ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005
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嫁さんと府中のTOHOシネマズまで行って来た。なにせ、東宝の株主優待を使える訳だから、使わない手は無いのだ。こっちは既に漫画本も読んだしアニメ版も見たし、観方としては表現の違いを愉しむといった感じだった。 東宝の株主として興行成績が気になるところだが、一部メディアによると「大コケ」との噂だ。うーん、この漫画をきっかけに将棋まで始めた拙者にとって、新しい知識を学ぶ機会を与えてくれた訳であるが、そうでもなければ映画を観たいとも思わなかっただろう。 漫画本を実写化するというのは難しいことだと思う。場面によって漫画調と劇画調を巧みに使い分ける原作本があまりに素晴らしい性か、映画からは「原作の迫力」が伝わって来ないのだ。登場人物の表現も少し不満が残った。嵐のような気性の激しさと美しさを売りとする香子がいまいち迫力不足。宗谷名人はただのオッサンという感じで、奇人ぶりが伝わらないし、あかりさんの巨乳も抑えられてしまっている。一方、島田八段(佐々木蔵之介)は完璧で素晴らしいものだった。最後は衝撃的なラスト? 完結編では、これまで語られていない結末がどかーんと来るらしい。拙者がふと思い浮かんだ結末は、実在の人物が絡んじゃってすげー泥臭くなった。どっかの誰かさんが国会で「事実は小説よりも奇なり」と言ってのけたが、それにしてもこりゃーひどい。1.二階堂晴信は持病の為夭折する2.幸田八段が息子歩に刺殺される3.香子がヘア○○ド写真集を出す もう誰のことを言わんとしているのか、分かる方は分かると思う。日本将棋連盟が後援しているような状態で、将棋界のイメージを損ねる表現は今更許されないと思うが、そこで表現的に抑えにかかるから面白くなくなる。だけどね、あらゆる人間が集まっている以上、どんな世界でもスキャンダルや黒歴史は付き物なのだ。だって、みんな生身の人間なのだから。そして拙者も将棋盤に向かう~レベルはミジンコ並みだけど・・・ 指し方がまだ分かっていないから、何を連想して駒を進めたかというと、父親が持っていた独ソ戦の本「バルバロッサ作戦」の戦況図だった。ここで急に軍ヲタ的発想が出て来たよ。歩は歩兵師団、飛車や角は機甲師団、香車は突撃砲大隊、金将は武装親衛隊、銀将は非ドイツ系の武装親衛隊(笑)~勝手にこんなイメージを連想したよ。だって香車は前方しか砲撃できないんでしょ?まさにドイツ軍の突撃砲や駆逐戦車を連想させる。銀将が非ドイツ系SSと連想した訳は、脇が甘くて時々捨て駒にされるから(笑)。歩を敵陣に打つのは空軍降下猟兵の奇襲攻撃だな。香車の動きにドイツ軍の駆逐戦車を連想したのは拙者だけ? 当初は完全に膠着状態だったが、機甲師団(飛車)の突破により、左翼前方のレニングラード方面に陣取るソ連軍を撃破!各師団は雪崩を打って左翼から前進、モスクワ包囲を目指した。ショスタコーヴィチ「交響曲第7番:レニングラード」を聴きながらテンションは最高潮!こんなの絶対本来の将棋ではないな。 そして、結局ドイツ軍は敗れる運命にある。気が付いたら前線はベルリン近郊へ移動、ソ連領深く進撃した各師団は孤立状態だ。最後はコサック騎兵(桂馬!)の奇襲攻撃でヒトラーは死亡!盤上はすべて共産化されたのであった!めでたしめでたし・・・
2017.03.26