GOlaW(裏口)

2005/11/19
XML
カテゴリ: ライトノベル/TRPG
システムより先行して出版された小説第一巻 を、ようやく読破しました。
 後書にある『企画進行中に類似のストーリーが発表されて凹んだ』とありましたが、恐らく 『シャーマンキング』 のことでしょうね(苦笑)。
 おかげでインパクトはちょっぴり弱いかもしれません。
 阪神間在住の方なら、知っている地名・固有名詞のオンパレード(例:『ポートライナー』『六甲アイランド』etc.)に親しみがもてると思います(ちなみに右の写真は神戸元町。震災の記録として周りに手書きタイルが埋められています)。

 ちなみに第三話、SMAPファンで勘が鋭い方なら『ちょっと待て』と言いたくなるかも(詳しくは最後に)。

 小説そのものの感想は <読書メモ> に譲るとして。



“阪神大震災で物理世界と精神世界の境界が破れた現代。
 精神世界の『世界樹』が降らせる『オーバーシード』は、『ユウレイ』というツギハギ精神体を生み出す。
 主人公達は『魂の技芸』を用いて、その『ユウレイ』を操り、『ユウレイ』による騒ぎを治めていく”

 『ポケットモンスター』や『デジモン・アドベンチャー』、『金色のガッシュベル』などのアニメや、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のどれかを知っているなら、イメージを掴みやすくて遊びやすいかな。
 もちろん『シャーマンキング』が一番近いんだけれども。


 ゲームとしての問題は『魂の技芸(ソウル・アート)』と思われます。
 これは“気力体力を食われないよう、芸術を作ることで情熱や神経を一つに統一し、ユウレイに注ぎ込む”必殺技のようなもの。
 小説なら“サキソフォンの『ビバップ』演奏”“スティックダンス”などがあります。
 これは真面目な話、音や動画が無いといまいちピンときにくいんです。
 例えプレイヤーがキャラを創作しても、周りにその迫力を伝え難いのが難点じゃないでしょうか。

 ただ、アニメや芸能界などにモデルがいるとかなり理解しやすいかな、とも思います。
あるブログの『タップダンスで写真家さんを泣かせた』 というエピソード。ちょうどこれは、“苦しみや悲しみややるせなさなどの、臨界寸前の負の感情をタップのステップで昇華する”シーンでした。
 『魂の技芸』というものがあるのなら、こういったものを言うのかもしれませんね。
 実際にプレイする時には、持たせる技能に関連したVTRやCDを持ち寄って最初に見せ合うといいと思います。


 肝心のルール&システムについては、今月米国発売の『GURPS SUPER 第四版対応』の再編成されたものになるらしいです。

 …さて、いつになるかな(遠い目)。


 頑張ってください、SNEの皆様。
 完成度の高いリプレイ&ルールブックの発刊を、阪神間在住ファンが心からお待ちしております。


 余談ながら。
 虎川武(タケシ)とシンゴ、そして草薙たりたの組み合わせに思わず吹きました。
 全員の名前や特徴を、一旦バラバラにしてから組み合わせなおすと、良く知っている二人組になります(笑)。
 キャラの設定責任者さんが誰か、ものすごく知りたいです。

 …『百鬼夜翔』でも友野さんが小説で『黄泉がえり』ネタ使ったり、リプレイで“木村君そっくりに化けてる猿”を出したり。
  SMAPってこんなところにも影響を与えてるんですよね。応援してるファンですら、改めて『化け物グループ』と実感しました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/11/19 04:22:45 PM
[ライトノベル/TRPG] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

 こちらはSMAP、ケディ・ティン、チェヨン(ジニー・リー)ファンの管理人によるHP、
GOLAW の裏口になります。
 よろしければ正面玄関にも足をお運びください。

 なにかあれば、Web Crapでお知らせください。(ブログコメント欄は閉じています)

西遊記関連の記事一覧
その他のドラマ記事一覧



このブログおよびHPの画像は全て 素材サイト様 のものです。無断使用禁止。

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: