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明日、ブラジルへ戻る。25~7時間は空を飛んでいる。成田から日付変更線を越え、ニューヨークで乗り継ぎ、翌朝10時頃にサンパウロに着く。エコノミー症候群と言われて久しいが、最もそれに罹る日本からのルートだろう。幸い勤め先の好意でビジネスクラスを利用できるので気持ちは少し楽だ。それにしても、丸1日以上のフライトは、かなりキツい。帰国の際、隣り合わせた日本の一流商社マンは二ヶ月に1度、このコースを往復するという。すでに、2年以上14回往復しているが、未だに慣れないという。サンパウロや私の勤めるバウルーには日系人が多く住んでいる。この殆どがブラジル移民の2世・3世~だという。移民1世は何十日もかかっての船での渡航で、現在の日本・ブラジル間25~7時間は夢のようだと語る。ブラジルに渡って、この歴史に初めて触れたとき、その筆舌に尽くしがたい苦労には、ただただ脱帽するしかない。サンパウロの日本人街を見たとき、日本人の誇りを感じた。そして、当時、移民を受け入れたブラジルと多くの善意のブラジル人には日本人として感謝の気持ちが自然に湧いてきた。帰国で知った、所謂「派遣切り」の中に隠された「ブラジル人労働者の解雇」。何とも言えぬ、虚しい思いがこみ上げてきた。日本の「義」を見せて欲しい。
2009.01.18
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明けましておめでとうございます。本年が日本にとって、皆様にとって素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。この3ヶ月間、アメリカ、ブラジルを周り、年が明けて帰国した。帰国後、テレビのニュース番組を見て、不況に対する警鐘の大きさに驚かされた。さらにそれにすぐに乗り踊らされているの国民の姿も報じられていた。政治・経済に疎いので、認識不足かもしれないが、マスコミが煽り、それにすぐに反応する日本国民のサガをこれほど強く感じたことはない。確かに不景気だし、多くの困難な問題を抱えているだろう。日本や国民の将来に対する不安は否めない。ブラジルでもそれは同様、間違いなく不況だと感じるし、マスコミも不況のニュースを毎日のように流している。ところが、同時に地域のちょっとした明るい話題、日々の些細な出来事の方がその比重が遙かに重い。与野党に拘わらず、政治家がテレビに登場し、ブラジル国民の不安を増長させるような発言はまず無い。どちらかというと、「不況だが、大丈夫!」と訴えることが殆どだ。甘いかもしれないし、ラテンの血・国民気質の問題かもしれないが、少なくとも日本のそれとは比較にならないぐらい、楽観的で明るい。私はそう感じた。昨年末、病気に罹り生死の境を彷徨った。ところが、私の主治医は危篤を宣告しながらも、楽観的で明るかった。生還を信じて、治癒を神に祈った。神に生死を委ねた。祈ることを多くの人に、テレビを通して願い募った。そして生還した。Amanha~ e' outro dia.(明日は明日の風が吹く)Ha' males que ve^m para o bem.(悪いことの後には良いことがある)日本と同じような諺だが、日常頻繁に使われている。ラテンの発想。少しくらいは真似てみても良さそう。特に今。
2009.01.18
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