inti-solのブログ

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2015.09.01
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テーマ: ニュース(96595)
東京五輪エンブレム取り下げ 組織委、新たに公募へ
デザイナーの佐野研二郎氏が制作した2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムについて、大会組織委員会は1日、使用を中止して取り下げることを決めた。この問題では、エンブレムが盗作ではないかとする声や、無断転用した画像で使用イメージ図を作製したのではないかとの指摘が相次いでいた。組織委は新しいエンブレムを公募して選ぶ方針だ。
整備計画がいったん白紙撤回された新国立競技場に続き、大会の象徴的存在が再び取り下げられる異例の事態となった。組織委の武藤敏郎事務総長は記者会見で、「佐野氏は使用イメージ画像の無断転用は認めたが、エンブレムの模倣は否定している。組織委も盗作とは考えていないが、今や一般国民の理解を得られなくなった」と使用中止を決めた理由を述べた。(以下略)

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少し前に、当ブログでも、遅ればせながらこのエンブレム問題を取り上げました。

出来レースにもほどがある

ただ、ネット上で検索した限りは、ですけど、ベルギーの劇場ロゴマヘクの著作権侵害が司法の場で認められる可能性は低い、と多くの専門家は見ているようです。もっとも、日本の判例ではそうでも、今回の件はスイスで裁判を起こしているようなので、スイスで判例ではどうなのか、というのは若干気になるところではありますけど。
いずれにしても、司法の場では勝てるにしても、誰がどう見たって模倣であることが歴然としているエンブレムを、これ以上使い続けることはマイナスイメージが大きすぎると判断したのでしょう。

その判断は正しい、けど、遅すぎたと思います。

都、すでに4600万円分発注…肩落とす職員ら
都庁では1日午後1時前、テレビでエンブレムの使用中止方針を伝える速報が流れると、幹部職員らがテレビの前に集まり、「本当なのか」「今後はどうなるのか」などと不安そうに画面を眺めていた。
都庁本庁舎入り口などにはエンブレムが入ったポスターが掲げられ、名刺にエンブレムを印刷して東京五輪をPRする職員もいた。都によると、これまでポスターやのぼり旗などで約4600万円分の発注を終えているという。(以下略)

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このエンブレムは、すでにポスターなどで各所に使われています。その印刷費として、なんと4600万円もかかっていると。盗作の可能性が指摘されたのが7月中だし、そもそも原案の段階では別の作品に酷似していることを審査委員会は認識していたにもかかわらず、エンブレム変更という結論を先延ばしにした挙句、ポスターなどを大量に刷ってしまった後で撤回というのだから、遅きに失したというしかないでしょう。
その4600万円は東京都の予算から払うんでしょうか。佐野氏の事務所か審査委員会に請求してほしいと思うんですけどねえ。

で、新たに公募するのだそうです。何故でしょうか。先の記事に引用しましたが、審査委員によれば、エンブレムの公募には「日本のこれというグラフィックデザイナーはほとんど参加してくれた。」のだそうです。ということは、他に優れた作品はいっぱいあったはずですが、そこから選びなおすという発想はないのでしょうか。まあ、スタジアムの建設ほど時間を要するものではないでしょうから、まだ時間は充分にあるんでしょうけど。


スタジアムの建設問題も、総工費1550億で決着と報じられて、さも大幅に工費が減ったように見えますけど、それは2500億とか3000億とかいう、非常識なとんでもない数字と比べるから、まるで減ったように見えるけど、当初の想定は1300億で、その数字自体が過去のオリンピック・スタジアムの工費から見てとんでもなく高いのだから、1550億はとてつもなく高い額であることにかわりはありません。既存のスタジアムを使えばいいと思うのに、そういう選択肢は一切出てこないのは、それでは建設業界が潤わず、自民党にリベートが来ないかななのか、と勘ぐりたくなってしまいます。





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最終更新日  2015.09.01 22:57:21
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