2026.08.15
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カテゴリ: AI小説



今日もちょっと暑い。
寝てるときはそんなに気にならなかったけど、起きてみたらちょっと暑かった。

ここんところ夏休みモードでやる気もなくなってる。
やることはあるんだけどさ、なんかモチベーションが上がらない。
株がやっと少し上がってそれは嬉しい。
でも今度は売るタイミングが難しいんだよなぁ。

今日は何の日

月遅れ盆
終戦記念日・全国戦没者追悼式

すいとんで平和を学ぶ日
親に会いにいこうの日
刺身の日
いちごの日
中華の日
オコパー・タコパーの日
同窓会の日
素堂忌

いつもは怪人シリーズだったけど、今回から近未来SFを舞台にしてみた。

タイトル『親に会いにいこうの日』

西暦二一六八年、東京では死者が減りすぎていた。
正確には、人間が死ななくなったわけではない。肉体が停止すると同時に、記憶と人格が都市クラウドへ転送されるようになったのだ。

そうして百年も経つと、人口の九割が死者になった。
生きている人間は、珍しかった。
だから年に一度、八月十五日は――
《親に会いにいこうの日》
と定められていた。

「生きているうちに、ちゃんと会おう」
という、少し意味のわからない標語が流れていた。

新人生命管理官のミナミは、発光する浴衣を着て、展望回廊の窓辺に立っていた。眼下では、無人屋形船が先祖データを乗せ、光の川を静かに進んでいる。
手には即席の味噌汁と、合成マグロの刺身。
母の好物だった。
「お母さん、聞こえる?」
窓ガラスに映った自分へ問いかけると、反射像が一瞬遅れて微笑んだ。
『聞こえてるわよ』
ガラスの中に、母が現れた。
三年前に死んだはずなのに、母はミナミより若く見えた。死者には老化がない。それどころか、毎年のアップデートで少しずつ肌がきれいになる。
「これ、持ってきた」
ミナミは刺身のパックを掲げた。
『私は食べられないわよ』
「わかってる。私が食べるところを見せるの」
『昔から、そういうところだけ親孝行ね』
母は笑った。
二人はしばらく、窓の向こうを流れる飛行車を眺めた。
母は近況を尋ねた。
仕事はどうか。恋人はいるのか。きちんと寝ているか。
死んでからも、質問は生前とまったく変わらなかった。
やがて母は声を落とした。
『ねえ、ミナミ。今日こそ話さなきゃいけないことがあるの』
「借金なら相続放棄したよ」
『そうじゃないわ』
母の輪郭にノイズが走った。
『あなたは、本当は私の娘じゃないの』
ミナミの箸から、合成マグロが味噌汁へ落ちた。
「……じゃあ、養子?」
『いいえ。私はあなたの娘なの』
ミナミは黙った。
味噌汁の中でマグロが、赤い油をゆっくり広げていた。
母の説明によれば、二十二世紀半ば、人類は深刻な出生率低下に直面した。そこで政府は「未来親族制度」を始めた。
生まれる予定のない子供の人格を先に人工生成し、その子が大人になった記憶まで作り、その記憶から“親になりたいと思える人物”を逆算して誕生させる。
つまりミナミは、未来の娘が設計した母親だった。
『私はあなたに育てられた記憶を持っている。でも現実には、まだ生まれていないの』
「じゃあ、三年前に死んだのは?」
『お母さん役の試用期間が終了しただけ』
「お葬式もしたんだけど」
『サービス終了イベントよ。評判よかったわ』
あまりのことに、ミナミは怒るべきか泣くべきかわからなかった。
「それで、どうして今日、そんな話を?」
母――いや、未来の娘は、照れくさそうに笑った。
『あなた、来月で三十歳でしょう?』
「うん」
『そろそろ私を産んでもらおうと思って』
直後、ミナミの胸元の《新人》バッジが点滅した。
《出生申請を受理しました》
「ちょっと待って。相手は?」
『もう決まってる』
展望回廊の扉が開き、花束を持った見知らぬ青年が入ってきた。胸元には、ミナミと同じ《新人》の文字が光っている。
彼も困惑した顔で端末を見ていた。
《未来の娘から面会申請があります》
ガラスの中で母が手を振った。
街頭ビジョンの老夫婦も、二人を見て笑っているようだった。
《親に会いにいこうの日》
ミナミはようやく、この祝日の本当の意味を理解した。
親が子に会いにいく日ではない。
まだ存在しない子供たちが、自分を産んでくれそうな男女を会わせる日なのだ。
青年は花束を差し出し、おそるおそる言った。
「とりあえず……お食事でも?」
ミナミは味噌汁に沈んだマグロを見た。
「いいですけど、ひとつだけ条件があります」
「なんでしょう」
「子供の名前は、私たちで決めましょう」
ガラスの中の母が、慌てて叫んだ。
『えっ、ちょっと! 私もう百年間ずっとミナミなんだけど!』
二人は顔を見合わせた。
そして、その日初めて笑った。

翌年から街頭ビジョンの標語には、小さな注意書きが加えられた。
《親に会いにいこうの日》
――なお、命名権は親にあります。

おわり

AIが考える設定は複雑だと何か破綻が出ることがよくある。
この話もちょっと怪しい。
だけど、そういう発想が出てくるのは面白い。
あとオチとして、ミナミが食べていたマグロから、母親はミナミという名前をつけるという、タイムパラドックス的なものを提案してみたけど、AIは余計なことをしてさらに複雑な話になるので却下しました。







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最終更新日  2026.08.15 17:29:32
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