『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

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chang-wei

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May 18, 2004
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カテゴリ: カテゴリ未分類
なんだこの「トラック野郎」って機能はよぉー!!

露出度アップとか書いてあるけど、あんまり露出しなくていいよ。そういう年頃でもないしね(爆)。

「伊東家の食卓」は殆ど見逃したー!!
引越しに役立つウラ技とか、古本のさばき方とか、何かしら自分の役に立つネタを見たかったのだが・・・。

今、酒井順子しゃんの「たのしい・わるくち」というのをちらちら読んで楽しんでおります。
この酒井さんは、「負け犬の遠吠え」という本が去年話題になりましたな。

「負け犬」というのは、こと現代の、資本主義経済の自由競争社会においては、はてしなく悪い意味で用いられてきた言葉であり、
「負け犬根性丸出し」、「負け犬がいつまでもほえてんじゃねーよ」

自分も「負け犬」にならぬよう、だとか、呼ばれぬよう、だとか、そんなことばかり考えて生きてきたわけであります。

なので、自分のことを「負け犬」だと言ってのけるこのヒトを見て、びっくりするとともに、「負けちゃってるもなあしょうがないじゃない」というスタンスに、豪胆さというか、
「なんて自己洞察のできてるヒトなんだろう!!」と思ったりしたわけでございます。

さて、この「たのしい・わるくち」は、タイトルのとおり悪口がテーマです。
でもって、タイトルのとおり、悪口は楽しい、ということを前提に話が展開されていくわけですね。
なおかつ「私は悪口が好きなのよ」というのを堂々とのたまわっている。

対象は、筆者の目線の中にある様々な分野にわたったものでございます。「自慢しい」に始まって、カマトト、おっちょこちょい、負けず嫌い、ケチなど、まだまだあります(笑)。

ただ、酒井さんはこれらの悪口を駆使する前に、自分をよくわかっているヒトなわけですね。
それを云っても許されるヒトとダメなヒトとか、いますよね。
それに、悪口がもたらす影響について、よく分析をしている。相手がどんなふうに傷つくとか、悪口を発する自分にとって、そのときの快感とか後味の悪さとか。

なので、使い分けが上手い。

なんか、悪口本というのは、どっちかというと、手放しで前触れもなくはじまってるものが多い。
なので、それだけ自分に降りかかってくる反動というか反応も甘んじてうけとめなければいけないのですよ。

そういう意味では、上手く悪口を駆使してストレス解消してくださいねー、という感じの本なんですねー(^^)。
文春文庫で発売中でございます。





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最終更新日  May 18, 2004 09:22:29 PM


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コメント新着

野鳥大好き @ Re:ちょいと試みに・・・(11/21) あのな…、解ったよん。
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) 野鳥大好きさん >やれやれ…でしたね。あ…
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) setattiさん >私のPCも時々おかしくなる…
野鳥大好き @ Re:やれやれ・・・(11/20) やれやれ…でしたね。あはは、赤ちゃんなん…
setatti @ Re:やれやれ・・・(11/20) 私のPCも時々おかしくなるから困ってるん…

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