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2015.11.19
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テーマ: 戦争反対(1248)
カテゴリ: 戦争と平和
知られざる「GHQの洗脳」歴史学ぶ自民の新組織に期待


稲田氏はGHQによる言論統制や、日本人に罪悪感を植え付けた宣伝計画の弊害を指摘し、記事をこう締めくくっている。
「いまだに日本が占領下の厳しい検閲によるマインドコントロールから抜けきれないでいることは悲しむべきことです」
稲田氏は、自民党結党60年記念式典に合わせて設ける日清戦争以降の歴史や極東国際軍事裁判、GHQによる占領政策などを学ぶ安倍首相直属の新組織づくりを主導してきた。組織トップには谷垣禎一幹事長が就くが、今後の活動に期待したい。
戦争に負け、占領国民が施される「洗脳」とはどんなものか。われわれの父祖が直接体験した出来事とその影響は、学校教育ではほとんど触れられず、実態はあまり知られていない。
その意味で、自民党の新組織がGHQの占領政策について議論し、そこから日本の現状について考えることには大きな意義がある。また、メディアのあり方、報道姿勢にも少なからず関わってくる問題でもある。
例えばGHQは稲田氏が指摘した検閲を実施する一方で、真珠湾攻撃4周年の昭和20年12月8日から、10回にわたって全国の新聞に、日本の侵略と悪行を強調する連載記事「太平洋戦争史」を掲載させた。翌9日からは、「太平洋戦争史」をドラマ仕立てにした「真相はかうだ」をNHKラジオで放送させた。
(中略)
「老いも若きも幅広く、虚心に学ぶということだ」
谷垣氏は新組織について周囲にこう語り、特に提言などをまとめることはしない考えだ。確かに70年近く前のことを、今さら恨みがましく言い募るのはみっともない。ただ、何があったか、それが現在にどうつながっているかはきちんと押さえておいた方がいい。

---

要するに、与党が自分の思い通りの歴史に書き換えたい、その準備作業としての「新組織」ということです。
日本は戦争に負け、米軍(連合軍)に占領されて独立を失ったのです。GHQは日本を(親米的な)民主国家にするために、様々な強制力を働かせた。軍国主義排撃ということもあるけれど、共産主義排撃ということもあって、たとえば2.1ゼネストの禁止やレッドパージもまたマッカーサーの指令によるものです。公務員のスト権を否定する現行の国家公務員法、地方公務員法は、まさしく占領軍の2.1スト禁止命令から始まっているものですが、占領政策を見直すということは、GHQの命じた公務員スト権否認も見直しますか?そういうことはしないだろうことは容易に想像がつきます。自分たちに都合のよいところだけのつまみ食いの歴史観を披露するのでしょう。

結局、トータルで見て、どちらの時代のほうがよりマシか、ということに尽きると私は思うのです。GHQは正義の集団ではもちろんなかった。そんなことは言うまでもないけれど、戦争に反対する声、反政府的な声はすべて圧殺され、310万人が命を落とし、日本中の主要都市が焦土と化した太平洋戦争と、戦後のGHQの統治と。どちらにも問題はあったにしても、比べるまでもなく、戦後のGHQ統治のほうがはるかにマシです。何といっても、戦争で命を落とす恐怖がないのだから。大方の日本人にとってもそうだったからこそ、戦後GHQによる統治はほとんど抵抗なく受け入れられたのです。みんな、戦争はコリゴリだったのです。

しかし、そうではない、という人たちも一部にいるわけです。戦争はコリゴリじゃない、戦後より戦前のほうがよかった、という人たち、その例の一つが稲田朋美であるわけですが、こういう人たちが、一生懸命歴史を書き換えようとしている。その歴史書き換えの先に待っているものは、戦前の繰り返しとしか思えません。





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最終更新日  2015.11.20 07:28:59
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