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8人
(但しストッパーからの転向2人を含む)と多くの投手がチャンスを得た。
個々の選手にとっては大きな目標に向けてのアピールできる場を得ることは重要である。 FD
の中心投手のひとりになった 上里田投手
が先発として昨年初登板したのは、リーグも中盤を過ぎた FD
の54試合目、8月20日である。チャンスを生かすことによって可能性は大きく変化することの好例である。また混戦になりそうな優勝争いを考えると、中止に伴う追加日程が今後予定に入ってくるため、先発投手として計算できる投手が一人でも多くチーム内にいることが大事である。結果をチームごとに確認してみたい。
まず FD
では、ローテーションの軸となる 高梨・相原・上里田
の3投手はそれぞれ先発としての仕事を果たし、今後も活躍が期待できる。一方チーム内の競争相手を見ると、 涌島投手
は4月29日は好投するも、5月6日・11日と連続して不本意な登板となってしまい、先発起用に応えられなかった。 岸投手
(「岸健」というほうが通りがよいか)は4月30日先発するも早めに降板してしまったが、以後中継ぎとしてしっかり抑えており、おそらくまた先発起用されることがあろう。首位を守る FD
の不安は 赤井投手の不調
である。4月29日に救援失敗、5月2日先発も 初回に
失点してしまった。初回が抑えられないのはクローザーとして問題である。その後もなんとか抑えているものの本調子ではない。昨年と比較すると赤井投手は1イニングのみ登板が16試合あるが、そのうち対戦打者が3人(3人で抑えたと同視できる)の試合は10試合とほぼ完璧であった。また2イニングのみ登板10試合中でも、対戦打者6人は5試合もある。この成績を見るとまだまだ物足りない。
FD
を追う MP
は4月30日に 近平投手
、5月2日に 浦川投手
が先発するも本調子とはほど遠い投球となってしまった。今は復調の気配だが、万全の投球とまでは言えないようである。ソフトバンク2軍との交流戦メンバーにも選ばれているので、奮起してもらいたい。またローテーションの一角 前田投手
は、4月29日には勝利投手になれなかったものの7回2失点、5月12日にロングリリーフで好投とまずまずである。チーム内のライバルを見ると5月4日、5日に先発した 木谷・木村両投手
の健闘も目立つ。ともに四死球がやや多い(実況によると木谷:4、木村:3)ものの失点を防ぎ、勝利に貢献している。 小山内投手
も含め、先発ローテーション入りをめぐるチーム内の競争も激しくなりそうである。次のチャンスを生かせるかどうかがポイントなのだが、5月12日、14日の先発となった木村・木谷両投手は短いイニングでマウンドを降りてしまい、生かし切れなかった。5月4日・5日の粘りの投球の再現も期待できたので、もう少し投げさせてみてもよかったのではないかと思う。
3位の OG
は、先発投手陣で明暗がやや分かれている。 伊藤・松尾の両投手
は好投を見せ、今後も他チームの脅威となろう。一方 捻金投手
は4月30日に登板するも(ヨンスポの記事によると)マメが悪化したとのことで4回で降板、5月に入っていまだ登板がない。また 金城投手
は4月28日の先発で結果が出ず、信用回復を目指してさらなる努力が求められる。今シーズンはクローザーとしての登板が多かった 橋本投手
は5月5日に先発し勝利投手になれなかったものの2失点の好投。しかし5月12日に先発したものの1回で降板と、やや調子が不安定である。一方で5月3日、4日にそれぞれ初先発の 深沢、塚本両投手
がまずまずの登板であった。四死球が多いのが MP
の2投手同様気がかり(深沢:7、塚本:3)であるが、次で安定した登板ができれば先発の登板機会も増えるだろう。
現在最下位の IS
は今シーズンの開幕投手 番場投手
がその後も期待に応えられなかった。また昨年のチーム最多勝 角野投手
が4月中登板できる状況でなく(5月7日に復帰)、エース不在とも言える苦しい状況であった。他の投手を見ると 渡邊投手、佐藤投手
がゴールデンウィーク中2度先発しまずまずの投球。5月3日、4日は 米澤、竹原両投手
もそれぞれ先発でまずまずの投球を見せ、新たなエース候補も出そうである。実際ゴールデンウィーク中の8試合で IS
の失点は20と4チームで2番目に少なかった。ちなみに最少は OG
の16、最多は MP
の38である。しかし IS
はこの期間で3勝5敗と借金を2増やしてしまった。19日からの FD
3連戦で 前期の自力優勝消滅の可能性
もある。優勝争いは難しいが、全力でのプレーを見せてほしい。