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2024.01.19
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テーマ: ニュース(99396)
カテゴリ: 政治
共産・志位委員長が退任 後任に田村智子氏、女性初 23年ぶり交代
共産党は18日、志位和夫委員長が退任し、後任に田村智子政策委員長が就く人事を決定した。委員長交代は約23年ぶりで、女性が就任するのは初めて。
田村氏は2010年7月の参院選で初当選し、現在3期目。19年、首相主催の「桜を見る会」を巡る問題で、安倍首相を国会論戦で追及し、注目を集めた。20年1月、女性初の政策委員長に就任。次期衆院選でくら替えし、比例代表東京ブロックから立候補する予定だ。
志位氏は00年11月、不破哲三氏の後任として委員長に就任。在任期間は歴代最長の23年あまりに及び、党内から世代交代を求める声が出ていた。

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さすがの共産党内でも、党首が23年間変わらないことには異論があったようで、ついに交代ということになったようです。基本的には、よかったのではないかと思います。
志位氏のこれまでのかじ取りについては、少なくとも松竹除名問題に関しては思うところ、言いたいことはいっっっぱいありますが、党員や支持者の高齢化が深刻な中、従前の野党内でも孤立的だった方針を大胆に改めて、野党共闘に舵を切ったこと自体は、全面的に正しかったと思っています。

というわけで、新委員長就任は喜ばしい話ですが・・・・・

共産、職員除名を巡る報道に注文 「党の見解を完全に無視」
共産党の田村智子政策委員長は10日の記者会見で、党首公選制の導入を求める著書を出版し除名された元党職員松竹伸幸氏を巡る一連の報道に注文を付けた。「言論の自由は保障されなければならないが、党の見解が完全に無視されている。しっかり報道してもらいたい」と述べた。
党機関紙「しんぶん赤旗」は10日付紙面で、松竹氏のインタビュー記事を掲載した長崎新聞社に対して、党長崎県委員会が9日、事実に基づかない内容だなどとして抗議したと報じた。

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除名の方針を見直すつもりはないようです。残念なことです。
松竹氏と、現在の党中央の間に政策に大きな乖離があることは歴然たる事実です。ただ、私の見る限りは、松竹氏の主張は、少なくとも共産党が共闘対象としている立憲民主党の政策(安保完全容認)ほど、現在の共産党中央の主張と乖離はしていないと考えます(あくまでも、私のみる限りは、です。異論は多々あるでしょう)。松竹氏の主張を党の政策として受け入れるかどうかはまた別の話として、その人物を党内に許容することもできないのでは、今後支持の広がりなどまったく期待できないと考えます。

そして、それ以上の問題は、上記の言い分です。
もし、上記の言い分を、例えば自民党が言ったらどうでしょうか。安倍なり麻生なり岸田なりが、自民党を除名された人物、例えば今回の裏金騒動で逮捕と同時に除名された池田議員が、保釈後にでも自民党に反旗を翻すような暴露を行ったとします。


各マスコミとも、立場が違えば言い分は違う、程度のことは踏まえつつも、「党の見解に配慮して除名された池田議員の暴露インタビューなど載せない」などということはするはずがない、すべきではないのは、当然のことです。それは、相手が自民党でも共産党でも同じではないですかね?

とは言え、その共産党の大会の質疑において、除名に疑問を呈する意見があったそうです。代議員って、誰でもなれるものではないはずです。支部とか分会の中から一定の割合で選ばれると思うので、選出母体のなかで一定の信頼がなければ代議員にはなれないでしょう。つまり、共産党員の中でも、除名に疑問を抱く人は、決してごく少数ではない(もちろん、過半数には遠いでしょうけど)、ということなのでしょう。

当の松竹氏は、除名の再審査請求が却下されると、今は訴訟もにおわせる発言をしています。このバイタリティはすごいものがあります。過去に共産党を除名された人は、多かれ少なかれ除名された側も共産党に対して愛想を尽かしており、復党の意志を示した人は聞いたことがありません。共産党を現在進行形でそれほど愛している人が除名されたのが初めてのケースということなのでしょう。
どうやら共産党中央が復党を認めることは絶対にないようです。
私としても、現在でも主義主張の中身は、社民党とともに、もっとも賛同できる部分の多い政党と感じているだけに、このような体質は、まったく残念なことです。





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最終更新日  2024.01.19 19:00:08
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