オッキークラコブ

オッキークラコブ

2020年03月12日
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3月12日(木)アンドラーシュ・シフのコンサートに行ってきました(オペラシティコンサートホール)。

・メンデルスゾーン: 幻想曲「スコットランド・ソナタ」、ベートーヴェン: ピアノソナタ第24番「テレーゼ」、ブラームス: 8つのピアノ小品、7つの幻想曲集、J.S.バッハ: イギリス組曲第6番

ピアノの素晴らしさを心底味わえる、至極のリサイタル!! 
自然でピュアな風合いで、決して重くなく全く軽くない素晴らしい音の持ち主です。打鍵の強弱、テンポ、音の響かせ方等のバランスが絶妙かつ凄いブレンド力で、この上ない味わいを持たせています。揺るぎなくブレない頑強さと全くストレスの無いスムーズな流れが同居していて、非の打ち所が無く何とも沁み入り満たされるパフォーマンスでした。

とにかく全てが良かったのですが、例えばブラームスはブラームスらしさは薄く独特感がありましたが、やりすぎ感やエキセントリックさは無く音楽の純粋性は健在でした。
随分前にベートーヴェンの後期ソナタの実演に接した際に、押出感の強さが鼻についてしまい苦手意識を持ったことで長く遠ざかっていたのですが、久々に実演に接してあれは一体何だったのだろうとやや後悔の念に駆られてしまいました。
会場の静寂さは一時を除いては奇跡的なレベルで、まるで無観客のようでした。





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最終更新日  2020年03月12日 22時53分36秒
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