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9月28日(月)ロンドン交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・藤倉大:Amber Alchemy【世界初演】、マーラー:交響曲第2番「復活」(ソプラノ:マリア・ベングトソン、コントラルト:ノア・ベイナルト、東京混声合唱団)Amber Alchemyは曲の素晴らしさに加え、熱気溢れるパッパーノとダイナミックで色彩豊かなオケによる圧巻のパフォーマンスでした。昨日のショスタコーヴィチでは随所でテヌート気味にたっぷり奏で懐深さを強調する場面が見られ、「復活」でも同じイメージだったら冗長になってしまうのではと要らぬ心配をしていましたが、全くの見当違いでした。終始ベースは極めてオーソドックスでブレることはなく王道の「復活」を堪能できる名演でした。何と言ってもオケのレヴェルの高さと安定度は素晴らしく最後まで集中力に揺るぎはありませんでした。これまで聴いてきた実演ではソリストの印象がほぼありませんが今日は揃って素晴らしく、特にベイナルトのコントラルトは際立っていました。これほど充実度の高い「復活」に遭遇できるのは稀有と言えます。ただ、普段ほとんど咳は気にしませんが今日の会場は酷く、「このタイミングでするか」みたいなノンデリ横行でさすがに不愉快でした。
2026年09月28日
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9月27日(日)ロンドン交響楽団のコンサートに行ってきました(NHKホール)。・プロコフィエフ:バイオリン協奏曲第2番(HIMARI)、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番3階席で遠かったのですがHIMARIの滑らかで美しい音はオケに埋没することもなくちゃんと届いてきました。しかしやや浅さを感じさせ、随所でしっかりズッシリしているオケに耳が向いてしまったことも正直なところです。後半は重さや暗さはほとんど感じさせず、小さくならず神経質にならず前へ前へと推進力を感じさせるショスタコーヴィチでした。オケは木管の力量の高さと弦のパワーが目立ちました。
2026年09月27日
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9月21日(月)東京交響楽団のコンサートに行ってきました(ミューザ川崎シンフォニーホール)。・シュミット:オラトリオ「7つの封印の書」(テノール(ヨハネ):マキシミリアン・シュミット、バス(神の声):フランツ=ヨゼフ・ゼーリヒ、ソプラノ:クリスティーナ・ランツハマー、メゾソプラノ:カトリオーナ・モリソン、テノール:パトリック・グラール、バスバリトン:クレシミル・ストラジャナッツ、オルガン:大木麻理、合唱:東響コーラス)大難曲ですがヴィオッティの熱の入れ方がひしひしと伝わってくる名演でした。細部まで手抜きなくこまめにコントロールしながら見事な組み上げを見せ、特に合唱への拘りは凄く自ら歌い同化しながら身振り手振り表現を交えてながら高度な統率をみせました。終始高い安定感を見せたシュミットは圧巻、ゼーリヒは極めて高い存在感を示し、東響コーラスの大健闘が素晴らしかったです。オケは一部やや乱れもありましたが、高いレヴェルのパフォーマンスでした。
2026年09月21日
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9月17日(木)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(サントリーホール)。・ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(アウグスティン・ハーデリヒ)、シューマン:交響曲第4番(改訂版)序曲は冒頭から当分整わなかった印象でしたが、全体的にはヨーロピアンな味わいで品格がある名演でした。超人気ハーデリヒですが、これまで同様やはり入ってきませんでした。音質がどうも苦手でキツく感じてしまい、その中で時たま見せる濃厚な表現が厳しくてギブアップしてしまいました。伴奏は文句無く素晴らしく木管陣が魅せてくれました。メインは期待を遥かに越える超名演でした。やや早目のテンポ感が素晴らしく、抑えが利いていてシックで気品に溢れていました。シューマンとしては熱の足りなさと受け止める人もいるかもしれませんが、味わい深さが格別でした。オケも文句なく素晴らしく、極めて充実度の高いパフォーマンスでした。
2026年09月17日
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9月15日(火)金川真弓のコンサートに行ってきました(浜離宮朝日ホール)。・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタト長調K379、フーガハ長調K394、ヴァイオリン・ソナタハ長調K403、イ長調K402、フーガト短調K401、ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調K454(ジュゼッペ・グァレーラ)金川のヴァイオリンは進化を続けていました。2日前に聴いた時も感じてはいましたが、今日更に思いを強くしました。以前は鋭さが時としてきつさを感じさせる場面もありましたが、懐深さが増したイメージで余裕と貫禄を見せてくれました。かと言って音楽に緩みはなく相変わらずの精度の高さと相まって、極めて高質なモーツァルトを聴かせてくれました。ソロのフーガを含めてグァレーラのボリュームが部分的にやや高めで気になるところもありましたが、共演を重ねているだけあって息はよく合っていて安心感がありました。
2026年09月15日
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9月13日(日)金川真弓のコンサートに行ってきました(港南区民文化センターひまわりの郷)。・ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ、ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」、リスト:ファウストによる2つのエピソード「夜の行列」「メフィスト・ワルツ第1番」、プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第2番(ジュゼッペ・グァレーラ・・・リストはピアノ・ソロ)金川は相変わらずのクオリティの高さですが、更なるどっしり感と熱を感じさせました。ヤナーチェクは香り立つ雰囲気があって申し分の無い素晴らしさで、ブラームスは二楽章こそやや淡白な印象はありましたが、繊細さと歌心に富んだ名演でした。グァレーラのリストは実直で繊細さも兼ね備えた好演でした。プロコフィエフは小さくならずスケール感のある見事なパフォーマンスでした。いつもながら手抜きがなく精度の極めて高い稀少性のあるリサイタルでした。
2026年09月13日
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