時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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August 3, 2010
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 しかし、内部統制という事に対しては、まだまだいろいろは誤解や迷信が多いという。 「内部統制とは、こういうことだったのか 」 (國廣正/小澤徹夫/五味祐子:日本経済新聞出版社) は、この内部統制について正しく理解できるよう、その本質について、対話形式で分かりやすくかつ面白く解説したものだ。

○「内部統制とは、こういうことだったのか 」(國廣正/小澤徹夫/五味祐子:日本経済新聞出版社)



 特に、金融商品取引法の内部統制にかかる部分はJ-SOX法とも呼ばれ、企業では、その対応で一種パニックのような様相を示したことは記憶に新しい。これらは、米国でのSOX法と日本の法律を混同していることも大きく、当時は、よく米国ではこんなにコストがかかったというような記事が掲載されていたものである。しかし、この本では、日本の法律に従って、自分の頭で考えないと無用な労力と費用ばかりかかってしまうと主張されている。

 また、J-SOX法で、まことしやかに言われていた「業務プロセスの文書化」については、重要性の原則により対応するべきであり、どこにリスクがあるかが一番分かっているはずの経営者が、文書化の範囲について判断すべきだと言う。まったく当然のことだが、このことが案外忘れられていたことが多いのではないだろうか。間違いだらけのJ-SOXが案外と幅を利かせている中、経営者が判断して無駄な文書化をしないようにするべきという主張には同感である。

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(本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)








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Last updated  August 3, 2010 07:21:53 AM
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