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2013/07/10

JOY!!、掌の世界

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　大変遅くなりました、大分前にゲットはしていたのですが、感想UPです。

＜JOY!!＞

　この歌が主題歌の『幽かな彼女』、まだ第四話の途中までしか見れていないという大惨事の状況です（滝汗）。
　でも本当にドラマの世界観とばっちり噛み合っていて、それが私の中では高ポイントです。

　もちろん、それぞれを切り離してもどちらもすごくいい作品だと思うんです。
　でも「あの頃の僕ら」、その言葉がドラマの世界観をがっつり補強して更に良くしているんじゃないでしょうか。

　夢を信じていた新米教師だったころかもしれない。
　まだ生きていた頃の記憶かもしれず。

　もっと幼くて、素直だったころかもしれない。

　どうしようもない出来事やトラウマを抱えているはずの彼らが、吹っ切ると同時に曲の雰囲気そのままに軽々と飛び越えるさまを観ながら。
　そんな事を聞きながらふと思いました。

　明るくて良い感じに力を抜ける、すてきな曲です。

＜掌の世界＞

　管理人の趣味を知っている方なら簡単に予測できると思いますが。
　私はこういう深読みや色んな想像のできる歌詞が大好き！

　『螺旋状に散らばった記憶』『記憶の鍵をつないで』『光になって』……種としての記憶、DNAの情報を読み取って再構築する体の仕組み、世代交代をそれぞれ想像したりしました。
　既に去ってしまった命を惜しみ、掌で書き記して、活字か絵の何れかは問わずとも、『Rebirth＝再誕』させようと。それに宿る魂が再び去らないように、そっと魔法の様に願いを込めていく。
　それが絶滅してしまった生命への祈りなのか、自分に連なる全ての生命への感謝と愛なのか、いずれにも取れますが。そんな場面を想像しました。

　最初はセカイ系と言われるアニメや物語を連想する歌詞から始まって驚きましたが、聴き進めるうちに切なさと壮大さを感じて思いっきり惚れました。

　PVの方はSMAPのみなさんがとんでもなくカッコいいです。水と掌、憂いと哀しみを込めた表情にぜひ惚れてください。