歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2022.10.19
XML
カテゴリ: 景色・風景・情景

♪ おお空に浮かぶものなく中空に蜘蛛の巣張りて生きるごとしも

 ようやく天気が安定して、しばらく晴天が続くようだ。前線が南海上を通過し、冬型の気圧配置に近い形になって寒気が降りてきている。急に朝晩が冷え込むようになった。きょう19日、盛岡で初霜を観測しました。平年より7日早く、昨年より3日早い。
 今シーズンの最低を記録したところがいくつかあり、あす20日朝は、さらに冷え込む所があるようだ。



 夕焼けが見たいと思っても、雲がないんじゃそれも無理。歩く日だったこと夕方になって思い出し、慌てて3キロほど先の横須賀港へ。出るのが少し遅かった。日没時間の15:13に間に合わず、すでに太陽は鈴鹿の山の向こうへ。
 どのみち雲が無いのできれいな夕焼けは見られなかっただろう。


17:19

17:26

 5分後に一瞬空が明るくなった気がした。その後、徐々に暗くなっていったが、ムクドリの群れがどこにも見えない。以前、遭遇した時はもっと遅い時間だったのだろうか。蝙蝠も出現せずトリッキーに飛ぶ姿をみることも無かった。
 急速に季節が変わって何もかもが変わってしまったのか。今年はずっとおかしな気候が続いていて、最後まで尾を引いていくような気がする。


 この日は快晴で、雲がないだけでなく、多い時は何本も見える飛行機雲が一つもなかった。上空の湿度が低く、飛行機雲が出来なかったのかもれないが、機影さえもないというのは如何にも味気ない。星の出没も、何もない時間帯だったようで、月も星の一つも出ていない。



 この夕空はまるで死海の底を見ているようで、SFの映画のワンシーンの様にも思えた。ただただ無という文字が浮かんでいるばかり。歩道に落ちている銀杏がわずかな臭気を漂わせていた。

 円安は止まる気配もなく、昨日は1時150円目前にまで下落した。このまま行くと負のスパイラルに入り込んで、スタグフレーションに陥る恐れもある。出口の見えない霧の中でおろおろするばかりの日本。近未来は、まるでこの日の空のようだ。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.10.19 10:11:02
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ  知っていて損はない話  健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ  自然界 地球 異常気象など

コメント新着

七詩 @ Re[4]:★☆ ロスオリンピックと5千人のホームレス(08/12) sunkyuさんへ コメントを待っております。…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: