時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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March 1, 2025
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 女子高生たちの繰り広げるゆるゆるキャンプ物語。やっと9巻目まできた。主人公(たぶん)は静岡県から山梨県に越してきた各務原なでしこ。彼女は本栖高校に入るのだが、そこで自ら入る野外活動サークル(通称野クル)のメンバーである大垣千明、犬山あおい。その他ソロキャンパーの志摩リン、帰宅部の斉藤恵那そして野クルの顧問の鳥羽先生が主な登場人物であるが、彼女たちとユルユルキャンプを行うというものだ。

 この8、9巻では伊豆キャンプの様子が描かれる。キャンプのメンバーたちがテストでキャンプを我慢するのだから、顧問のグビ姉こと鳥羽先生も3月まで禁酒するように千秋から言われる。これを律儀に守るのだから鳥羽先生も真面目だ。でもいざ伊豆キャンに行くとき、途中で温泉に入るのだが、ここで風呂上りにうっかりビールを飲んでしまう。キャンプのメンバーを車で運んでいる鳥羽先生だが、結局キャンプ場まで代行運転を頼むことになってしまう(飲んだら乗るなというころですな)。この辺りはグビ姉の面目躍如というところか?

 8巻では、リンの母親も昔バイクに乗っていたことが分かる。だからリンちゃんが原付で遠くまで行ってもそれほど過敏な反応はしなかったのか。リンちゃんそれにしてもリンちゃんの祖父はまだまだ現役のバイク乗りなのだが、ナイスシニアという感じだ。

 9巻では、この伊豆キャンについてきたあおいちゃんの妹のあかりちゃん。三四郎島のとんぼろを食べものと信じ込まされているのがなんとも面白い(とんぼろとは干潮時に道ができる現象)。

 鳥羽先生も、最初は顧問になると自分の時間が無くなるので、顧問はいやだと思っていたのだが、このころは完全に野クルに溶け込んでいる。しかし、顧問の野クルに所属してるのはなでしこ、千秋、あおいだけなのだが、リンや恵那、あかりの面倒も見ている、なんとも面倒見のよい先生になった。

 伊豆のジオスポットや名物などが紹介され、これを知るだけで、自分が旅をしている気分になりそう。
☆☆☆☆





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Last updated  March 1, 2025 01:23:41 PM
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