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April 28, 2010
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「仕事に役立つ七つの見える化シート」 (今里健一郎:日本規格協会) は、その名の通り、業務のいろいろな局面で「見える化」を行うためのテープレートともいうべき、7種類の「見える化シート」について紹介したものである。

○「仕事に役立つ七つの見える化シート」(今里健一郎:日本規格協会)


 紹介されている「見える化シート」は次の通りである。

1.問題解決見える化シート
2.手軽改善見える化シート
3.お客様満足見える化シート
4.プロセス改善見える化シート
5.作業効率化見える化シート

7.課題達成見える化シート

 最近は、何かを説明しようとする際には、プレゼーテーション用のソフトを使って作られた資料が使われることが多い。実は、私はあれがあまり好きではない。全体像が分かりにくいし、ページ間の繋がりも追いにくく、文章もこま切れなため、後で読んでも、何が書いてあるのかよく分からないことがあるからだ。この本で紹介されている「見える化シート」は、活動のプロセスをA4×1枚で見渡せるよう工夫してあり、非常に理解しやすいものとなっている。また、シートの種類ごとに、事例をあげて、各ステップでの手順と使うべき手法などについて、ポイントを明確にして分かりやすく説明がされている。また、実在の企業での事例が13もついており、更に理解を高められるよう工夫されている。

 ここで紹介されている各種手法は、QCサークルをやったことがある人なら、お馴染みのものが多いだろう。QCサークル活動自体は、発表のテクニックの方に重点が置かれるようになったり、ちまちまとした改善が経営上の問題で一瞬に吹き飛ばされてしまうといったようなことから、現在はかなり衰退しているようだが、使われていた手法は、あくまでも汎用ツールとして、非常に有益なものである。これらの手法は、いくら頭の中で理解していてもだめで、実際に使いこなすことができなければ意味がない。これらの手法を自家薬籠中のものにして作った「見える化シート」は、きっと自分たちの仕事の品質向上に役立つのではないかと思う。

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(本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)







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Last updated  April 28, 2010 07:12:16 AM
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