今春、大学を卒業して、新社会人となった若者の割合が93.6%だとのことです。この数値は、過去最低だった前年を2.6ポイント上回っていて、少なからず就職率は改善したそうです。

この改善の理由として、大企業に就職希望が偏りがちだった学生が中小企業にも目を向けて、中小企業に就職を決めた学生が増えたことによるものだということです。
以前というか、僕が就職する頃は、大企業に就職すれば、ほぼ一生が安泰だといわれていました。仮に中小企業に就職することを考える学生がいたとしても、親のほうが納得せずに、「大学まで出してやったんだから、なんとしてでも大きな会社に入るように・・・」といわれていたものです。
しかしながら、今のご時世では、大企業といえども、いつ倒産するかわからないし、海外の企業に買収されて、リストラされるという懸念もあり、一概に「大企業だから安心・・」というわけでもないと思います。
そういう意味では、学生が大企業に偏らなくなったのは当然の流れではないかと思います。学生としては、これから転職をしないことを前提とすれば、ほぼ40年間を過ごすことになる会社を、どのような観点から選別するかは、難しいところであると思います。
今が全盛期の会社に入社することが是か非か、驕れるものは久しからず・・・ということを考えると、今後成長する企業を選択するのがベストだと思いますが、どんな企業が成長するかなんて、22~23歳の若者にはわからない、いや誰にだってわからないでしょう。
「一種の賭け」に近いものがありますが、時代の流れや世界経済の趨勢を鑑みて、志望企業を選ぶこともあるでしょう、でも、どんな企業が成長するかわからないのであれば、自分がやりたい職種に就くのが良いと思います。
どんな職業だって、楽しいことばかりではありませんから、自分がやりたい職種であれば多少の苦労には耐えられると思って、就職先を考えるのも一つの方法だと思います。
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