鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
799804
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
< 新しい記事
新着記事一覧(全346件)
過去の記事 >
2008年11月29日
第149回 経済の体質改善はラクじゃない
カテゴリ:
カテゴリ未分類
今日のまとめ
1. 中国経済は第二次産業への依存度が高い
2. 中国の消費セクターはまだまだ規模が小さい
3. 中国政府の大型景気テコ入れ策はそれなりに良く練られている
4. しかし即効性の面からは「箱物」への投資が景気浮揚効果を生みやすい
■中国経済の工業部門への依存
中国経済はGDPの中に占める第二次産業の占める比率が極めて高いです。第二次産業とは工業や製造業などを指します。歴史的に見て各国の経済はその成長発展段階の或る時点において高度な工業化を経験し、その後、所得が向上し賃金水準が上昇するとともにだんだん経済の中心がサービス業に代表される第三次産業へと移ってゆく傾向があります。下の図は主要国のGDPに占める第二次産業の比率を過去のレンジ(青色)で示したものです。これを見ると米国、英国、フランス、ドイツ、日本など先進国はいずれも現在、第二次産業比率が最も低くなっていることがわかります。
(出典:CFRブログ、ブラッド・セッサー)
■内需、内需と言うけれど・・・
■そもそもソロバンとして無理
中国の消費者にアメリカの凹んだ部分を穴埋めしてもらうという考え方は、そもそもソロバンとして無理だという事を先ず指摘したいと思います。下のグラフは中国と米国の消費がGDPに占める割合からそれぞれの国の消費市場の規模を単純に算出したものです。
いま、米国の消費市場は約845兆円、一方の中国のそれは76兆円です。米国の消費市場は好景気の絶頂のときと、通常の不景気の谷間では大体、4.5%程度スウィングすると言われています。好景気だった2007年から今年、そして来年にかけての消費の落ち込みはまさしくそういうスウィングの例だと思いますが、そこで失われる消費が大体、38兆円と言われているのです。すると「中国に頑張ってもらおう」と言っている間にも既に中国の全消費の約半分に匹敵する需要が消滅しようとしているわけで、これを中国ひとりに埋め合わせしろというのは土台無理な要求なのです。
■大型の景気刺激策はどうか?
中国は11月のはじめに4兆人民元という大型の景気テコ入れ策を発表しました。その中には10項目からなる重点項目が盛り込まれています。それらは今後中国が取り組んでゆかねばならない経済の体質改善を考慮した、よく練られたプランであるような印象を受けました。しかし、投入した予算がどれだけすぐに成果を生むか?という実効性から考えた場合、どうしても重工業や建設業などの第二次産業がいちばん即効性を持っていると言わざるを得ません。なぜならそれらのセクターは固定比率が高く、今回の景気後退でとりわけ需要の減退に苦しんでいますから、新しい刺激策を受けることで景気を浮揚する効果が極めて高いからです。
■「箱物」依存型の復興シナリオになりやすい?
もちろん、中国政府は今回の景気刺激策の重点項目の中に環境保全や地方での医療制度・インフラの充実、教育分野への投資など、思慮深い項目を盛り込んでいます。また、雇用創出力の大きいサービス産業への注力も謳われています。しかし目先の投資リターンという点から考えれば、どこかの国がそうであったように所謂、「ハコモノ」に傾倒した財政撒布こそ一番効き目があるのも事実なのです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
いいね!
0
シェアする
最終更新日 2008年12月02日 23時32分31秒
< 新しい記事
新着記事一覧(全346件)
過去の記事 >
ホーム
フォローする
過去の記事
新しい記事
新着記事
上に戻る
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね!
--
/
--
次の日記を探す
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
広告を見てポイントを獲得する
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
ログインする
x
X
PR
ニューストピックス
バックナンバー
2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
日記/記事の投稿
第354回 中国のインターバンク市場の異変について
第353回 米国連邦公開市場委員会(FOMC)前にBRICsにトレードのチャンス
第352回 中国の5月の貿易統計
第351回 BRICsの5月の製造業購買担当者指数
第350回 ロシア経済の近況
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: