歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2020.06.13
XML
カテゴリ: 素晴らしいこと

♪ まだ竿の立てられること悲喜なるを八十回のフルスクワット




 テレビは夜中に良い番組が多い。特にNHKBSには触手が伸びる。
 10時からの国際報道2020は欠かせない。

 昨夜のプレミアム11:00~12:00の「最高齢に会いに行く!」は面白かった。昼は餃子屋、夜はクラブでノリノリDJを勤める85歳の女性、94歳の話好きの現役バーテンダー、ギネス最高齢の記録を持つ87歳のトライアスロン選手が登場。

 特にトライアスロン選手の話には大いに勇気づけられた。60過ぎてから始めたらしく、最初は数メートルしか泳げなかった人が、今や世界の王者。ハワイの大会に10年連続で参加していて、高齢クラスでの優勝を重ねているというから凄い。
 今も毎日、ハードなトレーニングをしていてトライアスロンのために生きているようなものだと笑う。最近は体力がどんどん落ちていくのを練習で補うことができると、目を輝かせてその嬉しさ楽しさを語る。その心の瑞瑞しいこと。


 料理人のコウケンテツが好きで、彼の名前があるとついつい見てしまうが上の番組と重なっていいたので見られなかったのが残念。

 11時から「エール」の再放送を挟んで、「夢の夜会は眠れない 『演奏家編』」は、辻井伸行、矢野顕子、大西順子の天才三人が、それぞれがリモートで参加し、素敵な夜を楽しませてくれた。


全国のテレビ番組制作者たちが「レギュラー番組化」を目指して腕を競う異色の番組

 辻井伸行はユーミンの「春よ、来い」、ニューヨークから参加の矢野顕子は朝ドラ・あおぞらの主題歌「優しいあの子」、大西順子は敬愛しているアートテイタムの演奏にちなんで「スターダスト」を、天才が自分一人だけの空間で、自分の人生で秘かに愛してきた1曲をピアノ演奏。そのどれもが素晴らしかった。

 演奏会の出来ない日々の中で、自分のために演奏するような緻密さの中に柔らかな空気をまとった演奏は、三者三様の音楽観を展開して見事だった。このコロナ禍がもたらした、奏者と視聴者が一対一で向き合うようなとても贅沢な時間を十二分に堪能させてくれた。


 最近はYouTubeでもやたらにCMが入るのでウンザリだが、NHKは何と言ってもCMがないのがいい。独自の視点でオリジナリティー溢れる番組をどんどん魅せてほしい。何せ、金をとってるんだから、政府の圧力なんかに負けないで独立性と独自性を貫いてもらいたい。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020.06.13 11:22:38
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ  知っていて損はない話  健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ  自然界 地球 異常気象など

コメント新着

七詩 @ Re[4]:★☆ ロスオリンピックと5千人のホームレス(08/12) sunkyuさんへ コメントを待っております。…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: