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食べ方に関してのチェルノブイリからのアドバイス本。Kすみ昨年の12月23日の当ブログですが、次回分の参考として再掲載です。 ↓ 『食べ方に関してのチェルノブイリからのアドバイス本。』物事には経験と経験から得られる経験則がなにより役に立つ・・・ということで、ロシアの関連本のご紹介です〔前回は こちら 〕。 福島市の各地で、収穫された玄米から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが、連続して見つかっている問題〔サンプリングに関する当ブログの話は こちら 〕 から・・ベルラド放射能安全研究所のウラジミール・バベンコさんの書かれた本 『自分と子どもを放射能から守るには』 を購入しました。 知って守る・食べて守る・この地で生きる という 3つの章からなる本 です。 注目は〔もちろん日本の暫定規準値よりも厳しい〕1999年に設定されていたというベラルーシの食品の暫定規準値です。それが購入の目的でした。しかし実際に本を手にとり、個人的に感銘を受けたのは、それよりも むしろ 放射能が心配な食品ばかり。それをいかにして食べるか。という、より生活に密着した実践的な本の姿勢でした。 加えて、カラーイラストを多用し、“誰がよんでもわかり易くしよう”と工夫されている点にも、好感を持ちました。のの ののまさに 経験則! から生み出された本だなと、おもわずにはいられなかったです。“コメのセシウム汚染は少ない”という日本の情報があったがために、いままで手にとっておられなかった人には、いままさにお薦めの本です。 大事なものは、先人の知恵とたくさんの経験・・そう思います。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2012.03.30

マニフェストを信じて投票し、後悔の念でいっぱい。Nすみこの番組をみた時には・・・野党のみなさまが、残念な気持ちを代弁してくださった気がして、わたくし、テレビに向かっておもわず快哉を叫びましたよ/笑。そんな番組が、3月18日のNHK「日曜討論」でした。現状を再認識するためにも、よろしかったら ご参考に。番組の内容については以下のようになります。 ↓『NHK「日曜討論」で、消費税率を引き上げるための法案について、民主党は、党の事前審査を経て方向性を示し、与野党で議論したいという考えを示したのに対し、野党側からは、社会保障改革が不十分だとか、税率の引き上げ自体に反対だという意見が出されました。この中で、民主党の一川参議院幹事長は、党内で消費税率を引き上げるための法案の事前審査が続いていることに関連し、「与党の責任を果たすため、論点を整理して国民の意見を吸い上げるなかで、しっかりと方向性を見出す必要がある。近いうちには方向性が示されると思うので、そのあと野党と大いに議論を深めていきたい」と述べました。国民新党の亀井政務調査会長は「法案には賛成できない。消費税は上げないと言って政権をとった。国民新党との連立合意文書にも消費税は上げないと書いてある。国民にうそをつき、国民新党との約束も破ることに、不退転の決意で臨まれても困る」と述べました。自民党の溝手参議院幹事長は「前回の参議院選挙で公約しており、引き上げそのものに大きな抵抗感はないが、短時間労働者の問題も含め、年金問題は徹底的に議論しないといけない。これをいいかげんにして、消費税増税にいくのは問題だ」と述べました。公明党の木庭参議院幹事長は「消費税を議論する前に、社会保障改革の全体像を示すことやムダをなくす努力、景気回復などの前提条件があるがそろっていない。社会保障を置き去りにした消費税増税だけの改革は、国民の理解は得られない」と述べました。みんなの党の水野幹事長代理は「増税の前に、特別会計にメスを入れ、デフレ対策を優先すべきだが、野田政権は増税にしか熱意が感じられない。自民党も政権を取り戻せば10%にすると言っており、2大政党の安易な増税路線に断固反対する」と述べました。共産党の井上参議院幹事長は「増税反対の国民の声が広がっており、耳を貸すことなく、法案を出すことはあってはならない。むだづかいを続けたままの増税で、社会保障の切り下げと一体だ。経済に大きな打撃を与えて財政をさらに悪化させる」と述べました。社民党の吉田参議院幹事長は「社会保障をだしにして消費税増税ありきという姿勢で問題だ。一体改革と言う前に、貧困、格差の問題をどのようにしていくのか、しっかり取り組むことが必要だ。社会保障と年金を政争の具にするべきではない」と述べました。たちあがれ日本の片山参議院幹事長は「総理大臣も出席して素案をまとめ、大綱を閣議決定したのに、また根っこから議論するのは、民主党がマニフェストのけじめをつけていないからだ。国民が反対しているのは、増税は認めても、先行きの不安や景気の問題があるからだ」と述べました。』↑ 以上です。 この演説 を 聴いたら、誰でも投票したくなりますよ、それは。 また 声に張りがあるんですよね、これが。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2012.03.29

農業の「6次産業化」でおこるリスクもある。Hすみボツリヌス菌による食中毒事件を知ったときに思い出さずにはおられなかったのが、当ブログの3月05日分の、まさにこの記事です。このニュースの中の、記者会見する社長の姿には、事故を起こしたことに対する反省とともに〔食中毒を出そうと思ってだしたわけではないでという〕ある種の無念さを感じずにはおられません。というわけで、農業の6次産業化でも充分におこりうるであろうケースとして、ご参考までによろしかったら。 ↓『農業の「6次産業化」でおこるリスクもある。』来年度農業予算で 農家などが加工や流通事業に進出して収益化をはかる「6次産業化」に ついては、官民の「農林漁業成長産業化ファンド」(仮称)で支援。創 設資金として300億円を計上された。ということから、熱い注目を浴びる 「農業の6次産業化」ですが・・・前回は、「しかし、6次産業化〔農商工連携も含めて〕の取り組みは、現時点でさえ山ほどある」という現実を お知らせしました。 こちら 。そして今回は、もう一歩踏み込んで、6次産業化でもっともありがちな 農産物を食品加工をすることで利益率を高めるという6次産業化の最大のウリポイントを例にとって、発生しがちなリスクを考えてみることにいたしましょう。たとえばですね、 農産物を加工して販売していた漬物に異物が混入したといったケースはどうでしょう。さらには 製造販売した惣菜や、農家レストランで提供した食事が原因で食中 毒事故が発生したというようなケースはいかがでしょう。そう・・・たしかに農産物を食品加工し販売することで、利益率はあがるかもしれません。しかし、食品加工し販売するということは、同時に農産物を販売しているだけではおこりえなかったリスクもまた発生する可能性もあるということを考えておかねばならないということなのです。つまり ただの農産物の販売には適用されないけれど、 農産物を加工した場合は「製造物責任法」が問われるということなる。6次産業化を計画するということは、こういった不慮の事態が発生する場合を常に考えておかねばならないということでもあるのです。 メリットには、かならずデメリットがついてくるということですね。そういったわけで、農業経営に対するわたくしなりのアドバイスなのですが、なによりいいたいのは、利益率をあげる方法は農産物加工ばかりがその方法ではないということです。たとえば農産物の秀品率を上げることでもいい。農産物の糖度とか機能性とかの品質面を向上させる事もそうでしょう。収穫量をあげるのもいい。その地域における珍しい作物を作るという手もある。そうすることで、6次産業化を計画したことによるデメリットに関係なくできた農産物を 既存の食品業界に高く買い取ってもらうことでも利益率を上げることは可能だということなのです。いじょう、優れた農産物や人気のある農産物を作るという農業本来の営業努力を積み重ねることもまた、〔より簡単に〕利益率をあげる方法だというおはなしでした。。 果物生産の話しです。 高値が期待できるからと、全国で一斉に“早生”“極早生”品種を奨励 しちゃったら、“晩生”のほうがよくなっちゃったなんて話は 農業界では ごろごろ。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2012.03.27

ボツリヌス食中毒・・・商品名に関するニュース。Hすみ前回の 「ボツリヌス食中毒発生についての厚労省報道。」 につづいて製造業者によって自主回収されはじめた商品の、具体的な名前が報道されています。 読売新聞による こちら 。いまのところ、「夫婦が食べた商品の入手経路や賞味期限、保存状態などは不明で、県によると26日現在、同様の被害報告はない。」ということですが、強い毒素を作るボツリヌス菌が検出されているいじょうは、充分な注意が必要でしょう。▼ 地元の岩手日報によるニュースは こちら 。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
2012.03.27

ボツリヌス食中毒発生についての厚労省報道。Hすみ本日3月26日、厚労省・医薬食品局食品安全部監視安全課食中毒被害情報管理室から、報道関係者各位へのつぎのような発表がなされました。↓「ボツリヌス食中毒事例の発生について」 本日、鳥取県からボツリヌス毒素を原因とする食中毒患者(2名) が発生したとの連絡がありました。毒素が検出された検出食品の 入手の経路、保存状況等について調査中ですが、ボツリヌス毒素 による食中毒の重篤性を考慮し、厚生労働省から別添のとおり 全国の地方自治体を通じて消費者や医療機関への情報提供、注意 喚起を行ったのでお知らせします。厚労省の関係ページは こちら 。 ↑そして この報道発表を受けて、たとえば 東奥日報では速報として 「あずきばっとう」中毒で回収と 題するページ をネット上に掲載しています。なお、食中毒事件に関するニュースは 以下のとおり。 ■ ボツリヌス菌食中毒、5年ぶりに発生 読売新聞 ■ ボツリヌス菌の食中毒で夫婦が意識不明 日本テレビ ▼ 「あずきばっとう」等、対象となっている商品の回収が急がれています。「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜」
2012.03.26

『除染には客土という手も。』Kすみ「土の表面をはぐのがいちばんいい」という除染作業に関する2011年の8月のニュースを聞いたときに、この作業で発生するであろう膨大すぎる土のイメージ具体的に表した回 に続いて、普段から“土”に関することの多い農業関係者として思うにいたったのは、「剥ぎ取るよりも盛り土するのが簡単であり現実的ではないのか」ということでした。6け月経過したいま、今回はその9月分の再掲載となります。よろしかったら、ご参考に。 ↓『出来の悪くなった土地に、新しい土を搬入するという農業技術』「新しい土地の圃場では作物がよくできる」・・・これは良い営農成績をあげておられる農家さんに共通の認識です。 土地の土壌の分析をしてみても、それははっきりと確認することが可能あり、そのような土地でよく見受けられる特徴は ● 全体的に土の養分が不足傾向にある ● 土の構成成分であるミネラルのバランスがとれている ということになります。 そうなんです・・・あるミネラルが極端に不足したとした場合、対策としてその不足したミネラルを補足していけばよいわけですから、 まあわかりやすい話ですよね〔ヒトで考えれば、痩せている方では とりあえず食べてもらえばよいわけですから〕。 問題は、、長年の耕作による影響で ● 全体的な土の養分が過剰傾向にある ● 養分のいくつかが過剰にあり、ミネラルのバランスがとれない ときです。 たとえば、植物の生育に良いからといって、あるミネラルばかりを過剰に、何回も・何年にもわたって施用すると、ミネラル間のバランスが崩れ、それぞれのミネラルの間で反発がはじまることがあるんです〔拮抗作用とよばれますよ〕。そうなんです、肥満と、それに伴う減量となると、これはとにかく大変なんです〔これは人の場合でも同じですよね〕。 そして、対処法です。まずは ● 過剰になりすぎた特定のミネラルをやらない という方法があります。ただし、この方法では、作物を作りながらとなりますので、これに伴う技術もむずかしいし、時間もかかることになる。 そこで、もっともてっとりばやい方法として、昔から行われているのが、 山土などの、痩せてはいますが ミネラルに富んだを土を、問題の出た土地に搬入するという方法があります〔土を土壌改良剤として利用するわけですね〕。実際の農業の現場では、ハウス10アール当たりに数十トンの山土を搬入したなんて話は、よくあるんですよ。 ということで、文中の過剰になりすぎた特定のミネラルという部分が、今回のセシウムにあたるわけです。現在、始められた除染作業について、たとえば ● 大量に剥ぎ取る土が出るが、その保管先がみつかりにくい ● 使用された水の流れ着いた先で線量が数倍に高まる可能性があるという2つの問題が報道されています。いわゆる除染作業が結果的に放射性物質を周囲に広げるのではないかという点が懸念されているわけですね。そんなときにおもいあたったのが、この『出来の悪くなった土地に、新しい土を搬入する』という、『客土』とよばれる土壌改良法であるわけです。簡単に言えば問題のある土地に新しい土を搬入することで 問題を“薄める” という行為あったわけなのです。問題が解決するわけではありませんが、〔汚染の程度の軽い土地では〕とりあえずの現実的な対応策として使用できるケースもあるのではないでしょうか。▼ とりあえずの対策ではありますが、剥ぎ取るよりも盛り土をするほうが、 作業効率はよいもの。それはセシウムによる二次汚染をすこしでも軽減 することにつながります。 「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」
2012.03.23

『除染作業で取り除く土って、ほんとうに大量になります』Kすみ「土の表面を剥ぐのがいちばんいい」という除染作業に関する2011年の8月のニュースを聞いたときに、普段から“土”に関することの多い農業関係者としてまず思ったのは、この作業で発生するであろう膨大すぎる土のイメージでした。そこであくまで具体的に、「1メートル × 1メートル の面積の土地の、土の量」の説明からはいったのがこの回でした。6け月たったいま今回は当時を検証する意味で、その再掲載第一回となります。よろしかったら、ご参考に。 ↓ 『除染作業で取り除く土って、ほんとうに大量になります』 『放射性物質:取り除くには…地道に土の表面はぐ』という ニュースをみました。 こちら 。 このニュースを聞いて最初に頭に浮かんだのが、大量にでる土の映像でしした。 そうなんです、作物栽培指導という仕事がら一般的な農業における田畑の土の入れ替えなどに立ち会うことも多いのですが・・・そのときに実感するのが“土というものは、とにかく大量にでる”ということなんです。 たとえば、 深さを 1センチ と すると ● 1メートル × 1メートル の面積の土地の、土の量は 10キロ ● 1坪当たりの土の量は、33キロ になります。 深さを 10センチ にすれば ● 1メートル × 1メートル の面積の土地の、土の量は 100キロ ● 1坪当たりの、土の量は 330キロ に なります。 同じように、深さを15センチ にすれば ● 1メートル × 1メートル の面積の土地の、土の量は 150キロ ● 1坪当たりの、土の量は 495キロ と、なります。 試しに、あなたのお宅の庭の面積や、家屋の坪数をかけてみてください。“土というものは、とにかく大量にでる”ということがわかります。 そのような現実の土の量を推測することで、確実にいえること。それは、 まず 人力だけでは、とても無理だ ということ。“土の入れ替え”には、当然のことながら〔ユンボや大型ダンプといった〕重機がかかせない大掛かりな作業になるということ。 そしてもうひとつ、 とても時間がかかるだろう ということです。 ▼ 〔この土の量を考えれば〕放射能汚染の・放射線被曝の問題は、 5年・10年、さらにその先へと続く、文字通り「長期戦」を覚悟して 取り組むべき課題となりそうですね。 「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」
2012.03.23

まずは海外で発表し“後は流れでお願いします”?Nすみまたまた 野田さんがまず最初に海外で発言し、“外国と約束しちゃったんだもんね”とばかりに、したり顔で政治を進めていくのかとおもうと、いいかげん うんざりしてしまいます。恒例となった海外先行発売の 野田ドクトリンって、いったい。というわけで、昨年の11月の当ブログですが・・・そのまんま再掲載です。だって状況がまったくおなじなんですもの/苦笑。 ↓『まずは海外で発表し、後は流れでお願いします?』ほとんどの野党や、連立を組む国民新党の反対、さらには自らの所属する民主党の“慎重対応”するようにとの提言をよそに 〔 こちら 〕、一部報道にみられるように、それでも 野田総理が、自らの政治判断で、消費勢上げに続いて、TPPへの参加に対する表明を国際舞台でおこなったというのであれば、 野田総理の政治手法は、『独断・横暴と厳しく批判された菅直人前首相』以上に 独断・横暴 なものだといえますね。 低姿勢で、議論と対話を重視するといいながらだけに、よけいにワンマンぶりが際立ちます。 こういうやり方には、やっぱり のださんのださん 〔野田さんの打算〕っていいたいです。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2012.03.22

TPP交渉参加に関する政府説明会が各地で開催中。Nすみ全国の市町村長会が、TPP交渉に参加することに反対の姿勢を示しているという状況の中で、『TPPに関する政府説明会』が全国で開催されています。たとえば 2月7日には 高知、2月16日には 宮崎、そして3月15日には 鹿児島で開催といった具合です。ちなみに宮崎大会には、説明者として 内閣官房内閣総務官室企画官が、随行者として 内閣官房副長官補付内閣官房主査と、 農林水産省国際経済課国際交渉官が出席されましたよ。そのような政府説明会において、気になるのは会の内容ですが、「10年以内にすべての関税を撤廃するのが原則」など、これまで日本が守ってきた分野に重大な影響があることは否定しないという説明は、まあわかるとして、会における説明のあとの質疑内容でどうしても気になってしまう部分であることで問題となっている混合診療や政府調達や農業などの分野についての質疑の回答に 「明らかでない」 「対象となる可能性は否定できない」 「さらなる約束を求められる可能性はある」 といったTPPを語るうえで定番になったともいえる言葉を説明として用いることの多い回答には、正直いって落胆させられました。さらにダメ押しには、こんな 常套句です。いわく・・・ 「議論にはなっているが、首相は守ると言っている」なんですもの/笑〔まるでひとごとですよね〕。しかし、そんな会の内容であってもですね、参加して確信したことはありました。それはこの会についての認識です。 会の内容がお粗末すぎると、「内閣によるTPPのPRの場であるは ずの説明会」は、県民あげてTPPに反対する姿勢を政府に示す会」に変貌しまうという事実です。これを知ったのは収穫でした。ちなみに鹿児島の説明会を伝えたニュースは こちら 。 とはいったものの会を重ねるうちに、内容が進化するやもしれません。 お近くで開催される場合は、ぜひ、あなたも ご参加を。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2012.03.16

TPPへの参加に反対する特別決議〔全国町村長大会〕すみ 2011年12月の記事ですが、次回分の資料として再掲載です。 ↓12月01日におよそ1500人が出席して開催された全国町村長大会において、会は政府が協議入りを決めた環太平洋連携協定(TPP)への参加に反対する特別決議を採択しました。 「不十分な情報開示や社会や経済への影響の見極めもないまま、国民の不安や懸念をよそに『平成の開国』といったムードに流された議論ばかりが先行している。今のままでは、地域そのものの崩壊につながっていくとしか考えられない」という考えに基づくものです。 これは10月29日の常任理事会・政務調査会でのTPP参加の撤回を求める緊急決議と、11月4日の決議の政府への要請につながるものとなります。 来賓として出席していた野田総理大臣は、このTPP問題に関して、 「交渉参加に向けて、政府が近く関係国と事前協議に入ることについてアジ ア太平洋の成長力を取り込む観点から、今後、十分な国民的な議論を経て、 あくまで国益の視点に立って結論を得たい」 と、いつもどおりの〔 まじめではあろうけれど、どこかがずれていると揶揄されることの多い〕主張を述べられたということです。 ・・・それにしてもです。 こういった町村長会の動きをとりあげたマスコミのニュースの少なさといったらどうでしょう。「日本の美しい農村を守る」とした野田総理の言葉に登場するその美しい農村の、現場の長たちの言葉であるというのに。 また、せっかくとりあげてくれたのはいいのですが、NHKのニュースの表題も拍子抜けせざるを得ませんでした。 「首相 町村長にTPP理解求める」なんですもの。ここはやっぱり「全国町村長大会においてTPPへの参加に反対する特別決議を採択」といってほしかったなー。 ◎ 関連記事 「苦言を呈する人が、苦言を呈された話し」は、 こちら 。 宝塚のかっこいい男役を連想した、佐藤ゆかりさんの国会質問は こちら 。 だからでもないのですが、こんな話し は、できるだけ多くの みなさんに知っていただきたいですよね。 「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」
2012.03.16

農業の「6次産業化」でおこるリスクもある。すみG来年度農業予算で 農家などが加工や流通事業に進出して収益化をはかる「6次産業化」に ついては、官民の「農林漁業成長産業化ファンド」(仮称)で支援。創 設資金として300億円を計上された。ということから、熱い注目を浴びる 「農業の6次産業化」ですが・・・前回は、「しかし、6次産業化〔農商工連携も含めて〕の取り組みは、現時点でさえ山ほどある」という現実を お知らせしました。 こちら 。そして今回は、もう一歩踏み込んで、6次産業化でもっともありがちな 農産物を食品加工をすることで利益率を高めるという6次産業化の最大のウリポイントを例にとって、発生しがちなリスクを考えてみることにいたしましょう。たとえばですね、 農産物を加工して販売していた漬物に異物が混入したといったケースはどうでしょう。さらには 製造販売した惣菜や、農家レストランで提供した食事が原因で食中 毒事故が発生したというようなケースはいかがでしょう。そう・・・たしかに農産物を食品加工し販売することで、利益率はあがるかもしれません。しかし、食品加工し販売するということは、同時に農産物を販売しているだけではおこりえなかったリスクもまた発生する可能性もあるということを考えておかねばならないということなのです。つまり ただの農産物の販売には適用されないけれど、 農産物を加工した場合は「製造物責任法」が問われるということなる。6次産業化を計画するということは、こういった不慮の事態が発生する場合を常に考えておかねばならないということでもあるのです。 メリットには、かならずデメリットがついてくるということですね。そういったわけで、農業経営に対するわたくしなりのアドバイスなのですが、なによりいいたいのは、利益率をあげる方法は農産物加工ばかりがその方法ではないということです。たとえば農産物の秀品率を上げることでもいい。農産物の糖度とか機能性とかの品質面を向上させる事もそうでしょう。収穫量をあげるのもいい。その地域における珍しい作物を作るという手もある。そうすることで、6次産業化を計画したことによるデメリットに関係なくできた農産物を 既存の食品業界に高く買い取ってもらうことでも利益率を上げることは可能だということなのです。いじょう、優れた農産物や人気のある農産物を作るという農業本来の営業努力を積み重ねることもまた、〔より簡単に〕利益率をあげる方法だというおはなしでした。。 高値が期待できるからと、全国で一斉に“早生”“極早生”品種を奨励 しちゃったら、“晩生”のほうがよくなっちゃったなんて話は 農業界では ごろごろ。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2012.03.05
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