歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2010.06.16
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テーマ: 短歌(1722)
カテゴリ: 游歌

中国の簡体文字をやうやうとネットに載せむ読めざりしもの



 依頼されて制作中のホームページに 中国語の画歴 を載せてほしいということなので、メールで送ってもらえれば簡単に出来ると思って、二つ返事で引き受けた。

 しかし、これがそう簡単に出来る話ではなく、かなり手こずることとなった。
 「簡体文字」といって、簡略化させた現代の漢字はそのままでは日本のPCに表記出来ないことが判明。コピペしてみてももその簡体文字の部分が「?」で表されていまいまともな文にならない。

 Windowsが対応している中国語に切り替えて見ても、その結果は同じだった。
 ハタと困った。沈思黙考、五里霧中。

 む、そうだ!
 ひらめいたゾ。ワードのテキスト保存で、HTML形式を使えばいいのでは?
 そう、これが上手くいった。ちゃんと原文のまま表示されたぞ!!

 そのままでは形として整わないので、これにHTMLのタグを書き加えて望むべき形にしてみた。うん、上手くいった。首尾よく望みどおりのページとなり、アップロードして完成だ。

 このワードのテキストソースを見てみると、簡体文字の部分に特殊文字用のコードが使われていて、「簡体文字」が世界標準に対応されている事が分かる。

 漢字は、中国およびシンガポールなどで使用されている「簡体字」と、台湾や香港で使われている「繁体字」の体系になる。

 世界ではさまざまな文字が生まれたが、今日まで連綿として使われ続けているのは漢字のみで、漢字はまさに中国文明の象徴である。漢字が歴史の大河の中で淘汰されなかった大きな要因は、その時代にあった漢字の現代化がなされてきたから。

 簡体字の出現もそのような歴史の長い流れの中で見直すと、必ずしも唐突なものではないということらしい。

 それにしても、あまりに簡略されてしまった文字は本来のものから離れ過ぎて、殆ど読めない。中国でも問題視する意見が出ているようです。

 これなんかを考えると、日本人が漢字からカタカナ、ひらがなを発明し、日本独特の文字として上手に使い分けていることの凄さに、今更ながら感心する。

「日歌」が千首を超えたのを機に、 「游歌」 とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートすることにしました。
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最終更新日  2020.01.25 11:36:12
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
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◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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