JINさんの陽蜂農遠日記

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2022.08.09
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カテゴリ: 平塚市歴史散歩
この日は7月22日(金)、「寒川町の寺社旧蹟を巡る」で「相模川八景寒川宮山の富士」を訪ねた
折に、この場所には 寒川と田村(平塚)を結ぶ「田村の渡し」があり、大山道や中原街道の往き来に
利用

なっていた事 を知ったのであった。そして「神川橋」を渡った平塚市側には「田村の渡場跡」の
石碑があり、その先相模川の下流に向かって「四之宮の渡し跡」そして「馬入の渡し跡」が
遺されているとの事。よって、この日は平塚市田村地区から相模川沿いを下りながら、名所旧跡を
訪ねる事にしたのであった。
この日も6:15に自宅を出発し、小田急線、JR東海道線を乗り継ぎ平塚駅を目指す。
相模川に架かる「馬入川橋梁」を渡り、相模湾方向を見る。



そして平塚駅から神奈中バス「本厚木駅南口行き」のバスに乗り、平塚市田村地区にある




バス停「相模神田」駅。
神奈川県平塚市田村6丁目7。



そしてこの日の散策開始。
バス通りを北に向かって進むと、左手にあったのが「平塚田村郵便局」。
神奈川県平塚市田村6丁目12−31。



その先、右手にあったのが「鷹落ちびっこ広場」に鎮座する「天獏宮(てんばくぐう)」。
「田村八坂神社」の境外末社であると。
神奈川県平塚市田村8丁目4。



公園内に入り、「天獏宮」を正面から見る。



「天獏宮」の朱の鳥居も美しく塗られていた。



「天獏宮」の屋根は両側に流れていた。







「天獏宮」案内板。



左側に「配置図」。



一、御祭神
 主神詳ならず、白山姫神(はくさんひめのかみ)、稲荷神を合祀する。 
一、御由緒
 天獏宮は田村上町て祀られている八坂神社の摂社てある。具体的創建は不明であるが、
 天保十二年(i一八四一年)に編纂された「新編相模国風土記稿」によると、「白山稲荷を
 合祀す」と記載されている。白山は白山姫神で、稲荷は稲荷神のことである。
 例祭日は、元々二月二十八日あったが、今日では二十八日以前の日曜日に開催している。
上町道祖神
 この道祖神は亨保四年(一七一九年)に造立(安山岩)され、市内で三番目に古い。
 以前、田村八ー四ー一路傍にあったが、今はここに安置されている。下町鹿見堂・
 常安寺の道祖神と碑形、像容、銘文が全く同じである。碑正面には奉造立道禄神と刻まれて
 いる。道祖神と刻む道祖神で現存するのは市内でこの三基だけである。隣に石猿があるが  
 詳細は不明である。
上町庚申塔
 この庚申塔の造立は天保四年(一八三三)て安山岩で造られている。上町道祖神と共に
 田村八ー四ー一路傍から移動してきた。
植竹道祖神
この道祖神は元々田村六ー二五ー二五農協神田支所の角にあったが、現在は境内の
 木造小屋中央に祀られている。造立は宝暦十三年(一七六三年)で、材質は安山岩である。
 かっては一月十四日に茅の屋根を壊して燃やし、一月二十四日に屋根を葺いたという。
 小屋左側にはもう一体祀られており、全高二十四センチメートルと市内の双体・単体の
 道祖神で最小である。なお、この道祖神は凝灰岩で造られている。造立年号は不明である。
植竹庚申塔
この庚申塔は田村六ー二五ー二五農協神田支所の角にある。造立は天保十二年(一八四一)で
 安山岩で造られている。」



「忠魂碑」




西南の役以来大東亜戰争に至る迄の各戰役に参加戰没せられたる殉國の士百四十余柱
並に戰災犠牲者八柱の霊を慰め感謝を捧げ有志の御寄附により碑の修復を行い霊を
弔う」



裏側には「殉難烈士 明治四十五年五月建設」と。
西南戦争、日露戦争、日清戦争の戦死者そして昭和初期の病死者そして満州事変の
戦死者の名が刻まれていた。



「上町庚申塔」には「庚申供養塔」と。



「植竹道祖神」。



この中央の道祖神は元々田村六ー二五ー二五農協神田支所の角にあったが、現在は境内の
木造小屋中央に祀られている。造立は宝暦十三年(一七六三年)で、材質は安山岩である。
左側の道祖神は、全高二十四センチメートルと市内の双体・単体の道祖神で最小である。
なお、この道祖神は凝灰岩で造られている。造立年号は不明である。



その先、八王子道との交差点の路地の入口左にも石碑があった。



「鷹落橋(たかおちばし)の碑」。



八王子道(旧129号線)のバス道路の歌川排水路に架かる橋の名を鷹落橋と呼んでいる。



「鷹落橋
天正八年(一五九〇)徳川家康は関東に入国した。以後家康は関東経営のかたわら、相模国の山野を
たびたび鷹狩をかねて巡視した。平塚市域の鷹狩の場所は、中原御殿を中心として玉川と金目川の
沿岸、相模川河畔・高麗山より鷹取山にかけての山々が考えられる。この鷹落橋の橋名は、家康が
相模川河畔の田村に鷹狩に来たおり、獲物を追っていた鷹が羽を傷めてこの橋に落ちたということ
から名づけられたという。」



更に八王子道を北に進む。



JA湘南 神田支店の手前の信号を左折して進むと右手にあったのが「常安寺」。
「常安寺」は、村民源太郎(穏叟浄安)が開基となり、萬嶺祝(寛永11年1634年寂)が
開山したと。
神奈川県平塚市田村6丁目24−11。



寺号標石「田村山常安寺」。曹洞宗系の寺であるようだ。



無縁墓石。
中には道祖神も安置されていた。



観音像。



下にも石仏が。



掲示板には
「七月の禪語 ​ 無心風來吹(むしんにかぜきたりふく) ​」👈リンク と。
外を吹く風は一時の涼を与えてくれるが、風は涼しくしてあげようなどと考えて吹いている
訳ではない、見返りを求めて行動してはならぬ と。



六地蔵。



「合掌の郷 倶會一處」。
「倶會一處」とは「倶(とも)に一つ処(ところ)に会う」という意味である。ただし仏教では
「極楽浄土に往生して人びとと一カ所に集う」という意味で使われている言葉で、浄土教の
根本聖典である浄土三部経の一つである阿弥陀経に典拠がある。
現在、浄土真宗系の墓や共同墓に刻まれていることが多いようである。



観音菩薩立像。



観音菩薩立像越しに本堂を見る。



本堂の西側には墓地が広がっていた。



「常安寺」を後にして、相模川方面に向かって進む。
JA駐車場の角にあった自然石「庚申塔」。
「植竹 講中」、「天保十二丑十一月吉日」(1841)」と刻まれていた。
神奈川県平塚市田村6-25-25。



交差点を南下して、農協神田支所前(バス停)の先の路地を左折し東に進むと2基の鳥居があった。



「白山神社」と「稲荷宮」。
神奈川県平塚市田村9丁目3−16。



それぞれの社殿。



「白山神社」社殿。
田村下町に在った歯の神様「白山神社」がここに移転したらしい。



「稲荷宮」。



扁額「稲荷宮」。



境内の右側にあった「社」。
内部には石仏と五輪塔のごときものが鎮座。



そして「常安寺」前の道に戻ると「平塚斎場」手前にあった水路。



「天神森都市下水路」と。
「公共下水道の整備に先立ち、雨水整備を早急に行う必要がある場合に、地方公共団体が
都市下水路事業として雨水を排水するための幹線管渠やポンプ場を整備するもの。
基本的な施設は公共下水道と同様。
下水道は、下水道法(1958)により、「公共下水道」、「流域下水道」及び「都市下水路」の
三つに大きくは分類される。都市下水路は、公共下水道事業を実施していない市町村において、
市街地の雨水を排除し、すみやかに河川などに排水する施設で、市街地の浸水の解消を図る
ことを目的として地方公共団体が管理している。管渠とポンプ場よりなり、終末下水処理施設を
設けず河川等に放流する。近年、生活排水を浄化処理しないで直接に都市下水路に排水するため、
放流先の河川の水質汚濁が問題となっている。都市下水路に排水する前に、合併処理浄化槽を
通すなど水質の浄化に協力を呼びかけている。」



その先、右手にあったのが「平塚斎場」。
神奈川県平塚市田村9丁目12−8。



右手にあった建物は。



「相模霊柩車有限会社 田村営業所」と。
霊柩車は現在では斎場が保有していると思っていたが、独立した会社が今でもあることを
知ったのであった。
神奈川県平塚市田村9丁目10−14。





                  ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2024.08.28 07:44:58
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