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2006年10月09日
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毎年春と秋に曜日に関係なく行われる高山祭ですが、今年の秋は1日だけ祝日にひっかかってくれました。当然、かなりの混雑になりましたが、それは織り込み済み。日本の三大美祭のひとつだけあって、華やかな屋台と美しく保存された町並みが見事に調和していました。

大阪から日帰りで高山に行くには、名古屋を8時43分に出る特急に乗らなくてはいけません。この特急が高山祭の観光客で大変な混雑で、自由席は通路まで客がいっぱいになり、高山までの2時間10分あまり立ちっぱなしでした。これはかなりしんどいスタートです。JR高山線は、四国の土讃線と景色が非常に似て、山並みを縫うように走ります。その景色が雄大で美しく、だからこそ特急の窓は広く、名前も「ワイドビューひだ」なのです。午前11時、高山駅に着いてすぐ、帰りの特急の指定を取ろうとしましたが、当然のごとく満席。やっぱりね。

人の流れに沿って、祭の会場となる桜山八幡宮の近くまで行くというシャトルバスに乗りました。運賃は100円。臨時のバス停から八幡宮の参道まではすぐ近くでした。八幡宮の手前には、すでに屋台がいくつも出ていました。この陳列を「曳き揃え」というのだそうです。秋の高山祭では合計11台が登場しています。すぐ近くで見ることができます。

そうそう、高山祭は「屋台」、祇園祭は「山鉾」、岸和田のだんじり祭では「だんじり」、大津祭は「曳山」など、祭によって呼び名が異なるのです。おそらく、祭の趣旨によって、名前が変わってくるのでしょう。

この祭の屋台は極彩色で華やか。正面や側面に木彫りの彫刻(これは岸和田のだんじりでも見られます)、てっぺんには飾り人形(祇園祭の山鉾の一部や大津祭の山車にも見られます)、後ろには「見送り」と呼ばれる刺繍がかかります。桃山時代の建築のような派手さですが、この祭が生まれたのは16世紀後半から17世紀、つまり江戸時代中盤とされています。飛騨の匠の技がふんだんに盛り込まれているせいなのでしょうか。

正午から桜山八幡宮の境内で行われた「からくり奉納」。秋のお祭では「布袋台」がからくりを披露することになっているのだそうです。境内は見物客で埋め尽くされました。携帯で写真を撮る人が多く、からくりを撮影しようと伸びる手が邪魔でした。携帯のズームはあんまりよくないのにね。からくりの動きですが、メインで踊る布袋(ほてい)が首と手足を動かしているのに対して、その横で2人の唐子(からこ)が鉄棒をわたるように次から次へと飛び移ります。最後は布袋の左手から紙ふぶきとともにのぼり旗が出てきます。ひとつひとつのアクションに歓声がおこりました。このアクションを36本の綱で操る綱方(つなかた)の技は、かなりのものだとか。屋台の舞台裏を見てみたいものです。

そのまま境内にいると、今度は御神幸(ごじんこう)という祭行列が出て行くのを見届けます。やる気のなさそうな小学生たちが鉦を鳴らして歩いていきました。もう毎年のことでウンザリしているのかもしれません。でも地元にこういうお祭があることを誇りに思ってほしいですね。

午後1時すぎからは、4台の屋台が町を巡る「屋台曳き回し」。毎年登場する「神楽台」と「鳳凰台」のほかに、今年は「金鳳台」と「行神台」が登場しました。後者の2台は、毎年交代で参加するのだそうです。屋台にはお囃子方(太鼓と笛)が乗り込みますが、祇園祭と比べると人数はかなり少ないように見えました。そのせいか、屋台を数人が引くだけで、スムーズに動き出します。

見どころは、屋台のターンです。高山祭の屋台は、祇園祭の山鉾と同じく、直進しかできません。ですから、90度ターンするにも時間がかかります。ただ、祇園祭の山鉾が車輪の下に竹を敷いて力技でターンさせるのに対して、高山祭の屋台は、梃子で前輪を持ち上げ、台車に収納されている横向きの車輪をおろして回転させるものが多く、方向転換の時間は短く、スマートな方法に見えました。これは美しい屋台を保護するために考え出されたのだそうです。



高山祭・秋1

というところで、日帰り組はタイムアップ。午後6時49分の特急が、名古屋への最終特急です。急ぎ足で駅に向かいました。もうこの時間にシャトルバスは走っていません。帰りの自由席はなんとかギリギリで座ることができました。町内を歩きすぎて、足が棒。爆睡してしまいました。

高山祭・秋2





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最終更新日  2006年10月10日 00時49分28秒
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