オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年01月12日
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1月12日(日)日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。

・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(山根一仁)、シベリウス:交響曲第2番

ほろ苦い佐渡デビューでした。
以前某コンサートで佐渡の実演には接しているのですが、前半のピアノ・コンチェルトを聴いて席を立ってしまいメインのプログラムを聴かなかったので、実質今日が正式デビューです。
まずはブラコンです。山根はやや線が細く繊細と言うか神経質な音色でした。音の特徴は薄く正直これと言った魅力は感じられませんでした。加えて、表現が淡白なことがままあり、時として濃厚な揺さぶりを用いるのですが今一つ響いて来ませんでした。特に2楽章が顕著で、表現に乏しく棒音に聴こえる部分が多々ありました。結果として全体的に弱く感じられ、届いて来なかったし、迫って来ませんでした。

メインのシベリウスです。昨日のエッシェンバッハとは打って変わって、豊かにたっぷり響かせていました。横への広がりは豊富なのですが、縦方向の表現には極めて乏しく、平面的な印象が終始払拭できませんでした。オケは明らかに前半のコンチェルトより集中力が高く全体的に良く鳴っており、出来栄えとしては良かったと思いますが、どうしても深みは出て来ませんでした。何となく歌ではなくお喋りを聞かされているようなイメージでした。中でも4楽章はやりたい放題で、遅いテンポで滔々とドラマチックに表現していくのですが、明らかにやりすぎで、表現は適切ではないかもしれませんが大衆音楽を聴いているような安っぽい印象を受けてしまい、極めて残念でした。
最後までシベリウスを見つけることもできませんでした。





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最終更新日  2021年08月18日 20時44分31秒
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