全11件 (11件中 1-11件目)
1

2023年1月26日、赤い水曜日(金柄憲/著)読了。副題:慰安婦運動30年の嘘予約をしたのが令和4年11月1日だから、割と早かったかな。現在の待ち数は19人だから、それほどでもない。韓国人が書いた本で日本でも話題になったのだが、さいたま市民の関心は薄いのかもしれない。奥付には令和4年10月10日とあるから新しい。「私の読書記録」は楽天ブログを使っているのだが、「本文にわいせつ、もしくは公序良俗に反すると判断された表現が含まれています。」として、書き込みを拒否されてしまう。で読書記録を写真にすることにした。目次は下記の通り。私の読書記録索引はこちらをクリック。
2023.01.26
コメント(0)
ハッピー・バースディ・トゥ・ユー1893年、米国で幼稚園を経営していたパティー・ヒルとミルドレッド・ヒルの姉妹が作ったGood Morning to Allの替え歌。世界で一番歌われているとしてギネスブックに登録されている。歌詞は以下の如くです。Happy birthday to you,Happy birthday to you,Happy birthday, dear ○○,Happy birthday to you.ハッピー・バースディ・トゥ・ユーハッピー・バースディ・トゥ・ユーハッピー・バースディ・トゥ・ユーハッピー・バースディ・ディア ○○ハッピー・バースディ・トゥ・ユー因みに、原曲のGood Morning to Allの歌詞は以下の如くです。Good morning to you,Good morning to you,Good morning, dear children,Good morning to all.「ギターと歌おう」はここをクリック
2023.01.18
コメント(0)

2023年1月16日、中東問題再考(飯山陽/著)読了。図書館に予約したのが去年の9月7日。少し時間が掛かっている。現在待っているのが17人。中東ってそもそもどこの事だろうとか、どの国がどうなっていてなんて、とんと判らないで来ていた。きっかけを忘れたがこの本を読んでみることにした。奥付を見ると2022年4月1日初版第1刷発行となっている。最近の本だ。ここに出てくる問題の国に民主主義はなく独裁国家であることを認識しなければならない。具体的に名前と記事や発言を挙げて解説している。最初に出て来るのがタリバンが再び制圧したアフガニスタンだ。日本のマスコミや有識者達は飢餓などに苦しんでいるアフガニスタンは米国のせいだとする。米国介入の20年間で民主化が進み女性の社会進出や教育が進んでいたが、タリバンが復権したことでそれらは全て無くなり、ちょうどカンボジアで起きたポルポトのプノンペン解放の時と同じだ。タリバンになり、銀行・病院・学校・役所・空港などを運営できる人達が居なくなり社会が機能不全になっている。それらに携わっていた人達は国外に逃れたか「イスラム国」になり、タリバンと戦っている。アフガニスタンは世界一の阿片生産国(85%)でタリバンはケシ栽培農家に重税を掛けている。日本政府にしろ報道各社や専門家とかがタリバンが自ら変わったと称していることをそのまま鵜呑みにしているだけだ。タリバンは国際的な承認、国連での位置、凍結された資金の解除などのために変わったと言っているだけで実態は昔のタリバン政権と同じだ。タリバンは女性の教育を認めていると言いながら実体はない。女性に結婚の自由はないし、結婚したら奴隷として仕えなければならない。国民のほとんどが飢餓に苦しんでいるのにタリバンの関心は女性を排除する方策だ。次が親日国だとされるイラン。現在のイランはイスラム法学者が最高指導者として全権を掌握する神権国家である。米国は世界中のあらゆる悪と不敗の根源で大悪魔とされている。日本のマスコミと専門家は米国がイランを虐めているとするが、イランがイスラム教による全体主義国家であり、テロ支援国家と言う事には触れない。彼らの二大拠り所が「日章丸事件」と「おしん」でイランの思惑の餌食だ。イランには報道の自由はないので、反イランの報道はできない。少しでもそのような報道をすれば取材ビザはなくなり二度とイラン入国は不可能になる。2019年、安部首相が福田首相以来41振りにイランを訪問したのに、なんとイランは日本のタンカーを攻撃して見せた。このことに付いて米国の報道はイランに対して辛らつだが、日本の報道各社はイランを擁護するような記事と日本の努力が足りないような記事だった。2021年、日本所有のタンカーがイランの攻撃を受けて船員2人が殺害されたのに日本の報道も政府も毅然とした態度を取らず。それどころかこの攻撃の翌月には茂木外相がライシ新大統領就任のお祝いにイランに行きタンカー攻撃に触れるどころか、イランをもてはやしてきた。イランの実態は次の4点。①イランは世界征服を目指す国だ。②イランの脅威はここ数年で急激に増大している。③「イラン核合意」として知られる包括的共同行動計画(JCPOA)ではイランの脅威を抑え込むことはできない。④イランは世界有数の人権侵害国家である。イラン憲法前文に「他のイスラム運動や民衆運動と共に単一の世界共同体を形成するための道を準備する」とあるし、憲法本文には軍に関して「国の辺境を守り抜くだけでなく、神の道におけるジハードというイスラム教の使命を果たし、神の法の主権を全世界に拡大する大義のために戦う責任を負う」と書かれている。イランの女性には人権がなく、13歳から結婚可能で、裁判所の許可があれば父親は娘が13歳未満でも結婚させられる。次も親日国だとされるトルコ。トルコもイランと似たような状況だ。①かつての帝国(オスマントルコ)の中心地。②政治的イスラムと反欧米、反近代を組み合わせた政権によって統治されている。③覇権国家となることを目指し、他国への領土侵犯や軍事攻撃を行う拡張主義的外交政策を実行している。トルコもタリバンやイランと同じくイスラム教しか認めない独裁国家で、国民はインフレと貧困にあえいでいる。次は、イスラム国と言われている国々が新疆ウイグル自治区のイスラム教の人達を見殺しにしている件。イスラム教の各国はイスラム教徒が迫害されている事例が出ると各国が協力してそれを阻止しようとしているがウイグルに関して彼らは「一帯一路」のためにウイグルを見捨てている。具体的事例と国名が出て来る。エジプト、サウジアラビア、パキスタン、マレーシア、モロッコ、パレスチナ、イラン、トルコと際限がない。シェール革命で最大の産油国になった米国が中東の石油から離れて、中国が最大の顧客となったし、中国は米国とは異なり内政に口出ししない。次は、パレスチナ。日本政府はイスラエルとパレスチナのどちらに肩入れすることなく、二国が共存することを支持している。しかし、マスコミや専門家たちはパレスチナに肩入れしてイスラエルを非難することばかりだ。日本からの支援(税金)がパレスチナにされているが、現地の腐敗などを糾弾するマスコミもなければ議員も居ないから国民は何にも知らずにいる。次は、中東問題を判りにくくしている7原因。何故日本のマスコミや専門家と称する輩が捻じ曲がったことを言うのか。1.彼らは反米に寄り添う。彼らが主張する「米国の資本主義、帝国主義、植民地主義の犠牲になっている被抑圧者」に寄り添うポーズをキメめることで「弱者の味方」なのだと思い上がり、偽善的な自尊心を満たしているから。2.英国が第一次大戦時の身勝手な外交でアラブ人が被害に遭っているとしている。適当にイスラエルを作ったからおかしくなった。ハマスやパレスチナは被害者だと言い放っているだけだ。3.日本の中東専門家は、反米、反西洋だけでなく、反帝国主義、反植民地主義、反資本主義、反近代でもある。特に1960年代からの学生運動で「日米安保粉砕」と叫んでいた人々にとって「抵抗」「武装闘争」「革命」「解放」などは見果てぬ夢である。4.「パレスチナは善でイスラエルは悪」と決めつけている。5.本当の弱者や被圧者を無視している。マスコミや専門家は「善/悪」「弱者/強者」「被圧者/抑圧者」という構図を示すが、その中身を意図的に変えて話す。ヒズボラやハマスが虐げられて仕方なく抵抗しているとするが、彼らがレバノンやガザの人達を虐げていることには触れない。6.西洋列強の植民地支配を受けていた中東にイスラエルが強引に押しつけられていなければ中東は問題なく推移していたはずだと、イスラエルが中東の諸悪の根源であるかのように主張する。だからイスラム教徒やパレスチナ人のテロを「テロ」とはせず「抵抗運動」として正当化している。7.「抑圧された弱者であるパレスチナ」が、「原始的な武器」を使って「圧倒的強者であるイスラエル」に立ち向かうという構図で全てを語っている。日本の中東業界人は反イスラエル新パレスチナを振りかざすことで、日本の大学や左翼業界で確固たる位置を占め、地位や肩書を得て、給与や研究費と称する金を得ている受益者である。それ故、中東問題が進展しては困るのだ。私の読書記録索引はこちらをクリック。
2023.01.16
コメント(0)

2023年1月12日、日中友好侵略史(門田隆将/著)読了。奥付を見ると令和4年9月5日第1刷発行となっている。最近の本だ。図書館に予約したのが2022年9月13日で、それなりに待った。現在でも76人が待っている。中国は蒋介石を台湾に追いやったが、国連では台湾が中華民国として拒否権を持った常任理事国のままであった。日本を取り込みたいが共産党や社会党にはパイプがあるが政権与党の自民党にはパイプがない。そこで目を付けたのが公爵家の西園寺公一だった。中国側は日本で育った廖承志(りょうしょうし)で北京飯店に事務所を構え、西園寺公一をその近くの元イタリア大使館であった所に住まわせて交流していった。次に目を付けたのが石橋湛山、松村謙三であった。昭和34年に松村謙三が団長になって訪中が行われた。滞在は1ヶ月にも及び、この時の面々がその後の親中活動の中心となり活躍することになった。このとき使われたのが松村謙三の趣味である「蘭」と「碁」で、特に蘭は効果絶大だった。松村謙三を取り込んだ中国が次に狙いを定めたのが「公明党」だ。中国の政界工作で特筆されるべきなのが「創価学会・公明党」だ。昭和36年に日本作家協会が訪中したが、その時のキーパーソンが有吉佐和子だ。いつの時代も、作家には左翼思想が多いが、映画・演劇・文学・ジャーナリズムは左翼の牙城だ。それ故、この作家協会は歓待されその後の親中勢力の中心となっていった。有吉はその後も中国を何度も訪問し、周恩来と池田大作の橋渡しをしていくことになった。昭和41年に有吉・池田の対談がありそこで周恩来からの招待を池田へ伝え池田が中国へ向かうことになった。池田の意をくんだ竹入公明党委員長が訪中し周恩来から国交正常化五原則を託され国交正常化へ向かう訳だが、現在公明党が「中国の代弁者」であるのは、半世紀以上前に始まった中国の対日工作の賜物であることを日本人は自覚せねば。佐藤4選が出て来る、佐藤は3期で終わり影響力を残して福田赳夫が次の予定だったそうだ。それを阻止しようとしたのが川島正次郎と田中角栄の党人派達。沖縄返還儀式を佐藤の手でと佐藤4選をして影響力が残らないようにした。そして、中国の国連加入が当時外務大事だった福田赳夫にも影響した。木村武雄が登場する。廖承志の回顧録には自民左派の事は出て来るが、木村武雄のことは全く出てこない。戦前から大勢に流されず大政翼賛会にも所属せず戦後まで当選を続けた数少ない政治家だ。木村は戦時中上海に木村公館と称する拠点を持っていたが、石原莞爾や板垣征四郎なども集った。廖承志はこの木村とも深く交流していた。中国は自民党左派には廖承志を中心に食い込んでいたが、政権中枢の右派は難しかったが木村に食い込むことで岸・佐藤・田中と言ったところへの食い込みに成功していた。木村は日中国交正常化ができるのは田中角栄しか居ないと考えていた。列島改造論と日中国交正常化で田中が勝ち、内政は何とかなりそうだったが、台湾をどうするかで大変だった。田中総理誕生の直後に上海バレエ団が来日しているが、この中に毛・周の意を汲んだ田中訪中を成し遂げる役割の者達が居た。標的は外務大臣の大平正芳で、大平は台湾からの訪問をことごとく断って、藤山愛一郎が主宰した歓迎会で大平と中国の使者、孫平化と肖向前と合わせることに成功し、直後に大平との会談になった。その後最大の課題が戦時賠償で、登場するのが竹入公明党委員長で中国の招請で訪中することになるが、田中本人が弱気で何の解決策もなく訪中した。ところが周恩来は賠償請求をしないと明言したので、田中の最大の問題がなくなり田中訪中となった。この時のことを後に自伝に書いたら池田大作の逆鱗に触れ創価学会を去らなければならなくなった。台湾には国共戦で敗れて逃れて来た蒋介石配下1割の外省人が元々居た9割の本省人を支配していたが、外省人は怒り心頭で本省人は哀しみだった。そんな中、椎名悦三郎特使が台湾に来たのだ、空港からホテルまで現地の公安当局の護衛が付いて向かったが最後の車両はぼこぼこにやられた。着いた当日に全員で椎名に田中から蒋介石への親書を見せろとなったが、そんなことはできないとして、何かあっても皆政治家なんだから自分で対応しろとなった。翌日台湾側の代表と椎名一行の会議があり、椎名が断交するのではなく外交を含めてこれまで通りにしていくつもりだと発言し日台双方が大変驚いた。同じ時期に小坂善太郎が北京を訪問していた。田中訪中での日中国交が前提だから気楽なはずだったが、途中で椎名発言の情報が伝わり大変なことになった。それでもなんとか田中訪中は実現する。中国側は日本側の細かいことまで、同行の新聞記者全員のことまで調べ上げていたが、日本側は国交正常化だけで下調べなどできてなかった。幾多の困難はあったが共同声明を出すことができた。しかし、この中の「歴史認識」がその後の日本を苦しめることになる。台湾問題は中国は一つであり台湾はその一部であるとの中国の主張を理解し尊重するとはしたが、承認した訳ではないとした。中国が戦時賠償を放棄したのは、そのことで未来永劫日本から金を引き出せると踏んだから、実際にそうなっている。国交正常化後1ヶ月でパンダが来て大騒ぎとなる。経済界は巨大市場とODAでこちらも大騒ぎ。天安門事件が出て来るが、G7各国は経済制裁に動いたが日本だけが制裁に反対した。日中国交正常化で日本は「日中友好絶対主義」となっており、中国にものを言ったり中国に不利益なことを言える空気を日本社会から完全に奪い去ってしまった。それどころか、巨額のODAで中国のインフラを整えていきながら中国を主とする主従の関係に落ちて行った。2020年12月23日に外務省が1987年から1990年までの外交文書26冊を一般公開したがそこには天安門事件の際、日本側がとった唖然とする行動が記録されている。日本政府は事件当日に制裁反対を明確にしていた。そして、7月のG7会議で国名をあげた非難や文章に残る形を避けると決めていた。日本の反対が激しくG7各国を驚かせたが、結果として「閣僚級の交流停止」となり、中国に打撃を与えることになった。そこで、中国がとった手が「天皇訪中」だった。これが日本歴史における痛恨事になった。この時の模様を中国の外交部長で天皇訪中を主導した銭其シンが後に出した回想録で明らかにしている。中国は西側から総スカンを食っていたが日本だけが例外で中国にとっての突破口は日本だった訳で、日中交流2千年の中で天皇訪中はなく、それを実現することだけで突破口になるとの中国の読みとその実行力、片や日本は中国に弄ばれただけで、天皇訪中の後で来日した江沢民は宮中晩餐会で「日本人は歴史の教訓を忘れるな」と発言していることでも、中国が日本をどう見ているかがよく判る。江沢民訪日のお土産として日本は過去最大の3900億円の円借款を提供したのに、江沢民はそのことには一切触れずに、日本の戦争犯罪を日本各地で話しまくった。鄧小平の抜擢で国家主席になった江沢民は天安門事件に激怒した鄧小平の指示を忠実に守り国民特に青少年の教育改革を行ったそうで、阿片戦争に始まり、日中戦争に国共戦争等々を若者に叩き込んだ。特に悪者は日本でそれを破ったのが中国共産党だと。江沢民の父親は汪兆銘政権の官吏で政敵からは日本のスパイとされて攻撃されていて、それを払拭するためにも反日に力を入れた。江沢民の訪日直前に世界に散らばっている大使を集めた会議で「日本とは歴史問題を重視し、これを永久に議論することが重要だ。二つの重要課題はこの日本との歴史問題と、台湾問題である」と演説した。それ故、宮中晩餐会の場でもこの歴史問題をぶったわけだ。橋本龍太郎への中国のハニートラップが出て来る。総理大臣になる前からのようで、日本の公安当局は詳しく内容を把握していた。大臣経験もある自民党の大物代議士に著者が直接確認したことが出てくる。この代議士が初当選したらすぐに議員会館の事務所に何の紹介もなく中国公使から直接電話が掛かって来て食事をしながら日中関係について話したいと来た。新人議員でもあり関心のある分野だから招待を受け中国にも行ったがこの議員は率直に意見を言うからその内に声が掛からなくなって、女性関係の誘いも全くなかった。誘っても無駄な人への接触はすぐやめる。日本人は性善説でハニートラップに簡単に引っ掛かる。スパイ防止法もない国だしスパイ天国で有名だ。国交正常化後、中国へなびいていた日本国民だが、その後に起きた反日デモの凄まじさに段々中国へのなびきが薄れてきたが、金儲けに走っている企業やそこに群がる政治家たちは懲りずに中国になびいている現状は嘆かわしい。科学者技術者が狙われているのも公然のことで、中国側の調査は詳細で、何処の誰が欲しいと指定して来る。年収は数倍になるだけでなく住む所から家族のことまで日本での待遇とは雲泥の差だ。しかし、持っている知識は技術は3年で盗まれてそれ以後どうなるかは本人次第で不要であれば捨てられるだけだ。中国の科学者や技術者には倫理観がなく、何を作り出すか空恐ろしい。ニクソンに始まった米中蜜月は「脆弱な中国を助けてやれば、中国はやがて民主的で平和な大国になる。しかし、中国は大国となっても、地域を支配、ましてや世界支配をもくろんだりしない」との前提で進んできたが、その前提が崩れてしまったことに米国は気が付いて修正し出している。米国主導で中国をWTOに加盟させたが、米国の認識は誤りだったと反省している。トランプ大統領の登場とそのトランプと最初に会談した安倍晋三が緊密に中国対策をしていくことになる。しかし、日本には公明党の大きな壁がある。ウィグル問題での非難決議を国会でしようとしたが公明党を除く全議員が賛成しているのに、全会一致が原則の決議案が出せなかったのが日本の国会だ。ロシアのウクライナ侵攻は核を放棄したウクライナを簡単に攻略できると踏んだロシアが攻め込んだのだがウクライナが頑強に抵抗したため膠着状態となっている。このロシアの侵攻で沸き返ったのが中国で、力による現状変更への先鞭をつけてくれたと喜んだ。中国で撮影を始め取材をする為には当局の許可がなければできないが、その許可のために日本側は日頃から自主規制をしていて、ジェノサイドなど中国が嫌がることが報道されることはあり得ない。国交正常化50年を迎え対日工作は想像を絶する成果を上げていて、政権を牛耳り、国会を動かし、中国共産党が日本の政治そのものに直接的に大きな影響を与えている。安倍晋三元総理が殺害されたことにより中国への巨大な壁がなくなったと著者は嘆いている。私の読書記録索引はこちらをクリック。
2023.01.12
コメント(0)

2023年1月8日、大人達への失望(丸本大仁(はるひと)/著)読了。副題:僕は中学校へ通うのをやめたなかなか衝撃的な表題の本だ。奥付を見ると、「第一刷2022年2月28日」とあるから新しい。表紙をめくると、下記の如く書いてある。「僕はコロナ騒動をきっかけに、学校と対立して不登校になりましたから、きっと世の中では変な奴です。99%の人には理解されないと思います。マスクを着けるか着けないかは本人が決めることであって、他人が強制するのはおかしいではないですか。コロナウィルスに対してマスクに感染予防効果があるとの証拠などないのです。」「(まえがき)僕から見て、考えない大人たちの特徴」とある。・テレビで放映した事を鵜呑みにする・中途半端に新聞を読む・政府が正しいと思っている・指示待ち・目先の損得で選択する・自ら行動しない・周りの顔色を窺っているこれらは著者が学校で対面した教師たちに当てはまることだそうだ。「この人凄いな」とは思えないそうで、「この人毎日が楽しくなさそう」だそうだ。著者が中学1年の時にコロナ騒動が始まり休校措置の後学校が再開したが、マスクの強要に異議を唱えたことで「こんな所に居ると馬鹿になる」と思い不登校宣言をしたそうだ。著者はコロナ騒動で多くの事を学べたという。マスコミに煽られて大衆がどのように動くのかを生で見て肌で感じて経験した。世間が洗脳されて行くところをしっかりと観察できて質感を伴って感じ取れたことはラッキーだったとも。著者はダイヤモンドプリンセス号の騒ぎを見ておかしいと思ったそうだ。スーパーコンピューターによる船内感染の様子を変だと。・人の動きがない・空調による空気の動きがない・全員の吐く息、吸う息が再現されていない・飛沫が減少しない・服を着ていない(裸の男で性器がない)等々、パラメーターが偏り過ぎていてこんなので演算しても意味がないと感じたそうだ。これらの再現実験はその後も色々となされて報道されているが、一番おかしいのは、やっているのが一般人ではなく、専門家でスーパーコンピューターを使っていると言う事だそうだ。著者はコロナに関する自分の考えを根拠を添えて学校に出したそうだ。その中に、マスクをしても感染予防できないとの部分があるそうだ。学校は会議を開き、著者だけマスクしなくてもいいとなったがその理由を始め何も全校生には説明せず、著者がレポートの配布を頼んでも拒んだそうだ。それ故、著者だけがマスク着用から逃れられて、我儘が通ったような雰囲気になり疎外されるようになったそうだ。学校へ出したレポートには、現在起きていることを題材にして授業をして欲しいとも書いたそうだ。インフルエンザとコロナの統計比較とか、「自粛要請」って日本語は変ではないかとか、5教科について具体的に上げたが完全に無視されたそうだ。学校の教師は世の中のこととは関係なく勉強を強要していると感じたそうだ。こんな人達に教わっても時間の無駄だと感じたそうだ。不登校を最初に相談したのは父親だそうで、やる事をやっていれば学校なんかどうでもいいそうだ。次に「一般社団法人みんな天才化機構」が理解を示してくれたそうで、14歳の時に理事になったそうだ。学校に行っている方が格段に楽だそうだ。答えなんかない課題が与えられるし、会議にも参加するし、出張もあるし、ヒーヒ―言いながら苦しんでいても誰も構ってくれないどころか、弱音を吐くと課題が増えるそうだ。そして、課題は自分で見つけなさい、与えられている内は養ってもらっているのと同じだと言われるそうだ。2020年6月に自転車に乗っていて自動車に轢かれたそうだ。その後7月から不登校で、8月に理事になり、皆に勇気を持ってもらうために10日間で四国一周1000kmに挑戦したそうだ。著者が幼い頃から父親に言われていたことだそうだ。・変な人になりなさい、人と同じでは駄目です。・証拠を見ても信じるな。証拠を見せようとする意図を探りなさい。・恥ずかしいと思うのをやめなさい。恥ずかしいを捨てたら人生無敵です。・ダメな自分を見付けたら、駄目な自分の葬式をあげなさい。良い自分だけ生きなさい。・バカと言われ腹が立つならやっぱりバカです。・歴史を知りなさい。歴史は権力やお金の流れを追いなさい。著者は政治家にいい印象を持ってないそうだ。売国奴、バカ、アメリカの犬、守銭奴、裏がある、口先だけ、居眠りをする、偉そう、嘘つき、狐狸、傲慢・・・などだそうだ。それでも著者が尊敬する議員は居るそうだ。不登校になって1年が経ち、高校受験も視野に三者面談があったそうだ。そこで、教師が進路をどうしますかと聞いてきて、父親が教師に人間関係をどうしますか、と聞いたそうだ。不登校になった頃教師との間で解決策を見つけようとなったが、1年間放置されていたそうだ。それでも1ヶ月放置されて、著者が電話をしてしぶしぶ日が決まったそうだ。しかし、話し合いにはならなかったそうだ。例えばマスク着用は任意だと知っていたが何故生徒に強制したかの説明はできないなど。著者は色々と証拠を示しながら話をしたが、教師はこれまで何の調査も証拠集めもしてきていなかったそうだ。次に学年主任との話し合い。学年主任はなんとPCR検査が当てにならないと自ら発言したそうだが、PCR検査をすることに疑問はないと言っていたそうだ。次に校長との話し合い。何故著者を1年間も放置したのかを聞いたら色々なことがあって動けなかった申し訳ないだって。その後、校長・学年主任・担任・父親と著者の5名での話し合いがもたれたそうだ。父親は義務教育に付いてから話を始めているし、教師達に著者が学習できるようにする義務があるとの認識を確認している。義務があるのになぜ1年間も放置したのかの質問に沈黙だそうだ。教師は学問を教える側の立場であるのに、著者が書いたレポートを検証もせず回答もせず放置して、何故教壇に立ち続けているのか、と聞いても沈黙だそうだ。で、父親は教師達に、著者が不登校になる前に書いたレポートを学校内で公表することや、個々の教師に文書で出した質問へ文書で回答するようにお願いしたそうだ。公立中学校の教師は国から任されて義務教育に従事しているのだから生徒に教える義務があるし、担任はクラスの運営をする義務があるし校長は学校を運営する義務があると著者は言う。著者の疑問に答えずに無視をして放置したことは義務を果たしていないことになるとも。著者の家には著者が生まれた時にはテレビがなく、今でもないそうで、全然困らないと言う。2019年の終わりに新種のコロナウィルスが武漢で見つかったとなり、ファイザーは翌年4月には治験を開始しているが、早すぎると。準備していたのではないのかと。そして、緊急事態宣言とかで世の中が大変なことになっているのになぜ株価が上がるのと。著者は色々なことがプロパガンダだという、新聞を解約しテレビを捨てろと。そして、自分で考えろと。コロナ脳の元凶は教育だという。GHQの教育改革は考えない国民を作ることだそうだが、戦前の教育を受けた教師が現場に残ってた頃は教科書に書いてないことも教えていたが現在の教師にはそんなのは居なくなっているそうだ。イエスマンには特徴があり、上が居ないと「イエス」と言えない。つまり人の上に立てない言われたことだけしかできない国民を作っているそうだ。領空・領海を侵犯されても何もしない国など他にあるでしょうか?スパイ防止法もありませんと。コロナ不景気と言いながら日経平均は上がっていますがおかしくないですかと。最後に、著者が心掛けていることが書かれている。・悩んでも仕方ないことを悩むな。済んだことは済んだこと未来に向けて思考しましょう。寝ている時は意識がない。しっかり生きて寝て(死んで)目が醒めて(生き返って)新しい生を楽しもう。・理屈と行動は違う。いくらいい理屈でも行動しなければ意味がない。・自分の為にではなく人の為に行動しよう。・誰でも唯一無二なんだから人真似をせず、100人に1人位の技量を身に着けよう。これをもう一つ身に着けると日本では大体上位0.01%の位置になるそうだ。なかなか凄い。・世の中の99%に嫌われても1%に支持されるのなら結構素敵ですよ。・スタートする前にゴールを体験しておいた方がいいそうだ。計画をしてゴールするまでを想像して、実際にゴールするとその嬉しさは倍増するそうだ。私の読書記録索引はこちらをクリック。
2023.01.08
コメント(0)
朝八時平成7年の作。JCBカード会員誌「THE GOLD」に毎月谷川俊太郎が誌を連載していて、その一つに小室等が曲を付けたもの。作詞が谷川俊太郎、作曲が小室等。歌詞は以下の如くです。1.朝八時舗道に 歩道にそれぞれの影をひいて 人々は急ぎ足、人々は急ぎ足 ドルと円とフランとポンドが渦巻く 退屈で騒がしい一日の始まり2.朝八時誰もが 心の中で何かを呟いていて 誰にも人の呟やきが呟きが聞こえない ビルの肩からは朝陽 何度も繰り返しても日ごとに新しい朝陽3.朝八時人波に 人波にもまれながら私は呟やく 一番大切な大切な人はただ一人 その人が見つからない不幸せ その人を探し続ける探し続ける幸せ「ギターと歌おう」はここをクリック
2023.01.07
コメント(0)
うたうだけ昭和33年の作。作詞が谷川俊太郎、作曲が武満徹。歌詞は以下の如くです。1.難しい言葉は要らないの 悲しい時には歌うだけ 歌うと歌うと歌うと 悲しみは膨れる 風船のように それが私の喜び2.慰めの言葉は要らないの 悲しい時には歌うだけ 歌うと歌うと歌うと 悲しみは膨れる 風船のように それが私の喜び それが私の喜び 「ギターと歌おう」はここをクリック
2023.01.07
コメント(0)
群青昭和56年、谷村新司の歌唱でレコード発売。作詞・作曲共に谷村新司。歌詞は以下の如くです。1.空を染めて行く、この雪が静かに 海に積もりて波を凍らせる 空を染めて行く、この雪が静かに 海を眠らせ、あなたを眠らせる 手折れば散る薄紫の 野辺に咲きたる一輪の 花に似てはかなきは人の命か せめて海に散れ思いが届かば せめて海に咲け心の冬薔薇2.老いた足どりで思いをめぐらせ 海に向かいて一人佇めば 我より先に行く不幸は許せど 残りて悲しみを抱く身の辛らさよ 君を背負い歩いた日の 温もり背中に消えかけて 泣けとごとく群青の海に降る雪 砂に腹這いて海の声を聞く 待って居ておくれ、もうすぐ還るよ3.空を染めて行く、この雪が静かに 海に積もりて波を凍らせる 空を染めて行く、この雪が静かに 海を眠らせ、あなたを眠らせる「ギターと歌おう」はここをクリック
2023.01.07
コメント(0)
HINOMARU平成30年、RADWIMPSの歌唱で発売。作詞・作曲共に野田洋次郎。歌詞は以下の如くです。1.風にたなびくあの旗に古(イニシエ)よりはためく旗に 意味もなく懐かしくなり込み上げるこの気持ちはなに 胸に手をあて見上げれば高鳴る血潮、誇り高く この身体に流れゆくは気高きこの御国の御霊 さぁいざ行かん日出づる国の御名の下に どれだけ強き風吹けど遥か高き波がくれど 僕らの燃ゆる御霊は挫けなどしない 2.胸に優しき母の声、背中に強き父の教え 受け継がれし歴史を手に恐れるものがあるだろうか ひと時とて忘れやしない帰るべきあなたのことを 例えこの身が滅ぶとて幾々千代に、さぁ咲き誇れ さぁいざ行かん守るべきものが今はある どれだけ強き風吹けど遥か高き波がくれど 僕らの沸(タギ)る決意は揺らぎなどしない どれだけ強き風吹けど遥か高き波がくれど 僕らの燃ゆる御霊は挫(クジ)けなどしない 僕らの沸(タギ)る決意は揺らぎなどしない「ギターと歌おう」はここをクリック
2023.01.07
コメント(0)
面影橋から昭和48年、及川恒平の歌唱でレコード発売。作詞・作曲共に及川恒平。歌詞は以下の如くです。1.面影橋から天満橋 天満橋から日影橋 季節外れの風に乗り 季節外れの赤とんぼ 流してあげよか大淀に 切って捨てよか大淀に2.いにしえ坂から、わらべ坂 わらべ坂から五番坂 春はどこから来るかしら 風に吹かれて来るかしら 巡り巡る思い出に 歌を忘れた影法師「ギターと歌おう」はここをクリック
2023.01.07
コメント(0)
小さな空昭和37年、TBS連続ラジオドラマ『ガン・キング』の主題歌で、歌唱は石川セリ。作詞・作曲共に武満徹。歌詞は以下の如くです。1.青空見たら 綿のような雲が 悲しみを乗せて 飛んで行った ※いたずらが過ぎて 叱られて泣いた こどもの頃を憶(オモ)いだした2.夕空見たら 教会の窓の ステンドグラスが 眞赫(マッカ)に燃えてた ※以降繰り返し3.夜空を見たら 小さな星が 涙のように 光っていた ※以降繰り返し「ギターと歌おう」はここをクリック
2023.01.07
コメント(0)
全11件 (11件中 1-11件目)
1


