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2009.07.20
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カテゴリ: その他の映画
 ずいぶん前にBSで放送したのを、最近になってみた。
 おお、原節子だ。おお、「 姿三四郎 」の藤田進だ。
 青春映画のようなピクニックの場面から始まって、戦時下の体制への変化が描かれるのだが、そこは少しわかりにくい。
 7人の学生がいて、お嬢さんが原節子。その学生の一人が田中春男だったのには驚いた。
 こんなところにも顔を出していたのだ。

 新しい「自由」な思想の持ち主であるはずのヒロインが、夫の家に押しかけ、「嫁」として農業にいそしむというのは、あまりにも前近代的で、それこそ「封建的」と呼ばれそうな発想なのだが、そこに矛盾を感じないのが黒澤明なのだ。

 農家での生活が始まったあたりから、「あれ、こういう映画を見たことがあるぞ」という気持ちがわいてきて、最後に、新しい「民主日本」の農村のリーダー的存在として受け入れられているところでやっとわかった。
 中国映画だ。


 おそらく偶然の一致ではないと思う。
 中国映画は、黒澤明の影響を受けているのではないか、と思ったことがある。
 「武林志」という武術映画を見た後で「姿三四郎」を見たのだが、その時、あまりにも雰囲気が似ているので驚いた。(知人も同意見だった)
 さらに「続・姿三四郎」を見たら、さらに「武林志」に似ていた。
 「武林志」は「姿三四郎」をお手本にしているとしか思えなかった。

 この映画も、新中国成立前後を描く映画のお手本になったのではないだろうか。

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Last updated  2009.07.20 21:09:14
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