♪ バラバラと大粒の水落ち来たり空に光の明滅のなか
天気予報が予測できないゲリラ豪雨というやつで、北からの冷たい空気が南からの暖かい空気とぶつかって積乱雲が急速に発達するというのが一般的だが、今回は日本列島が高気圧に取り囲まれて気圧の谷に入ったことが原因らしい。
降らないと思って葡萄の消毒をした矢先の事で、ガッカリだ。
カナブン(ドウガネブイブイ)が大量に飛来して葉っぱを穴だらけにし、真下の花壇や植木鉢に卵を生みつけるので困る。
一週間前にも同じ様に、消毒した翌日に雨に降られた。天気予報を確認しての事なのにこれだ。ピンポイント予報で、自分の市の天気を確認してもあまり当てにならないのだ。
しかし、今後の気候は太平洋高気圧が発達して来て、本格的な夏型の天気が続くらしい。いよいよあの寝苦しい熱帯夜がやって来る。
最近の気候は異常続きという印象があるが、地域によっては過去にはもっと高温の日が有ったという事実に驚く。
1942年(昭和17年)、7月下旬から8月中旬にかけて全国的に顕著な高温となり、名古屋市で39.9℃を記録している。
このほか福島市(39.1℃)、長野県松本市(38.5℃)、同飯田市(37.7℃)、三重県伊賀市上野(38.8℃)、東京都八丈島(34.8℃)、高知県室戸岬(35.0℃)、同土佐清水市(35.5℃)、富士山(17.8℃)と、多くの地点でこの年に観測された最高気温が現在でも史上1位の記録となっている。
名古屋では7月の平均最高気温が35.2℃、京都市では35.0℃に達したという。また、京都市では35℃以上の日数が36日を数え、観測史上最も多いという。
また区内観測所の記録では愛知県豊田市で41.8℃、瀬戸市と奈良県御所市(41.0℃)など東海地方から中国・四国地方の内陸部を中心に17地点で40℃以上を観測したというから驚く。
そして、この年以降、その異常さは徐々に増えてゆく。
78年には夏平均では、平年よりも1.16℃高く、当時としては観測史上1位。その後、1994年と2010年がこの年を上回った。
2000年以降の黄色とオレンジ色を見ていると気が滅入って来る。これが赤色に変化していくのだろうか。そうなったら多分、貧乏人の高齢者は生きて行けないだろう。これを自然淘汰と言っていいのかどうかわからないが、宇宙の摂理と思えば必然の流れなのかも知れない。
「地球上で最も不自然な存在の人間」が、自然淘汰されない事の方が異常という見方も出来るはずだから・・。
今日の歌は、昨夜の実感でもありますが、表現的には縄文あるいは弥生時代の人々の感覚を想像してで詠んでみたものです。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
■ いい天気だが・・・政治は・・ 2017.10.08
■ 安楽死という選択肢 2017.10.06
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