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□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ネットサイト版営業会議 かならず「小」は「大」に勝つ! 2003年7月28日 第23号 業界第一位でもまだ我慢できない。目指すなら小さくても業界独占。やるからには必ず勝つ・・・そんな熱い思いのあなたに向けたここはネットの上の力強い営業会議です。http://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回の目次 ■じゃあとりあえずWEBビジネスはどうなるのか?■読者からの声■実際の話「小」でも「大」に勝ってます。 ■編集者より━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■じゃあとりあえずWEBビジネスはどうなるのか?切り込み隊長みたいな貸し金系キャピがいくら何千億円も動かそうが、WEBのビジネスに突っ込んで採算があうとは到底思えませんからねえ。ブロードバンドですら彼は「うば桜」どころか見事に「ババア」だと断言してしまうんですから。彼ら貸し金屋が高い利回りで妙味を感じるようなビジネスがここ当分転がっているとは最初から思わない方がいいでしょう。当初はホテルのチケットを予約するのに便利ぐらいのところからのスタートだったじゃないですか。クレイフィッシュがまだ有限会社だったときに松島庸氏が大阪に出てきて阪急梅田でインターネットのホテル予約したら副支配人以下全員がフロントに出てきて遠巻きにして眺めていたって彼は笑っていましたが、その後上場準備を開始したクレイフィッシュの売りものって見聞きできた範囲ではネットのドメインを代理で取ってくれますっていうサービスだけだったですよね。そんなのドジな自分でもやりますって、、、(笑)ホテルの予約だ、ドメインの申請代行って「子どもの使い」で上場できてしまうっていうのが変だったわけでしょう。ここしばらく誰も真面目にWEBビジネスの本格的な使い方は入念には考えていなかったって事ですよね。いつも思うのはインターネット人口は、20ー30代が80%以上でしょう?私なんかの年代はもうネット上では5%以下なんですよ。しかも圧倒的に女性の占めるボリュームが多いじゃないですか。私の手元の統計では40%をわずかに越えるぐらいの規模が20-30代女性で占められている。当然ながら、WEBビジネスのマーケッターにたったひとりの女性スタッフもいない会社は危ない。私はそう思いますがねえ。彼女らの内面はどんなに頑張っても男性には読み切れない部分がありそう。そこへ人間の五感が「ホルムンスクの構造」をしているのに現状でWEBもブロードバンドも肝心の「触覚」「味覚」に極めて弱いときている。とりわけ女性が「触覚」「味覚」の感動を強く求めていると分かっていても、そこへ百発百中でピンポイント攻撃できるような完成されたスキル。実態で無いわけでしょう。メルマガでも上位ランクは懸賞もの、ごぞんじのとうりのマルチ系諸氏が大多数。これはまだWEBの眠れる能力や潜在的な可能性をことごとく引き出したような完成されたビジネスモデルはありそうで、まだまだ無いという事ですね。すき間だらけ。チャンスじゃないですか?(笑)http://www.vanderbilt.edu/neuro_majors/homunculus_files/image003.jpg とりあえず、参考になるかどうかは分かりません。力強くて活き活きしたWEBでのビジネスを実現するためには何ヶ条かの要約ができそうな気がします。根拠は私の考えではなくて、先人の考えですが科学的に基礎のあるものと調査機関のSummary reportなどにみられる統計です。1、サイトの演出とデザインには女性が参加するか、または女性の評価吟味で常にフィードバックされ正しく年代別志向がされていなければならない。購買の中心にある方々を無視しては彼女らへの快適な「場」の提供など絵に描いた餅となるでしょう。とりあえず女性スタッフのボリュームと意見反映に腐心する。これがどれだけ実現できているのかが問われる。「完成されたビジネスモデル」に辿り着く最短距離かも。2、「食」や「衣」へ向かう動機と関心、「色彩」「素材感」への刺激について常に間断なく汲み上げられる高いヒヤリング能力を内部に蓄えてゆき、提供する側としてその関心の程度を刻銘に記録としてとりだせるように、その時々刻々の関心の高まりを合理的にひろいあげられる指標(パラメーター)を明快なかたちに確立する。3、現在20-30代女性の購読するマガジンや雑誌はつねに熟読されていて、解読がされている。4、サイトアクセスが一日、50未満はコンテンツ、レイアウトからすべて総点検の必要あり。これらを高度なサービスとしてWEBから配信できており、その定量的な分析を事業者が集積できさえすれば各種ベンチャー支援施策も間違いなくWEBビジネスについて惜しみなく実行される事になるという風に思います。WEBビジネスについては「オヤジは後ろにひっこんでいる方がいい」という事でしょうね。2ちゃんねるの超有名人。切り込み隊長こと、山本一郎よ。私は女性を君のように「ババア」などと呼んだ事はこの人生でただの一度もないよ。かりにもクリスチャンで慶応出のお坊ちゃんなんだからさあ。旬の終わったオヤジばかりをマナ板にあげるの退屈だからやめなよ。 (森井)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■読者からの声※※※どんどん、こちらのメールマガジンにあなたのビジネスプランをご呈示くださればと思います。みなさんの知らなかったワザもふくめて総合的に支援を行えるのではないでしょうか?メルマガを静かに読んで頂いて感激ですが、「決定的な行動は裸にすることである」(バタイユ)ともあるように匿名性から脱出しなければ現実に斬り込むことは難しい。どうか皆さんの脳裏の現実をお示しください。(森井)----[読者の声]------------------------------------------------------------ 点線部分を切り取ってメールで送ってください!「かならず小は大に勝つ!」はあなたの声を活かしていきます。今回の「かならず小は大に勝つ!」は :「面白かった」 「ふつう」 「興味がない」一番面白かったコラムは:新設して欲しいコラムは:その他ご意見・ご感想:宛先;t-morii@nissin-jp.com-------------------------------------------------------------------------新発想ビジネスヒントフォーラムFBHNThttp://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html 今月の推薦サイトシンクタンクのメッ!http://www5b.biglobe.ne.jp/~sinktank/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■実際の話「小」でも「大」に勝ってます。--------------------------------------------------------------------------・谷口久次(和歌山)この方、注目したのはお漬け物で我々お世話になる米糠ですね。あの「ぬか」ですよ。これからいま話題のポリフェノールの一種類を安く大量生産する方法を発明されたんですね。安くて大量につくれると、当然産業資材になるわけです。しかし、それを原料にして作られているものがどうもただの加工品じゃあない。EGMPという名がついているそうですが、これは腸内で悪性の菌を制圧する力があるのでしょうか、発ガン防止の機能があるとか。この特許で日本を含む13カ国の世界特許を取得されているんです。しかも血糖値をさげる力や、紫外線などの効用も評価されて機能性食品としての成長性も嘱望されているそうです。現在和歌山の技官をされているようです。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■編集者---------------------------------------------------------------------------むかしアメリカの経済文化交流局の主催されているディナーパーティで、どうもドイツワインを飲んでいるらしいと聴きこんだのです。当時私は三菱系の食品卸商社の営業支援で売れない米国産のワインを日本市場浸透するための応援をやっていました。それにちなんで私はパソコン通信時代にHNがシャルドネなんですがね。まだ、中曽根氏がアメリカ製品を購入しよう、などとのんびりしたことを言ってられた時代です。日本人にアメリカ製品を購入しろと言っておきながら自分たちのパーティで田舎者じゃああるまいし、ドイツワインを旨そうに飲んでいるなんざあ、けしらかん。などと、ナパヴァレーのワインを日本人の私が対日商務筋の連中に売り込みに行ったんですよ。面白い奴だと言われて、仲良くして貰いました。当時、米国経済文化交流局の商務官らが日本の映画評論家や文化人のために限定招待の映画会を領事館で開催していました。その会への出入りのあった記者の方がいま論説委員をされているそうです。ニッシンが認定取ったりタイガースグッズをつくったりするもので今週は何年ぶりかでお会いいただける事になりました。(編集者)ダンボ☆ / シャルドネ /t-morii@nissin-jp.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 登録・解除・アドレス変更 →http://www.nissin-jp.com/mailmag_frame.html 意見・感想・質問・相談等 →e-mail: info@nissin-jp.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■トータルな販促、売れるデザインを提案します--------------------------------------------------------------------------- 中小企業庁所管・中小企業創造法認定・ 第1222号 ・2003年6月30日 中小企業庁所管・中小企業経営革新支援法認定・第1048-60号・2003年7 月11日--------------------------------------------------------------------------- ■株式会社ニッシン 取締役専務 城家 宏治 http://www.nissin-jp.com/nissp/index02.html e-mail: k-joke@nissin-jp.com--------------------------------------------------------------------------- ■545-0012 大阪市阿倍野区桃ヶ池町2-5-6 TEL:06-6628-5351 FAX:06-6629-0770 新発想ビジネスヒントフォーラム URL: http://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2003年07月28日
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2003年07月25日
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2003年07月21日
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2003年07月18日
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2003年07月14日
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2003年07月09日
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2003年07月07日
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□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ネットサイト版営業会議 かならず「小」は「大」に勝つ! 2003年7月4日 第16号 業界第一位でもまだ我慢できない。目指すなら小さくても業界独占。やるからには必ず勝つ・・・そんな熱い思いのあなたに向けたここはネットの上の力強い営業会議です。http://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今回の目次 ■偶然は準備の無いものを助けない!?・・・ほんと??■メルマガを読んでいるだけでは退屈でしょう?■実際の話「小」でも「大」に勝ってます。 ■編集者より━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■偶然は準備の無いものを助けない!?・・・ほんと??どうも最近、オカルトみたいな話が増えてきて腕組みして考え込むことがあります。先週の宝塚記念の2億円的中馬券の事なんです。でも、聞けば聞くほど凄いでしょう、あれ。聞けば普通の転がし馬券術とはわけがちがいます。興味の無い方には申し訳ないのですがこの謎には、どうしてもこだわってしまいます。事実はぞんじませんが聞きましたところでは・・・「ダービー」;ネオユニバース 50万円単勝→ 130万円「安田記念」;アグネスディジタル 130万円単勝→1222万円「宝塚記念」;ヒシミラクル 1222万円単勝→ 2億円弱この壮絶な的中馬券術には論理的な構造がないのであれば(つまりただの偶然だったら)ともかくもしなんらかの正しい分析や資金回収思想が存在していたとするのならば凡百のベンチャー事業者は脱帽するしかありません。この的中馬券の持ち主は、窓口で最初の投資額の50万円すら一切持ち帰ろうとせずに全額を単勝で一位馬だけに投じています。ベテランの競馬ファンほどこの妙技(?)に絶句するのではないでしょうか。ヒシミラクルの鞍上の角田騎手など、この1222万円の話を耳にしてレースに赴いているわけですから与えられたプレッシャーは並大抵ではなかったでしょうし、奮起もしたという風に思います。それを意図してなのか、この単勝馬券の投票は前日の土曜日のうちに実行されておりサンケイスポーツなどの紙面を飾っていた。全国の視聴者や競馬愛好家の目の前で実行された狙撃事件のようなものです。しかも、この2億円弱の馬券を惜しげもなく全額寄附するとか?この方の身の周りにだけは重力が存在しないかのようですね。思い起こすのは自分の中学時代。H校長先生という方がおられて、なかなか楽しくためになりそうな良いスピーチで好評だったのです。珍しく退屈さを感じない活き活きとした朝礼が同窓生の昔語りになっています。その校長が朝礼でいつも「偶然は、準備の無い者を助けない」と述べていました。つまり耳に馴染んだ校長の講話で繰り返しでてくるオハコ(十八番)なんですね。まじめに校長の話を聞いていた自分などからすると、校長の話の数ある中でも特筆して耳に残るいい話だと思って銘記していました。しかしこのヒシミラクルの的中馬券術では本当に思案にくれてしまいます。数学的に考えれば単勝で三度も的中させるなど「偶然」ではありえない話だと思います。つまり客観的で妥当な判断が存在しており、それをキチンと購入に誘導する指導則があるという風に推量ができるわけです。同時にこれは競馬でありギャンブルです。どのような準備もこのような確度を保証するものではありえません。ここで私流儀のベンチャー事業の定義をご披露します。>>小規模零細中小企業にあって、革新的で新規性の高い事業プランを提示した時点でその事業の実現によりもたらされる社会的な便益や市場規模がその事業者の運営規模を遙かに越えるほど相対的に巨大である事が明瞭であるために急成長を期待できる確度の高い研究開発型事業者<<残念ながら、こんなスーパーな馬券術を拝見して恐縮ですがベンチャー事業者の背負う十字架はそれよりも遙かにでかく重いもののようです。単勝を三回的中させるほどの超絶的な「ワザ」が存在しえたとしても、確度の高さを言及できないものでは到底資金調達ができません。ちなみに、ベンチャー事業でない新規創業スタイルについては一応ニュービジネスと呼ぶことになっています。(シャルドネ)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■メルマガを読んでいるだけでは退屈でしょう?----[読者の声]------------------------------------------------------------ 点線部分を切り取ってメールで送ってください!「かならず小は大に勝つ!」はあなたの声を活かしていきます。今回の「かならず小は大に勝つ!」は :「面白かった」 「ふつう」 「興味がない」一番面白かったコラムは:新設して欲しいコラムは:その他ご意見・ご感想:宛先;t-morii@nissin-jp.com-------------------------------------------------------------------------新発想ビジネスヒントフォーラムFBHNThttp://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html http://www.nissin-jp.com/cgi-bin/cbbs/cbbs.cgi?no=5 今月の推薦サイトシンクタンクのメッ!http://www5b.biglobe.ne.jp/~sinktank/index.htm ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■実際の話「小」でも「大」に勝ってます。--------------------------------------------------------------------------・(株)日本化学工業所 (和歌山)最近、和歌山の元気印が目立つような気がします。やはり元気なのでしょうか?(笑) ※半導体関連機能性色素積層プリント基盤に利用 国内シェア100%、海外シェア100% これって1行使わなくてもフツー「独占」と二字ですませません?独占って一応は「悪い」ことみたいですからねえ。 ※繊維用フタロシアニン染料 鮮明なBlue色で耐光堅牢度に優れている 国内シェア100%、海外シェア80% たいしたものですねえ? ※紙用着色染料 染料の液体化の先駆者 国内シェア40%、海外シェア5% なんだか国内占有率の40%が少ないみたいな印象すらしてしまいますが。ビール業界で40%だったら大変でしょう? ※樹脂繊維用蛍光増白剤 歴史が古く技術蓄積がある 国内シェア60%、海外シェア30%http://www.nikka-c.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■編集者--------------------------------------------------------------------------- 新発想ビジネスヒントフォーラムも、4番目のボードリーダーです。上昇志向さんってHN。こちらも有名なHN(WEB上のニックネーム)で、知っている人には実名となんら大差ありません。パソコン通信時代にNiftyServeの金融フォーラムのボードリーダーなどで知られていましたから全国の金融機関や銀行協会の関係者が熟知しているHNかもしれませんね。 さて、話は分かりますがこのメルマガと新発想ビジネスヒントフォーラムの主宰しているニッシンが6月30日づけで中小企業創造法認定事業者となりました。晴れていよいよ日本のベンチャー事業者の末席を与えられることになったわけです。目線は読者のみなさんと等しく同じですよ。和気藹々とやりましょうね。(編集者)ダンボ☆ / シャルドネ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 登録・解除・アドレス変更 →http://www.nissin-jp.com/mailmag_frame.html 意見・感想・質問・相談等 →e-mail: info@nissin-jp.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━トータルな販促、売れるデザインを提案します---------------------------------------------------------------------------株式会社ニッシン 取締役専務 城家 宏治 e-mail: k-joke@nissin-jp.com---------------------------------------------------------------------------545-0012 大阪市阿倍野区桃ヶ池町2-5-6TEL:06-6628-5351 FAX:06-6629-0770新発想ビジネスヒントフォーラムURL: http://www.nissin-jp.com/nissp/b_hint.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2003年07月04日
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紹介します。こちらは、新発想ビジネスヒントフォーラムのスタッフライターのオオタカ氏です。知る人ぞ、知る。巨大イベントで数十万の動員規模を誇る業界イベントの主催団体でニッチ独占の凄みをよくご存知になられていました。これはそのネットワークからもたらされた体験談のひとつ。 (シャルドネ)------------新発想ビジネスヒントフォーラム/スタッフライター御歳暮や初詣先が話題になる季節になりました。そこで、神社やお寺にカタログ販売をしているA氏に話を聞いたことをお話します。A氏は、主たる顧客である神社やお寺のことを「白足袋族」と呼んでいました。 プライドや格式があり、優越感と劣等感を合わせ持つのが共通の特徴だそうで、この白足袋族が困っている事を支援することでビジネスになると言います。以前から、宗教法人は、税金で優遇され、景気に左右されにくい“商売”だと思っていましたが、どんなビジネスがあるのでしょう。なにしろ坊主丸儲けと揶揄される位ですから、お金は持っていそうです。因みに、白足袋族は他に、茶道・華道・舞踊の家元、歌舞伎なども入ります。 A氏は、細かい発見からビジネスを構築します。「私は、以前お寺と神社に金庫200個を一ヶ月で売ったことがある。そのキッカケは、お寺に集金で訪問した際、シワを伸ばしたようなお札で数百万円支払われた時だった。当然、銀行の帯びが付いた札束ではない。低金利時代でもあり坊さん達は銀行に金を、ひょっとすると預けないのではないかと推理した。そこで200キログラムまでの金庫(古い建物が多いので、建築法で重さに耐える限界)を10万円台でカタログに掲載したら大ヒットになった」。 全国に寺が8万件、神社が9万件あるといわれ、A氏はその中で、比較的元気な寺・神社の5万件にDMをしています。月に2回カタログを出しており、年間120万冊出していることになります。企業秘密で教えてもらえませんでしたが世間とは違うニーズがあるようです。「寺・神社の困りごとの相談にのっていることで寺・神社は頼ってくる。大手百貨店外商に伍して勝ち抜くには、顧客の弱いところをサポートすることだ」。後継者、税金の悩みはどこの神社・寺でもあります。寺は250軒の檀家がないと苦しいといわれます。しかし、檀家数の全国平均は150軒。サイドビジネスとして、幼稚園や駐車場をする寺が多いのはそのためです。寺や神社が事業をして利益を挙げると税金の問題が出てきます。しかし、税金対策は知られてはいないがシッカリあって、ビデオにして売り出そうとして止められたそうです。白足袋族は見栄の世界。 「コンビニを利用するお寺さんが多い。特定郵便局長も寺の坊さんもその土地の名士。寺が知られたくない郵便物もある(戒名の簡単な作り方の本やパソコンソフトなど)。こっそり買いたいものはコンビニや我々など出入り業者に頼む」。ここまで来るとギフトも営業もなんでもOKです。 各種団体からの寄付をどうかわすかも重要な問題です。10万~20万円位はすぐに出ていきます。「そこで、福祉用の募金箱を用意したら飛ぶように売れた。寄付を募りに来たら募金箱から寄付をすることで難を逃れた寺はいる。しかし、あまりに露骨だと批判が出て今は販売していない」。ちなみにこの募金箱には、小銭は余り入ってなくて、福祉にという目的があるのでそうなるらしいのです。賽銭や浄財は坊さんが無駄使いすると疑っている?せいか小銭が多いようです。白足袋族と言われる「伝統的業界」には、お客志向はなく殿様商売がはびこっています。注文が来てから動き出す感じです。坊さんが、月一回檀家周りをする時、お布施のお返しに渡すものが狙い目です。御布施が一般的に3000円くらいなので、その一割のものを渡したい。300円くらいの「寺らしいもの」があれば必ず売れると言います。線香・ろうそくは飽きています。カード形のお経を書いたものなど、東京ギフトショー(18万人のバイヤーが集まる雑貨の見本市)で見つけた業者に作らせたが喜ばれたそうです。 寺がする檀家以外への中元・歳暮は意外に多いと言います。百貨店の外商を呼びつけるやり手の坊さんもいるがまだ少ないし、ギフト屋も少ない。お寺の特殊事情がわからないと食い込めないからです。プライドが高く、見栄と虚栄の白足袋族は、気心さえ知れれば不況知らずのようです。 ポイントはA氏が、古い世界に一般社会では当たり前の「顧客志向」を取り入れて、古い業界発想を捨てたこと。見本市など旬の情報をフルに利用して勝ち組みをキープしている良い例でしょう。隙間ですねと言うと「世の中は隙間の方が大きい」とアイディアマンのA氏に切り返されました。 初稿はこちら。
2003年07月02日
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2003年07月01日
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