時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

PR

×

Profile

風竜胆

風竜胆

Favorite Blog

今日は パインの日 New! ブラジョンさん

ドールハウス [ 長澤… New! じらーるぺるごーさん

気まぐれんな旅行屋… 富士家のぱこさん
マークス・ストーリー マークス5406さん
パパだって見たいん… 大希・大我のパパさん

Archives

August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

March 3, 2010
XML
 高田崇史による「カンナ」シリーズの第3巻、 「吉野の暗闘」

○「カンナ 吉野の暗闘」(高田崇史:講談社 )



 活躍するのは、忍者の子孫の筈である3名の若者。しかし、恰好の好い忍者の技とはほとんど無縁に近い。大したとりえのない神社の後継ぎの鴨志田甲斐(ただし、誰かが危ない時に一時的に忍者の技が出ることがある)、記憶力抜群で死んだふりの得意な現役東大生巫女の中村貴湖、そして、大事なことはすぐ忘れるくせにつまらないことはよく覚えているという特技を持った甲斐の高校の同級生の柏木竜之介である。言って見れば、ズッコケ3人組といったところなのだが、彼らは行く先々で事件に巻き込まれていく。それも甲斐の実家の出賀茂神社の社伝が盗まれたことと関係のあるようだ。この社伝は、犯人の手から、甲斐が兄とも慕う早乙女諒司の手に渡ったようだが、なぜか諒司は失踪してしまった。今回甲斐たちが諒司の手掛かりを求めて向かうのは、吉野である。

 吉野と言えば、当然出てくるのは、修験道の開祖と言われる役行者(えんのぎょうじゃ)。役行者は、正式には役小角(えんのおづの)といい、大和国葛城の人で、山岳で修行を重ねて吉野の金峯山で金剛蔵王大権現を感得して、修験道を開いた。鬼神を従え、その神通力は並ぶ者のない程であったが、謀反の疑いで突然伊豆に流された。どうして、彼は罪を着せられたのか。また、吉野は、有名な桜の名所である。それではどうして、これほどまでに桜が植えられたのか。

 吉野で起こる殺人事件と歴史上の事件を絡めていくのは、QEDシリーズやこのシリーズ共通の手法だが、この作品もその例に漏れない。読んでみると、吉野に対する認識が少し変わってくるかもしれない。


○ランキング今何位? 人気ブログランキング にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

○関連過去記事
カンナ 天草の神兵

○姉妹ブログ
文理両道
本の宇宙(そら)
(本記事は、「本の宇宙」と共通掲載です。)








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 5, 2010 01:11:29 PM コメント(5) | コメントを書く
[日々の読書(ミステリー)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: