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2026.07.27
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カテゴリ: そのほか
猫怪々 (集英社文庫(日本)) [ 加門 七海 ]



*あらすじ*

ある雨上がりの日、路地裏でうずくまる仔猫を保護した著者。
その仔猫は数多の病気を抱えており、著者は懸命に助かる道を模索する。
そして段々と、仔猫は病気だけでなくおかしな怪現象まで抱えていることに気づく。

著者は仔猫のため、呪術に手を染めお経を唱える使い魔のような飼い主になっていくのであった。



*感 想*

表紙が可愛くて、あらすじをきちんと読まずに購入していました。

なので【猫怪々】というタイトルから勝手に猫にまつわる怪談話かと思っていたら、『 育猫日記~オカルトを添えて~ 』といった感じのエッセイでした。
(著者がともに暮らすことになった仔猫「 のの 」が持ってきた(?)怪現象についてつらつらと書かれているので、猫にまつわる怪談話といえばそうっちゃそうなんですが)




病気と怪現象諸々背負った のの 」が平穏無事に暮らせるように、著者があれこれと奮闘したエッセイです。

著者については作品を読んだことはありますが、著者自身についてはよく知らなかったので、 のの のこと以外に著者に備わっている能力やこれまで体験した怪現象などを知ることができました。

ホラー作家なので霊能者と知り合いなのは不思議とは思いませんでしたが、
サイキッカー ヒーラー といった、ゲームの中でしか見かけないような人々とも
知り合いなのは驚きました
(というより、そういった人々が現実にいるほうに驚いたというか)

「あなたの知らない世界」を覗いたような感覚で、なんだかおもしろかったです。



病気が良くなるようにと、以前気功師から教わっていた気功を のの にずっと施していたことも書かれていました。


気功を受け続けている人は、自分自身でも気功治療ができるようになる (要約)」とあったので、それはちょっと良いなと思いました。

(私は万年肩こりと腰痛持ちなので、自分で治療できるのならば費用もかからなくて良いですよね…)

そのあと「(気功を受け続けている のの は) そのうち立派な気功猫になるかも しれない」と続いていて、それも可愛くて良いなと思いました。

ちなみに、遠くの人から「気」を送ってもらう「 遠隔気功 」なるものもあるとか。
不思議でおもしろい世界です。





のの の病気や のの を狙う怪異に対して、 お経を唱えたり気功を施したり強力な呪術を使ったり など著者はしていましたが、アプローチが独特なだけで 我が子 ( ) を守りたい想い は他の飼い主と変わらない、というのがよく伝わってきたエッセイでした。

私はこれまで人間以外の動物と暮らしてきたことは無いにも関わらずそう感じたので、 動物 (特に ) と暮らしてきたことのある人にとっては わかる!わかるぞ! 」と 共感できるエッセイ だと思います(オカルトが大丈夫であれば)


オカルトでも眉唾ものでも、何かに対して選択肢が多くあるのっていいね、とも思いました。







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最終更新日  2026.07.27 14:24:57
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