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先日末、日本唯一の国産旅客機YS11がリタイアしたのは報道にあったとおりです。日本人パイロットとして、一度はそのCWS(操縦桿)を握ってみたいものでした。寂しいなあ・・・。と言うのが率直な感想です。そしてYSが日本の定期航空界を去るのと時を合わせるように、間もなく航空管制用語が一新されます。「Taxi into position and hold」や「Until further advice」など、エアバンドを聞く方にもおなじみの用語が、今月26日から聞くことがなくなるでしょう。寂しいなあ・・・。と言うのがまたまた率直な感想です。慣れてしまえばそれこそ何ともないかもしれませんが、外国籍の航空機も頻繁に飛行する昨今の空域事情の中、かえって効率や安全を阻害する可能性があるのでは・・、という小さな疑問があります。そして何より、親しんできた用語を「使ってはいけない」と言われると、それまで何の問題もなく流れていた仕事のリズムが壊されそうな、なんとも言えない違和感にしばらく支配されそうです。文章力に恵まれない自分を呪うばかりの文章ですが、私のようにぺーぺーのしたっぱでさえ感じるこの違和感、何千・何万時間も飛行経験がある先輩たちは、共に飛び続けたYSはいなくなるはATC(管制用語)は変わるはで、変わり行く日本の空をどう想っているのかなあ・・・。写真・・・友人からの写メ(やっさんありがと)
Oct 23, 2006
自己紹介欄にも書きましたが、一年間悩んだ挙句購入したMR.Gという腕時計を使っています。高級腕時計の代名詞でもあるロレックスや、イケメン(自称)パイロット御用達のブライトリングには足元にも及ばない10万円そこそこの値段ですが、中高生のイメージが先行するG-shockにその値段は法外ともいえる価格設定なのです。(米軍パイロットの腕にキラリと光ったMR.Gをテレビで偶然見たとき、思わずにんまりしましたが)その頑丈さと機能性重視のデザインは、決してアウトドア派とは言いがたい自分をも惹きつける不思議な魅力を放っています。近年のバージョンでは、電波時計とソーラーパワー機能がほぼ標準装備になり、中途半端に神経質な性格の私にとって時刻整合と電池替えの手間から開放されたことは、ますますの愛着を感じるのに充分です。そんな愛着の延長線上で、温泉に入る際は必ず「こいつ」にも入浴させます。自分の身体のように丁寧に洗ってやりながら、「今日も働き続けてくれてありがとう」と想いを馳せるのです。キモイですね。ところで私は仕事中に限って、腕時計を右腕にすることにしています。仕事場=コクピットでの私の席は右席です。光降り注ぐなか、左腕に時計をしているとどうしてもその反射光がキャプテンサイドに行ってしまうのを防ぐためです。お客さまの搭乗が終わってすべてのドアが閉じられると、機内でキャプテンは神様になります(時として「殿様」ですが・・・。理由はご推測くださいw)。その神様にストレスを与えることだけはしたくない、ぺーぺーの副操縦士が考えた小さな小さな気遣いとでも言っておきましょう。さて今のMR.Gを一年間も見定めた後に手に入れたのは、たかがG-shockに10万円という拒否反応からではなく、「一生付き合える時計が欲しい」という願いがあったからです。一生連れ添う女性を選ぶ時、一目ぼれだけでなく、憧れの時間も必要ですよね?それと同じです。昔尊敬する先輩が言いました。「一生モノを持ってるか? それが男の価値につながるんだぞ」と。写真・・・お気に入りのMR.G
Oct 18, 2006
補足すべくもないですが、ゲームの世界で、です。先日遅ればせながらプレステ2を買いました。ぺーぺーとはいえ、パイロットの端くれの私が最初に導かれるように手にしたゲームが「エースコンバット」だったわけです。仲間と共に、壮絶な空中戦と対地・対艦作戦を繰り広げるこのゲームは、ありえない状況と解っていても「戦闘機パイロット」というパイロットも憧れるパイロットの世界を疑似体験とはいきませんが、少なくとも縦横無尽に飛び回りたいというパイロットの本能的欲求は満たしてくれます。所詮ゲームゆえに、Gを意識せずに機体をコントロールできるのは幸いなことです。強いときで9G、つまり自分の体重が9倍になるというありえない状況下で「的確にフライトしながら戦う」のが戦闘機パイロットの仕事です。こんなの私には絶対できませんwちなみに民間パイロットの場合、初期訓練で体感するGはたったの2Gです。60度のバンク(機体の傾き)で高度を変えずに旋回すると、ちょうど2Gになる計算ですが、それでも慣れない新人訓練生諸君の中には吐いてしまう人もいます。地上で生活することが本分の人間にとって、Gの耐性があるほうが異常なのかもしれません。実は私、アメリカでアクロバット飛行の訓練を受けています。その時最大5Gまで体験してますが、Gを耐えるだけで精一杯だったことを思い出します。これが9Gになるなんてガクガクブルブルの世界です。旅客機はなるべくGがかからないようにかからないように、常にお客様が乗っていることを意識して飛ばします。それに対して戦闘機は必要とあれば過大なGをかけないと優位に立てません。フライトの目的が根本的に違うんですね、同じ空を職場としていても。時々、某空域で戦闘機とすれ違うことがあります。エルロンロール(横転)をしながらあっという間に視界から消え去るその姿は優雅でもあり、憧れます。ただいまフライトから帰りました。プレステの電源を入れ、起動するゲームはエースコンバット・・・。「フライトで疲れてるくせに、またゲームでフライトかよww」とは友人の言葉。いえいえ、全く別の乗り物ですから。
Oct 12, 2006
パイロット以外に、ファッションの枠を超えてサングラスをその機能性重視で使う職業は多くないと思います。地上が土砂降りでも、離陸して間もなくでon_Top(雲上飛行)になります。それは爽快である反面、最前席に座っているパイロットにとって「日差し」という新たな脅威が現れるのは想像に難くないでしょう。容赦なく照りつける陽光は、以前述べた「多重情報処理能力」を損なう大きな原因のひとつで、やはり目を保護することが最優先となるわけです。パイロットが使うサングラスと言えば、西部警察の大門でおなじみティアドロップタイプのレイバンを思い浮かぶ方も多いでしょうが、最近の若いパイロットで「大門サングラス」をかけてる人を探すのは「独り吉野家で特盛を注文する女性」を見つけるくらい困難です。「欧米人とは顔のつくりが異なる日本人にティアドロップは似合わない」との、有名アイウェアショップ店員の言葉に納得したものです。特に私のように、某アジア系エアラインのCAに中国語で話しかけられる顔の持ち主は悲惨です。「私服+ティアドロップ=香港マフィア」and「制服+ティアドロップ=香港警察」ですからwさて昨今好まれるデザインは、やはり細身スタイルのものです。人気があるブランドは定番のレイバンやオークリー、私は妻と選びに選んだポリスを使っています。機能性重視とあって、やはり偏光グラスのものに人気があります。ストレートテンプル(耳にかける「つる」がまっすぐなもの)を選ぶ人が多いのも、ヘッドセット(軍用ではヘルメット)をしたまま着脱しやすいという利点があるからです。あ、ティアドロップといえば最近では犬井ヒロシがいましたwどんなグラスを使おうが本来は「自由だーーーーーっ!」なんです。寒。。。写真・・・愛用のPolice、ログブックを背景に。
Oct 6, 2006
ペンシルベニアでまた学校銃撃事件。。。今回はアーミッシュと呼ばれるキリスト教一派の地域が標的になりました。事件の背景は全く異なり、「銃」というキーワードだけでの繋がりですが、日本人が銃被害で亡くなった事件を思い出しました。ルイジアナで1992年に起きた留学生射殺事件です。何度も報道された事件なので詳細を述べることは避けますが、私が一番納得がいかなかったのが、加害者とされた人に対するバッシングが日本では当然のものとしてまかり通っていたことです。批判を覚悟で書きますが、私は加害者ピアーズ氏が少なくとも刑事上で無罪となったことを嬉しく思いました。「誰だか解らない」者が庭に入ってきて、「何をするか解らない」人間が「制止しても近寄ってくる」!家の敷地内に得体の知れない人間がいて「何だよ、こっちくんなよ!」と言ってもなお近寄ってきたとき、一家の主が木刀やバットで立ち向かうことは日本でも十分にありえることです。銃社会のアメリカでは、その木刀やバットが銃なのです。撃たれても当然ですよ。そして撃たれたH君は、子供でも解る簡単な表現「Freeze!」を理解できませんでした。日本では「~するな」という命令文は「Don't ~」くらいしか教えませんからね。思い出話になり恐縮ですが、中学の英語テストで、「He loves his family.」いう文章を「彼は家族を愛している」と答えてバツをつけられました。「彼は『彼の』家族を愛している」が正しいとのことですww帰国子女だった別の生徒も同じ答えを書きましたが、それも減点されていました。こんなくだらないことをやってる以上、学校教育だけで英語を話せるようにはなりません。こういう事件が起きても仕方ないですよ。さて時は流れて、クラブ(昔風に言えばお酒が提供されるディスコw)で働いている頃、サオリという仕事仲間がいました。彼女は中学もろくに通わず高校は中退、周囲に言わせるとどうしようもないアホ女でしたが、彼女が話す英語はネイティブ並でした。週末ともなると客の半分以上が外国人で占められるその店で働くうちに、自然と身に付いたとのことです。大学を入れると10年間も英語を勉強勉強!でも話せない英語。。。どう考えても時間の無駄です、ありがとうございましたw・・・以下は本文とは関係ない愚痴です。バトンルージュ事件当時、高校生だった私は「ピアーズ氏に非はない」をテーマにしたレポートを宿題として提出しました。それを読んだ日教組かぶれの担当教師は怒り狂い、私を無理やり正座させた上、反省文の提出を指示しました。「日本の教育は狂っているうえに言論の自由もない」、悔し涙を流しながら過ごしたその日を昨日の事のように覚えています。ちなみに私が育った広島の教育現場では「アメリカ=悪。ソ連・中国・南北朝鮮=善。」という図式が成り立っていました。小学生のとき「この中で家族や親戚が自衛隊の人は起立しなさい、あなたたちは人殺しの仲間です!」と言い放った担任の「思想」を疑いもなく受け入れていたのです。間違った教育は本当に恐ろしい。広島では核兵器反対運動がさかんです。多くの人が原爆で亡くなったことは疑いのない事実として目は逸らしません、ただその活動方針には賛成しかねます。アメリカの核実験には大きなキャンペーンを組むほどその運動は盛り上がるのですが、それが対ソ連や中国・北朝鮮となると・・・。アメリカに亡命した旧ソ連KGB情報員レフチェンコ氏の回想録には、それらの団体や日教組を旧共産圏(もちろん反米)が影で支援していた事が明らかにされています。それが何を意味するのかは説明の必要もないでしょう。あまりにも腹立たしいのでつい書いてしまいました、すいません。
Oct 3, 2006
納車したての愛車アクセラにサポートリボンマグネットを付けてみました♪アメリカでは、戦地に赴く将兵の無事帰還を願って庭の木に黄色のリボンを巻きつける習慣があり、古くは南北戦争にまでさかのぼります。そして時は21世紀、MAGNET-AMERICA社が同様の願いを込めた黄色いマグネットリボンの販売を開始し、売り上げの一部を「義援金」として各種活動に充てるようになりました。今日ではその対象も拡がり、テロで殉職した遺族向けや地域安全に貢献する消防士・救急隊員をサポートするもの、珍しいものではSIDS(乳幼児突然死症候群)支援リボン、動物愛護支援リボンなどがあります。現在のところ日本で購入してもほとんどがアメリカ向けになるのが微妙なところですが・・・。写真は、義弟のFire-Fighter(消防士という言葉は命がけの職業の割に重みがないので使いません)経由で手に入れたEMS(緊急医療)支援のマグネットです。何かの間違いでパイロットになった私ですが、若かりし頃は医師に異常なまでの憧れを抱いていました。夢破れたのなら小さくてもいいから医療に貢献したい・・・ 小さい偽善ですw さて最近まで、腕に巻きつけたり携帯のストラップにもなる「サポート・ラバーバンド」が日本でも小さなブームになりました。恵まれない子供たちに愛の手を・・・とか、難民キャンプの人たちを救おうとか聞こえの良い文句を掲げて販売されていましたが、実際の収支を調べてみると・・・? → ?? → ??? → ! → !! → !!!てな内訳でしたw「○○ちゃんを難病から救おう!」などの怪しげな街頭募金、「死ぬ死ぬ詐欺」に通じるところがありました。じゃあサポートリボンマグネットはどうなのか?と聞かれても正直解りませんw落ち着くところは結局、「自己満足」なのです。写真・・・愛車を飾るEMSサポートリボン
Oct 1, 2006
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