東京都の猪瀬知事が徳洲会グループという医療法人から 5000 万円を借用していたという事実が報道されており、今日はその借用書を提示していました。
猪瀬知事は、 5000 万円を借用したことは認めていますが、何の目的で借りたのかは話しておらず、あくまでも個人的に借りたもので、その借りた 5000 万円は何も使わずに返金したとのことです。
お金を借りるに際しては、猪瀬知事側からの要請だったのか、徳洲会からの申し出であったのかもはっきりしていません。不思議なのは、借りたままで何も使わずに返したということです。
もともと使う気がないのなら、お金などは借りなくてもよさそうなものですが、政治家の世界というのはよく分かりません。
この 5000 万円は猪瀬知事が東京都知事選に出馬する挨拶に徳洲会に出向いたことがきっかけとなっているようで、その経緯から推察すると選挙資金用に調達したということが考えられます。
そもそもその都知事選ですが、選挙前から圧倒的に猪瀬氏の優勢が伝えられていて、選挙資金などはそれほど必要としなかったのではないかと思いますが、どうなんでしょうね。
なお、猪瀬氏といえば、生粋の政治家ではなく、本業はノンフィクション作家であるということで、政治家としては、わりとクリーンなイメージがありましたが、今回の件でクリーンなイメージは損なわれましたね。
この不思議な 5000 万円について、猪瀬知事はしっかりとした説明責任を果たさないと都知事を辞任しなければならない事態になるかもしれません。せっかく 2020 年のオリンピックの開催が東京に決まったというのに、こんなことでは困ります。
猪瀬知事は、まずまずの都政を行っていると思っていましたが、今回の件でその見方を変えなければいけなくなりました。ちょっとは期待していたのですが、残念です。
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