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本日で長女の保育園が終了です。卒園式は済んでいるのですが、保育園の場合は3月一杯は通園があります。それにしても0歳時より通わせていた保育園が終わるというのは感慨深いですね。本当にお世話になりました。今度は小学校です! ナグモクリニックも、新しい年度からいっそうパワーアップしてGID医療に取り組みたいと思います。
2007年03月30日
性同一性障害の診療とは関係ありませんが、私は乳癌診療もやっています。もともとは乳癌に力をいれてやってきていまして、そのために海外留学もしたのです。当院ではマンモトームという、比較的新しい診断法を行ってまして、それが一苦労なのです、、、。腫瘤を形成しない乳腺内の石灰化病変の精密検査です。非浸潤癌の診断に特に役立ちます。この検査、患者さんも大変ですが、医師も労力を費やします。今日はとても疲れました。我ながら、美容形成からマンモトームまで、幅広くやっているなと思います。
2007年03月29日
性同一性障害の方の生命保険についていったいどうなるのであろうか?以前疑問を持ち、私の生命保険の担当者に聞いたところ、興味深い返答がきました。2004年より戸籍変更が認められるようになりました。そのことが、どのように影響するのかという疑問があったのです。担当者の考えでは、以下のようになると思うということでした。 1)戸籍変更後、性同一性障害で戸籍を変えたとお断りをして加入すれば問題なし 2)加入後、性同一性障害と診断され、SRS・ホルモン療法を開始、戸籍変更しても問題 なし(ただし保険金・掛け金の算定は元のまま) ただし、戸籍を変更後、内緒で変更後の性別で加入した場合は問題があるかもしれないということでした。要は生物学的な男女で保険の算定には違いが有り、そこを偽ると問題になる可能性があるということでした。 なるほどという感じですが、更に詳しく調べてもらうよう頼んでおきました。今までは戸籍を帰ることが目標であった性同一性障害の患者さん達は、今後いかに平穏に問題なく一生を送るかということに目標がシフトしていくと思います。保険の問題は欠かせないと思います。
2007年03月28日
皆さんはこのサプリメントをご存知でしょうか?キャベツに含まれる女性ホルモン分泌刺激成分らしいのですが、最近知りました。これを内服するとバストがアップするといわれているらしいのです。その手のサプリは世の中ごまんとあると思いますが、私の相談コーナーでMTFでボロンでBカップになった方の相談をうけたので、その存在を知った次第です。豊胸をやってますと、一般的な手術以外に、サプリ系の情報はたくさん流れてきます。本来の性のかたでも効果が怪しいのに、性同一性障害の方にサプリ系で効果があるというのはにわかには信じがたいです。やはり、反対の性に近づくという難題は、サプリ如きでは無理ではないかと思うからです。それにしても一応注目しておきます。
2007年03月27日
ある精神科の先生と電話で話しました。精神科医の先生は本当に忙しくやってますね。私のように外科医とはまた違った感じでで一日が詰まっているのでしょうね。すーっと話しをしている診療というのも私から見るとメリハリがあるのかなあ?と思ってしまいます。私も午前10時から午後5、6時まではまったく暇がありません、、、。午前中外来、午後手術というおおまかな枠で仕事をしています。実は今日は乳頭の手術の患者さんが、時間がなくなり手術を受けることができずに帰ってしまったのです。そういうことがあると落ち込みます、、、。サービスとして十分に尽くせなかった悔しさが残りました。今後はそんなことがないように全力で頑張ります。
2007年03月26日
中村中(あたる)さんをご存知でしょうか?最近売り出し中のMTFのかたです。ひょんなことから知ることとなったのですが、歌手であると聞いて早速アルバムをダウンロードしました。「友達の詩」というのが良かったですね。現在21歳である彼女は果たしてホルモン療法などの治療を行っているのかという疑問がどうしても出てきてしまいますが、とにかく今までにいないタイプのMTFです。こんな感じでGIDの方々がますます特異な存在でなくなっていくのでしょうか?
2007年03月25日
4月29日に青山の東京ウィメンズホールで、台湾から著明なファン教授をお招きして台湾におけるSRS事情についてお話をしていただきます。ペニス形成における世界的な権威です。ふるって御参加ください。 日時:4月29日、13:30~ 場所:東京ウィメンズホール 参加費: 1000円(当日支払い) 参加申し込み:gid@nagumo.or.jpまで(お名前、連絡先)
2007年03月24日
私のクリニックのHPより、性同一性障害の相談コーナーがあるのですが、地方からの問い合わせで、精神科医を紹介してくれという問い合わせが非常に困ります。この分野に明るく、しっかり診てくれる精神科医が実は非常に不足しているからです。首都圏、大阪圏はまだ良いのですが、東北、東海、山陰、四国、九州は本当に不足しています。大阪圏ですら、抽選で診察しているところもあるので本当に異常事態です。このまま啓発が進み、患者さんだけが増え続けるというような事態にならないことを祈ります。かくなる上は、インターネットを外来のようなものも作る必要があるのではないでしょうか?
2007年03月23日
実はハワイでウクレレを買ってきました。いやあ、いい音ですね。昔々ギターをやっていたのでそれなりに鳴らすことはできます。それにしてもネット上のウクレレ関連のサイトは非常に多いですね。愛好家が多いのでしょうかね。 私はバイオリン・ピアノ・エレキギターなどをかじってきましたが、楽器というのはいいものですね。弾いている間は無心になれます。
2007年03月22日
実はGIDの治療は癌予防になるっていう認識をもっていますか?MTFであれば、精巣癌のリスクはなくなりますし、FTMであれば乳癌、卵巣癌、子宮癌のリスクがなくなるのです。すごいことではないですか!特にFTMの場合は、ホルモン療法で、乳癌になった際の治療と同じようなことをしているわけですから、SRSなしでも癌予防効果があるのです。胸オペとSRSが済めば、いわゆる婦人科系の癌のことを考えなくてすむのです! もちろん、乳癌のリスクはまったくゼロではないなど注意は必要ですが、ざっと考えてみても、癌予防効果は非常に高いと考えられます。結果としてFTMの長生きの率は高くなるのでしょうか?
2007年03月21日
GID学会のあとでハワイにいってきました、、、。たった2泊で行きと帰りが同じパイロットでした、、、。空気を吸いにだけいったようなものです。でもやはりいいですね。南国は。世界中かなりの国にいったことがありますが、南国はいいです。フェロモンむんむんで、いわゆる性役割がはっきりしてますよね。うまくいえませんが、性別というものをすごく単純にとらえているような感じがします。そんなことをぼやっと考えながら帰ってきました。あしたからまたハードな毎日です!
2007年03月20日
今日は第9回GID学会でした。寒い所沢にまで行ってきました。新しい知見としては、FTM向けの徐放性のデポ剤の存在です。一回注射で3ヶ月効果があるばかりでなく、テストステロンの血中濃度の急激な上昇がなく穏やかに作用するらしいのです。現在は個人輸入しか入手の手段はないですが、おおいにメリットのある製剤だと思いました。早速採用してみたいと思います。 あとはMTF向けのピッチを上げる手術ができる医師が関東に出現したことですかね。東京医大八王子医療センターの耳鼻科の先生です。発表では結果はなかなか良かったです。
2007年03月17日
このところ寒い日が続いてますね。東京も初雪が観測されたそうです。 さて、私のところで胸オペをした患者さんたちが、たくさんタイのヤンヒ病院でSRSを受けています。どうやら今最も旬な海外病院はヤンヒ病院といえるのではないでしょうか?私も現状を受け止め、ヤンヒ病院の視察も含めて日本のGID医療のためにできることをしたいと考えています。個人的にもタイは好きです。人がいいし、雰囲気もいいです。様々な外国に行きましたが、外国でもっとも落ち着いたのは台湾。その次がタイでしょうか?そのタイがライバルです。
2007年03月16日
今日は、中国で豊胸をうけた方の修正手術をしました。液体のような固体のような、いわばカスタードクリームのようなものが胸から出てきました。なんとも恐ろしいことです。中国ではこんなものを入れているのか!!って感じです。皆さん安いからといって安易に海外美容ツアーなどにいかないでくださいね。目先の利益だけで、あなたの健康のことなんて外人は考えていませんよ。
2007年03月15日
私はナグモクリニックの医師です。HPよりダイレクトに私に様々な相談が寄せられます。その中で最近目立っているのが、妻子持ちのMTFの方からの悩みです。家族は維持しながらも女性化を進めたいというものです。なかなか難しい問題であり、そういった悩みを誰かに相談したくて相談されるのだと思います。そのような方々はおそらく中核群ではなく、周辺群であり、治療のゴールも、必ずしもSRSまでは考えていないのではないでしょうか?ホルモン療法で少々女性らしくなるだけで満足する方もいるのではないでしょうか?また、ホルモンなしでも豊胸をすることで、心が休まる方もいるのではないでしょうか?このような、周辺群の方々が社会とうまく折り合いをつけられるような手助けもどんどんしたいですね。
2007年03月14日
某テレビ局で、性同一性障害を取り上げた内容のドラマが4月から始まるそうです。そのための取材を受けました。この疾患の認知度がどんどん上がればよいと思います。取材で「性同一性障害は病気なんですか?」とたずねられた時、現状では病気とされていると答えました。当事者によっては、病気と思われるのは心外だと主張されるかたもいるでしょう。ただ性同一性障害では、様々な介入(ホルモン療法・外科療法)が必要なことを考えると、病気であるとしておいたほうが、将来の保険適応のために有利になると考えます。もし「病気ではない!ひとつのあり方なんだ!!」とあまり声高に言うと、保険適応の話などはいっそう遠のき、治療が美容のカテゴリーに入ってしまいます。それがはたして当事者にとってよいのかどうか。皆さんはどう思いますか?
2007年03月13日
性同一性障害を論じる中で、セクシャルマイノリティーの代表としてどうしてもインターセックスを論じないわけにはいきません。インターセックスは、昔から認められている先天性の形成異常で、遺伝子型の異常を伴っています。生後まもなくの時点で、医師と親が相談してどっちの性として育てるか(手術療法・ホルモン療法などをふくむ)が決められます。しかし近年、インターセックスの当事者たちから、自身の判断が加味されることなく性別を勝手に決められるのはどうしたものか?という発言が出てきています。たしかに難しい問題で、性別とは男か女かという二元論で話がされる現状ではそういったことを実現するのは困難であると考えられます。ただ、難しいだけでは前に進みませんから、議論は進めたいですね。
2007年03月12日
昨夜のスマスタ(テレビ朝日系)で乳がん特集を行っていました。そこに私が、健診医役として出演していました。名前は出ませんでしたが、、、。私は乳癌認定医でもあり、乳癌の手術を数百例してます。乳癌の治療はホルモン療法が良く行われます。ですので、個人的な経験値として、ホルモンを扱うことにもともと慣れています。そんなキャリアがGIDのホルモン療法にも生かせたらと思っています。
2007年03月11日
3月17日に所沢でGID学会が開かれます。当事者も含めて、この分野の方々が一同に会する貴重な機会です。興味がある方はいかれてみては? また別の話しですが、個人的に私設秘書を探しております。興味がある方は連絡をください。 yamaguchi@nagumo.or.jp
2007年03月10日
私が診ているFTMのかたでわりと年齢が上の患者さん達がいます。そのような方は、ホルモン療法を長く行っていることが時にあります。その場合、私は二つの問題があると考えます。ひとつは、長期のホルモン療法による卵巣への影響が不明なため、癌化の恐れがあること。また、本来閉経になるであろう年齢になれば、男性ホルモン量の減量が必要であることです。問題の根幹は、子宮卵巣の内摘に費用と手間がかかることです。そこで私は、まず、放射線照射で卵巣機能を廃絶させ、その後ゆっくりと摘出の時期を探ればよいと思いのです。そうすれば男性ホルモンの投与量も減らせますし、体への負担も減り、ホルモン療法への費用も減らすことができるはずです。乳癌の領域においては時に行われているこの放射線療法をGID領域で普及させたいと考えています。
2007年03月08日
MTFに女性ホルモン療法を行うと乳房が大きくなります。もちろん開始時年齢や、遺伝的素因で大きさはまちまちである上に、マックスでもBカップ程度にしかなりません。そういった場合、より女性的になりたいと願う患者さんは、豊胸を受けます。うちのクリニックでもMTFに対する豊胸を行っています。もしお悩みの方がいましたら、ご相談ください。 ただ、乳頭の大きさや乳輪の大きさはそれほど大きくならない方が多いようです。そのあたりを気にされる場合、なかなか決め手がありません。小さな乳頭をホルモンの力以外で大きくできる方法があれば、患者さんにとってかなり福音になるはずです。ネット上では吸引器の類が出回っているようですが、効果は未知数かと思います。なにか良い方法があれば教えていただきたいです。
2007年03月07日
MTFやFTMの声の高さを変える手術はあまり日本では広まっていません。安定した結果が難しいことや取り組む医師の数が少ないからです。日本でもっとも有名なのは、京都の一色形成外科ですが、関東では取り組む医師がいませんでした。しかし、八王子の某大学病院でやっている先生がいるそうです。ですから今後は連絡を取りあって、盛り上げてゆきたいと考えています。
2007年03月06日
ホルモン療法でMTFの方々はバストは大きければBカップくらいまで大きくなり、体つきも女性っぽくなり、また、肌に透明感が出てきたりします。また、ウエストから殿部に脂肪の着き方が変化します。すべて程度は個人差があり、本当に効果はまちまちといってよい感じです。そんな中、殿部の大きさが不十分で、ヒップのボリュームアップを希望する患者さんがいます。日本ではあまり知られていませんが、南米では、女性にもセクシーになるためにシリコンインプラントを入れる手術がポピュラーです。今後そのような施術も導入していきたいと考えています。ただ、現在はヒアルロン酸という便利な物質があり、殿部に100ml程度ずつ注入すればそれなりにアップできます。お試しあれ。もっともコストが高いことと、吸収されてしまうという難点がありますけど。
2007年03月05日
今日は非常に暖かかったですね。このまま冬には終わりでしょうか? さて現在、当院では筋肉注射剤を中心にホルモン療法を行っていますが、今後は経口剤、貼付剤なども取り入れ、選択の幅を大きくしていきたいと考えてます。特にMTFには多くの薬剤が出回っています。それらを医師が適切に処方して管理していけたらと思います。
2007年03月04日
今日は福岡院に来ています。福岡のGID治療は福岡大学がイニシアチブをとっていますが、東京、関西よりやや遅れている感は否めません。おかげさまで福岡院の精神科外来は満員です。月一回を月二回に増やさざるを得なかったほどです。みんな性別変更に向けてがんばって来てくれています。この調子で九州地方のGID患者さんに治療(異論がある方もいますかね?)の場をどんどん提供したいと考えています。
2007年03月03日
最近、ニューハーフとは言わず、シーメールという言葉が広がっているようですね。私は専門書ばかり目にしていると、巷の言葉の変化に疎くなっていました、、、。SheMaleと書くのでしょうかね?間違っていましたら、ご指摘願います。
2007年03月02日
私はFTMに対する乳房切除を昨年は60例以上行いました。累積の個人の経験数は相当な数になります。そのなかで、初回手術で乳頭を小さくできないかという患者さんからのお願いが時々あります。私は初回手術ではそのままの大きさがよいと説明して納得してもらっています。私の博士論文でもあるのですが、乳頭の血行は乳腺内からの血行がほとんどであり、皮膚を経るものはわずかです。ですから、乳腺を切除すると、著しく乳頭の血行が悪くなります。初回手術後の血行量はもとの5分の1か6分の1程度です。そのため、自然に収縮したり、一部壊死に陥ったりします。ですからはじめから乳頭を小さくすると、高率に平坦になってしまいます。ですので我々は乳頭の形成は二回に分けています。
2007年03月01日
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