オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年01月18日
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1月18日(土)NHK交響楽団のコンサートに行ってきました(NHKホール)。

・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(ツィモン・バルト)、ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲第1番

超個性的なコンチェルトと、超オーソドックスなメインでした。
残念ながら1時間には届きませんでしたが、ここまでのローテンポには接したことがなかった上にかなり個性的な演奏でした。バルトは巨漢なのですがタッチはどちらかと言うと繊細で、音は伸びやかでクリアさが買っていて心地よく、滑らかさが印象的でした。特に1楽章で顕著でしたが、全体的にテンポの揺れと溜めが激しく慣れるまで暫く時間を要した程でした。あくまでもイメージとしてなのですが、雰囲気としてはアラウ系で独特感がありました。確かにやや違和感もあるのですが、音の素晴らしさが底支えしていて音楽を壊すような事はありませんでした。3楽章でも極端な弱さとスローさで驚かされるほどでしたが、そのころにはこちらの耳も馴染んでいました。加えて、今日のN響は先週よりも明らかに好調でチェロのソロも申し分なく、伴奏の出来は高水準でした。4楽章も素晴らしく終わってみると満足度は相応に高かったのですが、強く印象に残ったかと言えばそうでもなく、何とも微妙な感じでした。
メインは硬質でシャープなブラームスでした。極めてオーソドックスなのですが、全体に揺るぎなく細部まで行き届いていて聴き応えが極めて高い演奏でした。やりようによっては安っぽくなってしまう曲ですが全くそんな嫌いもなく、スケール感やブラームスらしさは当然として室内楽的要素も随所に感じさせる構成力は圧巻でした。同時にN響のクオリティの高さも際立っていて、実に素晴らしいと言うか凄いパフォーマンスが披露されたのです。
年明け早々満ち足りた気分で会場を後にできました。





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最終更新日  2021年08月18日 20時45分14秒
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