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2007.01.31

昨日、新商品の報告と「おかゆの日」のイベントのお知らせで銀河のほとりを訪れランチをしました。

お手伝いに来ていた
ほんとうの空さんから
『餓死囲い』（米俵）の話を聞きこれはお話を聞かなければと・・・
ほんとうの空さんの実家を訪れました。

ほんとうの空さんの実家は古民家を改造して作られていました。玄関を入るとその「米俵」

お父さんの話によると「曾曾祖父」の時の米だと言う事ですので１００年以上前ですね。

当時お米は大変貴重な物でした。飢饉があるとお米などは採れず草までも食べてしまいなかったとの事です。
一番の飢饉ではわらミゴを切って石臼で挽いて食べた事もあったそうです。
そんな飢饉の為に『餓死囲い』として毎年少しずつためこんだそうです。
昔は、カメにため込み、明治の初め頃は、板倉の壁にこの米を蓄えたそうです。
その米を真夏に出し乾燥させて保存したそうです。

飢饉だけではなく、当時、秋の収穫が終わると夜盗の襲われる事もあったそうで、
どの家にも頑丈な格子戸があったそうで、今回の改造で取り外したそうです。

安心なお米屋さんとしては、そのお米を発芽してお米作ってほしいな～。なんて考えています。

31-2

＜馬の鞍と蜂の巣も飾ってありました。＞

ほんとうの空さんのお父さんは、２０年も以前から自然農法・無農薬農法を実践されている方です。
現在は、酵母菌、納豆菌、麹菌、乳酸菌などを使い米作りをしています。
『食の基本』とがんばっています。
最近は、若者による研究会ができ各地で勉強会が開かれていると言う事は頼もしい事ですと話して下さいました。
酵母菌を使った農法については後日報告します。

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