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November 14, 2008
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「図書館戦争 SPITFIRE! 01」 (ふる鳥弥生/有川浩:アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング) というコミックスが置いてあったので、例によって召しあげて読んでみた。

○「図書館戦争 SPITFIRE! 01」(ふる鳥弥生/有川浩:アスキー・メディアワークス/角川グループパブリッシング)


 最初、いきなり軍事訓練のシーンが出てきたので、てっきり自衛隊ものかと思ったら、これがすごい設定だった。時代は正化31年。いつの時代かと思ったら、どうも昭和の次の時代らしい。昭和の終わりに、「メディア良化法」という法律ができ、「公序良俗を見出し人権を侵害する表現を取り締まる」という美名のもとに、無制限の裁量を持った「メディア良化委員会」による検閲押収が行われているという設定である。つまりは、言葉狩りと焚書の行われている世界だ。これに唯一対抗できるのが、「図書館の自由法」により、メディア作品を自由に集めることができるという図書館なのだ。両者とも武装し、抗争が、次第にエスカレートして、死傷者も出ているのである。

 この作品の主人公、笠原郁は、憧れの図書館に採用されて、教官とケンカしながら、毎日軍事訓練に励んでいる元気な女の子だ。身分は一等図書士。教育期間が終わったとき、降りた辞令はなんとスーパーエリートの「図書特殊部隊」。

 ハチャメチャな設定であるが、テーマは明らかに「表現の自由」だろう。もちろん、無制限の表現の自由なんていうのはありえないが、よく陥りがちな、「言葉狩り」に対しての批判が込められている。言葉と言うのは、どのような文脈の中で使われるか、どのような状況で使われるかで全く変わってくるのだ。

 郁は教官の堂上と、何かにつけ反目しているが、これは、おきまりのラブコメのパターンだと思う。きっと今に、ラブラブになるに違いない。(違っていたらスマン!)設定はすごいが、思いの他面白い漫画だった。

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Last updated  February 26, 2009 07:24:40 PM コメント(12) | コメントを書く
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