新聞は後ろから読み始めるという人は結構多いのでしょうか。先ずチラシのチェックをし、TV番組表から読み始めるというのが主婦の習慣?
わが愛妻もご多分にもれず、後ろから読み始めるのが癖だ。TV番組をチェックし、めくって三面記事へ。身近な話題が中心なのでそこそこ時間をかける。そして地方版を経て家庭欄へ。それからやっとスポーツ欄だ。
これでもまだ全体の半分ぐらいだ。ここまで来るとちょっと記事に飽きてくるころだ。
活字は決して嫌いではなく、図書館で借りて読む本は毎月3冊前後あり暇を見つけては読んでいる。そんな彼女も、だんだんお硬くなっていく紙面にモチベーションが下がってくる。
経済面は素通りしても国際面が控えている。ここまで来るとちんぷんかんぷんと言ったところか。多分大あくびが2~3発出て、新聞への興味がほぼ薄れている。政治面になるころはもう頭の中には記事とは関係ない事が浮かび始めている。
そうなるともう先へは進まない。新聞のことなどすっかり忘れて席を立つことになる。
かくして、一面トップに何が書いてあったかを知らないということになる。
新聞を読むのも結構時間がかかるし、根気もいる作業だ。後ろから読み始めたら、大概の人は一面まで辿り着かないでしょう。
新聞は一面トップから読むもの。そのため、各社は一面の見出しに工夫を凝らし構成に心血を注いでいるんだから。勿論、売店での見栄えを考えてのことでもあるが。
私はというと、朝日新聞の「天声人語」が新聞を通して社会との交わる一日の始まりだ。
ここには様々な情報や要素が圧縮されていて、若干600字余りの文章ながら読み応えが有る。色んなヒントや知恵を受けられるこの記事だけは、絶対、最初に読まないと一日が始まらないのです。
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