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開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
2003.09.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
三連休の余波で日記を更新することが出来ませんでした。せっかく

世間の人たちが休みのあいだはサービス業は忙しくなってしまうっ
ていうのはどうしようもないですね。
そのかわりといってはなんですが、休みを平日にとることができる
ので観光地がすいているというのはいいところなんですけどね。

さて、今回紹介する本は「暗いところで待ち合わせ」(乙一・幻冬舎
文庫)です。
この本は「夏と花火と私の死体」を書いた乙一さんが書いた本で内容

アキヒロが潜むという非常に嫌な感じのする内容です。
ところがこの内容を乙一という作家は気持ち悪くもなくいやらしく
もなく絶妙のバランス感覚で描いていきます。
視覚障害者で天涯孤独のミチルの視点から描かれたパートと警察か
ら逃れ部屋に住むミチルに見つからないように息を潜めるアキヒロ
のパートと二つのパートから物語は語られていきます。
最近読んだ本でも「コッペリア」「プリズム」「冷静と情熱のあいだ」
など結構いろいろな作品がこのような視点の切り替えを行って話を
すすめていました。結構この形式は恋愛を描くのに上手く昨日する
ような気がします。二人の視点から物事を見ていくことが出来るの
で二人の関係がどの段階で変化してきたかを後から読み返したとき

自分の住み慣れた我が家に違和感を感じて何者かが潜んでいると感
じるミチルサイドの緊迫感と警察に追われミチルに気づかれないよ
うに潜みつづけるアキヒロの緊張が交互に語られその二人が徐々に
おたがいを認め合っていく姿がなかなかいい感じです。
このテーマで成長とこころのふれあいを描きつつミステリーとして

このテーマで書いていやらしさや気持ちの悪さがないのはすごいと
思います。

今回は更新が遅くなって申し訳ありませんでした。
掲示板への対応ぐらいは早目に出来ていればよかったと思います。
それではこれからも一日に一冊紹介は続けていきますのでよろしく
おねがいいたします。
今日の感想も掲示板にお願いしますね。
ではまた。





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Last updated  2003.09.18 02:03:29
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