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2010.06.28
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昨日の記事で、ボリビアのチャカルタヤ山(5395m)に登った話を書きました。そこでもちょっと書いたのですが、この山は、おそらく世界で最も簡単に登れる5000m峰だと思われます。何しろ5300m付近まで自動車道が来ています。標高差たった100mを登ればいいだけ。その登山道も、非常になだらかで、ジョッギングシューズでも登れます。
ただし、5000mは5000m。寒いです。私が登ったのは12月中旬、南半球なので、北半球で言えば6月に相当します。初夏の時期ですが、気温はおそらく氷点下だったはずです。山頂には気象観測機が設置されていたのですが、その周囲の金網には「エビの尻尾」が沢山張り付いていましたから。
エビの尻尾というのは、常時京風に晒されている場所で、樹木などの風下側に貼り付いた氷が、エビの尻尾のような形状に発達したものです。
そして、もう一つは、昨日の記事にも書いたように空気が薄い。高山病の危険があります。(私は大丈夫だったけど)

そもそも何でこんな5300mのところまで自動車道が来ているかというと、まずここに天文台がある。そしてもう一つ、ボリビアで唯一のスキー場がある。いや、あったという方が正確かもしれませんが。というのは、温暖化の影響でチャカルタヤの氷河は消失してしまったのです。ボリビアは冬が乾期、夏が雨期です。冬は寒いけど、降水量は少ない。夏なら高い山は雪が降る、というわけで、チャカルタヤのスキーシーズンは夏である12月から2月頃なのです。ところが、夏に雪ではなく雨が降るようになってしまったわけです。

ま、そういうわけでチャカルタヤ山の写真など。(2001年12月の撮影です、古くてごめんなさい)

チャカルタヤ 遠景
ラパスのエル・アルト国際空港付近からの撮影です。撮影場所自体が海抜4000mあります。中央左の三角形の白い山はワイナ・ポトシ(6088m)、中央右の黒っぽくて真ん中だけ白い山がチャカルタヤ山です。

チャカルタヤへの道
かなり山頂近くの車の中から撮影しました。

チャカルタヤ山
これがチャカルタヤ山、ではなく正確にはその隣の山。位置関係の記憶が曖昧なので、何という山か分かりません。氷河があるのでジョッギングシューズでは登れそうにありません。

チャカルタヤ山


チャカルタヤ山
一番奥の峰から下界を見下ろしました。下界と言ったって、遠くの湖でも4600m、J'anqu Quta(ハンク・クタ湖)という名前のようです。手前の湖は、手元の地図で名前の記載がありません。右奥はワイナ・ポトシの山麓。

ワイナ・ポトシ
チャカルタヤから撮ったワイナ・ポトシの山影です、が、山頂が雲に隠れてしまいました。

チャカルタヤ山2
同じくチャカルタヤからハンク・クタ湖とワイナ・ポトシを撮影したのですが、組がどんどん上がってきました。雪が降り出す前に帰途につき、ラパスに戻ったら土砂降りの雨になっていました。その頃チャカルタヤの山頂はきっと猛吹雪だったに違いありません。





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最終更新日  2010.06.29 00:18:11
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