P-Blog アイデア&インプレッション

2006.02.08
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コーラの世界では、コカコーラとペプシの2メーカーが永遠のライバル的に争っている。

1980年代には、音楽業界からヴァージンコーラが参入したり、カフェインの濃度を高めたマウンテンデューと共に社会問題となったジョルトコーラなどが躍進した時期もあったが、コカコーラとペプシの圧倒的なマーケティング力により他社は見事に駆逐され。現在では、この業界は、実質C(コカコーラ)とP(ペプシ)の2社という雰囲気になっている。

さて、他の業界でも、CとPという頭文字の実質2社でほぼ寡占状態というものがあるようだ。
それが、日本での哺乳びんだ。
もちろん、いろんなメーカーが頑張って商品を開発しているが、どうも、このCとPの総合メーカー2社が強く。百貨店等ではCとPが中心で、その他はキャラクターものという雰囲気だ。
さて、そのCは、 Combi というベビー用品と健康器具メーカーで、どちらかというと幅広いラインナップを誇っている。Pは、 ビジョン という会社で、総合メーカーというより赤ちゃんの食べることや排泄することに関係する商品に強い傾向がある。


てなことで、CとPの二つのメーカーの3ヶ月まで用の乳首のついたガラス製の哺乳びんを比較してみた。
すると、コンセプトの違いが明確に出てきた。

DSCF2630.jpg
左側がコンビのNUK 右がピジョン

まず、瓶の形状だが、ドイツのブランドであるNUKを使うコンビの方は、円筒型で、ミルクの量が正確に測れるようになっている。それに対して、ピジョンの方は、下の方が広く、上の方を細くすることで、置いたときは安定が良く、少し太いがミルクをあげるときに鉛筆を持つように持ったときに持ちやすい形状となっている。ピジョンの目盛りは、量が少ない部分の間隔は狭く、量が多くなると目盛りが広くなるので、正確には測れないが、必要にして十分のように見える。ただ、落ち名とは違い、体重の少ない新生児からすれば、その何mlかが、体重比では、かなりの量の差となるので、時にはミルクの量を厳密に管理しなくてはならない場合も想定されるので、そういうときには不利かもしれない。

次ぎに、乳首の形状と硬さだ。
両メーカーとも、天然ゴム製とシリコンゴム製があり、ともに、天然ゴムの方がシリコンゴムより柔らかいという傾向がある。赤ちゃんは、柔らかい方を好む傾向があると言われているが、天然ゴム製の臭いを嫌う赤ちゃんも多く。ナチュラル嗜好のママさんは、なるべく母乳といきたいところだが、どうしても哺乳びんという時には、天然ゴムの「天然」という言葉に惹かれて購入することが多いと聞きました。(天然だからって、必ずしも身体に対して優しいとは限らないのですが・・・)
また、天然ゴムの方が、耐久性が低いようで、連続使用で約一ヶ月でダメになるようで、シリコンゴム製より1.5倍消費のサイクルが早いようです。もちろん使用頻度で持つ時間も長くなります。(ちなみに今日はオール母乳なので使用せず)

DSCF2640.jpg
ピジョン製の乳首(シリコンゴム製)

DSCF2641.jpg
NUK(コンビ)の乳首(シリコンゴム製)

乳首の形状に、二つのメーカーの大きな考え方の違いが出てきている。
ピジョンの方は、丸くトラディショナルないわゆる乳首の形をしているのだが、NUK(コンビ)は特殊な形状をしている。

ともに、噛むと、シリコンゴムの微妙な厚さの違いと形状のおかげで、穴が少し大きく開き、ミルクがしみ出しやすくなるようになっているが、ピジョンの方が、乳首が柔らかく、変化の幅が大きいように見える。
NUK(コンビ)の方は、既に赤ちゃんの口に入ったときのママの乳首の状態に近い形をしているために、シリコンゴムを柔らかくする必要がないのか、ミルクを吸うときに運動させる事を目的にしているのか、ピジョンに比べて少し硬い目だ。ミルクがしみ出る穴が、上面についているために、赤ちゃんの口に哺乳びんの乳首を入れる際に、ミルクのこぼれが少ないし、ミルクが直接喉の奥の方に飛んでゆかないので、ミルクが唾液と混じりやすく消化には良さそうだ。
こうしてみると、NUK(コンビ)の方が機能的でいいように見えるが、やはり、工業的というか、生産的というか、効率的というか、どこか遊びや優しさ感覚が少ないように見えるんですよね。おそらく、そんなことだろうか相方の母はピジョンが好きです。

両方買っちゃったけど、あなたならどっちを選ぶ?


▼ピジョン哺乳びん 120ml  ピジョン哺乳びん 120ml 
耐熱ガラス・シリコーン乳首120ml


そうそう・・・

マーケティング理論の学習をするときに、コーラのコカコーラとペプシとその他のコーラを目隠しをして飲ませて、違いを言い当てるというのを、行う事があるのだが。ここよって導かれる事の一つとして「どれも余り違いがない」という事がある。

今回、哺乳びんに対し、いろいろと、デザインとして、機能をいろいろチェックをしてみてはいるが、確かに違いはあるのには違いないが、視力が完成されていない赤ちゃんにとっては「どれも余り違いがない」のかもしれない。





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最終更新日  2006.02.09 01:28:31
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