歌を詠むことと病気を体験することに何か因果関係があるのだろうか。朝日俳壇賞受賞者の四人のうち三人までが何らかの病気を経験しているらしいのです。
因果関係というより、歌・句を詠むことでその苦しみを少なからず和らげることができるということがあるのだろうと思う。病をきっかけに短歌や俳句を始めたという話もよく聞きます。
内面を見つめ、病気とそれに罹っている自分を客観的に眺めることで、病気に取り込まれることから逃れる事が出来る。
自分を客観的にみるということは非常に重要なことだと思いますが、そのきっかけを病というテキストが与えてくれるのでしょう。そして、その逆作用として病気が力になるということが有り得るのでしょう。
そこには”前向きな意思”が、厳然と存在していると言えます。
「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選
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