕らもこの太陽のように真っ赤に燃えて登っていきたいと思って」。涙を堪えるけんじ。「よしイソップ、このデザイン貰ったぞ!」。イエーイ!ノリノリで全員ランパス開始。「これが最後のランパスになるかもしれない。いや決して最後にしてはいけないのだ。けんじはこの少年のラグビーに賭ける情熱が恐ろしい病魔をも克服すると祈りつつ走り続けていた」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月10日
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先週末マーシー出所したらしいよ。大丈夫かね。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第9話「愛ってなんだ」けんじと山城校長はラグビー部員をぼこぼこにした件で教育委員長(加藤隊長)から呼び出される。けんじは暴力を認めるが、子どもたち一人一人と心を通わせるためにはぼこぼこにする以外の方法を思いつかなかったと持論を展開。「私にできる唯一のスキンシップの方法だったんです」。加藤隊長なら失望するね。そしていつもの居酒屋で山城校長のカウンセリング(ただの飲み会)。分かったような分からないようなことを言われてけんじは納得する。二人とも泥酔していたのかもしれない。その後、厳重注意の処分が決まる。寛大なほうですな。しかし自分の指導が否定されたためイライラMAX。光男たち部員に練習を通じてイライラをぶつける。パワハラみたいなもんです。不満の声が出始めるが、けんじのパワハラは止まらない。挙句がブチ切れて指導放棄。とどめに「お前らみたいなガラクタいくら鍛えても無駄だ!」と暴言を吐き捨てる。大木ブチ切れ。ジャージを脱ぎ捨て乳首を晒しながら「ラグビーなんかもう止めだ!」と絶叫。光男もブチ切れ。但し乳首は晒さない。「先生は嘘つきだ!先生は俺たちのことまるで信じちゃいないんだ!」。気まずくなったけんじはどこかへ逃走。その様子を見ていた山城校長は明らかにけんじに非があると部員たちに説明する。しょんぼりしているけんじの前に圭子出現。圭子のカウンセリングを受けてちょい反省。その夜けんじは節子からお小遣いをもらって風俗ではなく飲みに出かける。何となくバーで大三郎と合流。そこへ内田親子もやって来る。内田の父親は先日の試合についてねちねち絡んでくる。うぜーなーと思いながらも生徒たちにしたことは素直に反省。「私は勝つために彼らに技術だけを教え込もうとしていました。一番大切な心を教えることを忘れていた、いえ私自身がラグビーの基本精神をどこかに置き忘れていたんです」。そして今回も大三郎がグッドアドバイス。「あんた神様になろうとしてるんじゃないですか?いいじゃないですか。怒鳴りたい時に怒鳴って、ぶっ飛ばしたい時はぶっ飛ばせば。ただ自分が間違ったと思ったら素直に謝りゃいいんですよ」。じーんとするけんじ。その足で家庭訪問。一軒一軒回って謝罪しまくる。何時やと思とんねん。そう思われたのか翌朝グラウンドには誰もいなかった。しかし部室ではイソップが一人でボールを磨いていた。「何となく僕の役目になっちゃったんですよね」。そんなイソップのほのぼのトークに「ランパスやるか?」「え?」「来いヨ!」。二人だけの練習開始。その頃、光男は圭子からケツを叩かれていた。そんなこんなで一人また一人と練習に参加、光男も「圭子の奴がラグビー止めたら絶交よなんて言うからさー」と惚気てやって来る。むかついたけんじと部員たちは光男を標的にタックルの練習を行う。その頃、大木は不良を相手に大乱闘、警察に補導される。けんじは迎えに行くと病院へ連行。大木の母親が倒れたのだ。病院では節子が付き添っていたが大木に面会謝絶と突き付ける。「あなたみたいな親不孝な子に合わせる訳にはいかないわ」。大木しょんぼり。けんじは川浜一のワルを見事に手懐けた節子に感心する。度胸座ってんな。今回のケンカは不良たちが川浜高校のラグビー部をからかったのが原因だった。そこで大木の処分はラグビー部預かりとなる。けんじはそのことを大木に報告、ラグビー部復帰を要請するが拒否される。そこにイソップ登場。「だいすけの弱虫!だいすけがなかなか上手くならないからだ!いつまで経ってもお山の大将になれないからだ!だからお前はラグビーから逃げ出そうとしてるんだ!」。『快傑熟女』並みの辛口コメント。しかし「俺はラグビーがやりたい!皆とお前と一緒にグラウンドを走りたいんだ!お前とは絶交だー!」とブチ切れまくってどこかへ走り去る。続けてけんじも説得。本当に心を開いて付き合ってくれた友達はイソップだけだった。イソップはレギュラーになれないことを分かっている。だから自分の夢を大木に託したのだ。「分かるか?ボールを持って走るお前は・・・イソップ自身なんだ」「ハッ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。「お前の上げるトライはイソップのトライだ。お前の決めるゴールキックはイソップのキックだ」。じーん&猛練習。「木枯らしがけんじの頬を刺した。けんじは今その寒風が春のそよ風のように心地よく感じられている」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く。じゃなくて突然イソップが頭を抱えて倒れ込む。つ・づ・く
2022年03月08日
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温泉に浸かりたい。古谷一行のように。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第8話「愛すればこそ」季節は早くも秋。県大会に向けて猛練習。イソップも結構体力ついたぜ。教員共もけんじの雑務を手伝い皆でラグビー部を応援(贔屓)。そんなある日、加代とイソップ以外全員練習をさぼる。けんじ激怒。あと一週間で県大会だっつうの!光男がへらへら帰宅&逆ギレ。「どうせ勝てっこねーし。そう考えたら急に嫌になって」。こっちが嫌になるよ。「要は負け犬なんですよ」と大三郎が今回も病んだ青少年の心理を的確に解説。しかし周囲の期待はデカい。特に内田の父親は県代表も夢じゃないヨと三歳児並みの妄想をスパーク。「あんなに期待している内田さんに一回戦も勝てるかどうかなんて言えませんよ」と山城校長に本音を呟くけんじ。練習しているように見えるが、本気を出しているのは4、5人だけ。あとは適当に声を出して誤魔化している。練習後けんじは部員たちに説教を垂れるがイソップ以外全員やる気ゼロ。そして県大会の抽選会が開かれる。対戦相手は何と強豪・相模一高。その頃、大木はオープンカフェで昼間からビールをガンガン飲んでいた(制服姿)。そこへ中学の後輩・清美と坂上二郎の娘が追っかけてくる。二人は相模一高のワルと衝突、今度の試合で川浜高校が負けたら指を詰めるとばか宣言。そこで大木が解説。川浜と相模一高は横綱とふんどし担ぎ、月とスッポン。もちろん川浜がふんどし担ぎでスッポンね。その夜けんじは作戦を練るがどう考えても奴らの実力では勝てねーよ。そして試合当日。会場には続々と暇人たち(教員共・内田親子・尾本・節子と娘・大三郎夫妻・大木たち・星・圭子ほか)集結。熱気むんむん。しかし前半戦衝撃の67対0。圭子は監視を潜り抜けて駆け付けたが、あまりの弱っちさに席を立つ。観客席から元オールジャパンのけんじに対する罵声が飛び交う。節子や大三郎夫妻、加代、イソップも耐える。もうやってられへん!とけんじは立ち去ろうとするが「先生・・・皆どんな気持ちでしょうね?悔しいでしょうね?情けないでしょうね」と加代の一言に我に返る。「そうだ俺はお前たちに何をしてやったんだ?このざまはお前たちのせいじゃない」と滂沱の涙を流す。「109対0。それはけんじがかつて見たこともない大差の敗戦であった」(ナレーション・芥川隆行)。暇人たちもしょんぼり。けんじは笑顔で部員たちを労うが、光男たちは「やっと終わってくれたぜー」とさばさば。けんじ超激怒&説教開始(2時間)。陰で支えてくれた人たちの信頼を踏みにじったことがけんじには許せなかった。一方、相模一高の監督も激怒。「例え勝ちが見えていたとしても手を抜くのは相手に対して無礼だ!」と選手たちをビンタしまくっていた。しかしけんじもっと激怒。説教はエスカレートし人格否定にまで及ぶ。「同じ歳、同じ背丈、頭の中もそう変わらんだろ!それが何で109対0なんて差がつくんだ!お前らゼロか!ゼロな人間なのか!一生ゼロのままでいいのか!お前らそれでも男か!悔しくないのくあ!!」超絶叫&つられてて光男も「悔しいですぅっ!」その他の連中も「俺も悔しいです!」「ちくしょー!」「わーん!」。悔しいと思うだけではダメだ。「お前たちどうしたいんダッ?」「勝ちたいデスッ!」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。雄叫びを上げる部員たち。「これだけの熱情が一人一人に秘められていようとは。けんじの胸に感動が突き上げた」(ナレーション・芥川隆行)。「よーしよく言ったー俺が必ず勝たせてやる!そのために俺はこれからお前たちを殴るう!殴られた痛みなど三日で消える。だがな今日の悔しさだけは・・・絶対に忘れるなよおぅ!!」そして一人ずつぼこぼこ。「それはけんじにとって生徒との絆をより深めたいという願いから発した行為であった。これは暴力ではない。もし暴力だと呼ぶ者があれば出る所へ出ても良い。けんじはそう思っていた。生徒たちは目覚めた。けんじが何一つ強制したわけではない。翌日から目の色を変えて猛練習を始めたのだ」(ナレーション・芥川隆行)。そして星も反省してラグビー部に復帰。暖かく迎え入れるイソップ。その頃、清美と坂上二郎の娘は今や小指を詰められようとしていた。そこに大木登場。自分の片腕をくれてやると言う。但し来年の県大会に川浜高校が負ければの条件付き。何とか事態は収拾。大木は弱い者の味方だがチョットだけ後悔していた。相模一高は今年の全国大会出場を決めていたのだ。そんなこんなでけんじは新たな作戦を練ったり、圭子から相談を受けたりで超多忙。さらに大木がとんでもない約束をしたこと知る。「おい、大木。いっそお前がラグビーやらないか?」(※ここで麻倉未稀『ヒーロー』)。そしてラグビー部入部。呆気にとられる部員たちに「一高なんて目じゃねーぞ。俺一人で沢山だ」と態度デカすぎ。しかしボールを蹴ろうとするが大空振り&部員と乱闘。「打倒相模一高。チームの目標こそ一つであったが、けんじの行く手には果てしなく波乱が待ち受けていた」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月07日
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やしきたかじん星人登場。やっぱ好きやねん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第7話「嵐の新学期」イソップ編スタート。やって来ました新学期。光男たちは新入生の勧誘に躍起。一方、甘利先生はある新入生に恐れおののいていた。川浜一のワル・大木大介(松村雄基)が入学してきたのだ。大木は連日新聞を飾る最狂最悪ボーイ。水原よりスゲーのがまだいたのかよ。その頃イソップこと新入生・奥寺浩は加代からラグビー部入りを遠回しに断られていた。理由はひ弱っぷり満々だったから。大木とイソップは中学時代から友達だった。そんなこんなで水原無き後(勝手に就任した)新しい番長に絡まれるが♪風は一人で吹いている~月は一人で照っている~と謎のソングを歌いながら死亡寸前まで叩きのめす。そこにけんじが駆け付け一触即発。万城目淳教頭は大木の退学を主張するが、挑発した番長も悪い。つうことで結論は先送り。その夜、大三郎の店でラグビー部の歓迎会が開かれる。けんじがスピーチを披露するが長いので省略。その時、表にイソップが立っていた。イソップは改めて入部を希望する。小さい頃から体が弱く、体育の授業はいつも見学。ある日テレビでけんじの活躍を見て、自分の弱さを乗り越えたいと思ったのだ。このイソップと川浜一のワル・大木が何で友達なんだろ?そんなことをけんじは晩飯喰いながら節子に話す。翌日けんじの娘はトラックにひかれそうになるが大木に助けられる。節子は大木に礼を言うが何も答えずに去っていく。「あんな親切な生徒さんばかりだと主人も楽なんですけど」。そんなこんなでイソップはラグビー部入りするが予想通り練習についていけない。「先公の言うことなんて真に受けてんじゃねーよ。中学の時だって体の弱いお前やワルの俺の心配を本気でしてくれた先公が一人でもいたかよ!先公なんてのは全部敵だ!」とぶち切れる大木にけんじが反発。「俺は職員会議でお前を庇ったが、そういう言葉を聞くと庇い切れなくなるな」。イソップは今日も練習についていけない。あまりの下手くそぶりにラグビー経験者の星はブチ切れ。けんじはラグビーは相手に対する思いやりが一番大切だと説教を垂れるが、星は逆ギレ「お世話になりました!」と言って走り去る。イソップしょんぼり。その一部始終を見ていた大木はけんじを銭湯に誘う。生まれたままの姿で二人きり。大木は本気でイソップと向き合うけんじを見直したと話す。翌日、大木は職員室で教員共に上から目線でお願いする。今回はどんな処分も受けるが、母親には言わないでほしい。「ちょっと心臓が悪くて・・・ショック受けるといけねえから。約束してくれないか?」。満場一致で厳重注意が決定する。そして唐突に圭子登場。圭子に呼び出されたけんじは圭子の近況報告と身の上話を聞かされる。圭子の父親は暴力団を顎で使える大変な資産家でしかも優秀な成績を収めた。なので~ばかな光男との交際に反対していると言う。その頃、部室にツルハシを握りしめた内田が出現。お礼参り?ではなく卒業後、心を入れ替えて父親の工務店で働いていた。そこで面白半分にへし折ったゴールポストを修理しに来たのだ。「よーし俺も手伝うヨ」とぞろぞろと暇な連中(教員共・大三郎ほか)が集結してにぎにぎ。ある日、万城目淳教頭は大木の母親を呼び出して面談。大木が番長を半殺しにしたことをぺらぺら喋ってしまう。けんじに大木との約束を指摘され「は!ヤベ!」。時既に遅し大木の母親は胸を押えて苦しみだす。大木激怒。「お袋が何をしたって言うんだよ!お袋をいたぶりやがって!」。逃げ回る万城目淳教頭をフルボッコ。大木は謝るつもり一切なし。しかしイソップが懸垂を三回やったら教頭に頭を下げると条件を示す。イソップにとって三回は百回に相当する。そんなこんなで皆が見守る中、懸垂にチャレンジ。しかし二回で終了。それを見届けると大木はこっそり抜け出して職員室を襲撃。りんごを剥いていた万城目淳教頭から小刀を奪い刺し殺そうとするが、けんじの言葉やイソップの姿を思い出し「さっきは済まなかった」と泣きながら謝る。「負けたぜ・・・ラグビーに負けたよー」。号泣しながら見つめ合うけんじと大木。そんなこんなでゴールポスト完成。大勢の暇人たちが見守る中、けんじは完成記念に40メートルキックを決める。イエーイ。節子は大木の姿を見てけんじに娘が助けられたことを話す。けんじマジびっくり。大木に礼を言うが「俺、人にべたべたされるのと礼言われるの苦手でよ・・・じゃ」。カッコイイ。「生徒たちは成長する。教師もまた生徒との交わりによって成長する。けんじはその思いを固く心に刻み込んでいた」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年03月06日
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マン兄さん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第6話「涙の卒業式」節子は娘を連れて実家に帰ってしまった。けんじしょんぼり。翌朝水原たちは朝からけんじを挑発する。今日は3学期のテストだよ。水原は答案用紙の裏に三流エロ漫画風のエロイラストを絶妙なタッチで描いていた。今は美術じゃなくて英語のテストですよ。水原ブチ切れ&大暴れ。クラス中がフリーダム化する中、内田だけテストを受けていた。すかさず鉄拳制裁。万城目淳教頭は水原たちの即時退学を主張する。こないだまでビビってたのに随分強気だ。けんじはもう一度テストを受けさせたいと訴えるが、いじめられっ子の野田先生がぶっちゃけ激白。「いつだって真っ先に標的にされるのは私なんだ!ちくしょーなぜなぜ私が・・・!わーん」。けんじは野田先生に語り掛ける。「確かに先生の仰るとおり(以下省略)」。つうことで水原たち3年2組の再テストが決定する。教員共はゲーセンを訪問、不良軍団に再テストを提案したところあっさり了承。皆やっぱ卒業したいンすよ。その頃けんじは水商売で働いている水原の母親を訪ねていた。母親は水原に手を焼いていただけでなく学校に対しても不信感を持っていた。けんじは知っていた。水原の父親が落盤事故で無くなっていたことを。二人のやり取りを傍で聞いていた水原もハッとする。「お母さんがどんなに苦労されたか分かるつもりです。でもね、子供は学校だけでどうなるもんでもないんですヨ。学校と親が協力して一人前の人間に育て上げるんです。亮君があれだけ暴れ放題に暴れながらそれでも学校を去らないのは何故だと思いますか?きっと寂しいんですヨ」。けんじの思いを知ってじーんとする母親(と水原)。そこへホステスたちを引き連れていい塩梅の内田の父親・玄冶登場。けんじを見つけると拉致、水原たちの処分が甘いと難癖をつける。内田も過去の悪行を反省しつつも今更学校のために何かしようというつもりはない。けんじ激昂&鉄拳制裁。「バカヤロー!お前はそんな奴だったのか!自分さえ卒業できたら後はどうなっても構わないって言うのか!?」じーんとする内田。「俺はお前たちに卒業後も自分は川浜高校の出身者ですと胸を張って歩いてもらいたいんだヨ。水原たちにもそうなってもらいたいんだ」。帰宅すると水原が待ち構えていた。「あんたが勝ったら大人しく試験受けてやるよ」。つうことでけんじvs水原の激ファイト。延々1カットで撮影。これはかなり大変だったのでは・・・。「だいじょうぶか?」と言いながら水原を半殺しにすると自宅に招待。体が冷え切った水原にブランデーを差し出す。「変わった先公だぜ・・・(ごくごく)・・・コイツは効くぜ」。水原は部屋に飾られたラグビーボールに気づく。「先生よ、ラグビーって面白いのかよ?」「まずラグビーは(以下省略)」。水原は涙ぐむ。「俺ラグビーやっときゃ良かったかな・・・先生・・・俺よう・・・」。そして二人は生まれたままの姿になると浴室へ消えていく。その後、再試験が行われ何とか全員クリアする。ところが光男だけ留年が決定。光男は漢字が書けない内田たちよりもばかだった。そのことを尾本にからかわれてぶち切れ、彫刻刀を振り回して尾本をぶっ殺そうとする。泣き叫ぶばかを説得するため、けんじは4月からラグビー部の監督に就任すると嘘をつく。「どうだそれでもお前まだ退学するつもりか?」。光男はばかなので泣き止んだ。そして尾本謝罪。そして大三郎、圭子から預かった手紙を光男に渡す。どっかの牧場で働いてるらしいよ。そして卒業式。皆の脳裏にバイオレンスメモリーが駆け巡る。水原の母親も号泣。無事卒業式が終わり安堵する万城目淳教頭たちの前に水原登場。御礼参りか!?と一気に恐怖。しかしけんじに無言で紙袋を渡して去っていく。中にはブランデーが入っていた。「あいつ・・・」目頭が熱くなります。校門で「あばよ」と笑顔を浮かべる水原。名シーンです。帰宅すると節子と娘が帰っていた。特に解説無し。「君が必ず帰ってくることを待ってたんだ!」「あなたー」。その後、けんじは山城校長にラグビー部の監督就任を申し出る。つ・づ・く
2022年03月06日
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マー兄さん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第5話「最後の闘魂」「その日を境に富田圭子の消息はぷっつり途絶え不良グループの攻撃も鳴りを潜めた」(ナレーション・芥川隆行)。大三郎は乱世会のビビりぶりから圭子は大物ヤクザの娘ではないかと考える。しかし光男は「俺は絶対に信じないぞー!」と泣きながら飛び出す。今回強気の教員たちは水原たちの退学処分を検討していたがけんじだけ反対。退学にすれば本物のヤクザになってしまうかもしれない。既に本物以上だが。結局、山城校長の判断で二週間または一週間の謹慎が決まるが、冬休みとほぼ重なるため実質無罪放免。そんなこんなでクリスマス。けんじは久しぶりに家族サービス。そこへ水原たち出現、卒業まで大暴れすると宣言する。その頃ラグビー部は全国大会の予選に出場。初戦敗退。けんじノータッチ。加代から報告を聞いても「あんなチーム勝ったらラグビーはお終いだヨ」。ところが報告は続く。尾本たちは試合終了後、負けたのはけんじの指導を受けたからだと狂った言いがかりをつけて2年生以下を半殺しにしたと言う。躊躇していた内田も水原に脅されてぼこぼこに加わる。尾本は卒業まで自分がキャプテンだと宣言、卒業後もけんじを監督として迎え入れないよう血判付きの誓約書を書かせる。本物のやくざ以上です。「あいつらなんてことを!」と言いつつ「俺は今後一切ラグビー部から手を引く!」と肩透かし。それなら自分もマネージャーを辞めると加代が言い出すが、加代の両手を握りしめてラグビー部に残るよう説得する。そして新年。けんじは凧揚げしたいとねだる娘をうぜーなーと思いながら公園へ。でもこんな平和な生活もイイねと思っていたところに、ラグビー教室のかつての教え子たちが指導を頼んでくる。つうことでブランコで遊んでいる娘を放置していい汗かくぜ。しばらくして「あれ?娘いねーよ」。帰宅すると娘は戻っていたが怒りで泣きじゃくり。節子もカンカンだった。そして3学期。謹慎明けの水原たちが登校、早速けんじを挑発する。多忙なはずなのにけんじは光男に頼まれて圭子が通学している港南女学院を訪れ身元調査。圭子は2学期の終わりに大阪へ転校したこと、戸籍上の父親がいないこと、母親は未婚の母だと知る。個人情報ばらしまくりの港南女学院。けんじも光男にばらしまくる。そんなこんなでラグビー部は休止状態、圭子を信じて待つとカッコいいこと言ってた光男は連日悶々、節子は今夜もカンカンだった。けんじが市役所時代の仲間と飲んで帰宅すると娘が39度の熱にうなされていた。そこに夕子から光男がいなくなったと電話が掛かってくる。出かけようとするけんじに節子激昂。それでも光男を探すため大三郎・夕子夫妻に事情聴取。するとグラウンドからボールを蹴るような音が聞こえる。光男が一人でラグビーの練習をしていた。けんじ思わずハイテンションで光男と練習。いい汗かいたぜ。スッキリして帰宅すると誰もいない。そこへ隣の奥さんが現れ「救急車が来て大変だったのよー」と告げる。娘が急性肺炎でヤバかったのだ。節子は我が子よりも他人のために家を開けたけんじに超激怒&顔面殴打。けんじしょんぼり&ウィスキー一気飲み。ラグビー部の連中に嫌われ、番長グループから目の敵にされ、それでも少しでも学校が良くなればと頑張ってきた。「それなのに・・・それなのに皆、誰も分かってないんだ!」とグラスを叩きつけ大暴れしかけた瞬間「突然ある思いがけんじのカラダを電流のように貫いた。あいつらももしかしたそうなんじゃないのか。あの不良共も誰にも理解されぬ苛立ちから非行に走ったのではないか?けんじは今自らが例えようのない孤独感に陥った時、初めて非行少年たちの心情を肌で感じ取ったのだ」(ナレーション・芥川隆行)。しかし節子は娘を連れてしばらく実家に戻ると言う。ショックを受けたけんじは居酒屋で山城校長のカウンセリング&辞職を申し出るが「奥さんは必ず君の元に戻ってくる!我々の試合はまだ始まったばかりじゃないか!」と励まされる。「校長!」「頼むよ滝沢君!」。その後けんじは水原の父親が炭鉱の落盤で事故死したこと、母親が水商売をしていることを知る。つ・づ・く
2022年02月27日
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マー姉さん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第4話「開かれた戦端」水原はけんじをクビにさせる作戦を思いつく。授業中に麻雀で盛り上がる水原たちを見てけんじ乱入。「その時けんじは自分を怒らせて殴らせようとする水原たちの策略を感じ取った。しかしどうにも血の高ぶりを抑えることができなかった」(ナレーション・芥川隆行)。顔面殴打で作戦通りの展開。職員会議では水原の報復を恐れて甘利先生以外誰もけんじを庇おうとしない。山城校長もピリ辛コメント。「人を殴ることが許される場合が二つだけあると考えます。一つは生命の危険が晒された場合です。もう一つは親が涙ながらに子を殴るように、たとえ殴ったとしても信頼関係が崩れないと確信した場合だけです。滝沢君、君の場合はどうでした?」。けんじは暴力肯定派。「滝沢君、殴って信頼関係が生まれるとでも言うのかね!」。けんじしょんぼり。甘利先生によると水原は読み書きはおろか九九もできないスーパーばかだった。それでも高校に進学できたのは定員割れを避けたい学校側の事情があった。しかし大三郎に落ちこぼれのつらさを突き付けられけんじ&甘利先生しょんぼり。けんじはゲーセンで遊んでいる水原たちを訪ね早朝授業に誘う。ろくに字も書けないでどうやってラブレター書くんだ?子供に字教えらんねーじゃんと言われてやや動揺する。そのやり取りを神妙な表情で見ている内田。翌朝、水原の代わりに内田がやって来て「俺に勉強教えてくんねーか?」と言いながらジャポニカ学習帖を取り出す。まず「花」の漢字の書きとりからスタート。「先生、花って字、10書いたら花束みてーだぜ。百書いたら・・・」「花園だ」。そんな男のほのぼのシーンに水原激怒。不良たちのたまり場「スナック妖」にて内田を鉄拳制裁。水原のバックには川浜乱世会会長の藤堂が控えていた。水原たちは上納金をゲットするため気弱そうな連中に賞味期限が遥かに過ぎたパンを売りつける。水原たちのSDGs活動にけんじぶち切れるが手は出さない。けんじに失望した光男はそのことを圭子に愚痴るが、またしもケツを叩かれる。圭子はこんな男のどこが良いのか?水原たちの挑発が続くがドリフレベル(消火器噴射・スカートめくり・教室に入るとバケツから水ぶっかけ)だったため効果なし。そこで作戦変更、けんじが愛する節子と娘に四六時中付きまとう。節子はまたしても大三郎の店に避難、梅宮辰夫と和田アキ子の威圧感にチンピラ撤収。改めて節子はけんじに学校を辞めてほしいと頭を下げる。「スナック妖」では藤堂以下、酒飲んでいい塩梅。けんじは内田を連れ戻そうとするが、内田に階段から突き落とされる。それでもシャッター越しに呼び掛ける。またしても神妙な表情の内田。節子はけんじを心配して深夜のバイトを抜け出してまで駆け付けた加代に感心する。そして前言撤回。登場人物全員単純。藤堂たち三度目の作戦変更。けんじが愛するラグビー部の連中をぶちのめすため加代の襲撃を計画する。水原たちがラグビー部員たちをぼこぼこにしていると案の定けんじがやって来る。光男はけんじを巻き込ませまいと突然圭子とのなれそめを語り出す。「もう一年前近くになるかなー。圭子と初めて会ったのはラグビーの試合を見に行った時でしたー」。圭子は死ぬつもりで遺書を持ち歩いていた。しかしラグビーに感動して生きる気力が湧きました。つう話。「それをきっかけに俺とデートするようになったんです」。ふーん。その後、内田は光男に加代襲撃計画をバラす。「花園の花は枯れちまったが、匂いだけは残ってるってことかな」。内田は加代に「ホ」の字だった。テーブルに「花」と書く内田を見て光男は本物のばかだと思った。翌朝、牛乳配達している加代をチンピラたち襲撃。そこへ光男たちラグビー部が逆襲撃、半殺しにする。けんじは光男たちを怒鳴りつけるが、無事な様子を見て涙ぐむ。そこへ藤堂たちが現れ、水原にけんじをボコらせる。その様子を山城校長と甘利先生が見かける。止めに入ろうとする甘利先生に山城校長は「滝沢君は教師に相応しい魂を一つ掴んだんだ。最後まで見せてもらおうじゃないか」って早よ警察呼べよ。さらにレモンを手にした圭子が現れる。圭子を見て何故か藤堂撤収。「良いものを見せていただきました。倒されても倒されても立ち上がる先生の姿はラガーマンの真のファイティングスピリット」。圭子は一体何者?「私は私よ。レモンの好きなただの女子高生」。けんじは何かムカついた。つ・づ・く
2022年02月27日
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マー姉ちゃん。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第3話「謎の美少女」内田、尾本率いる3年生たちの本格的な反乱が始まる。光男たち下級生たちを脅し、けんじをラグビー部から追放しようとする。光男たちはけんじに向かって「あんたの練習は基礎ばっかりで面白くねーよ」と罵声を浴びせるが本心ではない。しかしけんじぶち切れ。コーチを辞めることを告げに山城校長を訪ねるが「ちょっとトイレへ行かんか?」と誘われる。この展開やべーよ。身の危険を感じつつ多目的トイレへ姿を消す二人・・・ではなく生徒が使用する男子トイレへ。あらゆるものが壊され廃墟同然だった。「ラグビー部の荒れ放題など学校全体からしたらほんの一部に過ぎん。君をウチの学校に引っ張ってきたのは単にラグビーのコーチとしてじゃない。心のコーチとしてだ」と上手いこと言い含められ一緒にトイレの片付けを始める。しかしヤクザみたいな生徒たちが石を投げ込む。「ここは学校じゃない!戦場だ!」とトイレで絶叫するけんじ。その夜、学校改革について何か上手い方法ねーかなーと考える。気がつくと娘のせいで散らかり放題の部屋が今日は片付いている。節子と娘に理由を聞くと「遊んだ後は片づける」約束をしたと言う。「これだ!」。けんじは職員会議で生徒たちに校則を守らせようと提案するが、万城目淳教頭以下誰も相手にしない。代わりに「また・・・トイレに行くか?」と山城校長に誘われる。そして毎朝校門に立ってあいさつ&制服チェックを開始。雨の日も風の日も。ある日、甘利先生ほか数名が今頃になって協力を申し出る。遅せーよ。。生徒たちも少しずつ変化を見せてきた。感激して涙を流すけんじ。「それはひとつの奇跡であった。けんじの熱意は大多数の生徒の胸に水のように染み渡り、けんじが校門に立ち始めてから一ヶ月後には服装における校則違反は激減したのである。しかし・・・依然として敵意を剥き出しにし反抗を続ける者も後を絶たなかった。一つは校内を支配する不良グループであり、もう一つはその影響下にある運動部である。ラグビー部も例外ではなかった」(ナレーション・芥川隆行)。尾本たちは私服を着るよう光男たちを脅迫。バイオレンス生徒はけんじをバイクでひき殺そうとするが、大三郎が止めに入る。バイオレンス生徒は「水原が帰ってきたらこんな店ぶっ壊してやるからな!」と謎の捨て台詞。水原とは半年前に少年院送りになった川浜高校最狂のラスボスだった。光男はけんじの制止を振り切って私服で登校、尾本たちとトイレを破壊。大三郎夫妻の店が何者かに投石され、けんじも川浜高校OB(チンピラ)たちにぼこぼこにされる。帰宅後、節子に誤魔化そうと延々持論を展開するが「生活のことだったら私、働きに出ます」と一蹴される。翌朝光男は一人でトイレを修繕するけんじを見て何だかしんみり。交際相手の圭子に相談するため港南女学院馬術部を訪ねる。圭子にケツを叩かれて気合が入った光男は勇気を振り絞って尾本たちに反抗するが、うさぎ跳びの制裁を受ける。そのことを加代から聞いたけんじは「俺も付き合うぞ!」とうさぎ跳びを始める。そんなこんなで尾本たちブチ切れ大乱闘。そこへ馬に乗った圭子が参上、鞭でしばきまくる。「馬上から失礼します。滝沢先生ですね?」「君は?」「富田圭子です。これからも光男さんのことをよろしくお願いします」と言って走り去っていく。光男は圭子と交際して一年になるが、どこに住んでいるのかも知らない謎の美少女だった。そんなこんなで光男は制服で登校するようになる。感激して涙を流すけんじ。そして光男たち2年生、1年生を中心に練習再開。そこに白いスーツにレイバンのサングラスを掛けたヤクザ風の男が出現。「誰だあいつは!」「水原だ!」。水原はナイフを取り出すとラグビーボールを切り裂く。「俺はこの学校が憎い!」。つ・づ・く
2022年02月23日
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寝すぎて疲れた。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第2話「泥まみれのニュースーツ」けんじの不安的中。歓迎して待ってる生徒の姿ゼロ。しょんぼり。グラウンドにも生徒の姿ゼロ。ゴールポストはへし折られグラウンドは散らかり放題。部室も酷えなあ。変な薬とか葉っぱとかもあるんじゃね?とけんじは思った。そこに3年生の尾本と内田(ツッパリファッション)が現れてけんじを挑発。「このまま帰ろうと思った。俺はこんなチンピラヤクザみたいな連中を教えるために来たのではない。だがその時(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。その後、けんじはラグビー好きの2年生・山崎加代(岩崎良美)と知り合う。山城校長によると少々老け顔だが複雑な事情で2年間休学していたとのこと。職員室には教頭(万城目淳)以下、醒めた教師ばかり。やる気なしの保守派・数学の甘利先生(三浦浩一)に案内されて校内を見学。バイク爆走、タバコ激吸。ヤクザみたいな生徒が1000人もいる学園天国。割れた窓ガラスの向こうでは尾本と内田によるオリジナルなラグビーの練習(※ただの乱闘)が行われていた。監督は外部に嘱託、週に一回来ればいい方らしい。けしからんですな。そして内田のでたらめなタックルで森田光男が脳震盪を起こしてしまう。「ラグビーにおいてはレイトタックル、すなわちボールを離してしまったプレイヤーに対するタックルは厳しく禁止されている。ボールを離した瞬間の選手が最も無防備な体制になるからだ」(ナレーション・芥川隆行)。けんじはポールとジャージ、さらに自分の上着でタンカを作ると光男の自宅へ運び込む。そこは梅宮辰夫と和田アキ子が切り盛りする恐怖のラーメン屋だった。夕子(和田アキ子)は弟の光男を見てあたふた。夫の下田大三郎(梅宮辰夫)は尾本と内田にとってラグビーはただのスタイルに過ぎず、カッコつけてるだけだと話す。けんじが帰った後、けんじが置き忘れたどろどろの上着を見つける。そこに謎の美少女(伊藤かずえ)が駆け込んでくる。光男の彼女らしいが芥川隆行の解説ゼロで訳が分からない。光男は小刀を取り出して内田たちをぶっ殺そうとするが夕子(和田アキ子)に頭を強打、ぶっ殺されそうになる。大三郎は泥だらけのけんじのスーツを手にし、仕返しする前にけんじの気持ちを大切にする方が先だと光男を諭す。今日もバイオレンスモーニング。ラグビー部の練習もぐだぐだ。山城校長はけんじにコーチ就任を勧めるが、嘱託の監督を差し置いて勝手にコーチをするのはルール違反だと筋を通す。しかし「あいつらの目を見てみろ。君のことをちらちら見ている哀れな目を。下級生はもちろん、つっぱっている上級生たちだって実は皆君にコーチをしてもらいたがっているんだよ」。尾本と内田はけんじをチラ見していた。「それでも君の言うルールに拘るのかね?」。こうしてけんじの本格的な指導が始まる。内田は帰宅後、父親でPTA会長の玄冶(坂上二郎)に練習の様子を報告、ラグビー論を叩きこまれた様子。けんじは大三郎夫妻と光男からクリーニングされた上着を渡される。クリーニング代は光男が捻出したのだ。そんなこんなで超美人な妻・節子は懲りずにお忍びで川浜高校へ潜入。金属バットで殴られそうになるけんじの姿を目撃する。授業をさぼってソフトボールをしていた生徒たちを注意していたのだ。「やられる!とけんじは思った。恐怖がけんじの背中を走った。だがここで逃げたら(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。けんじの勝ち。節子は改めて今の仕事に反対するが、けんじは辞めるつもりはない。ある日、けんじは雨練習を提案。雨の翌日はグラウンドがぬかるんで練習に持って来いの状態と聞き、光男は皆に連絡。加代もマネージャーとして押しかけ何だか楽しくなってきましたよ。しかし内田たち3年生の姿はなかった。そしてけんじに激しく反発する。「反乱であった。けんじのコーチとしての優秀な指導力に上級生としてのメンツを失った3年生たちから痛烈な絶縁状が叩きつけられたのだ。けんじは目の前が暗くなるのを感じていた」(ナレーション・芥川隆行)。つ・づ・く
2022年02月14日
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ノーマスクで酒、タバコ、パチンコ。そして笑顔。スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~ 第1話「それは涙で始まった」激動の1984年に大映テレビが放った驚異の方程式。それは「愛=奇跡+信じる力よ」。舞台はいきなり花園ラグビー場。高校ラグビー大会の決勝戦。川浜高校vs城南工大高。スタンドにはラグビー部のOBたちや恋人、市会議員、元校長など続々集結。さらに梅宮辰夫の遺影を持った和田アキ子まで。これどういうこと?グラウンドには監督の滝沢けんじ(山下真司)の姿があった。スタンドからけんじを見守る超美人の妻・節子(岡田奈々)と娘のゆかり(間下このみ)。「滝沢けんじは前夜一睡もしていなかった。それは高校ラグビーの頂点を決する戦いを翌日に控えた興奮からだけではなかった。川浜高校に赴任以来七年のいばらの道が、さらにそれ以前の様々な思い出が寄せては返す波のようにけんじの脳裏を駆け巡り眠りを奪い取ったのだ。とうとうここまで来た。けんじは胸の中でそう呟いた。とうとうよくぞここまで来た。今けんじの脳裏に一つの言葉が鮮やかに甦っていた。信は力なり。けんじがその言葉を耳にしたのは彼が初めて日本代表のチームの一員に選ばれた時であった。信は力なり。けんじは再び胸の中で呟いた。そうだ、子どもたちを信じることだ」(ナレーション・芥川隆行)。ナレーションなげーよ。何だか『ウルトラマン80』チックだなあと思ったらTBS側のプロデューサーが同じ人物だった。「この物語は学校の荒廃に戦いを挑んだ一人の教師の記録である。高校ラグビー界において全く無名の弱体チームがこの教師を迎えた日から僅か7年にして全国優勝を成し遂げた奇跡を通じ、その原動力となった愛と信頼を余すところなくドラマ化したものである」(ナレーション・芥川隆行)。その後も延々ナレーションが続く。「滝沢けんじのラグビー人生は栄光に満ちている。教師を目指して東都体育大学に入学した彼は(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。そんなこんなで日本代表のメンバーとして7年間活躍した後に引退、今は川浜市教育委員会に勤めている。その間に超美人の妻・節子をゲットして順風満帆。ある日、けんじは少年たちにラグビーを指導。その様子をガン見していた川浜高校の山城校長(下川辰平)はけんじの指導ぶりに感銘を受ける。川浜高校は何でもありのバイオレンスハイスクールだった。ラグビーの指導もメチャクチャのでたらめ。情けなくてしょんぼり。その時けんじの姿を思い出し、けんじ獲得に乗り出す。一方けんじの元に社会人チームから監督就任の話が舞い込んでいた。金に目が眩んだけんじは話を受けようかなあとマジで考える。しかし超美人の妻・節子から「本当は先生になりたかったんでしょ?」と言われて思い留まる。「けんじが教師を志したのは(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。ある日、けんじは教育委員長(加藤隊長)から山城校長を紹介される。山城校長はけんじをゲットしに来たが「え?あの川浜高校?」「どうかね滝沢君!」「はあ・・・」ぶっちゃけ拒否。しかしけんじの行く先々に出没。犯罪すれすれのストーカー行為を繰り返す。「小さい頃は皆素直でいい子だったんだよ。そういう素直な子どもたちがいつの間にか歪んでしまった。このまま放っておいていいものだろうか?ほんのちょっとしたことなんだよ。ほんのちょっとだけ連中の気持ちを切り替えることが出来たら、またちゃんと戻って来るんだよ」と説得を受ける。「あの・・・ほんのちょっとした気持ちの切り替えって仰いましたよね?」。「突然けんじの脳裏にある記憶が甦った(以下省略)」(ナレーション・芥川隆行)。けんじが二年生の夏、函館で合宿していた時、同じくバレーボールの合宿に来ていた節子と遭遇、ブルマ姿の節子をガン見していたのだ。その破廉恥な行為をごまかすため「練習きついっスよねー」と適当なことを言うが「好きでやってることですから」と言われ自分の愚かさを恥じる。ブルマ姿の節子の姿を思い出したけんじは、まさに気持ちを切り替えて山城校長のオファーを受けようとするが節子は猛反対する。翌日、節子は川浜高校をお忍びで視察するが、噂以上のバイオレンスぶりに身の危険を感じて近くのラーメン屋へ避難。しかしそこにいたのは梅宮辰夫と和田アキ子だった。川浜高校より怖えよ!逃げるとこ間違えた!と節子は後悔した。そこへ川浜高校の極悪生徒たちがやって来るが梅宮辰夫に袋叩きにされる。その夜、山城校長は居酒屋で一人酒手酌酒。あまりの荒廃ぶりに退職を考えていたところにけんじが現れ「私がお手伝いします。滝沢がお手伝い致します!」と宣言する。山城校長感激。反対していた節子もけんじを後押しする。教師として川浜高校へ向かうけんじ。ゴールポストがへし折られているとも知らず。つ・づ・く
2022年02月13日
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うなづきマーチ。SSSS.DYNAZENON 第12回「託されたものって、なに?」ガウマは重傷を負っている。二代目の治療を受けるが、痛みを和らげる効果しかない。オニジャ、ジュウガ、ムジナは暴れまわる怪獣に歓喜、怪獣がシズムだと知ると怪獣に食われて同化する。ガウマは意識を取り戻したが助かりそうにない。蓬と夢芽に「怪獣優性思想」との争いに巻き込んでことを詫びる。「五千年前のことなんてお前たちに関係ないのにな・・・」。パワーアップした怪獣に圧倒され、合体を解除するカイゼルグリッドナイト。蓬と夢芽は自分たちに出来ることを信じて出撃する。現地に向かっていた暦に前にダイナストライカーが吹き飛んでくる。初めて乗り込んだ時は偶然だったが、今は自らの意志で戦いに向かう。ガウマも出撃しようとする。「俺には守らないといけないものが三つある。約束と・・・愛と・・・」。ダイナストライカー、ダイナソルジャー、ダイナウィングが集結。負傷したゴルドバーンもちせに見守られながら怪獣に立ち向かう。そしてガウマもダイナガイバーで現れ、何をしに来たと口を挟むナイトに「余計な真似をしに来たんだよ」と答える。ガウマたちはカイゼルグリッドナイトに合体、怪獣=「怪獣優性思想」と激突する。ガウマvsジュウガ、暦vsムジナ、蓬・夢芽vsシズム。激しく感情と怒りをぶつけあう。蓬は離脱すると以前試みたように怪獣を操ろうとする。「あの時ただの偶然だったかもしれないけど!」。怪獣の攻撃が緩んだ瞬間、ダイナゼノン、ダイナレックスに次々と合体、グリッドナイト、ゴルドバーンと共に必殺灼熱大火炎バーニンググリッドレックスロアをぶっ放し、怪獣=「怪獣優性思想」を撃破する。しかしガウマも息を引き取る。「この世界で貴女と会えなかったけどあいつらと出会えた。何故ダイナゼノンを俺に託したのか。ようやく分かった気がする」。3ヶ月後。蓬たちとゴルドバーンはガウマが住んでいた橋の下に集まる。ガウマが言っていた守らないといけない三つとは約束と愛と、もう一つが思い出せない。二代目とナイトは次の使命のためゴルドバーンを連れて別の世界へ旅立つ。ゴルドバーンを追いかけるちせ。「ありがとうゴルドバーン!君は私の最高の友達だからー!」。蓬と夢芽は交際するようになり、暦は21回も面接に落ちた末に稲本さんの夫の元で働くことになった。そしてちせは学校へ行かないことを選び、左腕のタトゥーを隠していたアームカバーを外す。オールバック&スーツ姿の暦に制服姿が似合っていなかったと言われ「あんなもん似合ってたまるか」と言い返す。文化祭が行われる中、蓬は精神世界でシズムと対面する。怪獣の力さえあれば時間や空間、生きることや死ぬことからも解放される。もう少しで自由に辿り着けたのに。しかし蓬はこれからうれしいことや苦しいことを繰り返して生きていきたいと言う。「自由を失うんじゃないよ。かけがえのない不自由をこれから手に入れていくんだ」。蓬と夢芽の身体にはガウマと同じ傷跡が残っていた。ガウマたちと戦った日のことを何十年経っても忘れないだろう。その頃、二代目とナイトはコンピューターワールドにいた。復活するダイナレックス。お・わ・り面白かった。『電光超人グリッドマン』第18話(※2020年1月23日参照)に出てきたミイラがガウマの正体だったのか。さらに死んだガウマを呼んだ声がユカだったとは。よく出来てるなあ~。
2022年02月11日
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寝まくり。SSSS.DYNAZENON 第11回「果たせぬ願いって、なに?」「怪獣優性思想」たちは前回の戦いで人間から様々な情動を引き出したはずだった。しかし怪獣は出現していない。怪獣の種は全て死に絶えた。怪獣がいないなら人間を殺すしかない。それでも怪獣の世界のために何かできることがあるはずだ。そう言ってオニジャ、ジュウガ、ムジナが去っていく。一人だけ残るシズム。その頃、暦は就職活動を開始、夢芽は呼び出してはすっぽかしをしてきた男子たちに謝罪、シズムは学校から姿を消す。ちせも制服を着て久々に登校するが、校門をくぐることに躊躇する。そこに二代目とナイトが現れ、ゴルドバーンを連れて別の世界へ旅立つと告げる。「なんで?」「怪獣がいない世の中がきっと正しいんですよ」。そんなことは分かっているが、ちせは現実を受け入れることができなかった。体調不良に苦しむガウマの前にジュウガが現れ、自分たちの敗北を認める。その一言にガウマ激昂。「そんな一言だけで済まされると思うな!お前らが今まで何をしてきたか・・・!」。馬乗りになってジュウガを殴打、蓬と夢芽に止められる。ジュウガは「ガウマさんのパンチ・・・悲しくなるほど痛くないんですよ。昔から」と言って去っていく。ガウマは蓬と夢芽に自分が探しているのは女性であり、将来を誓い合っていたと話す。「だから俺が死んだ後「姫」は自ら命を絶ったらしい」。そして自分の死後に声が聞こえて「姫」の死を知った。「お姫様も貴方のあとを追って死んだのよ。貴方に会いたくて死んだのよ」。誰の声だったのか覚えていない。自分が生き返ったのだから「姫」もどこかにいると信じてきた。「姫」から託されたダイナゼノンはもう必要ない。その頃、証明写真を撮っていた暦の前にムジナが現れる。「たぶんもう怪獣は現れないよ」。怪獣は暦や周囲の人たちに被害を与えたが、ムジナに憎しみの感情はない。しかしムジナは「私は暦君が憎いよ」と言う。蓬と夢芽はネットニュースで五千年前のミイラが日本で生き返ったのちに消えた事件を見つける。このミイラがガウマでは?ガウマと「怪獣優性思想」は怪獣使いだから生き返った。しかし「姫」は特殊な力を持たないので生き返ったりしない。生き返っていないからもう会えない。夢芽は蓬に香乃の墓参りに誘う。就職活動に打ち込む暦、夜の街をさ迷うジュウガ、居酒屋で酒を飲むムジナ。そして二代目とナイトは別れを告げるためガウマを訪ねる。その頃、オニジャは警官から拳銃を奪おうとして捕まっていた。墓参りの帰り、夢芽は蓬にダイナゼノンで戦っていた時のほうが普通に過ごせていたと語る。皆でプールに行ったり、花火をしたり。「もう怪獣出なくなってダイナゼノン使わないなら皆と会うことも少なくなって・・・そういう普通のこともしなくなるのかな」。蓬は怪獣がいなくなっても夢芽に会いたいと告白する。夢芽が答えようとした瞬間シズムが現れ、蓬に向かって光線を放つ。二人を尾行していたガウマが蓬を庇う。シズムは蓬と夢芽のおかげで様々な情動と触れることができたと感謝する。そこにナイトが駆け付ける。「勝負はついたはずだ!全ての怪獣は失われた!」「俺が怪獣を失うことはない」。そう言うとシズムは体内に宿らせていた怪獣と一体化する。そこにゴルドバーンが飛来。ナイトは単身ダイナゼノンを操り、カイゼルグリッドナイトになるが怪獣に圧倒される。街を破壊しまくる怪獣を目撃する暦、ちせ、オニジャ、ムジナ、ジュウガ。「まだ怪獣の世界は終わっていない・・・」。つ・づ・く次回感動の最終回
2022年02月10日
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宇宙に平和が来るまでもたない。SSSS.DYNAZENON 第10回「思い出した記憶って、なに?」しばらく怪獣が現れない日が続いていた。ところが突然街のど真ん中に怪獣出現。「怪獣優生思想」たちが操ろうとするが、怪獣によって姿を消し去られてしまう。夢芽も影だけ残して消されてしまう。続いてナイト、暦、ガウマも消される。怪獣を倒すには体内から破壊するしかない。蓬は皆を助けるため怪獣の口の中へ飛び込む。怪獣はガウマたちをそれぞれの過去の記憶の世界に閉じ込めていた。夢芽は香乃が生きていた時、ナイトはアンチと名乗っていた幼い時、暦は謎の大金を見つけた稲本さんから「どこかへ行こう」と誘われた時、ガウマは「怪獣優性思想」たちと「姫」を守っていた時、そして蓬は母親から再婚相手に会ってほしいと言われた時。「あの時断っておけば・・・」と蓬が後悔したように、それぞれが同じ思いを抱いていた。蓬は夢芽のいる世界に飛び込む。小学生の姿をした夢芽を見つけるが、幼い自分と一心同体化していた夢芽は蓬に気づいていない。香乃との仲は良くも無ければ悪くも無いが、ギクシャクはしている。そんな中、香乃に合唱部の定期演奏会に誘われる。香乃が死んだ日に近づいている。その頃、暦は稲本さんと逃避行、ガウマは「怪獣優性思想」たちとの共闘を選択していた。蓬は香乃が河川敷の水門へ行くことを耳にする。香乃の死を阻止しようとするが、見えない壁によって前に進むことができない。しかし夢芽の世界に入り込み、夢芽も自分を取り戻す。二人は香乃を助けるため、河川軸の水門に駆け付ける。「死んじゃだめ!」。香乃には夢芽が何を言っているのか分からない。「私、死んだりしないよ。だって約束したじゃん。合唱見に来てねって」。自殺や事故など関係なく、香乃に死んでほしくないと夢芽は思いの丈を香乃にぶつける。「だったら仲良くしとけば良かったね」。蓬は過去に捕らわれている仲間たちを取り戻す。暦は大金と稲本さんと決別、ガウマは国を裏切った「怪獣優性思想」たちと相討ち、死に面していた。国は「怪獣優性思想」を利用するだけ利用し、排除しようとしていた。しかしガウマは国ではなく「姫」に忠実でいたかっただけだった。「ガウマさん死んでる場合じゃないです!「怪獣優性思想」は五千年後の未来に甦って世界を、時間を消そうとしている!俺たちの今が無くなろうとしてるんですよ!」。蓬の叫びにガウマ復活。アンチもナイトの姿になり元の世界へ戻る。そして夢芽と香乃は互いに本音を打ち明ける。知恵の輪が外れた瞬間、夢芽は香乃に別れを告げる。水門の屋上に一人残り、合唱の練習を始める香乃。ガウマたちは「今」を取り戻すためカイゼルグリッドナイトに合体、怪獣を撃滅する。ガウマだけ「姫」に会えなかったことを悔やんでいたが「腹減ったなー。何か食いに行くか」と蓬たちを誘う。ほのぼのエンディング。しかし突然場面が変わる。雨が降りしきる荒野に倒れているガウマ。つ・づ・く
2022年02月10日
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今年も残すところ早くもあと11ヶ月か。やばいよやばいよ。SSSS.DYNAZENON 第9回「重なる気持ちって、なに?」ちせは学校に通っていた頃のことをふと思い出す。ちせには嫌な記憶でしかない。ある日、第1話で拾った白い小石が、金色の小さな怪獣になる。ちせは怪獣にゴルドバーンと名付ける。その頃、蓬は友人たちを町内の花火大会に誘っていたが悉く断られていた。夢芽は蓬を誘うが、蓬はガウマたちも誘おうと提案する。それは夢芽には本意ではなかった。ちせはバイト中のガウマを訪ね、人の言葉を理解する大人しい怪獣がいたらどうするか質問する。「人に危害を加える怪獣は迷わず倒す」。ガウマに圧倒され、とてもゴルドバーンのことは打ち明けられない。そうこうしている間にゴルドバーンは大きくなり『のび太の恐竜』的展開へ。ゴルドバーンはちせを乗せると大空へ飛び上がる。学校の上を飛び、かつての同級生たちを驚かせる。愉快痛快だが「これじゃ怪獣優生思想とおんなじだ」と頭を抱える。夢芽と蓬の前に千田が訪ねてくる。千田はかつて香乃と交際していたことを認めるが、いじめと自殺について否定する。夢芽は何故香乃を助けなかったのかと詰め寄るが「ま、ふつうはそう思うよね」とだけ言い残して立ち去る。千田の指には指輪が嵌められていた。泣き崩れる夢芽。そこに怪獣出現の知らせが入る。怪獣に苦戦するナイトとガウマ、暦。蓬は夢芽を残してダイナソルジャーで出撃するが、ガウマに夢芽も連れて来いと怒鳴られる。「二人で戻ってこい。夢芽を連れてくるのはお前にしかできないことだろ!」。一方、ちせは河川敷の監視塔に腰を掛けている夢芽を見つける。皆と戦わなくても良いのか?「私が戦ったって良いことなんか何もなかった」。反論するちせ。「私だって一緒に戦ってたつもりなのに・・・関係ないとか言わないで下さいよ!」。ちせの怒りに呼応するかのようにゴルドバーンが飛来、そこへダイナソルジャーが駆けつけゴルドバーンをなぎ倒す。ちせは「本当に何も良いことなんか無かったんですか?」と夢芽に詰め寄る。夢芽のために蓬が駆け付けてくれた。他にそんな人がいるか?「あんた・・・贅沢なんだよ」。その瞬間、手にしていた知恵の輪がこぼれ落ちる。夢芽はそれを拾おうとして監視塔から落下するが、ゴルドバーンが助ける。ちせは「この子は私の友達です」と誇らしげに口にする。そんなこんなで苦戦するガウマたちの前にダイナソルジャー、ダイナウィング、ゴルドバーンが駆けつける。ガウマたちはゴルドバーンを警戒するが、ちせを信じて共闘。ゴルドバーンとダイナゼノン、さらにグリッドナイトも合体、超合体龍王カイゼルグリッドナイトになる。ぶっちぎりで怪獣撃破。その時、打ち上げ花火があがる。花火大会が始まってしまった。急いで会場に駆け付けるがすっかり終わっていた。しょんぼり。蓬は今から花火をすることを提案。手分けして花火を調達、コンビニで食べ物や飲み物も買って花火大会を行う。しかし夢芽だけ家に帰ってしまう。蓬だけが夢芽を心配するが、しばらくして浴衣に着替えた夢芽がやってくる。ゴルドバーンを見上げて何か呟くつぶやくちせ。二代目とナイトも皆ニコニコで花火を楽しむ。つ・づ・く
2022年02月06日
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寝る前に『GONIN』を観たのは失敗 。SSSS.DYNAZENON 第8回「揺れ動く気持ちって、なに?」河原にブルマァクのソフビみたいな怪獣出現。しかもよちよち歩きで頼りない。「怪獣優生思想」も興味を示さない。怪獣は街中をカラフルな色で塗り替え、ガウマの頭と顔もベッタリ。その頃、蓬と夢芽は千田の勤め先を訪ねていたが、退社していたと告げられる。蓬は気落ちした夢芽を励まそうとどこかへ出かけようと誘うが、会話が途切れてしまう。怒り心頭のガウマは蓬、夢芽、暦、ちせを呼び出し、怪獣を捕まえるよう命令。あっさり発見。早速ぶっ殺そうとするガウマに怪獣はまだ「怪獣優生思想」に操られていない、それでも殺さないといけないのか?と突っ込む蓬たち。ぶっ殺しは中止。代わりにガウマは怪獣使いの能力を使って怪獣をコントロールしようとするが失敗。続けてちせ、暦、夢芽もでたらめに試すが何も起こらない。しかし蓬が試したところ一瞬だけ怪獣の動きが止まる。まぐれか、たまたまか。そこに二代目とナイトが現れ、怪獣が発生する理由について解説。怪獣には発生源があると考えられる。発生源に人間の感情が作用することで怪獣は生まれ、成長する。今回の怪獣が未熟なのは、影響を与えた人間自体が未熟だったに過ぎないが、成長すれば危険が及ぶかもしれない。やはり怪獣を放置しておくわけにはいかない。しかしガウマは怪獣を管理すると申し出る。情が移らなければ良いが。「あの人は生き物には優しく接してたよな。どこにいるんだ、姫・・・」。怪獣を前にぶつぶつ自問自答するガウマ。その頃「怪獣優生思想」はボーリング場で一晩中遊んでいた。さらに翌朝映画館へ。同じようにガウマも朝を迎えたが、怪獣に逃げられ面目丸潰れ&しょんぼり。手分けして怪獣を探すことになる。ナイトと合流した蓬はナイトに問いかける。怪獣にも心があるのか?怪獣が人間の感情によって生まれるなら、感情を持った怪獣も存在するのでは?しかし錯覚もある。その勘違いで被害を出してからでは遅い。「怪獣が危険だと判断した時は迷わず倒せ。今までと同じように」そんなこんなでいつの間にか怪獣巨大化。ガウマと暦が応戦しようとするが市街地でミサイルをぶっ放すわけには行かず苦戦する。一方、夢芽とちせは近くのショッピングモールで休憩中、怪獣襲撃の騒ぎに巻き込まれる。蓬とナイトも出撃、グリッドナイトはダイナソルジャーをダイナミックキャノンに変形させ怪獣に向けてぶっ放そうとする。しかし蓬は怪獣を殺すことにためらう。怪獣も心や感情を持っているかもしれない。そこにちせからショッピングモールに夢芽が取り残されているとの知らせが入る。夢芽と逃げ遅れた人たちを助けないといけない。しかし本当に怪獣を殺してもいいのか?逡巡する蓬は再度怪獣をコントロールしようと試みる。その瞬間、怪獣は身体から露出させた巨大な眼球で蓬を見つめる。蓬はダイナミックファイヤーをぶっ放して怪獣を消滅させる。戦い終了。ナイトはガウマのみぞおちに一発ぶちかます。今回は完全にガウマの失態だ。弁解の余地なし。蓬はまだ躊躇っている。「俺が撃とうとしたらあの怪獣、俺を見たんだ。錯覚だといいんだけど」。しかし所詮怪獣は怪獣だ。バスでの帰路、気落ちしている蓬に夢芽は怪獣から助けてくれたことを感謝する。そして「お腹空かない?」と食事に誘う。「どこかって?」「どこだって良いよ」。つ・づ・く
2022年01月31日
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執念でミッション達成。SSSS.DYNAZENON 第7回「集まった意味って、なに?」ダイナゼノンが怪獣と戦っていた時、スーツ姿の男女がその様子を見ていた。男はグリッドナイトに変身して怪獣と戦う。「怪獣優性思想」は怪獣共々一時撤退。続いてダイナゼノンを襲撃するが、すぐに姿を消す。怪獣にダイナゼノンを破損され悔しがるガウマ「あの人から託された物なのに!」。暦は何かに気づき勝手に離脱、残ったガウマ、蓬、夢芽は怪獣を追いかけることになる。それぞれが悶々としている中、暦は瓦礫に埋もれていた稲本さんの夫を発見、生きていることに気づくと救出する。その頃、オニジャはやる気を見せているムジナにからかったことを詫びる。そのうえで「戦うのは個人的な憎しみじゃねえよな?怪獣の力は誰かを殺すためにあるんじゃねえ。人間全員を殺すためにある」。一方、ガウマは徹夜で怪獣を探すと宣言。ちせと暦が合流したところにグリッドナイト同盟と名乗る男女が現れる。二人はあらゆる怪獣の脅威から世界を守っていると言う。そこでガウマたちに協力を求めるが、ガウマ速攻拒否。男も深手を負った奴とは手を組みたくないと挑発。結局物別れに終わる。ソファでグダグダしているガウマに暦は人を助けたことを話す。「たぶん俺の嫌いな人です」「そうか・・・立派じゃねえか。昔、人に言われたんだけどさ。自分の気持ちには正直に従ったほうがいいって」。その人とはガウマが探している人物だ。「俺なんか手の届かない世界に生きてた人だ。しかもめちゃくちゃ美人だ」。蓬は夢芽と一緒にいたが間が持たない。夢芽はいつも持ち歩いている知恵の輪を動かしている。「これ香乃の物なんだ」。夢芽は香乃の知恵の輪を欲しがっていたが絶対に貸そうとなかった。幼い頃は仲が良かったが、いつの間にか距離が生まれ笑顔も見せなくなった。しかし定期演奏会に誘われた時は笑顔だった。以前のように仲良くなれると思ったがそれが最後だった。「もし本当に香乃がいじめられてて、もし自殺したんだったらあの時笑っていたことが何だったんだろうって。私、そんなこと全然知らなかった。私、香乃のこと何も知らないんだ」。もらい泣きする蓬。まだ自殺かどうか分からない。笑顔を見せた理由も分からない。「もっとちゃんと調べてみようよ・・・」。そんなこんなで朝が来て怪獣出現。ダイナゼノンが迎え撃つが左脚は破損したままだ。ガウマは男にダイナゼノンの分離機能をバカにされたことを思い出す。「そうだ!バラバラだからこそ俺たちは出会えたんだ!」。戦いを見ていた男はグリッドナイトに変身、女はかつてグリッドマンとアノシラスが放ったフィクサービームを発射しダイナゼノンの左脚を修復させる。ダイナゼノンとグリッドナイトは共闘して怪獣を撃破する。グリッドナイト同盟は改めて協力を申し出る。男の名はナイト、女は二代目。ガウマ快諾「ありがとなー!ダイナゼノン直してくれて!」と二代目の肩に手をやるがナイトに「気やすく触れるな」と凄まれ「ごめんなさい・・・」。暦は稲本さんから連絡を受けていた。これからはもっと夫を大切にすると。ちせからもらった飴をバリバリ噛み砕く暦。夢芽は蓬に改めて香乃の調査を手伝ってほしいと頼む。まずは合唱部の副部長・千田を探すこと。つ・づ・く
2022年01月16日
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またしてもチケット瞬殺。今回はさすがに諦めていたが執念で入手。行ってきた。すごかった。いやものすごかった。驚異の満74歳。見た目完全におじいちゃんだが、こんなじいさんいてまっか?テレビに出まくっていた時と全然声が変わっていない。感染者数2500人超えでも100%収容で開催。昨年のの東京国際フォーラムと同じくオールシッティング&声援禁止方式。これで続けたら良いと思う。良かったぞ。ご本人まだまだやる気満々。「配信?んなもん異次元やで!」。今回からフルバンド体制が復活。しかもコーラスはすわ親治!まさかのドリフ枠。恒例のボヤキ漫談も炸裂。交通ルールを無視するチャリンコおばはんから政治問題までボヤキまくり。ショーケンが四つも年齢をサバ読みしていたことも暴露。「しかも下やなしに上にやで!あいつはほんまもんの不良」と言いながら「命日にはコンサートしたいなあ」と大魔神風の衣装を着ながらしみじみ語る老人。そんなこんなで毎度のことながら満腹。すげー。そして退席。今回もアナウンスに従って座席ごとに退場のはずが、終了と同時に喋りまくりながらドドドと民族移動。下品な大阪のおばはん共は早死にしたいらしい。ムカつくがその分チケットが手に入りやすくなるのでま、いいか(笑)。01 護り給え(1987)作詞:沢田研二 作曲:篠原信彦 編曲:CO-CóLO02 神々たちよ護れ(2008)作詞:沢田研二 作曲:宮川彬良 編曲:白井良明03 そのキスが欲しい(1993)作詞:朝水彼方 作曲:SAKI&MATUZAKI 編曲:吉田建04 THE VANITY FACTORY(1980)作詞・作曲:佐野元春 編曲:伊藤銀次05 ス・ト・リ・ッ・パ・ー(1981)作詞:三浦徳子 作曲:沢田研二 編曲:伊藤銀次06 6番目のユウウツ(1982)作詞:三浦徳子 作曲:西平彰 編曲:白井良明07 カサブランカ・ダンディ(1979)作詞:阿久悠 作曲・編曲:大野克夫 08 憎みきれないろくでなし(1977)作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀09 恋のバッド・チューニング(1980)作詞:糸井重里 作曲・編曲:後藤次利10 ポラロイドGIRL(1989)作詞:サエキけんぞう 作曲:奥居香 編曲:吉田建11 サムライ(1978)作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀12 LOVE(抱きしめたい)(1978)作詞:阿久悠 作曲:大野克夫 編曲:船山基紀13 世紀の片恋(2000)作詞:覚和歌子 作曲:下山淳 編曲:白井良明14 核なき世界(2018)作詞:沢田研二 作曲:柴山和彦15 A.C.B(2000)作詞:沢田研二 作曲:伊豆田洋之 編曲:白井良明Encore16 ROCK’N ROLL MARCH(2008)作詞:GRACE 作曲・編曲:白井良明17 マンジャーレ!カンジャーレ!アモーレ!(1997)作詞:覚和歌子 作曲:八島順一 編曲:白井良明
2022年01月15日
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今年もやったるで!(怒)SSSS.DYNAZENON 第6回「この切なさって、なに?」香乃の「自殺」はあくまで噂だが、交際相手だった合唱部の千田は女子に人気があった。そのことでいじめのようなことがあったかもしれない。当時の動画が残っているが、香乃の死後は非公開とされている。夢芽は姉のことを何一つ知らなかったことに気づかされ、真相を追求することを決意する。そのことをガウマたちに話す。真相を知ればさらにつらい思いをするかもしれない。それでも前向きに考えた結果、もっと知りたいと思ったと話す夢芽にガウマは感激する。その頃「怪獣優性思想」は作戦会議。オニジャとジュウガはガウマたちを殺すべきだと考える。ムジナは「決まったことに従うかな」。しかしシズムだけは反対する。怪獣が頻出するのはダイナゼノンの恩恵でもある。焦るべきではない。「世の中は間違いなく良い方向に向かっているよ」。その夜、暦はまたしても稲本さんと酒を飲んでいた。中学生の時、公衆便所で稲本さんから見せられたボストンバッグ。その中に入っていたものとは?そのことを思い出し悶々としていると稲本さんの夫が合流。稲本さんの夫は気さくで良い人だった。暦はさらに悶々としてコンビニに立ち寄ると偶然ムジナと鉢合わせ、ムジナから飲みに誘われる。悪酔いする暦にムジナは暦のことは知らないし、自分自身のことも分からないと話す。「他の人みたいにやりたいことなんてないんだよ。何も」「俺だって無えわ!」「だったら・・・一緒じゃん」。その頃、蓬は母親が再婚するかもしれない相手との食事に同席、何となく息苦しい。夢芽に非公開の動画が届く。香乃が持ち歩いていた知恵の輪を合唱部の女子たちが隠し、必死になって探す香乃。テロップや音楽が挿入、どっきり風に編集された手の込んだものだったが、いじめなのかいたずらなのか判別できない。動画には夢芽が一番最初に会った香乃の同級生も映っていた。そんなこんなで暦は完全に泥酔。翌日ダイナストライカーを紛失したことに気づく。ガウマ激怒。盗んだのはムジナだった。オニジャとジュウガは早速作戦を考えるが、シズムはムジナに返してくるように言う。ガウマは「怪獣優性思想」の潜伏先を突き止めると暦に「意外なことをしろ!お前の責任だろ」と強要。暦が窓ガラスをぶち破って突入した隙にダイナストライカーを取り戻す。「五千年の決着、今着けてやる~」。その時怪獣が出現、逃げられてしまう。シズムは学校でぼんやりしている夢芽を心配して声を掛ける。「南さんはありのままで良いと思うよ」それは簡単なことだと話す。そして怪獣が出現する。「怪獣優性思想」は怪獣に必要とされている。自分たちも変わらなければいけない。シズムにそう言われムジナはオニジャと共に怪獣を操る。ガウマたちダイナゼノンが出撃するが、蓬、夢芽、暦はモヤモヤを引きずって力を発揮できない。怪獣がとどめを刺そうとした瞬間、空からグリッドナイトが現れる。つ・づ・く
2022年01月09日
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今年もやったるで!(笑)SSSS.DYNAZENON 第5回「恋人みたいって、なに?」ちせは特訓を重ねダイナソルジャーを自由に操れるようになる。さらにダイナソルジャーとダイナストライカーの合体を提案。ガウマは嫌がる蓬と暦に「ちゃっちゃとやれ」と強要、合体に成功するが安定性に問題があり自立不可。夢芽と蓬は先日紹介してもらった元合唱部の男性から香乃の動画を見せてもらう。楽しそうな香乃が映っていたが、それ以上の情報は得られなかった。その頃、暦は稲本さんと飲みに出かけていた。結婚しているのに二人で飲んでて良いのかと戸惑う。稲本さんは笑ってごまかすが「何で結婚したんだろう」と口にする。暦は稲本さんの秘密を誰にも言わなかった。バレたら大変なことになる。「そうだ。良いもの見せてあげようか」。稲本さんと別れた直後ちせが現れ「昔の女なんか忘れましょうよ。良いもの見せてあげようか」「良いもの?」それはスマホの画面に映し出された大型屋外プールの入場無料クーポンだった。蓬と夢芽も誘われ、シズムも「俺も一緒に行っていいかな?」と言い出す。夢芽はあっさり承諾、ガウマに報告する。学校での失敗を根に持つガウマはシズムを捕まえるチャンスだとやる気満々。日曜日、ガウマたちとシズムは東京ビーチランドへ。ガウマの表情は血走っている。さらにシズムを油断させるため蓬と夢芽に恋人のように振る舞えと強要する。「絶対えバレんじゃねえぞ。よーし怪獣優性思想捕獲作戦開始だ!」。ガウマはシズムを追いかけて捕まえようとするが監視員(声・直人役の人)に「プールサイドを走らないで下さーい」と注意される。そんなこんなで蓬、夢芽、シズムはふつうに楽しむ。一方ガウマは失敗の連続にバテバテ、全然体力がないことがバレる。蓬は夢芽を意識しているため、ちょっとした仕草も気になる。そんな中、アトラクションでプールに滑り落ちる女性を見て夢芽の表情が強張る。夢芽を休憩させている蓬にシズムは「君たちはつき合ってるんじゃないの?」と尋ねる。「そうやって人は断りを作る。自分で自分を縛っておきながら自由を求める。他人に流されながら他人を流す。うっとおしくないのかな?」。蓬は縛られていないと思うと言うが「それは君たちが自分の不自由に気づいてないだけだよ」と言われる。シズムは蓬と夢芽に近づいた理由は二人から情動を感じたからだと話す。怪獣も情動を好む。そこに「怪獣優性思想」が現れシズムを連れて立ち去る。そして怪獣が出現する。「走らずに急ぐぞ!」とガウマたちはビーチを早歩き&着替えずにメカで出撃する。思わずちせもダイナソルジャーに搭乗。蓬とちせ二人きりのコクピットに何となく視線を送る夢芽。怪獣は夢芽ばかりを狙う。蓬は遠方から怪獣を攻撃するため暦に合体を提案、ダイナソルジャーストライカーコンバインに合体すると巨大な両腕からストライカーストームを発射して怪獣に命中させる。怪獣が倒れている間にダイナゼノンに合体、さらにダイナレックスに合体して怪獣を撃破する。蓬たちは川辺に降り立って小休止。浮かない表情の夢芽が気になる蓬。捕獲作戦が失敗してイライラMAXのガウマは蓬を抱えて川へ飛び込む。ちせも暦を突き落として川へ飛び込んで大はしゃぎ。夢芽に飛び込むよう誘うが、夢芽のスマホに元合唱部の男性から着信が入る。その後、夢芽と蓬は合唱部の元副部長の男と会う。元副部長は噂の範囲と断ったうえで香乃の死が事故ではなく自殺であると告げる。つ・づ・く
2022年01月07日
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飲み過ぎたのは誰のせいだ!SSSS.DYNAZENON 第4回「このときめきって、なに?」今日も訓練。しかし夢芽は欠席。ガウマによると誰かと会うと連絡があったとのこと。蓬は何だか気になる。心なしかぼーっとするし。アルバイト先で稲本さんから好きな人でもできたのでは?と言われ、手遅れになる前に誘ってみればと勧められる。夢芽は香乃の同級生に会っていた。香乃は明るく、合唱部の定期公演会で発表した曲も香乃が強く推薦したものだった。自分が知っている姉のイメージと違っていたことに戸惑う。そして近日中に当時の動画を持っている他の同級生を紹介してもらうことになる。一方、暦は稲本さんから食事に誘われ悶々としていた。そんなこんなで蓬は風邪をこじらせ、半居候状態のガウマから訓練を休んでいいと言われる。翌日、蓬たちの学校に交換留学生がやって来る。その中に何故かシズムの姿があり、蓬と夢芽のクラスに転入。困惑する二人の前にしれっとシズムが現れる。シズムは争う気は全くないと言うが、ガウマに知らせるべきか?でも知らせたら絶対学校に乗り込んでめんどくさいことになる。シズムは「怪獣優性思想」とガウマが仲直りしても怪獣は現れると話す。怪獣を育てるのは人の意志だ。「怪獣優性思想」は怪獣を必要とする世の中を作ろうとしている。人は何かに縛られて生きている。怪獣はそういうものから解放してくれる。そんなこんなでガウマが学校へ乗り込むが、不審者扱いされ取り押さえられる。ついでにパチンコ屋のアルバイトも首になる。蓬は完全に風邪をこじらせる。ガウマは夢芽に見舞いに行くよう命令。「お前を雨の中で待っててもあいつ風邪なんか引かなかったのになあ」。蓬は見舞いに来た夢芽から訓練を休んだ理由を聞く。そこにガウマから怪獣出現の連絡が入る。夢芽は蓬からダイナソルジャーを預かって現地へ向かう。「やれるだけのことはやっておきたい。手遅れになる前に」。市街地では怪獣相手にガウマと暦が苦戦。夢芽がダイナソルジャーを届けるが操縦者がいない。ちせが「どう見ても自分の番ですよね!」と名乗り出て操縦するが、まともに動かせず足手まとい。苦戦を知った蓬は現地へ向かおうとするが、どうやって移動するか。そこに夢芽のダイナウィングが迎えに来る。ちせと操縦を交代するが、咳が止まらない。それでもガウマの指示でダイナゼノンに合体。「合体竜人ダイナゼノン!(ゴホゴホ)」。怪獣撃破。蓬は夢芽に家までダイナウィングで送ってもらう。そして香乃を調べる時に自分もついていきたいと話す。「いいけど・・・何で?」。意を決して「俺だって南さんのことが知りたくて」と答えた瞬間、夢芽のくしゃみにかき消される。翌日、夢芽は蓬に風邪をうつされ学校を休む。つ・づ・く
2022年01月07日
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うむむ。。。SSSS.DYNAZENON 第3回「裏切り者って、なに?」ガウマたちの前に現れた「怪獣優性思想」ジュウガ、オニジャ、ムジナ、シズムの四人。ジュウガはガウマにまた仲間になってほしいと誘う。ガウマと面識がある様子。しかしそれ以上のことは分からない。蓬たちはガウマに不信感を抱きながらも訓練を続ける。夢芽は姉・香乃の死に関することを調べるため生前に所属していた合唱部を訪れる。何となく蓬も同行し、合唱部の顧問から香乃の同級生を紹介される。一方、暦は蓬のアルバイト先のリーダー・稲本さんと偶然再会する。二人は中学校の同級生だった。当時稲本さんが学校の窓ガラスに石を投げまくっていたことを目撃していたが、誰にも告げていない。そして元気溌剌の稲本さんに対し、仕事に就いていないことに後ろめたさを感じる。ある日、蓬をたずねて何気にジュウガが学校に現れる。ジュウガは蓬が気になっていたことを次々と話す。「怪獣優性思想」とは五千年前の世界から現代に生き返った存在であり、ガウマもかつては「怪獣優性思想」の仲間だった。蓬は真意を確かめるため夢芽と暦を連れてガウマを訪ねるが、夜勤のアルバイトがあると言って誤魔化されてしまう。翌日、千葉のとある田んぼに怪獣出現。蓬たちは現地に駆け付けるが、怪獣の攻撃に翻弄される。ガウマは合体してダイナゼノンで戦うことを呼びかけるが、蓬たちはガウマを信用できないため拒否する。ガウマは五千年前の世界から生き返ったこと、「怪獣優性思想」のメンバーだったことを認める。そしてある人からダイナゼノンを託された。その人も自分と同じく現代によみがえっているはず。その人と再会を果たすため戦っているのだと。その人は「女だ」とガウマは答える。戦う理由を明らかにし、力を貸してほしいと頭を下げるガウマに蓬、夢芽、暦は快諾してダイナゼノンに合体。怪獣を宇宙空間へ運び上げて撃破。頭部だけ生き残るがダイナレックスに嚙み砕かれ大爆発する。怪獣とは何か?死んだ者をよみがえらせる力を持つ存在。物思いにふける夢芽が気になる蓬。つ・づ・く
2022年01月07日
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20代のカリスマ登場。SSSS.DYNAZENON 第2回「戦う理由って、なに?」巨大ロボット・ダイナゼノンが怪獣型ロボット・ダイナレックスに変形、怪獣を撃破し何が何だか分からない蓬と暦。一方、夢芽は淡々としたまま。ダイナゼノンはダイナソルジャー、ダイナウィング、ダイナストライカー、ダイナダイバーに分離すると手のひらサイズに縮小、蓬、夢芽、暦、ガウマに託される。ガウマは「ダイナゼノンはお前たちの素質を見抜いたのかもな」と確信。しかし夢芽が蓬との約束をすっぽかしたことに怒りが収まらず、蓬に謝れと迫る。それより蓬はダイナゼノンや怪獣の存在が気になる。ガウマによると怪獣は「怪獣優生思想」という集団に操られている。そのため次の戦いに備えて訓練を呼びかける。意外にも夢芽と暦は訓練に付き合うが、蓬はアルバイトを優先。放課後はほぼアルバイトに充てている。帰宅後、湯船に浸かりながらガウマが話していたことを思い出す。そこへ何気にガウマが現れ、湯船に浸かりながら訓練をさぼったことを追求。蓬は母親の再婚話に納得できず、自立することを考えアルバイトに専念していた。その夜ガウマは蓬の母親に勧められ何気にメシ&泊り。その頃、夢芽は蓬に約束を破ったことを謝ろうと考えていた。放課後ある場所に行きたいと蓬を誘う。訓練を繰り返している夢芽はダイナウィングを自由に操れる。蓬にダイナソルジャーの操縦を勧め、練習も兼ねてダイナーソルジャーウイングコンバインに変形合体して現地へ。そこは一昨日怪獣が暴れた場所だった。目の前の瓦礫の山。救助活動が続いている。自分たちが戦ったせいだが、戦わなかったらもっと酷いことになっていたかも。蓬はダイナゼノンを国などに託した方がいいのではと考えるが、夢芽は「ルールばっかり守っていたら守れないものもあるかもよ」と即座に否定する。そして電車での帰り道「あたしさ小学生の時、お姉ちゃん死んじゃってさ。事故でね」と話す。今日も蓬を除いて操縦訓練をしていた頃、市街地に奇妙な生物が出現、野次馬が騒いでいる中グループサウンズ風の衣装を着た四人組が現れ、怪獣化して暴れさせる。ガウマたちは蓬を強引に回収するとダイナゼノンに変形合体して怪獣に挑む。怪獣の動きに翻弄されいったん分離するが訓練をさぼっていた蓬はダイナソルジャーを操ることができない。しかもバイト先から呼び出しの電話が掛かり一層焦る。その間に街は破壊され続ける。夢芽はダイナソルジャーウイングコンバインへ変形合体を提案、ガウマと暦のサポートで何とか怪獣を撃破する。蓬は夢芽が話したことが気になっていた。そこに先ほどの四人組が姿を見せる。四人組こそ「怪獣優性思想」でありガウマと同じ怪獣使いだった。つ・づ・く
2022年01月06日
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10代のカリスマ登場。SSSS.DYNAZENON 第1回「怪獣使いって、なに?」『電光超人グリッドマン』『SSSS.GRIDMAN』の続編?姉妹編らしいが今回も予備知識ゼロです。登場人物の名前がキラキラネームばかりでつらい。何となく前衛的な演出。20代ぐらいまでなら引き付けられたが、酸いも甘いも嚙み締めた年頃にはとうっとおしく感じるだけ。高校生の麻中蓬(あさなか・よもぎ)は空腹で行き倒れになっていた青年ガウマに昼食の余りを与える。以来ガウマから付きまとわれる羽目になる。ガウマは自分を「怪獣使い」だと名乗る。蓬とは接点の無い人物・山中暦(やまなか・こよみ)は無職のおっさん。そこに不登校を続けている従妹の飛鳥川ちせ(あすかがわ・ちせ)が転がり込んでいる。ちせは暦のことを「先輩」と呼んでいる。二人は車が浮かび上がるなど最近多発する謎の現象について報じるニュースを見ていたが、近所の出来事なのにぼんやり他人事。ある日、蓬は同級生の南夢芽(みなみ・ゆめ)から呼び出される。同級生なのにほとんど会話を交わしたことが無いため戸惑うが、バイトが終わった後の21時に待ち合わせを約束する。しかし夢芽は男子を呼び出しては約束を破りまくることで有名、一部で嘘つき呼ばわりされていた。そのことを承知で蓬は指定された待ち合わせ場所へ。しかし40分を過ぎても夢芽は現れない。そこにガウマが現れ、夢芽からすっぽかされたことを聞いて怒り心頭。その様子を夢芽は遠くから眺めていた。そんなこんなでガウマは夢芽に噛みつく。その時、突然巨大な怪獣が出現する。謎の現象は怪獣が原因で発生していた。暦とちせは暴れまわる怪獣を見るため現地へ。ガウマは巨大ロボット・ダイナゼノンを呼び出すと蓬と夢芽、さらに暦まで強引に収容、三人共訳が分からないまま怪獣を撃破する。興奮冷めやらぬ中、夢芽だけ冷静さを保っている。なんだか複雑な背景がありそうな感じ。つ・づ・く
2022年01月04日
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今年も始まりましたばか企画。今年一年を振り返りたくないけど振り返るとやたらクタクタなことしか思い出さない。本当に忙しかった。自律神経が完全に乱れるぐらい酷かった。今年一年を漢字で表わすと「酷」。悉く先方の不手際。一番堪らんパターン。ポエムとファンタジーにはうんざり。来年は平和で穏やかに。癒しを求めUFOに乗って宇宙旅行。地球は青かったヨ。でも宇宙は怖いので熱海辺りまで乗せてって下さい。ついでに温泉入りたい。湯船に浸かってビバノンノン。総合司会:中条静夫白組キャプテン:長門裕之紅組キャプテン:草笛光子審査員:山口百恵 三浦友和 原知佐子 田村高廣 南田洋子 木内みどり 谷隼人応援ゲスト:中山仁 石田えり 長谷川初範 大門正明 坊屋三郎 和田幾子審査委員長:宇津井健特別ゲスト:石堂淑朗 ☆紅組☆森昌子『越冬つばめ』山口百恵『赤い衝撃』河合奈保子『マンハッタンジョーク』松田聖子『白いパラソル』斉藤由貴『情熱』マッハ文朱『愛は未来へ』やまがたすみこ『虹になりたい』 ☆白組☆増井山太郎『そんな女のひとりごと』ザ・タイガース『誓いの明日』たいらいさお『ヨカッタネ宇宙』火野正平『生きてりゃいいさ』中村雅俊『ただお前がいい』萩原健一『ローリング・オン・ザ・ロード』沢田研二『遠い夜明け』今年の大トリは悩みました。5分ぐらい。そこで2016年以来久しぶりのダブル大トリに決定。まずは沢田研二さんに歌っていただきます。曲は『遠い夜明け』。そしてやまがたすみこさん『虹になりたい』。つづけてどうぞ。『遠い夜明け』作詞:覚和歌子 作曲:平井夏美痛いくらいのまなざし 注がれていたあの頃光に抱かれ届けた夢なら 間違いじゃなかったと言えるよめくるめく毎日が グラビアのようだったね確かに時を積み上げ この胸に築いた塔しなやかさとしたたかさ うまくやれない それでいい手放すことで僕は選んだ 誰よりも行きにくいルートを幸運と呼ぶものが しあわせのすべてならばこんなに心さらして 僕はもう歌わないだろう遠い地平線を 夜明けが染めてくゆずれない人生が 終わるとき わかるのだろうこんなに心もがいて 生きるその日々の意味が幸運と呼ぶものが しあわせのすべてならばこんなに心さらして 僕はもう歌わないだろう僕はもう歌わないだろう『虹になりたい』作詞:深沢一夫 作曲:坂田晃一忘れないわ星ふる夜に 誓ったことばこのともしびを 消しはしないと忘れないわあかねの朝に 誓ったことば若葉にそまる 春を呼ぼうと斧うつひびき 道ひらくうたごえこだまが胸に はずんでくるのこのおお空の 虹になりたい!希望にとどく 虹になりたい!忘れないわみしらぬ海に 誓ったことば悲しいことも こえてゆこうと忘れないわまばゆい空に 誓ったことばけわしい森に あしたをきずこうとひろがる大地 もえたつ地平線みつめる胸に あふれてくるのこのおお空の 虹になりたい!希望にとどく 虹になりたい!
2021年12月31日
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メシ喰ったか?池田敏春監督『女囚さそり 殺人予告』岡本夏生主演のⅤシネマ。舐めてました。伊藤俊也監督『女囚さそり 第41雑居房』の正当な続編でした。面白かった。ダンプ松本演じる女看守が熱い。岡本夏生が歌う主題歌『恨み節 ニューアタックバージョン』も何だかカッコよかった。今年の№1かも。斎藤武市監督『河内のオッサンの唄』拓ボンの記念すべき主演第一作。騒々しいだけのファンタジームービー。しかしそれが正しい。深作欣二監督『風来坊探偵 赤い谷の惨劇』千葉ちゃんの記念すべき主演第一作にしてフカキンの監督第一作。モロ『渡り鳥シリーズ』のパクリ。会社の命令だったとか。そのため千葉ちゃんもフカキンものびのびしていない。深作欣二監督『仁義なき戦い 広島死闘篇』千葉ちゃんが初めて汚れ役を演じたことでホットな話題になりました。主演の北大路欣也を喰いそうで喰わない絶妙さ。自分のポジションを分かっている男の仕事。深作欣二監督『必殺4 恨み晴らします』千葉ちゃん&JAC軍団が初めて必殺シリーズに合流。主演の藤田まことを喰ってます。ちなみに藤田まことはフカキンがあまり好きではなかったようです。片山慎三監督『岬の兄妹』エライものを観てしまった。これアリ?久々にATGばりのどんよりした気持ちにさせられた。でもいいね。今の映画やテレビドラマに欠けているものが嫌というほど詰まっている。森谷司郎監督『日本沈没』何べん観てもグイグイ来る。何もせんほうがええと思う。鈴木則文監督『トラック野郎 御意見無用』世界的名作映画。桃さんはエロくてばかで欲望の権化だが、最後は自分を犠牲にして仲間やその生活を助ける。そして豪快に去る。寅さんのような未練がましさゼロ。見習いたいものです。藤原健一監督『女囚701号 さそり外伝』軽々しく『さそり』を名乗ってもらいたくないですな。魂がこもっていない。深作欣二監督『仁義なき戦い 代理戦争』広能昌三が中学生の就活をサポートするほのぼのムービー。これ実話か?すげーな。。。大森一樹監督『ゴジラvsキングギドラ』当時予備知識ゼロで観たのでド肝抜かれました。評価は賛否両論ですが面白いです。実相寺昭雄監督『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』年末になると何故か取り付かれたように観てしまう一本。何べんも観てますが飽きない。飯島敏宏監督『怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス』追悼鑑賞。これが面白くてよく出来た映画。絶対的な悪は登場しない。もっと評価されるべき。
2021年12月31日
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ドーバー海峡を横断。そば焼酎雲海で水分補給。TORI『TORIさんの特撮放談③ウルトラQ・ウルトラマンのまき』今回も目から鱗。発見の連続。説得力ある文章の書き方、重箱の隅をつつくことがいかに大切か、本気で勉強になります。飯島敏宏『あの日、僕たちは』角川書店ものすごく読みにくい文章だったため単行本は読後処分。今回文庫になったので再購入。よく考えるとこの方、演出家で脚本家だった。そう考えるとああいう妙なリズム感のある文章になるんだなと納得。ジュリー・Z・ミューラー『測りすぎ なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』みすず書房この手の本が出ていたことにまず感激。期待通りの内容。事例の羅列にとどまらず最後にこうあるべきと示唆。納得。事例の羅列だけでも価値がある。これを自分の研究にどう置き換えるか。さくらももこ『ちびしかくちゃん 第1巻』集英社ホントはこっちが書きたかったんだろうな。ぐいぐい来る。オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』岩波書店面白かった。大衆とはそういうことなのだ。こういうことが言えたらなあ。こちらもぐいぐい来た。薩摩剣八郎『ゴジラのなかみ』筑摩書房安かったので再購入。これものすごいわ。何で手放したんだろう?国内・海外共に最新作はフルCGで作られているが、その理由は表現や技術的なことよりも着ぐるみでは役者の安全が確保できないからでは?そうとしか考えられない。ロープシン『蒼ざめた馬』岩波書店読みやすいのに難解。当時のロシアの事情を理解しないと頭に入ってこない。60年代の若者たちの間では爆発的に売れたとのこと。それは何となくわかる。
2021年12月31日
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ステーキ食べたいよ。ウルトラマンG 第13話「永遠なる勇者-伝説2大怪獣登場-」シラリーはどんどん地球に近づいている。ジャックは空間の裂け目でグレートと交信を交わしていた。グレートはエネルギーを使い果たしてしまい、あと一度しか戦うことができない。その「一度」はジャックとの別れを意味する。しかも勝てる保証はない。それでもジャックは力を貸してほしいと頼む。アイクは倉庫街の人たちと行動を共にするようになっていた。テレビでは博物館の館長(声・二代目さくら友蔵)がエコロジックな演説を続けていた。それを視聴するアイクたち。実験衛星に滞在しているチャールズはシラリーが地球の誰かと交信していることまで突き止める。その頃アーサーは博物館で金属プレートの解読を終えていた。「そして最後の夜が訪れる。追放され、封印されたもの。そして第三のものが目覚める」。それを聞いた館長はアーサーをぶん殴ると金属プレートを奪って倉庫街へ。「あの怪獣たちと戦うことは即ち冒涜である!」とカルトな演説をブッこいて倉庫街の人たちを扇動する。アーサーによると金属プレートは旧石器時代に栄えた古代文明人の遺産であり、古代文明人はシラリーとコダラーに襲われながらも何とか生き延びたことが分かる。今我々もかつてと同じ事態に直面している。二体の怪獣は人類に天罰をもたらそうとしているのだ。ブリューワー将軍はシラリーに世界各国の核ミサイルをぶち込もうとしていた。しかし金属プレートには文字以外にも秘密が隠されているはず。対立するUMAとブリューワー将軍。ロイドとキムは金属プレートが倉庫街にあることを突き止めるが、アイクと館長の妨害を受ける。館長はまたしてもテレビで演説生中継。「我々はこの母なる地球と一つになるのです!」。アーサーは館長の主張があながち的を外れたものではないと受け止める。シラリーとコダラーを呼び出した者は何者か?コダラーが目覚めた理由は何なのか?そんなこんなでコダラー出現。衛星レーザーが発射されるが外れまくり。一方ブリューワー将軍は世界中の核ミサイルをシラリーにブッ込むが、エネルギーを全て吸収されてしまう。そして地球に到達、めちゃくちゃに破壊しまくる。再度衛星レーザーを使用することになるが、地球から激しい電磁波の攻撃を受けレーザーシステムが作動しなくなる。アーサーは全ての謎を明らかにする。「第三のモンスターが目覚めたのだ。地球という名のな・・・」。シラリーとコダラーを呼び寄せたのは地球であり、人間の文明が限界を超えた時に目覚めるようになっていたのだ。人間の敵は人間の文明そのものだった。その頃、館長はコダラーの破壊活動に狂喜乱舞。アイクは銃殺刑覚悟でUMAの基地へ、アーサーとブリューワー将軍に「皆を助けるために!」と館長から奪った金属プレートを差し出す。アーサーは「武力の時代は終わったのですよ!ミサイルやレーザーとは全く違う新しい道。それが答えなんです!」と告げるとUMA+アイク全員出動。シラリーとコダラーが邂逅。ジャックは「これで最後か・・・」とウルトラマングレートに変身する。二大怪獣に苦戦するグレート。しかしコダラーが放った光線を金属プレートが跳ね返し、その光線をコダラーが跳ね返すが、金属プレートがさらに跳ね返してコダラー撃破。そしてグレート対シラリー。「ウルトラマングレートの肉体は長く激しい戦いの中で傷ついてしまっていた。だが彼は今、最後の力を振り絞って戦うのだ!」(ナレーション・則巻千兵衛博士)。シラリー撃破。グレートはシラリーの亡骸を抱えて宇宙に飛び去り、ジャックと分離する。見送るアーサーたち。「彼は自分の命を懸けて我々のために戦ってくれたのだ。彼にとってかけがえのない地球という巨大な敵と・・・」。そしてジャックも続ける。「彼はもう一度やり直すチャンスをくれたんだよ。だから皆で地球を守り抜くんだ。僕らを信じてくれたから」。お・わ・り現地スタッフだけでよくこれだけのものを作ったと感心。それに比べて『80』は・・・。あっさり終わったのは続編を作るため?そんな感じがしますな。
2021年12月30日
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全てがめんどくさい。ウルトラマンG 第12話「その名は“滅亡”-伝説2大怪獣登場-」オゾン層修復計画の実験衛星が打ち上げられる。アーサー悲願のプロジェクトだったが、惑星のシステムに手を加えることは神の領分を越えていると隊員たちから総スカンを食らう。しかしアーサーは聞く耳を持とうとしない。そんな中、海底地震が発生する。さらに海底から怪獣コダラーが出現、漁船を襲う。翌日、海底の裂け目から大量の赤い藻が繁殖したことで酸素が無くなり魚が死に絶え、海も真っ赤に染まってしまう。藻の繁殖は止まらず、食料と水が制限される事態にまで発展する。単なる自然現象とは考えられない。そんなこんなで海底から金属プレートが発見、それを奪い返そうとするかのようにコダラーも出現する。ついでに金属プレートを回収したジャックとジーンの前にアイクも「協力したい」と現れる。実験衛星、海底地震、怪獣、赤い藻、全てが繋がっている。ジャックは金属プレートに隠されたメッセージをグレートの力で解読する。「コダラーの封印解けし時、天よりシラリー舞い降りる。やがて第三のものも目覚める。全ては再び闇に還らん」。何でそんなことが分かんねんと皆から突っ込まれるが適当に誤魔化す。アーサーは金属プレートの分析を博物館に依頼する。そこへブリューワー将軍が乗り込んでアーサーと激突。さっさと怪獣を倒せと主張するブリューワー将軍に対し、アーサーは怪獣を倒すためにも金属プレートの解明が先だと主張する。怪獣はかつて古代文明を滅ぼしたかもしれない。「ゲームでもやっているつもりか!」「これは絶対に負けられないゲームです!」。UMAの本部は全ての判断をアーサーに委ねていた。ブリューワー将軍ぶち切れ。しかもアイクから金属プレートの報告を受けていなかった。その頃、伝説宇宙怪獣シラリーが地球に向かっていた。赤い藻が地下水に侵食すれば一ヶ月以内にオーストラリア大陸は沈没してしまう。田所博士は沈没した日本からオーストラリアに移住したのに大変だ。そこで藻の繁殖の原因となっていた紫外線を食い止めるためチャールズが実験衛星に派遣される。ブリューワー将軍の逆鱗に触れたアイクは倉庫街の警備員に降格されてしまう。ぼんやりテレビを見ていると博物館の館長がエコロジックなことを訴えていた。そんな中、食料を盗もうとした少年と知り合い、ホームレス化した人たちが無人のはずの倉庫街で暮らしていることを知る。その頃、チャールズは実験衛星から地球を眺め思わず「地球は生きている」と口にする。アーサーは「気は確かか?」と突っ込みながら衛星の修理を急ぐよう指示する。そこへブリューワー将軍が現れ、原子炉を持つ世界各国の人工衛星とUMAの実験衛星を連結させた世界最大のレーザー砲で怪獣をぶっ殺す作戦をぶちまける。既に各国から使用許可を得ており、UMA本部にも根回ししていた。そんなこんなでコダラー上陸、UMAの攻撃を全て吸収する。ジャックは「むーん」と瞑想せず、今回は海に飛び込んでウルトラマングレートに変身する。コダラーは見た目は可愛いがやたら強い。グレート敗北、消滅してしまう。これにはアーサー、ブリューワー将軍共に言葉を失う。そして宇宙からシラリーが迫っていた。つ・づ・く次回感動の最終回。
2021年12月30日
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グダグダぶりに怒り心頭。ウルトラマンG 第11話「第47格納庫」空軍がこっそり円盤を捕獲、第47格納庫で管理していた。そこに男が侵入し兵士たちに取り押さえられるが、円盤から光線を浴びて廃人になってしまう。ジーンは空軍の依頼で円盤の修復を手伝うことになる。円盤は人間の意志を感知して動くことが判明、何としてでも飛ばせてみたいと興奮する。アーサーとチャールズによって男は何者かに洗脳されていたことが分かる。アーサーは以前ノルバーグ(声・ガキおやじ)という医師の許で似たようなケースがあったことを思い出す。ノルバーグは狂信的な自然保護主義者で、自然破壊する人間は殺すべきだと主張して自分の患者を洗脳して殺しをさせた疑いがあった。しかし数年前に交通事故で死んだはず。そのノルバーグ軍団にジーンが拉致されてしまう。ノルバーグはジーンから円盤の秘密を探り出そうとしていた。男はノルバーグの手下だったが情報の収集に失敗、代わりにジーンを拉致ったつう話。円盤のテクノロジーをもってすれば地球の環境破壊を食い止め、人類に革命をもたらすと考えていた。ジャックはジーンを救出するためノルバーグの病院に潜入、危うく洗脳されそうになるがグレートの精神力で免れる。そんなこんなでノルバーグはピチピチのタンクトップ姿のオトコたちを従えて武装革命を実行しようとする。その中に洗脳されたふりをしたジャックの姿もあった。その頃アーサーはジャックに危険な命令を下したことを後悔、自分は指揮官失格だと言ってロイドに指揮権を委ねてしまう。ノルバーグ軍団は第47格納庫の襲撃に成功、円盤とのご対面が叶って感激したノルバーグは円盤にフェードインする。一方ジャックはジーンを救出、キム、チャールズと合流する。ノルバーグと一体化した円盤は格納庫を破壊、UMAの基地に対しても総攻撃を開始するがアーサーはテレビゲームに夢中。いよいよヤバくなった時ようやくやる気になりノルバーグと対峙する。ノルバーグは基地を放棄するよう要求。「この円盤に比べればUMAなど時代遅れの代物だ!」「ではなぜ基地を欲しがる?」「君を跪かせたい!私はそれだけを願って生きてきたのだ!分かるか?」。ノルバーグの本当の目的はアーサーへの復讐だった。しかしノルバーグは円盤に取り込まれてしまう。円盤は生物だった。しかしブラック指令とは関係ないと思う。基地の内部ではロイドたちがノルバーグ軍団と激闘、円盤生物の攻撃も続いている。ジャックは「むーん」と瞑想、ウルトラマングレートに変身する。しかしとどめを刺さず何となく逃がしてやる。事件解決。アーサーはイライラしながらジャックに今まで何をしていたのか詰問する。「ところで隊長は?」。作戦室ではロイドがアーサーに代わってテレビゲームの続きをしていた。「私は・・・色々と・・・」。お・わ・り
2021年12月28日
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大掃除し過ぎた。ウルトラマンG 第10話「異星人協奏曲」二つの謎の光が飛来。光はハンバーガーの屋台とベロニカに姿を変えて地上に降りていた。UMAは軍より先に正体を掴むため調査を開始。ジャックとジーンが調査を行っていると諜報部のアレクが現れちょっかいを入れる。その頃チャールズは婚約者から別れ話を告げられていた。仕事中心のチャールズに愛想が尽きたのだ。そしてプレゼントしたブローチを突き返される。その夜ベロニカの屋台でハンバーガーをやけ食いする。酔っ払いに絡まれるが、屋台が放った謎の光線で追っ払われる。チャールズは謎の光線を気に留めずベロニカをナンパ。成功。ジャックとジーンは特殊センサーに反応したお家に不法侵入して調査。ジャックは二つの光と遭遇する。一つは様々な知的生命体と出会うのが好きだと話す。もう一つは宇宙の旅行者に対する安全保障の権利を要求する。ジャックはアーサーたちに報告、ベロニカがエイリアンである可能性が高い。チャールズはベロニカを動物園へデートに誘っていた。ベロニカは動物たちが檻に入れられていることに疑問を感じるがチャールズと考え方が噛み合わない。「敷物になったりはく製になったりするよりは幸せじゃないの?」「一つの生命が他の生命を支配して貪り尽くすなんて不自然よ。最後は全部滅亡するわ。このままじゃいけない・・・」。屋台は別の車に姿を変えて二人を追っていた。チャールズとベロニカが駐車場に戻ると、近くの車から発せられた光線でチャールズの車は爆発。「帰りはタクシーに乗らなくっちゃ・・・」と海外ドラマ風のセリフを言うチャールズ。アーサーはベロニカがエイリアンだとは信じようとしないチャールズから隊員の資格をはく奪する。「相手はゴーデスのようなエイリアンかも知れない!」。一方ベロニカもパートナー・リュグローと対立していた。リュグローは地球は野蛮なため別の星へ行こうと主張するが、ベロニカは「この星に居たいの!」。その後チャールズはベロニカからリュグローという夫がいることを告げられまたしてもショック。そこへアイクたちが強制捜査、ベロニカの存在がマスコミに報道される。アーサーはベロニカを保護するよう方針を転換する。ベロニカは老婦人に姿を変えて屋台を切り盛りしていたが、チャールズからもらったブローチを着けていたことで正体がバレてしまう。アレクたちが屋台を包囲する中、チャールズは再度ベロニカと接触する。「君は本当は誰なんだ?」「私たちは旅先でどんな姿にもなれるの」「今は何になりたいの?」「友達に」。チャールズはUMAとして保護することを申し出るが拒否される。そんなこんなで屋台はリュグローの姿に戻ると巨大化して暴れ回る。ジャックは「むーん」と瞑想、ウルトラマングレートに変身する。リュグローは戦わなければベロニカが殺されると訴える。「俺たちはただの旅人なのに!」。リュグローとベロニカは故郷を追われ帰ることができない。グレートは地球で暮らすよう説得する。「この星で?」「そのための方法なら知っているはずだ」。グレートとリュグローは東洋人のようなお辞儀をして戦い終了。リュグローはちょい悪オヤジ風に変身してベロニカを迎える。幸せそうに去っていくリュグローとベロニカを見送るチャールズ。「まあいいさ。奴は趣味がいいぜ。あばよ!」。お・わ・り
2021年12月27日
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寒い。ウルトラマンG 第9話「バイオス計画-植物都市-」サザン大学では大学の構内に植物に管理されたバイオ空間が作られていた。しかし取材に訪れていたテレビ局のリポーターが行方不明になってしまう。バイオ空間を立ち上げたクランクスタイン博士は人間と植物の共存共栄を掲げていた。そこで研究の資金援助獲得のためUMAの隊長であり、オーストラリアで有数の資産家でもあるアーサーをバイオ空間に招待する。今後バイオ空間を作ることで二酸化炭素の減少など環境へのメリットを力説するが、アーサーは行方不明者が出ていることを理由に資金援助に難色を示す。そしてバイオ空間で育てられていた植物バイオスのサンプルを持ち帰る。バイオスは土や水、肥料を必要としない。自ら必要なものを選んで育つとクランクスタイン博士は力説していたが、分析の結果、二酸化炭素と窒素を急激に吸収し、大量の酸素を放出していることが判明する。バイオスが大量に増殖すると地球の酸素濃度が上昇してしまう。アーサーはクランクスタイン博士の計画を阻止するためジャックとキムを連れて再びサザン大学へ。構内はクランクスタイン博士によって肉体改造された植物人間(学生)が警備している。クランクスタイン博士の趣味なのか全員イケメン・マッチョ・金髪+レオタード姿だ。アーサーとキムはコンピュータからデータを読み出そうとするがクランクスタイン博士と植物人間たちに取り囲まれる。バイオスは地球の植物ではなく、隕石に付着していた種から育てたものだった。一方、チャールズによってバイオスがメッセージを発していることが分かるが、人間の耳では聴き取ることができない。別行動を取っていたジャックはバイオスのメッセージを転送するよう指示、デルタ・プラズマーで会話を試みる。「聞こえるか?」「お前は宇宙人か?」「近いな」「だがこの惑星に居住する人間という種の意志も持っているな」。バイオスは人間が環境破壊によって地球を破滅させようとしていることから、一度地球上の全ての動植物を排除する必要があると告げる。「後に再生できる種があれば、そうでないものもあるだろう」。そんなこんなでロイドはアーサーが不在のため勝手に隊長代行に立候補。一方ジャックはアーサーとキムを救出、さらに侵入していくとバイオスが大量繁殖し、コンピュータと融合していた。人間と植物の共存共栄がバイオスの嘘だと知ったクランクスタイン博士はバイオスが絡まったコンピュータに向けて銃をぶっ放すが、逆にぶっ殺されてしまう。バイオスはコンピュータと完全に融合すると巨大化して暴れ回る。アーサーはクランクスタイン博士の文献にバイオスは音楽を好むとの記述があったことを思い出し、チャールズに音楽を聴かせるよう命令。「バッハが嫌いだったら?」。音楽を聴いてバイオスは大人しくなるが、チャールズの戦闘機が捕まってしまう。ジャックは「むーん」と瞑想、ウルトラマングレートに変身する。グレートの光線技の連続攻撃にバイオスは消滅、事件は解決する。アーサーは「これは一つの警告だった。植物が人類にとって代わるかもしれないという・・・」と語ると基地でのんびりしていたロイドから空軍が援護に向かっていると連絡が入る。アーサーは空軍をキャンセルするよう指示。「ところで私のデスクから足をどけなさい」。ロイド微妙。お・わ・り
2021年12月27日
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大掃除が終わらん。ウルトラマンG 第8話「姿なき復讐-昆虫の叫び-」「人類は長い間食料を得るために大地に大量の農薬を巻き続けてきた。しかし毒素の強い農薬を浴び続けた害虫たちは農薬に免疫を持つようになり、さらに強力な農薬が巻かれたのだ」(ナレーション・則巻千兵衛博士)。舞台はジョンソン農場。農薬を散布していたセスナが巨大なイナゴに襲われて墜落。一部始終をサンドマン(声・オオカミ男)が目撃するが、オーナーのジョンソンは事件を揉み消そうとする。UMAは墜落現場の調査を開始。サンドマンがセスナのパイロットは友達だったと話していると怒りながらジョンソン乱入。ジーンはサンドマンから詳しい話を聞きたいと申し出るが「こいつの頭は空っぽだ」と差別発言、ロイドの申し入れも「全部警察に話した」と拒否する。帰投中ジャックはグレートと会話を交わす。「大地の悲鳴が聞こえるか?」「どいう意味だ」「敵は大地に死をもたらそうとしている」「敵はどこにいる?」「気をつけろ。既に近づいている」。その会話はジャックの独語としてロイドたちに筒抜け。その途中イナゴの大群襲われて不時着。エンジンに詰まっていたのはバカデカいイナゴだった。イナゴは50~60回脱皮を繰り返して成長する。放っておくととんでもないことになる。ジーンはサンドマンから手渡された絵と見比べる。サンドマンの描いた絵は巨大イナゴを正確に捉えていた。そんなこんなで農場にイナゴそっくりの怪獣マジャバが飛来、サンドマンはUMAに通報する。ジョンソンはジャックとキムを目撃するとライフルでぶち殺そうとする。そこへイナゴの大群が接近、アーサーとチャールズはイナゴの分析結果を知らせる。30年前に使用禁止になった農薬オルガノPCBによって巨大化、そこで中和剤の開発に着手。「それともう一つ。こいつは肉食だと思われる。気をつけろよー」。ジョンソンは「また病院に入れられたいか!?」とサンドマンを脅してトラックで逃走。その隙にジャックとキムはサンドマンから銃を奪う。「僕病院に入れられるの嫌だよー!」「私たちはあんたの味方だよ」。イナゴの大群は小屋で密かに製造されていたオルガノPCBを狙っていた。さらにマジャバも現れる。サンドマンはマジャバがどこから来るのか知っている。ジーンは聞き出そうとするが「皆僕がおかしいと言う・・・おかしいのは皆のほうなのに」と答えてくれない。そんなこんなでもう一匹マジャバが出現。ロイドは残ったミサイルで仕留めるが、残りの一匹がどこへ行ったか分からない。サンドマンはマジャバが卵を育てている場所を教える。ロイドたちはマジャバを攻撃、アーサーとチャールズは中和剤を届けに現地へ急行。そろそろぶっかけようとしたところサンドマンが斧を振り回して必死に卵を潰しまくる。ジャックは「むーん」と瞑想、ウルトラマングレートに変身する。アーサーとチャールズはマジャバと卵に中和剤をぶっかけ。弱ったところをグレートがとどめを刺し。ジーンとキムは恐る恐る卵に近づくと中和剤の泡の中からサンドマンとジャックが飛び出す。事件の解決を喜ぶ四人。喜んでる場合か?そしてジョンソンは逃走に成功する。お・わ・り
2021年12月26日
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