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2026.03.29
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喜多能楽堂 国有形文化財登録記念 第10回品川能楽鑑賞会


12時00分開場 13時00分開演
全席指定 S席4,800円 A席4,500円 B席4,000円

演目:素謡「翁」(高林白牛口二)、舞囃子「高砂」(友枝昭世)、
   能「羽衣」(狩野了一)、狂言「末広かり」(野村萬斎)、
   半能「石橋」(長島茂、金子敬一郎)



神聖 → 祝言 → 優雅 → 笑い → 迫力
という、能楽の魅力をフルコースで味わえる豪華プログラム。

“翁”で場を清め、
“高砂”で祝意を高め、
“羽衣”で美を堪能し、
“末広かり”で笑い、
“石橋”で最高潮の迫力へ。

まさに能楽の魅力を全部盛りにした特別公演。

初めての能と狂言。事前にパンフレットにてあらすじを読んだけど
正直何を言っているかも分からず。もう呪文のように聞こえて睡魔との闘いでした。
そんな中で面白かったのは狂言でした。
好きな野村萬斎親子というのもあったけど、能より内容が分かりやすかった。



1.【素謡】翁 は謡のみの上演
「翁」の謡のみの上演は、能楽の伝統的な形式を体現するものであり、特に「神歌」としての役割を果たします。この形式では、能楽師が演じる際に、謡い方や舞い方を用いて、神聖な空間を創出し、幸福を招くことを目的としています。また、能楽師は「翁面」を着用し、舞台上で面をつけるという独特の演出が行われます。このように、能楽の「翁」は、謡と舞を通じて、神聖な空間を創出し、幸福を招くことを目的とした儀式的な演目です。


2.【舞囃子】高砂(たかさご)
肥後国・阿蘇の宮の神主・友成が都見物の途中播磨国・高砂に立ち寄り海を眺めていると
老人夫婦がやってきて友成に高砂と摂津国・住吉の松をあわせた「相生の松」の謂われを
語ります。そして自分たちこそ高砂と住吉の神であることを明かし、住吉で待つと言い残
して小船に乗って沖に消えていきます。
友成が老人を追って住吉に着くと月光の満る浜辺に住吉明神が現れ颯爽と神舞を④舞うのでした。
今回は舞囃子の形で住吉に着いた友成が住吉明神の顕現に出会う後半の場面を上演します。


3.【能】羽衣舞込(はごろも まいこみ)
駿河の国、三保の松原に住む漁師の白龍が釣りにやって来ると、一本の松に美しい羽衣が
掛っているのを見つけます。白龍がこれを持ち帰ろうとすると一人の女が呼び止め、
羽衣は自分のものだから返してほしいと頼みます。女の正体は天人であり衣は天の羽
衣と聞かされた白龍は羽衣を国の宝にしようと返そうとしません。
羽衣が無くては天に帰れないと嘆く天人の様子を見ねた白龍は羽衣を返す代わりに
天人の舞を所望します。羽衣を着けた天人は天上の月世界のありさまを語り三保の松原の
春景色を讃えて舞いながら富士の高嶺を超え大空の霞の中に消えていきます。
春霞がたなびき海の光がきらめくなかに翻る天人の舞曲は優麗にして典雅、
清純の情趣を漂わせて見る者を浄化せずにはおきません。羽衣伝説を元にした能を代表する
一曲として広く知られる名曲です。


4.【狂言】末広かり
主人に頼まれた品の意味を知らない太郎冠者が都で詐欺師に騙され、扇ではなく傘を買って帰ってしまうことで起こる滑稽な騒動を描いた喜劇


〈あらすじ〉
果報者(主人)は、祝いの席で目上の人に贈るために「末広がり(=扇)」を買ってくるよう
太郎冠者に命じます。しかし太郎冠者は「末広がり」が何かを知らないまま都へ向かい、
困り果てて町で「末広がりを買おう」と呼び歩きます。

そこへ現れたすっぱ(詐欺師)が、あり合わせの古い傘を「これが末広だ」と巧みに言いくるめ、太郎冠者は大金を払って買ってしまいます。さらにすっぱは、主人の機嫌を直すための囃し歌まで教えて去っていきます。

帰宅した太郎冠者が傘を差し出すと、主人は当然激怒。しかし太郎冠者が教わった囃し歌をうたって足拍子を踏むと、主人もつられて機嫌を直し、二人でめでたく舞い納めます。


言葉は現代ではないけれど、ニュアンス的には分かるので
内容も分かりとっても面白かった。



5.仕舞「岩船」(いわふね)
海中の竜神が八大龍王を呼び寄せ宝を積んだ岩船を守護して住吉の浦に送り届けます。


5.半能「石橋連獅子」(しゃっきょう れんじし)
大江定基という貴人が出家し寂昭法師と号し、日本より入唐渡天して仏教の聖跡を
拝み巡るうち清涼山へと到ります。その麓の深い谷に架かる石の橋を渡って霊地に赴こうと
在所の人を待っていると一人の木樵が現れて、この橋は文殊菩薩の浄土に通じますが
安易に渡ろうとしてはなりませんと戒めます。
もとより人が架けた石橋ではなく、幅は一尺 (30㎝)より狭く、石の上には滑らかな苔が生えて
滑りやすく、長さは三丈 (10m)であるが、谷の深さは千丈(3000m)より深く、
並大抵の修行の心得では渡ることはできないのです。

木樵はさらに橋の由来を語り、向かいは文殊の浄土であるから今に奇瑞があるでしょうと
予言して立ち去ります。

果たしてその言葉の如く、やがて辺りはただならぬ静けさとなり、 文殊菩薩の乗り物である
獅子が石橋の上に豪快に出現。咲き乱れた牡丹の花に戯れつつ勇壮華麗な威勢を示して、
なびかぬ草木もない泰平の世を祝福して舞い収め、獅子の座へと帰ってゆきます。

今回は獅子が現れる後場を半能として上演。



能と狂言を体験できたので、あとは歌舞伎を見に行きたい。
今回の公演で、狂言の方がまだ理解できて自分は楽しかった。






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最終更新日  2026.05.03 18:10:28


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