♪ すわ喧嘩ピピがやられる!飛び出して見れば二匹のハクビシンおり
一昨日は、暗がりの塀の向うに顔の真ん中に白い線の有る奴いるのを確認。昨日は、塀を乗り越える音がしたので覗いてみると、窓の下を通ってゆくのが見えた。尻尾がかなり長い。これはアナグマの尻尾じゃない。一昨日の顔の白線とこの長い尻尾は、間違いなくハクビシンのものだ。
少しして、もう一度塀を上る音がした。ヤツが戻って行ったのかと思ったが、そうでは無かった。ややあって、激しい鳴き声と共に喧嘩が始まったのだ。
ピピがテリトリーを守るために仕掛けて行ったのか、あるいは向こうから仕掛けられたのか。獣に噛みつかれて何かの菌をうつされたり深手を負ったりすると厄介だ。
懐中電灯を持って庭へ出、その取っ組み合いをしている方を照らしてみる・・と、な何と!顔の真ん中に白い線がある獣が取っ組み合いをしている。ハクビシン同士が噛みつき合っているではないか。
まさかの展開。
アナグマとハクビシンの両方がいるんじゃないのかなんて冗談で言っていたが、まさかハクビシンが二匹いるなんて!!
体の大きい方が少し小さめの奴に噛みついている。直に決着がついて噛みつかれた小さい方が、ビッコを引きながら逃げて行った。
ハクビシン(白鼻芯 ) 顔も体色にも個体差がかなりある
近くの空き家に棲み付いていることが考えられるが、二匹が喧嘩していたということは、違う場所に生息しているのもいて縄張り争いをしている可能性がでてきた。
「ハクビシン」は、日本に生息する唯一のジャコウネコの仲間として知られているらしい。多くの時間を樹上で過ごしていて、主に夕暮れと共に活発に活動をはじめ、イチジクやマンゴー、バナナやミカン、カキなどの果実類や種子などを好んで食べる。熟した果実や野菜などを見つけると毎夜同じ路を辿って侵入するので、獣道が形成されるほどとか。鳥や鳥の卵のほかカエルや昆虫、カニなどの甲殻類や小動物などの肉類も食べるらしく、まあ雑食というところ。
行動範囲は食料事情のよい地域では1~2k㎡程度と言われているが、季節によっても変化があり、2~6k㎡程の幅があるほか、雄の行動範囲は雌よりも広いのは猫と同じ。
樹洞などを棲みかにしているが、岩穴やタヌキが使った巣穴なども利用するほか、里山にある民家の屋根裏や軒下などにも棲みつくことがある。また、巣穴は水を利用できる近くにつくるが、複数の棲みかを利用するとも言われている。
運動神経が良く、垂直移動もできるので、電線の上や瓦屋根の上を移動する姿が目撃されている。そのため、屋根や壁に穴が空いていれば、そこから屋根裏へ侵入され冬ごもりの場所として利用されるというから、近所の空き家はまさに格好の棲みかだ。
繁殖期は早春と晩秋に多く見られ、地域によっては年に2度繁殖するというから、条件が良ければ幾らでも増える可能性がある。 妊娠期間は2ヵ月程で、普通は2~3子を出産する。生後10日程で目は開き、3ヵ月程で親と同じくらいに成長する。この頃には離乳し、生後10~12ヶ月程ではや性成熟するらしい。
野生での寿命は10年程度と考えられているが、飼育下では15~20年程度、中には25年を超える固体も報告されている。
肉は食用にもなり、臭みはあるものの美味しいらしい。
はてさて、どうするべきか。この空き家は格好の棲みかになっているに違いない。
このまま観察を続けて特別に不都合が無ければいいのだが、繁殖して数が増えると問題が出て来る。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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