♪ おお空に浮かぶものなく中空に蜘蛛の巣張りて生きるごとしも |
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ようやく天気が安定して、しばらく晴天が続くようだ。前線が南海上を通過し、冬型の気圧配置に近い形になって寒気が降りてきている。急に朝晩が冷え込むようになった。きょう19日、盛岡で初霜を観測しました。平年より7日早く、昨年より3日早い。 今シーズンの最低を記録したところがいくつかあり、あす20日朝は、さらに冷え込む所があるようだ。 夕焼けが見たいと思っても、雲がないんじゃそれも無理。歩く日だったこと夕方になって思い出し、慌てて3キロほど先の横須賀港へ。出るのが少し遅かった。日没時間の15:13に間に合わず、すでに太陽は鈴鹿の山の向こうへ。 どのみち雲が無いのできれいな夕焼けは見られなかっただろう。 17:19 17:26 急速に季節が変わって何もかもが変わってしまったのか。今年はずっとおかしな気候が続いていて、最後まで尾を引いていくような気がする。 この日は快晴で、雲がないだけでなく、多い時は何本も見える飛行機雲が一つもなかった。上空の湿度が低く、飛行機雲が出来なかったのかもれないが、機影さえもないというのは如何にも味気ない。星の出没も、何もない時間帯だったようで、月も星の一つも出ていない。 この夕空はまるで死海の底を見ているようで、SFの映画のワンシーンの様にも思えた。ただただ無という文字が浮かんでいるばかり。歩道に落ちている銀杏がわずかな臭気を漂わせていた。 円安は止まる気配もなく、昨日は1時150円目前にまで下落した。このまま行くと負のスパイラルに入り込んで、スタグフレーションに陥る恐れもある。出口の見えない霧の中でおろおろするばかりの日本。近未来は、まるでこの日の空のようだ。 |
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